レイオニクスウィーズ   作:暗愚魯鈍

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今回は短め……うむ…文字数が6000文字とは…そして漸くあの子が登場…そしてあの怪獣も本格的に動き出すようです、今回は短くてすみません…後ヴェノム様、新しい小説にも感想をくれてありがとうございます…感想が来た時は泣きました…そう言えばメタルリンク様が最初に感想送ってきた時も大喜びで泣きそうだったなぁ…メタルリンク様も新しい小説読んでくれないかな…この作品に初めて感想を書いてくださった時のように……ナインボール77様も来ないかな…

イリス「贅沢だな貴様」

スーパーグランドキング「…良いではないかイリス…お前新作でも出番あるんだろ?」

カイザーギドラ「へ、出番がある方は発言が違うな」

……ネタバレをしないでください…はぁ…それと新しく書いた作品はあくまでアニメ版のグリッドマンのifストーリーですので設定が今後のアニメで明かされる真実と違うかもしれませんが…それは仕様です、僕が思い浮かぶ最高のハッピーエンドには必要な筋書きですからね…まあギャラクトロンがメインの僕の新作「歪んだ正義は正義のヒーローになれるのか」を読んでくだされば嬉しいです!


百三話流星少女

珠恵「…………出席を取りますよぉ」

 

亜衣「タマちゃん!それ窓ですよ!教卓はそこじゃないです!」

 

珠恵「ふぇ?……ああそうでしたね」

 

珠恵はぼ〜と窓際に立ち出席簿を取り出して出席を取ろうとするが教卓じゃないと亜衣が叫んだことで教卓に戻る…ここまでならちょっておかしいな程度だろうが…

 

珠恵「じゃあ…ラヴクラフトさん…ラヴクラフトさん…ラヴクラフトさん……ラヴクラフトさん…ラヴクラフトさん…ラヴ」

 

宏人「先生ぇぇぇぇ!!?ラヴクラフトさんなんて生徒はいませんよ!?」

 

珠恵「あ…すみませんうっかりと…」

 

「「「「うっかりし過ぎだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」」」

 

珠恵は誰にも焦点を合わさずじっと天井を見てラヴクラフトの名前を連呼する…それを宏人がいないというとてへと舌を出すがクラス全員(士道、折紙、十香以外)が絶叫する…普段何も言わない凜祢や狂三でさえ叫んでいた

 

「先生〜ラヴクラフトさんて誰?クトゥルフの?」

 

珠恵「違いますよぉ〜…名前が同じなだけですよ…実は私その人に命を救われまして…す、好きになっちゃったんですよねぇ…それ以来どんな男性を見ても興奮しなくなって」

 

凜祢(……ねえ狂三ちゃん、確かラヴクラフトさんて…三千万歳以上なんだね?)

 

狂三(ラノベでも見ない年の差ですわ…と言うか邪神と教師て…)

 

珠恵が頬を赤らめて笑うとクラス全員が歓喜の声を上げる、今まで結婚出来なかった珠恵に運命の人がと声を全員上げる…他のクラスの担任は「今日も珠恵先生のクラスは元気いいな」と心の中で思った

 

珠恵「と言うわけで士道君、折紙ちゃん…ラヴクラフトさんと知り合いの様なので連絡先とか知りません?」

 

士道「……知り合いの部下…間違えました知り合いだから知り合い経由なら…」

 

折紙「……私達も運命のそこまで詳しくない…」

 

珠恵「…まあいいです、彼女達に聞けばいいので」

 

凜祢「彼女達?」

 

珠恵は士道と折紙にラヴクラフトと会えるかと聞くと士道と折紙は神無の部下だから神無を経由してなら会えるかもと言うと珠恵はじゃあこちらに聞こうと言ったので凜祢が首を傾げると珠恵は廊下に向かって行く

 

珠恵「あ、言い忘れてましたが今日から転入生が来るのです……あと新しい先生も来ましたねぇ…どうぞ」

 

宏人・亜衣「「何と無く誰が来るかわかった」」

 

珠恵が転入生がいると言うとそれを早く言えよぉ〜とクラスメイトが言い始め宏人と亜衣は誰が来るのかなんとなく察した…そして入って来たのは…鏡花達

 

狂三「……(ポカーンと口を開けている)」

 

鏡花「……京極 鏡花です」

 

耶倶矢「ふふ…八舞 耶倶矢だ!よろしく頼むぞ!」

 

夕弦「挨拶、八舞 夕弦です…こちらの厨二とは残念ながら姉妹です」

 

耶倶矢「ちょっと!?残念て何よ!?」

 

