レイオニクスウィーズ   作:暗愚魯鈍

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今回はかなり長いです、そして最後の方に漸く主人公が…後三人四脚て難しいですよね、さて今回は凄い怪獣が出て来るぞ、そして最後数の暴力、で圧倒的希望(敵にとっては絶望でしかないし味方でもグロ注意)

後新作の小説ですがウルトラマンや怪獣物ではありませんが何処と無く要素が出てきますね(Vチョコや歌詞のフレーズなど)、まだ書けてませんがもし連載を始めたら読んで欲しいな…と思ってます



九十話 三大怪獣 ジードに迫る!

キングギャラクトロン達との戦いから三日経ち、日本にあるとあるビル…DEM(デウス・エクス・マキナ・インダストリー)社の日本支部にて数人の男女が魔術を使って到着した

 

啄木「こんな所まで俺様を呼びやがって…ハンニバルの旦那は人使いが荒ぇ…」

 

ウィリアム「は、は、は!それでこそ魔王というもの!我輩楽しき限りですぞ!」

 

エドモンド「精霊…は、所詮は神獣より上くらいなのだろう?…殺すことなど容易い」

 

綾子「私達に勝てるわけないでしょう」

 

チェイス「…敵を侮るな…その慢心で貴様らは皇王の手先に負けたんだ」

 

藤村「貴殿も同じでしょう…しかし精霊は美しい…ああ私の手で女性の尊厳を奪ってその美しい顔を泣き顔に染めたい!」

 

白鳥「下衆な…まあ畜生を犯しても別に構いませんがね…」

 

逍遥「さて皆殺しにしましょうか、その精霊の力を封印する餓鬼も精霊を保護する奴らも何もかもを」

 

サド「私としては泣き叫ぶ声が聞きたい…ヒィヒィ精霊の弱いやつ…ハーミットを涙で汚した顔で死にたくない死にたくないて叫ばさて殺したい…あ漏れてきそう…」

 

グリーン「恋愛?下らぬ所詮は脳のプログラムに過ぎんよ…無論私もこいつらを仲間と思ってないがな」

 

ウッド「うわ、皆んな酷え!?まあその通りだ僕ちゃんは思いますが!」

 

ルヴェル「…気の緩み過ぎだ…精霊だって生きる為に我らに必死に抵抗する筈…油断すると手を噛まれるぞ?」

 

オーガスト「………………………………」

 

白の女王(しろのクイーン)「ふふふ…私(狂三)をどう殺すか…悩みますわ…でも狂三の愛する人を殺したくないし殺したい…寝取りたいし寝取りたくない…あははは」

 

全員(ルヴェルとチェイス以外)いい感じに行かれていた…彼等の正体はハンニバルの手先にして異能者…それもハンニバルの正規メンバーである異能者であり狂三が黒髪を白髪にして軍人の服を来たかのような姿の白の女王は精霊 時崎 狂三の反転体である魔王である…最も狂三の分身体が反転しただけらしいが…その実力は精霊と同格である

 

禿頭で着物を着た男性は石川啄木…異能力 一握の砂

 

派手な服を着て片手に脚本を持っている中年はウィリアム・シェイクスピア…異能名 終わりよければ全て良し

 

ボロボロの衣服を着た男性はエドモンド・デ・アミーチス…異能力クオーレ

 

キチッとした服を着た男性はジェームズ・ハドリー・チェイス …異能力 蘭の肉体

 

帽子を被り僧衣をきた尼は三浦綾子…異能力 銃口

 

チャラそうな顔つきの男は島崎藤村…異能力 桜の実の熟する時

 

スーツを着た青年は正宗白鳥…異能力 戦災者のほとり

 

メガネをつけた初老の男性は坪内逍遥…異能力 女魔神

 

拘束具をつけ手に鞭を持ったほぼ半裸の男性はマルキ・ド・サド…異能力 食人国

 

知的な顔つきに白衣を着た男性はアレクサンドル・グリーン…異能名 黄金の鎖

 

一番若そうな帽子を被った少年はバリ・ウッド…異能名 戦慄の絆

 

シルクハットを被りステッキを手に持ったスーツを着た男性はモーリス・ルヴェル…異能名 夜鳥

 

そして目に光がなく何も喋らない白髪の大髭が生えた老人はオーガスト・ダーレス…異能名 旧神(グレート・オールド・ワン)

 

以上が彼等の能力名である…彼等は精霊を殺す為ハンニバルによりこの世界に呼ばれたのだ…それにゲファレナーが臨界より呼び寄せた魔王の白の女王もいる為確かに精霊なら殺せるかもしれない…精霊なら…だが…彼等は一応は気づいていた、魔王(カンピオーネ)である神無がこの世界にいることに…だが「所詮は弱体化した魔王、どうにかなる」と考えていた…魔王が弱くなった所で自分達が勝てるはずが無いのに気付かずに…

