レイオニクスウィーズ   作:暗愚魯鈍

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今回は融合獣が二体も出てきます、そして懐かしのあの怪獣も…そしてそろそろ主人公が動き出す(何話も出てなかったから作者も忘れそうだった(おい!))


八十九話機械兵団

ジェシカ「………あのクソ共メ…!私にこんな目ニ合わせるなんテ…絶対に許さなイワ!」

 

薄暗い路地の中を片腕がなくなった女…ジェシカが壁に手をついてヨロヨロ歩いていた…目は血走り焦点が合っていない…

 

ジェシカ「アア…一人でもいいカラ精霊を殺さなイと…あの人の寵愛が受けられなイ…早く邪魔にナルあのウルトラマンを殺さねバ」

 

ジェシカはブツブツと独り言を重ね路地を歩いていると後ろから光が現れ後ろを振り向くと銀と橙の装甲に覆われた機械のロボットチブローダーストロングが出現しており…そのチブローダーストロングに誰か乗っている…

 

「やれやれミス・ジェシカ…何たる堕落ぷり!せっかく私があなたの身体を弄くり回してスカーレット・リコリスに乗れる身体にしてあげたと言うのにぃ!」

 

ジェシカ「黙れエクセラー!彼の方の側近たる側近四天王の一人だからト言って調子にのるナ!私が従うのハ彼の方だケ!いつか彼の方の恋人ヲ名乗る異星人を蹴落としテ私だけが寵愛ヲ頂くのヨ!」

 

この宇宙人の名はチブル星人エクセラー、あのギンガとビクトリーと戦った宇宙人であり最後は自分の部下だったボルストとワンゼロに裏切られダークルギエルに処刑された筈の宇宙人なのだがゲファレナーにより甦らされたのだ

 

エクセラー「まあいいでしょう…ですがあのウルトラマンジード相手にあなた一人で勝てないと思うので、これを」

 

ジェシカ「これハ?」

 

エクセラー「これはチブロイドオーブ!これで戦闘員たるチブロイドが格納されておりその数なんと10体!しかも全員がライザー持ち!これなら数の暴力で勝てるでしょう!まさにエクセレント!」

 

エクセラーはそう言うとチブロイドオーブをジェシカに手渡し新たなカプセルもついでとばかりにジェシカに渡す

 

エクセラー「では精々頑張って下さい、期待してますよぉ〜!」

 

ジェシカ「チ…タラコ唇が…ウゼェんだヨ…まあいいこれで精霊やウルトラマンを殺せるなら別にいいさ…」

 

ジェシカは消えたエクセラーがいた方に向いて舌打ちすると再びブツブツ言いながら路地を歩く…そして闇に紛れ消えていった

 

 

耶倶矢「前回は負けたが…敗因はなんだと思う夕弦?」

 

夕弦「解答、恐らく夕弦と耶倶矢が怪獣の動きにあっていないのが関係していると思います」

 

耶倶矢「ほう?してその動きがあっていないとは?」

 

耶倶矢と夕弦は何故前回負けたのか?と言う話し合いを行い夕弦は動きが合っていないと解答する

 

夕弦「吐露、怪獣達は強いです、ドラゴリーやガギも強い筈です、なのに負けた、それは夕弦が彼らの動き…正確には戦い方が合わなかったと思います」

 

耶倶矢「成る程、ガギは防御型、ドラゴリーは攻撃型…それに鞭と鉤爪に爪…大して我らはスピード型で我は槍、夕弦は鎖と武装とスタイルが違うな…」

 

夕弦「同調、その通りです…なので夕弦達と同じスピード型の怪獣なら上手く扱えるのでは?」

 

夕弦と耶倶矢はドラゴリーとガギの力を最大限まで活かせなかったのは相性の問題と考え自分達に合った怪獣を探す

 

鏡花「……ならダガーラとメガギラスはどうです?スピード特化で能力も多彩なダガーラとスピード重視で紙装甲の代わりエネルギーを吸収できるメガギラス…どっちを選びます」

 

耶倶矢「おお!なら我はメガギラスにしようではないか!複雑怪奇な怪獣は我には扱いきれぬ…夕弦の様な天才でなければ使いこなせぬ」

 

夕弦「選択、ならダガーラにします、夕弦はシンプルな力の怪獣は扱いきれません、真っ直ぐな心を持つ耶倶矢にしてメガギラスは扱えません」

 

