レイオニクスウィーズ   作:暗愚魯鈍

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……すみませんこれからこの作品は週二回ぐらいの投稿スピードになります…いや昨日送ろうとしたら文字数足らなくて…でそれでイライラして寝たら家族に怒られて…いやね?皆さんが感想を送ってくれると早く書こうと思うんですが…作者の文才だと…限界があって…早く送ろうとすると展開がめちゃくちゃになるし…多少遅れても物語がしっかりしてるほうがいいかなと思って…すみませんね


九十六話グルジオキング

ーーークカアアァァァァ!ーーー

 

東京湾から現れたのは深海怪獣グビラが現れ東京の街を破壊する、東京の街並みを破壊し続ける…損な中二つの光が舞い降りる

 

ーーーキュオオオオォォォォォォン!ーーー

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ!ーーー

 

現れたのはガメラ、ミズノエリュウ…強豪二体がそれほど強くないグビラに立ち向かう…先ずはミズノエリュウが口から水流レーザーを放つが…それをグビラは飲み込み背中から水流レーザーを噴水の様に放出し空に虹ができる

 

ーーークカアアァァァァ!ーーー

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ………ーーー

 

ーーーキュオオオオォォォォォォン……ーーー

 

グビラは虹を見ると手を叩いて大喜び、それに呆れた目でミズノエリュウを見るガメラに恥ずかしそうに俯くミズノエリュウ…今度はガメラがプラズマ火球をグビラに放つがグビラは鼻の先のドリルでプラズマ火球を刺し上空へ放り投げ火球は花火のように爆発する

 

ーーークカアアァァァァ!!ーーー

 

ーーーキュオオオオォォォォォォン……ーーー

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ……ーーー

 

今度も喜ぶグビラを横目にミズノエリュウは自分の事笑えるのか?という目でガメラを睨みガメラは穴があるなら入りたい表情で顔を両手で覆う

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ!ーーー

 

ーーーキュオオオオォォォォォォン!ーーー

 

こうなればヤケだ!と言わんばかりに突進するガメラとミズノエリュウに流石のグビラも驚き立ち尽くすが突如ガメラ達の体が止まり電撃が体に流れると口から煙を吐きサイズが縮み5メートルほどの大きさになる

 

ーーークカアアァァァァ?(え?何この子達?可愛い)ーーー

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ!?(小さくなった!?)ーーー

 

ーーーキュオオオオォォォォォォン!?(小ちゃくないよ!)ーーー

 

突如ミニサイズになったことに驚く二体をよそに角で突く、それにイラっとした二体は噛み付いたり火球を放つが

 

ーーークカアアァァァァ!(痛いよぉ〜)ーーー

 

グビラは鼻の先のドリルで二体を突き上げドリルに乗せると回転させミズノエリュウとガメラは必死に走る

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ!!!?ーーー

 

ーーーキュオオオオォォォォォォン!!?ーーー

 

ーーークカアアァァァァ!!…クカアアァァァァ!ーーー

 

グビラはしばらく二体で遊ぶが急にポイと上へ放り投げるとバットの様にドリルを振り二体は派手に吹き飛び消えていく…それを見届けたグビラは地面を掘ってその場から立ち去る

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ……ーーー

 

ーーーキュオオオオォォォォォォン……ーーー

 

二体はそのままポンと光の粒子なって白鯨にあるギガダークナイザーに回収された、

 

神無「やっぱり負けたか…やっぱりガタノゾーアクラスは扱えないか…レイオニクスの力だいぶ弱まってるな」

 

ヤプール「むむ…弱ったな…これでは強い敵が現れた際ウルトラマンと共闘できぬ…私も巨大化できたらウルトラマンと共闘し「ありがとなヤプール」と呼ばれたかった」

 

ジャグラー「俺もガイに「カッコよかったぜ流石俺のライバル」て言われたいぜ…」

 

神無はガメラとミズノエリュウがグビラに負けた時起こった現象を推察しジャグラーとヤプールは関係ないことを考える

 

神無「なら出せる怪獣を強化するしかない…何かいい案は……「主様」…キングゴルドラスか」

 

キングゴルドラス「はい……ひとつ名案が御座います…グルジオボーンの事でございます」

 

神無「……あいつか…」

 