 

 

士道「……次の怪獣は何かな?ガメラとかイリス、キングギドラ出てこないかな?派手な技を壊して街を倒壊させたりして」

 

折紙「…ドラゴリーにガギ、メガギラスにダガーラ…次も強い奴が出てくるはず…次は何が出る?」

 

十香「ウルトラマンもいいが怪獣もいいな!でもやはりシルバゴンも出てきて欲しいな!ゴジラでもいいぞ!」

 

凜祢「……三人とも何街が壊されてるのに怪獣が出るのを喜んでるのかな?……説教タイム決定だね」

 

街中を歩きながら士道と折紙、十香は早く怪獣出ないかな?とウキウキしておりその不謹慎さにブチ切れた凜祢は二人を引っ張って説教する…それを見てピクッとした四糸乃に溜息を吐く狂三のリク

 

四糸乃「はぅぅ…士道さん達…大丈夫かな…よしのん」

 

よしのん『多分大丈夫だよ!』

 

狂三「でもあの怪獣…いえ操っているのは精霊ですわね…街に被害は与えるけど人的被害は無しに等しいですわね…せいぜい転んだぐらいの軽症者だけ…」

 

リク「多分被害がないようにしてるんだろうね…でもなんでそんな事を…レムはどう思う?」

 

レム『……分かりません…ですが何かしら考えがあると推測します』

 

狂三とリク、レムは彼女らの思惑について考えるが一向に答えが出ない…流石のリクも神無の復活の為のエネルギーを集めているとは考えられない

 

リク「それにゴジラにライブしてた少女も気になる…あれ以来出てこないけど何処にい「呼びましたか?」!?」

 

鏡花「私を呼びましたか?朝倉 リクさん?」

 

狂三「貴方は……あの時の」

 

リクが鏡花は何処にいるのかという疑問を口に出すと背後から声が聞こえ振り向くと鏡花と耶倶矢達が後ろに立っていた

 

十香「逃げるのだ…てお前達は!」

 

凜祢「こら十香ちゃん!逃げ出さない…て貴方は!」

 

折紙「士道、凜祢が十香を追っているうちにここから逃げ…貴方達は?!」

 

士道「そうだな早く地獄(説教)から逃げる…あ!ライブしてた少女と精霊二人!」

 

十香と折紙、士道は凜祢の説教地獄から逃げようとし凜祢も追いかける…その際に鏡花達を見つけ唖然とする

 

耶倶矢「ふ、我等以外の精霊達よ直接話すのは初めてだな…我の名は八舞 耶倶矢!駆風の御子にして魔王の復活の為に暗躍するものだ!」

 

夕弦「挨拶、こんにちは夕弦は八舞 夕弦です…こっちの厨二病と同じ精霊です」

 

耶倶矢「ちょ!?誰が厨二病よ!誰が!」

 

折紙(あ、素が出てる)

 

夕弦と耶倶矢は士道達に直接会って自己紹介してなかったのを思い出し挨拶を交わした後鏡花が前に出てダミースパークを取り出す

 

鏡花「……私も一応しましょうか…私は京極 鏡花…この馬鹿達が中々貴方を倒せないので…三人がかりで倒そうと考え来ました…エースも三対一で戦いましたから…構いませんよね?」

 

【ダークライブ!キングオブモンス!】

 

鏡花がキングオブモンスのスパークドールズをダミースパークにスキャンすると鏡花と耶倶矢、夕弦は闇に包まれその闇が大きくなり怪獣の形となる

 

ーーーグオオオオォォォォォォッ!ーーー

 

折紙「!最強合体獣 キングオブモンス!劇場版ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦に登場した赤い玉が生み出したラスボス!」

 

士道「カッコイイ!」

 

鏡花達が変身したのは最強合体獣 キングオブモンス、少年達が「ウルトラマンガイアを倒せる強力な怪獣」を念頭に赤い球に願って出現させた怪獣であり更に二体の怪獣を生み出すことができる

 

鏡花(キングオブモンス)「まだこれでは終わりません…バジリス、スキューラ」

 

ーーーグオオオオォォォォォォッ!ーーー

 

キングオブモンスは甲高い鳴き声をあげると翼、腹が動き出しそこから二体の怪獣が現れる…巨大顎海獣 スキューラ骨翼超獣 バジリスである

 

ーーーシュウゥゥゥグオォン!ーーー

 

ーーーキエエェェェェ!ーーー

 

夕弦(スキューラ)「変身、これだけでは終わりません」

 

耶倶矢(バジリス)「バジリスもいいが…本命はこいつよな」

 

【ダークライブ!コダラー!】

 

【ダークライブ!シラリー!】

 

ーーーギャオオォォォ!ーーー

 