耶倶矢「ふ、何を言う夕弦よお主ならメガギラスも操れるであろう?なあメガギラスよ」

 

夕弦「反論、耶倶矢ならダガーラの多彩な力も扱いきれます、そう思いませんかダガーラ?」

 

耶倶矢「ふふ…そんなことないし夕弦しか扱いきれないし」

 

夕弦「反論、耶倶矢ならダガーラの力も扱いきれます」

 

耶倶矢「もー!ゆ〜ず〜る!」

 

夕弦「反撃、か〜ぐ〜や!」

 

鏡花「……いつまで続くんでしょうねこのリア充の空気は…」

 

耶倶矢はメガギラスを、夕弦はダガーラを選ぶ…所までは良かったのだが二人が「ダガーラでもメガギラスでも夕弦/耶倶矢なら両方とも扱える」と言い切りお互いがお互いを褒め合いポカポカ殴り合う…仲が良すぎて怪獣達の目が生暖かくなる…鏡花の目は冷たいが

 

耶倶矢「このこの…は!……ふん、まあいい今度こそウルトラマンを倒して見せよう…行くぞ夕弦!」

 

夕弦「……瞞着…では頑張ります…」

 

鏡花(瞞着て言ったよ…)

 

耶倶矢と夕弦はハッと自分達の行為を怪獣達が生暖かい目で見ていることに気づき慌ててメガギラスとダガーラのスパークドールズを持って出て行く…

 

鏡花「………勝てますかね…、ま勝たなくても次の子が控えてるだけですから…」

 

鏡花はそう言うと手に持った金の羽を生やし牙がついた腹を持った怪獣を見つめていた

 

 

四糸乃「あの…痛いの…やです…」

 

レム『大丈夫です痛みは一瞬ですよ…はい、もういいです』

 

リク「……レム?何してるの?」

 

レム『血液サンプル採取ですが?』

 

レムがユートムを使って以前リクがベリアルの血縁者かどうか確かめた時に使用した時のように四糸乃や十香…精霊の血液を採取していた

 

レム『リク、私は考えました、精霊とは何なのか?なら血液を採取し解析しようと』

 

リク「……レムて時々電波だよね…機械だけに」

 

レム『それに以前からの計画にも使えるかもしれませんし…』

 

レムは精霊のことを詳しく知るために解析しようと血液を採取していた…他にも考えていることがある様だが…リクは一応は納得すると最初自分も刺された時の痛みを想像していると令音がレムに問いかける

 

令音「言っておくが我々でも精霊について調べているんだ…そう簡単にわかるのかい?」

 

レム『私は宇宙の高性能な検査が出来ます、失礼ですが地球とは比べ物にならないほどこちらは発展しているので』

 

令音「はっきり言うね…まあ事実なのだろうが…まあこちらも精霊のことを詳しく知れるのならやっても構わないよ」

 

レムは令音からの許可を得て精霊の血液から遺伝子、人間とどう違うかを検査する…レムによると何日かかかるらしい…

 

十香「なあリク、この船にあるこのヒーローぽいのはなんと言うのだ?」

 

リク「ああドンシャインね!僕大ファンでね!ウルトラマンとしての戦い方やヒーローのあり方はこれで学んだんだよ!人生のパイプルと言っても過言じゃない!」

 

レム『リクは爆裂戦記 ドンシャインのファンでベットの下にライハに隠れて買っているグッズが沢山あります』

 

士道「え!リクさんもベットの下に!?俺もベットの下にウルトラマンの返信道具とか怪獣のフィギュア置いてある!」

 

折紙「……私も…後士道と十香と私の写真とかが入ったアルバムも…」

 

リクは十香がドンシャインに興味を持ったことに喜びドンシャインの魅力について興奮して語り始め士道と折紙もベットの下に自分の大切なものをしまっていると発言する

 

狂三「……普通は見せられない本を隠すものですのに……お二人とも性欲とかなさそうですわ…」

 

折紙「失礼……私と十香のダブルヒロインで正妻になって他の人が側室になるはず」

 

凜祢「ちょっと黙ろうよ…その発言はダメだよ?」

 

狂三はこの二人には性欲がないのではと疑うが折紙は十香と自分がダブルヒロインで他が側室になるはずと言い切り凜祢がその発言はまずいと口を塞ぐ

 

神無月「はは、皆さん本当に個性的ですね!」

 

レム『何故あなたはさもレギュラーキャラの様に入ってきているのです?』

 