キングゴルドラス「ええ……あやつは…王となる器…私が言う事をするなら…十の怪獣が死にます…それでも宜しいでしょうか?」

 

神無「僕がグルジオボーンに命令して怪獣を殺せと?……巫山戯てるのかキングゴルドラス」

 

キングゴルドラス「巫山戯てなどおりませんぬ…

 

神無は仲間を殺すように言うキングゴルドラスを睨むがキングゴルドラスは一歩も引かず神無はキングゴルドラスの話を聞く…そして暫くしてキングゴルドラスが司令室から出ていくとキングゴルドラスは一瞬動きを止め自分が何故ここにいるのか分からなくなる

 

キングゴルドラス「?何故私はここに?何しにきたのだ?…ボケてきたか…シルバゴンの事を笑えぬな」

 

キングゴルドラスは先程神無に言った内容など忘れた…そもそも神無にあった事すら忘れその場から去る…これが誰かの陰謀である事に流石の神無やキングゴルドラスも気づかない

 

 

ポオ「むぅ……中々いい本が揃っているであるな…」

 

乱歩「お、マスカレードホテル映画化か…流石東野圭吾先生…」

 

ルイーザ「ここ揃ってますねぇ…」

 

乱歩逹はとある書店に入り小説を手に取りながら語り合っていた…ポオが目に映った「超時空のアドベンチャー」と言うウルトラマンの小説ではなく漫画本に目が入り手に取ろうとすると同じ本を取ろうとした一人の女性の手に当たってしまう

 

ポオ「!済まないである」

 

「ん?いいよ!お兄さんもあたしの本を買いに来たのかな?」

 

ポオ「まあこの本を……?あたしの本…えっとこの本の著者名は…本条蒼二(ほんじょう そうじ)?」

 

「ははは、違うよ、それは私のペンネーム…私の名前は本条 二亜(ほんじょう にあ)…宜しくね」

 

後にこの出会いが必然であることにポオ逹は気づかない…このグレーに近い銀髪の少女…本条 二亜が人間でない事にまだ乱歩は気づけない

 

 

鏡花「馬鹿神無…厨二病全開ですから…何ですか自分の死を望むて…本当に魔王は厨二ばっか…強いのがめんどくさいんですがね」

 

耶倶矢「ははは!我にはわかるぞ!強き者には言葉にも気をつけねばならぬからな」

 

夕弦「嘲笑、だから耶倶矢は厨二なのですね、強者(笑)ですから」

 

耶倶矢「誰が強者(笑)よ!?」

 

三人は天宮市の公園の椅子に座りながらお茶を飲みながら話し合いを続けていた…これが世界の危険と思っている人間がこの光景を見たらどう思うか見ものだ

 

鏡花「魔王て本当にめんどくさいんですよ…権能もそうですけど精神が崩壊してるから…ドニさんとか目に付いたものを斬り裂く斬り裂き魔ですし」

 

耶倶矢「ヤバいでしょそいつ……聞いてるだけだけど魔王てロクなのがいないのね」

 

鏡花「そんな魔王に惚れた私は言えないと思いますがねぇ」

 

夕弦「質問、何故貴女は神無に惚れたのでしょう?確かに良い所は少なからずありますが…それ以外が悪過ぎてダメダメですよ?」

 

耶倶矢「うんうん、絶対女心分からないよね」

 

鏡花「……自分を初めて肯定してくれたからじゃないですかね?」

 

鏡花が若干頬を赤く染めながらそう言うと耶倶矢も頷く

 

耶倶矢「まあ女なんてちょっとミステリアスな男に惚れるものよ夕弦…あたしは恋愛なんてした事ないけどね!」

 

夕弦「疑問、何故耶倶矢はそう言うことを知っているのです?」

 

耶倶矢「ジャグラーが「ナオミて奴の母親がガイの事をそう言う風に言っていた」て聞いたのよ」

 

鏡花「……まあ結構いいところ…あ、無いですね、悪い所があり過ぎて…」

 

そういわゆるガールズトークに花を咲かしていた三人だが背後から迫る影に気付かない…

 

ジェシカ「見つけたわ精霊ぃぃぃイ!!」

 

「「「!?」」」

 

三人を見つけたのはジェシカ…左眼の焦点が合っていなかったり右腕が折れていたりしているがジェシカ本人に違いない…その悪魔の如き笑みを浮かべ手に持ったライザーを掲げ融合獣へと変化を遂げる