ーーーグゲッ!ーーー

 

バジリスとスキューラの姿が変わりバジリスとスキューラがいた場所に現れたのは二体の新たな怪獣…ずんぐりむっくりな体躯と背中に巨大な亀の甲羅を持った青い怪獣、「深海に閉ざされし者」の異名を取る 伝説深海怪獣 コダラーと長い首と巨大な翼を持つ西洋の竜のような赤い怪獣…「天空に追放されし者」と言う名を持つ別名を持つ 伝説宇宙怪獣シラリーがキングオブモンスの左右に立つ

 

折紙「かつてグレートと交戦した二代怪獣 シラリーとコダラー…それにキングオブモンスと強豪怪獣が三体も…」

 

士道「これは厳しい…でもバジリスとスキューラから何であの二体に?」

 

リク「…戦いながら考えるよ…ちょっと戦ってくる!」

 

【ウルトラマンジード!プリミティブ!】

 

リクはジードに変身し三大怪獣に立ち向かい、レッキングリッパーをコダラーに向かって放つが

 

夕弦「微笑、甘いです」

 

ーーーグゲッ!ーーー

 

ジード「!?レッキングリッパーを反射した!?」

 

何とコダラーはレッキングリッパーを吸収して2倍にして跳ね返しジードはそれを避ける

 

レム『気をつけてくださいリク、コダラーはあらゆる攻撃を吸収し2倍にして反射してしまいます、同じくシラリーは反射こそしませんが吸収は行えます』

 

ジード「ゼットンやベムスターの能力を強化した怪獣て所か…キングオブモンスて怪獣も注意しないとな…」

 

レムはシラリーとコダラーの危険性を教えジードはこの二体に光線技を使わないように決めキングオブモンスにレッキングリッパーを放つもキングオブモンスはボーンウイングを展開しボーンシールドを張りレッキングリッパーを防ぎお返しとばかりにクレメイトビームを放ちジードは素早く避けクレメイトビームに当たった物体は全て消滅しておりジード達はクレメイトビームの恐ろしさを知った

 

ーーーグオオオオォォォォォォッ!ーーー

 

キングオブモンスはボーンテールでジードをなぎ払おうとしジードが後ろに回転して避けるもコダラーが両目から放った電撃球とシラリーの両腕からレーザー光線が放たれジードはジードクローを取り出しジードクローで電撃球を打ち消しレーザー光線をクローディフェンサーで受け流す

 

ジード「シェァ!」

 

ジードはジードクローのトリガーを二回引きボタンを押し闇の力を纏って回転しながら攻撃するコークスクリュージャミングをコダラーに放ちコダラーを倒そうとするがコダラーはゆっくりと動きエネルギーを纏って回転しているジードを両腕で捕まえる

 

ーーーグゲッ!ーーー

 

ジード「な!?」

 

十香「受け止めただと!?」

 

コダラーは元々海中戦が得意な怪獣であり地上では非常に動きが鈍い…だからスキューラの姿でダークライブしたのだ…何故ならスキューラは同じ水中戦が得意の怪獣なのにコダラーと違いマッハ2の速さで動けるからだ…マッハ2とはいかなくとも普段よりは早く動ける…これがスキューラからコダラーにダークライブした理由である

 

ーーーギャオオォォォ!ーーー

 

耶倶矢「良くやった夕弦!後は我(シラリー)に任せよ!」

 

シラリーは素早く目から、両腕からレーザー光線を発射しコダラーが掴んだままのジードの背中を焼き尽くしコダラーに当たっても吸収して掴んだままだったジードを離し2倍にしてジードにぶつけジードはビルに倒れる…更にキングオブモンスがスキューラを生み出した顎状の腹部で敵を押さえつけるシャークファングでジードを拘束する

 

ジード「ぐおおお!?」

 

士道「リクさんが…押されている」

 

狂三「三対一とはいえ…それぞれが強く一体でも苦戦するのに三体同時何て…かなり不味いのでわ?」

 

キングオブモンスが両腕から繰り出す怪力アームパワーでジードを押しておりジードもジードクローを捨てジードもキングオブモンスの両腕を掴み押し返そうとするが力負けしている…よく見るとキングオブモンスが戦っている時は何故かコダラーとシラリーは参戦してこない

 

鏡花「何故攻撃しないんです!」

 

耶倶矢「だって…リンチとか…何か嫌じゃん…虐めみたいで…かっこ悪いというか…人間的に良くないと思うのよね…」

 

夕弦「同調、夕弦達にはリンチと言う非道は出来ません…二人で連携して戦うのなら兎も角苦戦している相手を攻撃する趣味はありません」

 

鏡花「怪獣はそんなこと気にしません!ゴジラだってキングギドラ相手に九対一でリンチしてボコボコにしたんですからいいんです!逆に言えばゴジラもキングギドラに一匹じゃ勝てないから仲間呼んでボコボコにしたんですから!」