神無月「辛辣ですねぇ…司令にこの船について調べる様言われたんですよ…しかしフラクシナスより高性能なんですね…武装は無いに等しいですが…ここだけは勝ちました」

 

神無月はレギュラーキャラの様に居座っており神無月はフラクシナスの方がこれより性能は下だが武装はフラクシナスの方がいいと検察するがネオブリタニア号は宇宙を行く為の船であるのでそれは高性能だろう、そもそも地球産ではないのだから

 

士道「そう言えば…あのイカれ女…ジェシカはあの後どうなったんだろうな?死んだか?」

 

折紙「それよりもリクさんに聞きたいことがある…」

 

リク「?何かな?」

 

士道はあのイカれたジェシカのことを思い出すが折紙はどうでもいいと一蹴しリクに何かを訪ねる

 

折紙「あの豚鼻…バルタン星人とバット星人がレイオニクスて言ってた…リクさんも知り合いのそのレイオニクスて言う人がいたらしいけど…どんな人?」

 

リク「ああ……彼は凄い人だよ…元人間なのに怪獣達と仲良くなって…僕達では救えない怪獣の命を救う…僕は会ったことないけどね…でもね彼の不幸は…人間に生まれたことと彼の故郷を守ったこと…あんな地球なんて守らなくていいのに…自分を助けてくれたウルトラマンに変装したキリエロイドに騙されて…死んだんだよ…」

 

でも、とリクは言葉を続ける

 

リク「僕は信じてみるよ…彼は死んでないかもしれない…ゴジラとかヤバイ怪獣と戦って生き残ったんだから…地球こと滅ぼされても死ぬはずないよね!」

 

狂三「いやそれ普通死にますから…」

 

レム『………リク、これは推察ですが言ってもいですか?』

 

リクは生きてると信じゴジラと戦ったたんだから死ぬわけないよね、と言う…そんな中でレムが何かを進言したがる

 

リク「何?」

 

レム『以前現れたゴジラやダミースパークのことを考えると…生きている可能性があります…勿論盗んだ、力を奪ったなど推測できますが…』

 

リク「……確かにダミースパークは彼のものだからね…」

 

レム『……リク、話の途中ですが怪獣が出現しました…再び天宮市の中央、二体の怪獣です」

 

リクがレムの推察に同意するとレムは怪獣が現れたことを告げモニターに出す…そこには虫と鳥…メガギラスとダガーラが街を円状に回りつつメガギラスはマッハ4のスピードで飛び回りながら光球を放ち、ダガーラはマッハ10と言うメガギラスを上回るスピードで飛び回りつつ両肩から超重龍爆炎を放ちビルを破壊する

 

レム『超翔竜 メガギラス 全長 50メートル 体重 12,000トン及び、魔海獣 ダガーラ 全長73メートル 体重17,700トン…今回は説明を取られませんでした』

 

折紙「……前の事…気にしてた?」

 

士道「それより東宝の怪獣だ!ウルトラ怪獣だけじゃないんだ!」

 

リク「……二体て事は…あの姉妹か…ちょっと話し合い(物理)に行ってくる!」

 

【ウルトラマンジード!プリミティブ!】

 

ジードは二体が暴れる街の中に現れ二体もジードを目視するとジードに向かって話し出す

 

耶倶矢(メガギラス)「来たな!さあ第二ラウンドだ!この前は負けたが次は勝つぞ!」

 

夕弦「必勝、このスピードを前に勝つ自信はありますか?」

 

ジード「そんな事より君達!また街を壊して…修理する人の身にもなれ!この世界だと治す機械がフラクシナスやASTにもあるらしいけど…事故処理大変なんだぞ!僕も言えた義理じゃないけどね…僕だって精一杯壊さない様頑張ってるんだよ!」

 

耶倶矢「う、それは…その…ごめんなさい」

 

夕弦「謝罪……それだけはごめんなさい…」

 

ジードは二人が街を悪戯感覚で壊す事に怒り修復する人達の事も考えろと怒鳴る…怒られてシュンとするメガギラスとダガーラ…シュールである…ジードも言いたいことを言うと戦闘の構えになりメガギラスもダガーラも戦意を滾らせすぐに攻撃を仕掛けようとしたその瞬間

 

ジェシカ「……見つけたワ…ウルトラマンジードおおおおおお!行ケ、チブロイド!」

 