 

ジェシカ「今度こソ…殺ス!」

 

【フージョンライズ!】

 

【ゼットン!】

 

【ブラックエンド!】

 

【ブラックゼットン!】

 

ーーーピポポポポ…ギシェエエエエエエエエェェェェェェーーー

 

現れたのはかつて地球を襲った円盤生物の頂点に立つ最強の終わりの名に関する怪獣とウルトラマンを終わらせた怪獣…その融合体である体はブラックエンドの如くまん丸の球体に脚が生え六本の角が顔を囲んでおりその顔はゼットンそのもの…これが終炎融合獣ブラックゼットンである…しかもブラックエンドとは違い常に空中に浮いている…

 

ブラックゼットン「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね!!」

 

鏡花「あいつ頭狂いましたね…街中で変身するとは…正体バレしますよ?」

 

耶倶矢「それより逃げねばな…それにしても終焉の怪獣(ゼットン)に黒き終焉(ブラックエンド)…仲々洒落ているな」

 

夕弦「馬鹿、それを言っている暇はありません」

 

三人は急いでその場から撤退…ウルトラマンが来るのを待つ…が鏡花は推測する…あれ(ブラックゼットン)はウルトラマンにとっての天敵だろう

 

鏡花「ゼットンはテレポートと光線吸収、ブラックエンドも光線吸収を持ちます…そしてあの空中浮遊から格闘戦は出来ない…」

 

夕弦「簡潔…つまりウルトラマンの大敵を詰め込んだ敵…と言う事ですか?」

 

耶倶矢「ウルトラマンが苦戦する敵第1位になりそうね…」

 

鏡花達がブラックゼットンの恐ろしいところを語っているとジードとオーブが舞い降りブラックゼットンに立ち向かう

 

ジード「ゼットンにブラックエンド…その融合獣か…」

 

オーブ「…さっさと倒したほうがいいな!」

 

二人は格闘戦に持ち込む為接近するが浮いている為攻撃が当たらず空を飛んで攻撃を当てようとしてもテレポートで消えてしまう…そしてデス火球を無数にオーブとジードに放ちオーブとジードは爆炎に包まれ…オーブはバーンナイトにフージョンアップする

 

オーブ「紅に燃えるぜ!」

 

オーブはスワローキックを空中に漂うブラックゼットンに放つがバリアを張られそれを破ろうとした矢先にテレポートで逃げられる…ジードはレッキングリッパーを放つも角に吸収されエネルギーに変換、そして撃ち返される

 

ジード「ゼットンの嫌な所を増加したみたい奴だな…」

 

オーブ「くそ!格闘戦も出来ないし光線も効かない…最悪の敵だな!」

 

ブラックゼットン「あはははははははぁァ!これがブラックゼットンだぁぁぁぁァ!」

 

ブラックゼットンは高笑いしながらデス火球を無造作に放つ…ジードとオーブも苦戦し攻撃は当たらず光線も使えない…逆にブラックゼットンの攻撃は当たる…このままではエネルギー切れで負ける、誰もがそれを考えた時

 

ーーークキャアアアアアァァァァ!!ーーー

 

ブラックゼットン「ナァ!?」

 

鏡花「グルジオ……?」

 

空から何かが落ちてきて、ブラックゼットン達をそれを見る…現れたのは鏡花達も良く知るグルジオボーン…だったのだが所々の皮膚が割れ黄金の鱗が見えていた…そして黄金の角が生え背中から砲台の様なものが生えていた

 

 

遡る事20分…グルジオボーンは白鯨の甲板で10体の怪獣と交戦していた…その戦っている怪獣とは…

 

ーーーピポポポポポポ!ゼェットーン!ーーー

 

ーーーバオオォォォォォ!ーーー

 

ーーーピャアアアァァァァァ!ーーー

 

ーーーグゥエエエエエ!ーーー

 

ーーーグガウウウゥゥゥゥ!ーーー

 

ーーーガカァツ!ガカァァッ!ーーー

 

マガオロチより生まれし歪なる地球の化身魔王獣こと光ノ魔王獣 マガゼットン、闇ノ魔王獣 マガタノゾーア、風ノ魔王獣 マガバッサー、土ノ魔王獣 マガグランドキング、水ノ魔王獣 マガジャッパ、火ノ魔王獣 マガパンドンである…そして