 

ジード「それだと君達が弱いてことになるよ?」

 

耶倶矢と夕弦はそんな酷い事(リンチ)は出来ないと首を振るが鏡花は怪獣王 ゴジラですらキングギドラと戦う時は仲間を呼んで九対一という虐めに近い数の差で挑み勝利しているのだ…ジードはその例えだと自分達が弱いと言ってるみたいだよと教える

 

ーーーグオオオオォォォォォォッ!ーーー

 

ジード「く!」

 

ジードは拘束を解いたキングオブモンスがクレメイトビームを放ったことからジードバリアを張り防ぐもヒビが入りジードが咄嗟に避けるとバリアは破壊され避けていなければ命中していただろう

 

ーーーグゲェ!ーーー

 

ーーーギャオオォォォ!ーーー

 

コダラーとシラリーは両目や両腕からレーザー光線や電撃球を放ちジードはそれを腕をクロスさせ口から放つレッキングロアーと言う音波光線により押し返すもシラリーは自身の攻撃を吸収、コダラーは吸収して2倍にして返す、それを避けるジード

 

凜祢「リクさんの攻撃が吸収されたり跳ね返されたり防御されたり…全然ダメージを与えられないなんて…」

 

四糸乃「ま、負けちゃうんじゃないですか!?ど、どうしましょう士道さんに折紙さん!」

 

凜祢と四糸乃は純粋にジードが負けると考え士道と折紙の方を向くが

 

士道「今思いついたんだが…地のキングオブモンスに海のコダラー、天のシラリー…天地海…揃ってる!これは偶然なのか!?」

 

折紙「!…確かに…揃ってる!天地海…因みにウルトラマンガイアも第三の巨人が出るはずだったとか…キャサリン・ライアンがユリアンの様にウルトラマンに変身する筈だったとか…」

 

狂三「今はそんな下らない怪獣の話はしなくてよろしいですわ!」

 

士道・折紙「下らない!?」

 

折紙と士道は通常運転、目の前でジードが苦戦していても怪獣談義…それを狂三が下らないといい二人はガビーンと効果音をつけて倒れる

 

ーーーグオオオオォォォォォォッ!ーーー

 

そんな茶番などキングオブモンス(鏡花)は知ったことではないのでファイナルクレメイトビームを放ち地面に当てると地面が爆発しジードはそれに巻き込まれ爆風に包まれ吹き飛ばされる、更にシラリーが援護射撃としてレーザー光線を放ちジードはそれをジードクローで防ぐがその隙にキングオブモンスは翼を広げ空へ駆けて、全身にエネルギーを纏って空中から高速で体当たりを仕掛けジードを吹き飛ばす…がこれで終わらずファイナルクレメイトビームを放ちジードに命中し辺りは大爆発を起こす…これこそキングオブモンスの最強の必殺技 キングオブクラッシャーである…これを食らったジードも大ダメージを受けカラータイマーが鳴り始める

 

ジード「く……シェァ……このレベルの怪獣三体は…キツかったかな…?」

 

鏡花「寧ろここまでしないと倒せないあなたに驚きです…ですが抵抗はここまでで倒させて貰います」

 

鏡花はそう言うとクレメイトビームの発射準備をしシラリーとコダラーも電撃球とレーザー光線の準備をしジードは負けたなと思い目を瞑ろうとすると…何処からともなくハーモニカの音が聞こえてきた

 

ーーー〜〜〜♪♪〜〜〜♪♪♪♪ーーー

 

ーーーグオオオオォォォォォォッ?ーーー

 

ーーーグゲェ?ーーー

 

ーーーギャオオォォォ?ーーー

 

怪獣達も美しいこの音色に惹かれ技を中止して音色が聞こえる所を振り向くとそこにはコートを着た男性が歩いていた

 

狂三「!そこのお方!ここは危険ですわ!逃げてくださいまし!」

 

男性「それは嬢ちゃん達だろ?…俺はそこのウルトラマンに用があってな…悪いな」

 

男性はそう言うと狂三達に「忠告ありがとさん」と軽く手を振ってジードに近づく、ジードはそんな男性を困惑した瞳で見つめる

 

男性「新人(ルーキー)、困っているようだな?力を貸そうか?」

 

ジード「………貴方は…誰…?」

 

男性「誰でもない……唯の風来坊さ…」

 

男性はそう言うと白い輪っかを取り出しそれを掲げると男は光に包まれ消える

 

四糸乃「!?消えました?」

 

するとキングオブモンス達の頭上から眩い光が差し込みキングオブモンスが頭上を見上げると…空から赤・紫・黒の体色の巨人が現れ巨人に頭を飛び蹴りされ吹き飛ぶ

 