ジードと怪獣達を見つけたジェシカはチブロイドオーブを投げオーブから十体のチブロイドが現れ全員がライザーを構えジェシカもライザーを構える

 

【フージョンライズ!】

 

【キングジョー!】

 

【インペライザー!】

 

【キングライザー!】

 

【フージョンライズ!】

 

【キングジョー!】

 

【ギャラクトロン!】

 

【キングギャラクトロン!】

 

ジードと怪獣達を囲む様に光の柱が現れそこから十体の同じ怪獣とジードがかつて交戦した事のあるギャラクトロンに酷似した怪獣が現れる

 

ジード「ギャラクトロン!?…違う…これは融合獣か!」

 

レム『はい、恐らくはギャラクトロンとキングジョーの融合獣…仮称するならキングギャラクトロン、多数いる怪獣はキングジョーとインペライザーの融合獣、仮称としてキングライザーと呼ぶ事にしましょう』

 

十香「むむ!?不味いぞメガギラスとダガーラに加え新たな敵が…!ジードの方が不利ではないか!」

 

ジードは冷静に敵の正体を分析しレムは敵の名前を仮称する…そして十香はジードの方が不利と感じる…そしてメガギラスとダガーラは一斉に動き出し光球と超重龍爆炎をジードに…ではなくキングライザーとキングギャラクトロンに命中させる

 

ーーーウィィィ……ワン・ツー・スリー!?ーーー

 

キングギャラクトロン「ヌオ!?」

 

十香「おお!?ジードではなくあの機械どもを攻撃したぞ!?」

 

メガギラスとダガーラはジードではなくキングギャラクトロンとキングライザーに攻撃を当てる…ジードも何故自分を攻撃しないのかと考えているとメガギラスとダガーラがジードの横に静止する

 

ーーーピイイィィィ!ーーー

 

耶倶矢「は、ジードよ今は邪魔な小蝿が煩い…決闘は暫し休戦しあの蝿を倒してから続きを行うと使用ではないか」

 

ーーーグワゥゥゥゥゥ!ーーー

 

夕弦「提案、乱戦には興味がありません、夕弦達にもあの機械は邪魔なので一緒に倒しましょう」

 

ジード「!……分かったこの機械を倒す間…だけね」

 

キングギャラクトロン「クソガァ!邪魔をするな不細工な虫と鳥ごときガァァァ!」

 

キングギャラクトロンは自分の邪魔をするメガギラスとダガーラに対し怒りキングライザーに排除命令を出しキングライザーは一斉に動き出す、キングギャラクトロンは目から赤い怪光線ギャラクトロ・デストロイを放ちジードはジードクローを取り出しジードクローでギャラクトロ・デストロイを切り裂いて防ぐ

 

耶倶矢「お主にはリーダーを殺してもらうとしよう…我等は雑魚の相手をしてやろう」

 

夕弦「要望、あなたがあの機械竜を倒して下さい」

 

ジード「……任して!」

 

ジードはそう言うとキングギャラクトロンに向かって飛び蹴りをかましメガギラスとダガーラはキングライザーに超重龍爆炎や光球を放つ

 

キングギャラクトロン「また邪魔をするのカウルトラマンんんんんん!!?お前を殺してあの方の寵愛をぉぉぉぉ!!」

 

ジード「それしか言うことがないのか?…まあいい人を殺すお前の方が彼女達より危険だよ…」

 

キングギャラクトロンは右腕のランチャーに魔法陣を描き、黄色いビーム攻撃を発射するペダニウムハードランチャーをジードに放つも、ジードはそれを回転させたエネルギーを纏うコークスクリューブロックで受け流す

 

 

ダガーラとメガギラスは光球と超重龍爆炎や背中から連続して毒を撃ち出す縦列毒撃砲でキングライザー達を攻撃するも…装甲を毒で溶かしたり装甲を破壊するもすぐに再生してしまうのだ

 

ーーーピイイィィィ!ーーー

 

耶倶矢「何なのよこいつら!無駄に硬くてメガギラスの光球が効かない上針も刺さらないし…相性最悪…」

 

ーーーグワゥゥゥゥゥ!ーーー

 

夕弦「仰天、溶かしても溶かしても再生してしまいます…ダガーラの毒で完全に溶かそうにも巨大で効きにくいです」

 