 

ーーーグウウウエエエエェェェ……ーーー

 

ーーーシュイイイイイィィィィ……ーーー

 

ーーークオオオオオオォォォォン……ーーー

 

ーーーピユィイイイイイイィィィィィ……ーーー

 

既に虫の息なのはが魏怒羅が生み出した分身…護国聖獣達でありその奥には千年竜王(キングギドラ)とマガオロチがグルジオボーンが護国聖獣を屠り魔王獣を攻めるのを見ていた…

 

ーーークキャアアアアアァァァァ!ーーー

 

ーーーグガウウウゥゥゥゥ!?グガ……ウ……ウ……ウゥゥ……ゥ……ゥーーー

 

グルジオボーンが放った熱線ボーンブレスターをマガジャッパに放ちマガジャッパは吹き飛ばされその場に倒れ崩れる…マガバッサーが空から舞い降り鉤爪で引っかこうとするが

 

ーーークキャアアアアアァァァァ!ーーー

 

ーーーピャアアアァァァァァ!?ーーー

 

グルジオボーンはそれを片手で掴み白鯨の甲板に叩きつける、そしてマガパンドンがマガ火球を放つがそれをグルジオボーンはマガバッサーを持ち上げて盾にし焼き跡がついたマガバッサーを放り捨てて首を踏みつけ首を折りマガパンドンに向けて目を赤く光らせて高速移動しマガパンドンに接近し胸のマガクリスタルを素手で破壊する

 

ーーーピャアアアァァァァァ………ーーー

 

ーーーガカァッ……ガカァァッ……ーーー

 

マガパンドンはマガクリスタルを破壊されその場に倒れこみマガバッサーも首が折れ呼吸ができなくなりもはや戦えない…そんな同族を見てマガグランドキングがレーザーを放つが腕で防ぐ…するとグルジオボーンの皮膚が破れる…すると黄金の体表が見えるがまだグルジオボーンは気づかない

 

神無「やはり…怪獣を殺す事に…経験値を得て強くなっている…ボーン(兵士)が王(キング)になるには…敵……大将首を打ち取れば打ち取るほど近く…これがグルジオボーンの性質…」

 

ーーークキャアアアアアァァァァ!ーーー

 

ーーーピポポポポ!ゼェットーン!ーーー

 

マガ光球を放つマガゼットンに対しグルジオボーンは高速移動で避ける避ける避ける、そしてマガゼットンの顔を思い切り殴りつけ火炎を吐いて腹部を貫きマガゼットンが炎上する…そしてマガグランドキングがレーザーを放つがグルジオボーンはそれをボーンブレスターで相殺する…そんな中、グルジオボーンの頭部に角が生え始める…そして背中が膨らみ始める…

 

ーーークキャアアアアアァァァァ!ーーー

 

ーーーグゥエエエエエ!?ーーー

 

グルジオボーンが咆哮を鳴らすと背中の皮膚が膨らみ爆散しそこから巨大な砲台が生えてそこから渦巻く炎の光線を放ちマガグランドキングの装甲を破壊する…そして接近して近づき装甲が破れたところにボーンブレスターを放ち装甲を抉り貫通させ倒す

 

ーーーバオオォォォォォ!ーーー

 

マガタノゾーアはマガ冥闇を放つがグルジオボーンが放つ渦巻いた炎の光線に押されマガタノゾーアの装甲も貫きマガタノゾーアは吹き飛ぶ

 

ーーークキャアアアアアァァァァ!ーーー

 

ーーーバオオォォォォォ!ーーー

 

グルジオボーンが叫ぶとマガタノゾーアが鋏で斬りかかるがそれを両手で掴み電撃を出しマガタノゾーアを感電させる

 

ーーーバオオォォォォォ!?ーーー

 

ーーークキャアアアアアァァァァ!ーーー

 

グルジオボーンはそのままマガタノゾーアに近づき角のマガクリスタルをへし折りそれを顔面に突き刺す…マガタノゾーアが苦しげな悲鳴をあげると同時に蹴り飛ばし、背中に現れたキャノン砲から渦巻いた炎の光線を放ち魔王獣達を一掃する

 

ーーーピポポポポポポ……ゼェットーン……ーーー

 