ーーーグオオオオォォォォォォッ!?ーーー

 

鏡花「キャ…!?何事です!?」

 

鏡花とキングオブモンスはいきなり蹴られ驚く…が巨人はそれだけにとどまらずシラリーとコダラーに一瞬で近づきキックを食らわせ吹き飛ばす

 

「シェァ!トゥラ!」

 

ーーーグゲェ!?ーーー

 

ーーーギャオオォォォ!?ーーー

 

耶倶矢「痛ぃ!?」

 

夕弦「痛覚、痛いです」

 

シラリーとコダラーも蹴られて吹き飛び耶倶矢達も蹴られてびっくりする、そしてその巨人はジードに近づいて手を差し伸べジードを手を掴んで立ち上がる

 

ジード「貴方は…?」

 

オーブ「俺か?俺はオーブ…ウルトラマンオーブ、ベリアルさんの息子のジードだろ?噂は聞いてる…一緒にあいつらを倒そうぜ!」

 

ジード「オーブさん…はい!」

 

耶倶矢「夕弦…一人増えたぽいけど…こっちの方が数多いけど大丈夫かな?」

 

夕弦「溜息、耶倶矢思い出してください、私達は一人のウルトラマンに苦戦していたのですから数の差は関係ありません」

 

ジードとオーブはキングオブモンス達の方を向いて構えオーブはシラリーとコダラーへ、ジードはキングオブモンスへ立ち向かう

 

ーーーグゲェ!ーーー

 

ーーーギャオオォォォ!ーーー

 

二体は電撃球やレーザー光線をオーブに向かって放ちオーブはそれをスカイタイプの力を一時的に引き出し紫のラインが発光し高速移動しコダラーとシラリーの攻撃を全て避けきりコダラーに接近する、そして赤のラインを光らせパワータイプの力を引き出しコダラーに飛びつきパンチやチョップ、キックを喰らわせる

 

ーーーグゲェ!?ーーー

 

コダラーも物理攻撃は吸収できないのかオーブにボコボコ殴られ腕を動かして攻撃しようとしてもスカイタイプの力を引き出してそれを後ろへ回転して避けレーザー光線を放ってきたシラリーの懐に迫りキックを食らわしてシラリーを吹き飛ばす

 

ーーーギャオオォォォ!ーーー

 

オーブ「スペリオン光輪!」

 

紫色の八つ裂き光輪をコダラーに放つもコダラーはそれを吸収してオーブに返すがオーブはそれを避け後ろに迫ってきたシラリーに当てシラリーは胸に怪我を負う

 

オーブ「光線系は効かないか…なら!タロウさんメビウスさん!熱いやつ…頼みます!」

 

オーブは体を光らせその光が消えるとオーブの姿が変わり赤・金・黒の体色で頭部にメビウスの赤いラインとタロウの角…ウルトラホーンのような角が生えている姿へと変わる…これがウルトラマンオーブ バーンナイト

 

耶倶矢「ちょ!?変身シーンぐらい出してよ!手抜きみたいじゃん!」

 

オーブ「ジェア!」

 

耶倶矢のツッコミを無視しオーブはコダラーにスワローキックを叩き込んで吹き飛ばし体制を整えたコダラーと格闘戦を繰り広げる、コダラーのパンチをいなし避け躱す、オーブは炎を拳に宿らせ殴りつける、するとコダラーは吹き飛ばされオーブはパワータイプと思えぬ速さでコダラーに近づきコダラーの腕を掴んで地球投げをコダラーに食らわす

 

ーーーグゲェ!!!?ーーー

 

流石のコダラーもこれ程重い連続攻撃を喰らいヨロヨロと足がおぼつかない…オーブはそれを好機と見て全身を七色に光らせ全身に炎を纏う

 

オーブ「紅に………燃えるぜ!」

 

夕弦「指摘!本当に燃えています!?大丈夫ですか!?」

 

ーーーグゲェ!?ーーー

 

夕弦のツッコミを無視してオーブは炎を纏ったまま体当たりをしコダラーに抱きつく

 

オーブ「ストビュームダイナマイト!」

 

ーーーグゲェ!!!!!!?ーーー

 

オーブに抱きつかれたコダラーは大爆発を起こし消滅する…そしてジードにシャークファングを喰らわせようとしていたキングオブモンスに異変が起こる、今まさに噛み付こうとしたその瞬間に腹の顎が破壊されシャークファングが行えなくなったのだ

 

鏡花「な!?これは一体「回避!避けて下さい鏡花!」むぎゅう!?」

 

キングオブモンスを操っていた鏡花の頭上から夕弦が起きてきて鏡花は夕弦に押し潰されキングオブモンスも一時的に動きを止める

 

オーブ「お次は…ジャックさん!ゼロさん!キレの良いやつ、頼みます!」

 