キングライザーは大部分がインペライザーで胸部のみがキングジョーの装甲で出来ておりインペライザーの再生能力で傷を何度でも直す…そう再生装置が破壊しない限り再生してしまう…キングライザーは状況に応じて武器に変形させる事ができる腕「マシンナーアーム」を使いある個体はインペリアルソードと言う大剣に変えたりドリルミサイルやペダニウムランチャー、ペダニウムランサーに変え自分達に近づいてきたメガギラスやダガーラに大剣で切り裂いたり槍で貫こうとしたり、ドリルミサイルを発射したりペダニウムランチャーで光弾を放つ

 

耶倶矢「うわ武装は変わるは再生するわ…どうやって勝つのさ!?」

 

夕弦「……提案、夕弦が装甲を溶かしますから針を刺してエネルギーを吸い取って下さい」

 

耶倶矢「オッケー!任せなさい!」

 

夕弦は耶倶矢に作戦を伝えるとメガギラスは鳴き声を開けて旋回、ダガーラはベーレム毒素を光線化した噴灼毒撃波を放ちキングライザーの装甲を大幅に溶かしメガギラスは溶けた装甲に針を差し込みキングライザーのエネルギーを吸収する

 

ーーーウィィィ……ワン…ツー…スリー………ーーー

 

エネルギーを吸い取られたキングライザーはガトリングガンの眼を点滅させながらもペダニウムランチャーをインペリアルソードに変え斬りかかろうとするもエネルギーがなくなりガチャと音を立てて地に倒れ動かなくなる

 

夕弦「よし…やはりエネルギーさえなくなれば力尽きる様です…次は全身を溶かせば倒れるかどうかです」

 

ベーレムを含んだ巨大竜巻 轟渦赤猛毒弾を放ちキングライザーの全身を溶かす…溶かした際に再生装置を溶かし再生できずキングライザーは溶かされる…が一度見た技はもう喰らわないだろうと夕弦は考えダガーラとメガギラスはキングライザーの攻撃を避けつつ空へ逃げる

 

キングギャラクトロン「オラオラオラオラオラ!!死ネ死ネ死ネ死ネ!」

 

ジード「く……!」

 

左腕に虹色の魔法陣を形成し、素早い連続パンチを繰り出すペダニウムパンチングでジードは腕をクロスさせて防ぐも吹き飛んでしまう…キングギャラクトロンはキングライザーより強い…だがジードはジードクローを使い互角に戦う…が時々キングライザーの援護射撃を喰らい傷を負ってしまう

 

士道「…やはり再生装置があるぽいけど…肩を破壊しても再生したから何処だ…?」

 

折紙「もしかしたら胸の部分が弱点かも…キングジョーIIみたいに…胸の所が弱点かも…そこに再生装置が…」

 

士道と折紙は何処に弱点があるかを探る

 

ジード「……こうなったら…アクロスマッシャーに…でも変身する隙がない…」

 

キングギャラクトロン「オラオラ!?余所事考えてる暇あるのカ!?アアン!?」

 

キングギャラクトロンはアッパーをかましほれを避けるジード…このままでは変身できない…と考えていた所でメガギラスとダガーラがキングギャラクトロンに光球とベーレムを放つ

 

耶倶矢「ヒーローの変身中は攻撃しては変身ヒーローものとしてやってはいけない行為だからな…我らが時間稼ぎしてやろう!」

 

夕弦「発言、今の内です」

 

ジード「!ありがとう!」

 

リク「ユウゴー!」

 

リクはナックルにコスモスカプセルを差し込む

 

リク「アイゴー!」

 

更にナックルにヒカリカプセルを差し込む

 

リク「ヒィヤウィーゴ!」

 

【フージョンライズ!】

 

リク「見せるぜ、衝撃」

 

【ウルトラマンコスモス!】

 

【ウルトラマンヒカリ!】

 

【ウルトラマンジード!アクロスマッシャー!】

 

ジードはコスモスとヒカリのカプセルを使い変身した青い姿…アクロスマッシャーとなりジードクローを構え無駄のない早い動きでキングギャラクトロンをジードクローで斬りまくる

 

キングギャラクトロン「小賢しイ!死ネ!」

 

キングギャラクトロンはペダニウムハードランチャーを放つも受け流されてしまう…ヒラヒラとキングライザー達の光弾を避け受け流す…メガギラスとダガーラもジードの新形態を見て呆然とする

 

ーーーピイイィィィ……ーーー

 

ーーーグワゥゥゥゥゥ……ーーー

 