ーーーバオオォォォォォ……ーーー

 

ーーーピャアアアァァァァァ……ーーー

 

ーーーグゥエエエエエ……ーーー

 

ーーーグガウウウゥゥゥゥ……ーーー

 

ーーーガカァツ……ガカァァッ……ーーー

 

ーーークキャアアアアアァァァァ!ーーー

 

グルジオボーンが咆哮を鳴らすと全身の皮膚が零れ落ちグルジオボーンの強さが上がった気がする…グルジオボーンは怪獣の気配を感じ地上へ向かうため白鯨から落ちる…そしての場にはマガオロチと千年竜王、神無のみ残った

 

神無「お疲れ様……君達の事は忘れない…君達の魂は彼等の中で生き続けるから…ごめんね」

 

神無は涙を流しながら魔王獣と護国聖獣に言うと彼等は頷きながら光となって消え魂はマガオロチと千年竜王の体内に入る……彼らは死んだのではない…マガオロチと千年竜王の中で永遠に生き続けるのだ

 

 

ーーークキャアアアアアァァァァ!ーーー

 

ブラックゼットン「面倒くさイ…死ネ」

 

グルジオボーンは地上へ降り立つとブラックゼットンに立ち向かう…ブラックゼットンはめんどくさいと感じながらもデス火球を放ちそれがグルジオボーンに命中し死んだと思いオーブとジードに目を向けると

 

ーーークキャアアアアアァァァァ!!ーーー

 

ーーーピポポポポ…ギシェエエエエエエエエェェェェェェ!?ーーー

 

煙の中から渦巻いた炎の光線が放たれブラックゼットンはそれに命中し角を全て破壊され地上へ墜落する…煙の中から現れたのはグルジオボーン…ではなくグルジオボーンのような姿だが金色の体に変わっており鋭い角と爪が生え、背中に背負った巨大な砲台の様なキャノン砲「グルジオバレル」が生えた怪獣 爆撃骨獣 グルジオキングに変化していたのだ

 

ブラックゼットン「何だこいつハ…!?チィ精霊暗殺の邪魔だシ…ウルトラマン相手でないなら意味がなイ…逃げるカァ…」

 

ーーークキャアアアアアァァァァ!ーーー

 

ブラックゼットンは逃げようとするがそれを許すグルジオキングではなくボーンブレスターより高威力となった熱線を吐きブラックゼットンはそれを角で吸収するがグルジオキングは目を赤く光らせ突進し尻尾で吸収・反射しようとしていたブラックゼットンの角を六本全てへし折る

 

ーーーピポポポポ……ギシェエエエエエエエエェェェェェェ!?ーーー

 

ブラックゼットン「ち、力がァ……!?」

 

ーーークキャアアアアアァァァァ!ーーー

 

ブラックエンドは角を折られると力が半減する…その性質をブラックゼットンも受け継いでおり全ての角を折られると空中浮遊もテレポートも行えない…がそんなことがどうしたとグルジオキングが馬乗りになり手から電撃を流し口から熱戦を吐きブラックゼットンをボコボコにしていく…そして無理やり起き上がられると電撃を纏った斬撃を放ちブラックゼットンは吹き飛ぶ…

 

ーーークキャアアアアアァァァァ!ーーー

 

もう用済みと言わんばかりにグルジオキングは背中のキャノン砲「グルジオバレル」から渦巻いた炎の光線ギガキングキャノンを発射しブラックゼットンはそれを防ぐ術もないままそのまま直撃し爆散する

 

ーーークキャアアアアアァァァァ!ーーー

 

敵を倒したグルジオキングは満足した様子で咆哮を上げると光の粒子となって消えオーブとジードもそのまま帰っていく…

 

鏡花「グルジオボーンに何が……?」

 

鏡花達だけがその場に残りグルジオボーンに起こった異変をただ呆然と見ていた

 

 

 

?「いやぁ作戦大成功!グルジオボーンはグルジオキングになったし…キングゴルドラス君を洗脳して先輩の怪獣強化フラグを立たせた甲斐があったね!ま、代わりに何体の怪獣が死んだぽいけど…魂は他の二体に吸収されたからいいでしょ」

 