赤・青・黒。額の体色で頭にはゼロのゼロスラッガーの様な意匠が感じる姿へと変わる…これがウルトラマンオーブ ハリケーンスラッガー

 

オーブ「光を超えて、闇を斬る!」

 

耶倶矢「くくく…まさか夕弦を倒すとはな…だがこのシラリーを倒せ「オーブスラッガーショット!」ちょ!?まだ台詞を言ってるんだけど…てスラッガー飛んできた!」

 

耶倶矢がカッコつけようとしてもオーブは今のうちにスラッガーで切り裂こうと問答無用でオーブスラッガーショットを飛ばしシラリーは急いで迎撃としてオーブスラッガーショットに向けてレーザー光線を発射する、オーブスラッガーショットを手元に引き寄せたオーブはそれを回転させて合体させオーブスラッガーランスと言う三又の槍に変化させるとそれを構えてシラリーに突撃する

 

耶倶矢「は!無策!これを逃れられるか!」

 

オーブ「トライデントスラッシュ!」

 

シラリーは両腕から両目からレーザー光線を放ち口からは高熱火炎を吐き出す…がそれをオーブはオーブスラッガーランスの先端が輝き、目にも留まらぬ速さでレーザー光線と高熱火炎をかき消しシラリーの首を切り落とす

 

耶倶矢「えええ!?首がぁぁぁ!!!?…あ、私は首繋がったまんまだ…」

 

オーブ「ビックバンスラスト!」

 

オーブは今だ動きを止めないシラリーにオーブスラッガーランスを突き刺し高エネルギーを送り込みシラリーのエネルギー吸収でも吸収しきれずシラリーは内側から爆散する、そしてキングオブクラッシャーを放とうとキングオブモンスがエネルギーを纏い体当たりをしようと空を滑走していると翼が破壊されキングオブモンスは地面に墜落する

 

鏡花「まさか…このパターンて「わぁぁぁ!どいてどいて!」やっぱ…むぎゅう!」

 

再び鏡花は耶倶矢に押し潰されキングオブモンスも再び動きを止める…その隙にオーブはスペシウムゼペリオンに戻りジードの横に立つ

 

オーブ「このまま決めるぞ!」

 

ジード「はい!」

 

鏡花「何で貴方達は邪魔ばかり!大体貴方達はいつも負けてばかり…!」

 

耶倶矢「聞き捨てならんな!それだと我と夕弦が足手纏いのようではないか!」

 

夕弦「憤慨、やるのかコラです」

 

鏡花「実際やられてるじゃないですか!だからコダラーやシラリーの弱点を少しでもなくすためにスキューラやバジリスからライブするて言った時するなて言ったんですよ!貴方方がやられるとキングオブモンスも弱体化しますから!」

 

ーーーグオオオオォォォォォォッ!(前前!鏡花、耶倶矢、夕弦前を見て!)ーーー

 

三人はキングオブモンスの中で口喧嘩をしキングオブモンスが叫び声を上げる…しかも三人が身体を動かすためあっちこっちにキングオブモンスが動いている…だがそれを見逃すウルトラマンではない

 

鏡花「だから貴方達は…て」

 

耶倶矢「何よやるって…の…」

 

夕弦「憤激、やりますか…あ」

 

ジード「レッキング………」

 

オーブ「スペリオン………」

 

鏡花達はジードとオーブが光線のチャージをしているのを見て「あ、やばい」と感じ逃げようとする

 

鏡花「飛べないから左に回避!」

 

耶倶矢「撃たれる前に撃つ!クレメイトビームだ!」

 

夕弦「回避、右に回避です」

 

ーーーグオオオオォォォォォォッ!!?(どれを選択すれば良いんだよ!?頼むから連携ちゃんとして!)ーーー

 

全員がバラバラの行動を行った性でキングオブモンスの手足がバタバタ動き回避も攻撃もしない…

 

鏡花「だからここは避けるに…」

 

ジード「バーストォォォォ!!」

 

オーブ「光線ンンンン!!」

 

鏡花・耶倶矢・夕弦「「「……あ…」」」

 

ーーーグオオオオォォォォォォッ!!!(だから喧嘩するなよぉぉぉ!!)ーーー

 

鏡花が何かを言うとした瞬間に二つの光線がキングオブモンスに命中しキングオブモンスはしばらく耐え続けるも火花を散らしながら後ろ向きに倒れ大爆発を起こす

 

鏡花「く…!負けましたか…ならここから逃げ「どいてどいて!」「懇願、避けて下さい!」…またこのパターぐぇ!?」

 

鏡花は逃げようとするが耶倶矢と夕弦の二人が頭上から降ってきてぶつかり三人仲良く目を回してしまう…オーブとジードは変身を解き三人の前に現れ士道達も三人の近くにやってきてしまう