耶倶矢「おお…無駄のない洗練された動き…砂埃さえ出ない…素晴らしいな」

 

夕弦「驚嘆、驚きです」

 

二人が驚く中ジードはアトモスインパクトを放ちキングギャラクトロンを衝撃で押しキングギャラクトロンが吹き飛び地面に転げ落ちたことでジードはキングライザー達を一掃しようとジードクローを構える

 

ジード「君達キングライザー達から離れて…そうしないと僕の攻撃を食らっても知らないよ?」

 

ーーーピイイィィィ!ーーー

 

ーーーグワゥゥゥゥゥ!ーーー

 

二体はなき声を上げるとジードの指示に従いキングライザー達から遠ざかる…そしてジードはジードクローの必殺技を放つ準備をする

 

【シフトイントゥマキシマム!】

 

片側の刃をジードライザーでリードし、クローの中心を押してクローを展開、トリガーを3回引いてボタンを押すことでジードクローを頭上に掲げ無数に分散させた光線を相手の頭上に放ち雨の様に降り注がせるディフュージョンシャワーでキングライザー達を再生装置ごと破壊し爆散する

 

十香「おお!一撃なのだ!」

 

凜祢「あとはあのクソコテロボットだけ!」

 

狂三「凜祢さん…クソコテロボットとは?」

 

邪魔なキングライザー達を一掃したジードはキングギャラクトロンを倒そうとジードクローを手放しプリミティブの姿に変わる

 

キングギャラクトロン「また邪魔するのかウルトラマンんんんんんん!!!」

 

キングギャラクトロンは右腕のランチャーから魔法陣を出しエネルギーをチャージしペダニウムハードランチャーを放つがジードもチャージし終えたレッキングバーストを放ち二つの光線が拮抗するがレッキングバーストが押し始めキングギャラクトロンに命中しキングギャラクトロンはレッキングバーストに耐えつつ目からギャラクトロ・デストロイを放とうとするが右腕の関節に魔法陣が現れ次に左腕の関節から、右足、左足と魔法陣が現れ…最後には全身が魔法陣に包まれ…爆発する

 

士道・折紙「よし!」

 

士道と折紙は機械怪獣達を倒したことを喜ぶがジードのカラータイマーが鳴りジードはメガギラスとダガーラが残っているので倒しきれるかと考えるが…

 

耶倶矢「は、残り少ない時間しか戦えぬのなら意味はない…万全の状態で戦いたいからな」

 

夕弦「宣言、夕弦達は他の卑怯者共と違い正々堂々勝ちます…メガギラスとダガーラのコンビの力を見せれませんでしたが…それは次の機会ということで…」

 

メガギラスとダガーラはそう言うとジードの前から姿を消す…ジードも良かったと感じながら空へ飛んで消えていく

 

 

神無「二人らしいな…ま、卑怯な手で勝ってたら殺すけど……そろそろ動こうかな?」

 

 

 

 




【機神融合獣キングライザー】
身長 58メートル 体重 53万トン
必殺技 ペダニウムサークル
チブロイド達が変身した融合獣でいわゆるショッカーみたいな敵キャラである、キングジョーとインペライザーは共に量産型が出ているなど結構関わりがある、キングギャラクトロンの指示で動いていたがジードのディフュージョンシャワーで一掃された

次回漸く主人公が…?

後この話には関係ないんですけど…新しい小説書こうか悩んでるんですよね…ウルトラマンじゃなくてとある魔術の禁書目録何ですけどね

ゴジラ「何でもとあるの浜面仕上にカンピオーネの切り裂く銀の腕を持たせて戦わせるとか言うやつか?」

それなんですよ…でも自分描写が下手で今この作品書いてるから更新が遅くなるんですよ…両方とも…ほら故事成語でも二兎追うものは一兎も得ずて言うでしょ?

ゴジラ「確かに…だが書きたいんだろ?最近友達とカラオケ行く前に本屋寄ってポスターみたらとある三期決定て書いてあってこの一週間で今まで見たことなかった第一期と第二期を見て書きたくなったんだろ?」

そうなんですよね…でもやめておこうかな、この作品を読んでる読者様に迷惑ですし…書いたって人気出るとは限りませんしね…

ゴジラ「だから読者に聞くんだろ?お前はどうせチキンだから読者の反応がないと書けないくせに…」

…と言うわけで皆様の反応次第で書くかどうか決めるので…では次回もお楽しみに!

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