とあるビルにてグレーに近い銀髪の少女が片手にネオバトルナイザーを回しながらそう呟きながら愉しげに笑っているのに気がつかずに…その少女のネオバトルナイザーを持っていない手には本がありページが開いたままでそこにはこう書かれていた

 

『キングゴルドラスは神無にグルジオボーンの強くなる方法を教える』

 

『グルジオボーンは仲間の怪獣十体を殺し覚醒してグルジオキングになる』

 

と……その文字は明らかに誰かが書き記したものであり彼女が書いたと推測される…

 

?「さてあたしの先輩…二つの意味での先輩はどうなるのかなぁ…気になるけどそれはまた次回!お楽しみに…て事かな?…ねえゴジラ?…え?早く戦いたい?デストロイアと?あははは!親の仇が取りたいのかな?ま、頑張ってね何せゴジラてあたしの手持ちの中じゃあ…最弱になるから…あ、君が弱いてわけじゃないよ?」

 

少女はネオバトルナイザーにいる自分の手持ちと語り合いながら背中に白い六対の翼を生やして空を飛んで消えていく

 

 

その頃宇宙空間に浮かんでいた二つの影があった…一人は金髪の美少女、もう一つは類人猿…何処と無く浜田雅功に酷似している…その名はM1号といい美少女の名は精霊 星宮 六喰(ほしみや むくろ)と言う

 

M1号「……君の星に危機が訪れようとしている……早く言ったほうがいい…六喰君」

 

六喰「むう…むくは先生とまだまだ授業を教えて欲しいのじゃが…わかったのじゃ…」

 

M1号「…それでいい…また会おう…君にもいつか会えるさ…君の理解者が…」

 

六喰「またなのじゃ先生!」

 

六喰はそう言うとM1号の力で地球へテレポートされる…一人になったM1号はそのまま宇宙空間を漂いながら遠くにある地球をその黒い瞳に映す…

 

M1号「私はカモメ。空高く飛翔し思考し続ける。私はカモメ。私は……」

 

 

地球のとある森の中にて

 

七罪「ねえ分かる?私さ、勇気出して道を聞いたんだけど無視されてさ…でも頑張って道を尋ねてたら教えてくれてね…」

 

デバン「良かったねえ七罪ちゃん!」

 

ブースカ「パラサパラサ!頑張ったね七罪ちゃん!」

 

七罪「そ、それ程でも…貴方達と喋っていると安心するわぁ…」

 

緑色のボサボサの髪の少女…精霊 七罪は快獣ブースカと珍獣デバンと焚き火をしながら喋り合っていた…彼女実は彼らに会うまではとてもネガディブだったが…彼らの純粋さがいい方に働き少しずつポジティブになってきた

 

七罪「それでね!今度天宮市て場所に行かない?」

 

デバン「うん行こ行こ!」

 

ブースカ「行ってみたい!」

 

精霊 六喰と精霊 七罪…彼女達が士道と会う日は近い…




【終炎融合獣ブラックゼットン】
身長64メートル 体重 52万トン
必殺技 デス火球
六本に生えた角から光線を吸収しパワーに変えそれを反射すると言うウルトラマンの必殺技を封じており常に浮いていることから格闘戦にも持ち込めずテレポートやバリアでウルトラマンジードとオーブを追い詰めるはず…だったがグルジオキングに呆気なく敗北…ゼットンが対ウルトラマンにし過ぎて人間の兵器にやられたの同様にウルトラマン以外には割と弱かったようだ

ブラックゼットン…困難出したらウルトラマンがピンチなので噛ませになりました、ゼットンは防御力が意外と低いですしブラックエンドは…最強なんですよ?円盤生物の中では…ただ円盤生物の何が強いて空を飛んでるからで格闘戦ができないんですよ…だから空を飛ばないブラックエンドは弱く感じて…逆にあれはレオが強すぎるだけだから…

良かったね士道くん、精霊攻略がウルトラ怪獣のお陰で楽になったよ、七罪ちゃんの心を開かせなくてもいいし(デバンとブースカのお陰でよほどのことがない限りネガティブにならないし大人の姿にもならない)六喰ちゃんに記憶を封印される心配もない(M1号に悟られて自分の記憶の封印を解いてるし)…美九さん?知らないなぁ…

ん?二番目に生まれた精霊が出てきた?……さて最後に出てきた人は誰なんだ…次回もお楽しみに

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