 

鏡花「不幸です…ですが…人数で囲んだくらいで捕まるとでも?」

 

ガイ「……別に囲んだぐらいじゃ捕まらないと知ってるさ…囲む…ならな」

 

鏡花はさっと立ち上がりガイを見つめたまま不敵に笑うがガイはフッと笑いかけるとジャキと耶倶矢と夕弦の喉元に剣が突きつける

 

耶倶矢・夕弦「な!?」

 

鏡花「!?」

 

ガイ「来てくれたのか、エレン、アルテミシア」

 

耶倶矢と夕弦は剣を突きつけられ驚き鏡花はいきなり背後に現れた美女二人に驚く…長い金髪の女性と長い銀髪の女性…彼女達の名は金髪の女性がアルテミシア・アシュクロフトで銀髪の方がエレン・メイザースである

 

エレン「ガイ、いきなりいなくなっては困ります」

 

アルテミシア「ガイさん…頼むから一言かけてから行ってもらわないと困ります」

 

ガイ「ああ…すまないな…ジードがやられそうだったからつい…な?そういえばアイクはどうした?」

 

ガイがエレン達と雑談している間に鏡花は如何にかしてこの二人を倒そうと考えていると目の前を銃弾が通り頬に軽く血が流れる

 

アイザック「エレン、アルテミシア、ガイ君…油断してると足元すくわれるよ?後ラムネを持ってきた」

 

ガイ「お、アイク!ありがとさん!…おっとと…ラムネ少し零した…」

 

アイザック・ウェスコット…通称アイクが鏡花に近づき拳銃を突きつける…変に動くと撃つと脅すかのように

 

ガイ「そういえばまだ名前言ってなかったな俺はガイ、クレナイ ガイだ」

 

ジード「僕は朝倉 リク…父さんから話は聞いたことあります」

 

ガイ「そこの少年達は友達か?仲良くしろよ…さてお前さん達には詳しく話を聞かないとな?何故ダミースパークを持ってるとかスパークドールズを持っているのかを…な?」

 

鏡花「……無駄ですよそれを話すくらいなら自害した方がま…」

 

ガイはリクと軽く挨拶を交わした後鏡花に回収しておいたキングオブモンスとシラリー、コダラーのスパークドールズとダミースパークを見せつける、鏡花は教えるくらいなら自害する…と言いかけた瞬間胸に岩でできた杭が刺さる

 

ガイ「!?おい!大丈夫か!?」

 

アイク「!誰だ!エレン早く介護を!」

 

鏡花「…痛い…まあすぐ治りますから良いですよ」

 

ガイ「何言って…!傷が治ってるだと?」

 

鏡花「私人間じゃないんでこれくらいじゃあ死にませんよ」

 

ガイ達は鏡花が刺されたことに動揺したことから先程の杭はガイ達の仕業ではないと分かるが鏡花は平然と杭を自ら抜き傷を治す…それを見て唖然とするガイ達を他所に鏡花は杭が飛んできた方に佇む男性を睨みつける

 

鏡花「……あなたのことはドストエフスキーさんから聞いていますよ…石川啄木さん?」

 

啄木「んだょ!死んでねぇのかよ!チェ!化け物がよぉぉぉ!」

 

禿頭の男性…啄木が悪態をつきながらぺっと紙面に唾を吐きながら鏡花達を睨みつけてきた、リク達は石川啄木と聞いてかの文豪を想像するが似ても似つかない顔に困惑する

 

啄木「あぁダリィ…面倒クセェ…だが精霊とウルトラマンは駆除しろて言われてるからな…さっさとやるか…つかよ、お前らも出てこいよ!人に仕事押し付けんじゃねぇ!」

 

藤村「啄木殿は分かっておりませんな…?私は女性を犯したいだけ…力仕事はしたくない」

 

白の女王「私はあなたを助けたいし、助けたくないので」

 

綾子「そうよ…あんたがやれよ…それに儀式もしてたしね」

 

啄木「チ、馬鹿かテメェらは?!この世界はな!俺様を中心に回ってるんだよ!お前らは俺の言うことを聞けば良いんだよ!俺が頭を下げなくてもお前らが下げれば良いんだよ!」

 

啄木は後ろから仲間達…綾子、藤村、チェイス、ルヴェル、白鳥、グリーン、ウッド、逍遥、オーガスト…そして白の女王がやって来る…しかもその後ろには白の女王の部下達とCR ユニットを着た軍団やチブロイド、更にチブロイドがフージョンライズしたであろうキングライザー達が現れる

 

狂三「……私の反転体…ですの?」

 

白の女王「私久しぶりですわね…あなたを殺して私が本物になりにきましたの」

 

狂三は自分の反転体である白の女王を見て驚き白の女王は自分の天使…いな魔王である剣と銃を出し殺意を出しながら狂三を見て笑い綾子は懐からとある石を出しそれをガイ達に見せつける

 

綾子「これがわかる?これは私達の世界から盗んできた蛇石ていう山田神社に祀られてるとある蛇の魂でね?これを媒体にまつろわぬ神を呼ぶのよ」

 

士道「まつろわぬ……神?」

 

藤村「まつろわぬ神は皆さんが知るところのゴジラ並みのスペックを持つ天災の化身、神話から生まれ出る神!到底精霊や並みの怪獣ではかないませんぞ!」

 

士道達は聞いたことのない単語に首を傾げるがかなり不味いのではと考える、鏡花や耶倶矢達に至ってはまつろわぬ神と遭遇したことがあるので危険と判断する、そんな中藤村は醜く笑う

 

藤村「しかしそれでも良い女ばかりですなぁ…いやぁ私無理やり犯すことが大好きで…私の異能を使えばあんなことやこんなこと…ゲヘヘ」

 

十香「シドー…あの男気持ち悪いぞ…」

 

エレン「アイク、斬って良いですか?良いですよね?あのゴミを掃除するだけなので」

 

女性全員が藤村を蔑む目で見るが藤村は逆に興奮する

 

藤村「いい!実にいい目だ!それを屈辱と快楽に染まった顔はどうなるのか楽しみです!先ずはこの前犯せなかった鏡花殿とそこの双子を犯(ザク)ほぇ?」

 

藤村が鏡花と耶倶矢、夕弦にイヤらしい目を向けた瞬間、藤村の首が飛んだ…赤い血を撒き散らしながら藤村の首は宙を漂い藤村は自らの死に気づかずそのまま死んだ…後に起こったのは藤村の仲間達のざわめき悲鳴が上がる…そんな中よく通る声が聞こえてきた

 

「……可哀想だね君達は…本当に可哀想とは思ってないけど」

 

ガイ「!!?……お前は…!」

 

リク「……君は…生きていたのか!」

 

ガイとリクは声を発した人物をを見て驚き丸で死んだはずの人間が生きていてそれを見て驚いた様な顔をしていた

 

「何故て、ここで君達は死ぬからさ?…ここで死ぬ運命なんだよ君達」

 

士道「あなたは……あの時の…」

 

折紙「……嘘…あの時助けてくれた…」

 

士道と折紙はようやく探していた人物を意外なところで再開し驚いていた…だが彼等が始めていた頃とは彼はどこが変わっていた

 

「何故死ぬのか?決まってるだろ」

 

鏡花「……来てくれると思って信じてましたよ…神無」

 

鏡花は自分が大好きな人がきて微笑みながら彼を見る…そう彼の名は

 

神無「僕が来たからだ…と言うわけでさっさと死ね」

 

皇 神無、四番目の神殺しにして竜帝と呼ばれる魔王が今ここに現れた

 

 

 




【最強合体獣 キングオブモンス】
身長 83メートル 体重82,000トン
必殺技 クレメイトビーム
キングゴルドラスの親友かつガイアのパラレルワールド、ガイア、ティガ、ダイナを倒して地球を滅ぼしていたら?と言う世界線からやって来た怪獣、強豪でバジリスやスキューラという分身を駆使して戦ったがバジリスとスキューラの姿で変身していたシラリーとコダラーが倒されると映画同様自分の部位も破壊され不利になり三人が操っていた為動きがとれずそのままジードとオーブの光線で倒される

【伝説深海怪獣コダラー】
身長 62メートル 体重94,000トン
必殺技 電撃球、攻撃を吸収して2倍にして返す

【伝説宇宙怪獣シラリー】
全長 120メートル 体重82,000トン
必殺技 レーザー光線、攻撃を吸収する

シラリーとコダラーはグレートのラスボスであり二体の怪獣がラスボスというの珍しい展開(星人も含めるのなら帰って来たウルトラマンならバット星人と二代目ゼットン、ウルトラマンのゼットン星人やゼットン、セブンやタロウのラスボスも二体)で攻撃を吸収するというチートさでグレートを倒しシラリーに至っては一週間も宇宙を飛行していたと言うのに疲れを見せなかった、キングオブモンスと組んでコダラーは動きの遅さを消すためスキューラからダークライブしジードを三対一で追い詰めるところまでは良かったがオーブに二体ともやられバジリスとスキューラからライブしていたこともありキングオブモンスの弱体化に繋がった

…説明文も長いな…すみませんね…長くて…あとこの世界でのアイクさん達は悪人ではありません、理由は後ほど、ガイさんがこの世界にいる理由も後ほど…

さて次回は一応グロ注意、次回も早めに投稿しようと考えてます…が新しい小説の思案があるので遅れたらすみません

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