士道と折紙、十香は今日何のウルトラシリーズ観ると言いだし興味がなさそうだったがクラスメイトの男子は「可愛い子来たぁぁぁ!」と叫び女子は「痛い子と面白そうな子、小動物みたいな子」だ…と思っていた

 

珠恵「はい!よろしくお願いしますねぇ…て訳でラヴクラフトさんの居場所を…」

 

宏人・亜衣「「いい加減にしろぉぉぉぉ!」」

 

珠恵は三人にラヴクラフトの居場所を聞こうとして宏人と亜衣に止められた…そして鏡花達が士道の知り合いと聞くと「ああ変人の知り合いか」と思われたが案外仲良くなった

 

狂三「全くうちのクラスの皆様が煩くてすみませんわね」

 

夕弦「安心、優しそうで良かったです」

 

耶倶矢「ほんとほんと、あたしみたいな厨二キャラはハブられ…こほん、くく我が闇のオーラを見ても語りかけるとは勇士達ばかりだな」

 

凜祢「まあ特大の変人(士道)を受け入れてるからね……で何でここに?」

 

狂三がクラスメイトの質問大変だったでしょうと昼休みに鏡花達が弁当(神無作)を食べていると横に来る…まあこのクラスは変人三人組を受け入れている時点で心が広い…で凜祢が何故ここに来たのかと質問すると

 

鏡花「私学校来たことないんですよ…だからフィッツジェラルドさんがなら姉妹と一緒に学校行けて言われて…学校て良いところですね…小学校は机に落書きされたり花瓶が置かれてましたけど…」

 

耶倶矢「イジメじゃん…まああんたら精霊(耶倶矢達もだが)や封印する鍵(士道)の警護もあるわね…まあ学校に通う金は出すからしっかり守れて意味ね…まあ我らだけではないがな」

 

夕弦「同意、ええその通りです警備員にジャグラー、新任の先生として何人か天宮高校に潜入してます」

 

十香「……マフィヤも大変なのだな」

 

鏡花が簡単に説明すると十香は凄いんだな〜とシンプルな声を出す…まあポートマフィヤは正確にはマフィヤではないが…すると教室に誰が入って来た

 

アカネ「ヤッホー鏡花ちゃん達転入して来たて聞いて驚いたよ」

 

耶倶矢「女神…アカネか…久しいな」

 

アカネ「まだあって3日も立ってないよ」

 

アカネが入って来た事で興奮するクラスメイトをよそ目に四人は話し合っている…すると士道が折紙に耳打ちする

 

士道(なぁ…俺達の高校に新条アカネ何て生徒ていったけ?)

 

折紙(…覚えてない…けど突然現れたなんてことはないだろし興味がなかったから覚えてなかっただけ)

 

士道(そうだな…まあ仲が良さそうだから良いか)

 

士道は新条アカネ何て生徒はいたかと聞くが折紙も覚えてなかったようで士道は仲がいいならいいかと怪獣について折紙と話し合う

 

 

鏡花「学校終わりに寄り道…青春ぽいなぁ」

 

耶倶矢「買い食いも青春だな!」

 

夕弦「歓喜、青春はいいです」

 

折紙「……青春の規模が小さい」

 

鏡花達は学校が終わると寄り道してクレープを買う…これが青春の一ページ何だなと泣きそうになる三人をよそに折紙はどれだけ楽しみにしてたのかと考える…まあ三人が幸せならいいだろう

 

鏡花「神無も来れば良かったのにな…楽しいのに…まだ私達と同じで高校生で通じると思うのに」

 

夕弦「疑問…高校生ですか?鏡花は実年齢19歳ですし見た目は中学所か小が…なんでもないです」

 

夕弦は高校生じゃなくて小学生だろと疑問の目で鏡花を見ようとするが鏡花の鋭い目を見て何でもないと目をそらす…

 

耶倶矢「そう言えばこの前天宮市の近くに隕石が落ちたと聞くが…まだ見つからないようだな」

 

狂三「そうですわね…まさか宇宙人や怪獣だったりして」

 

十香「隕石ならブルトンに…ん?どうしたのだ士道?」

 

耶倶矢が隕石の話をすると十香が隕石に関連する怪獣の名前を言うとするが士道は黙ったまま…ある方向を指差す…全員それを見るとそこには長い金髪の少女が立っていた……そして少女は士道達に向かって近づいてくる…その髪はあまりにも長い彼女の身長にも届くであろう美しい黄金の髪を揺らしながら黄金の瞳で士道達を見つめ士道達に近づくとそこで立ち止まる

 

「……ふむ…一応聞くが五河 士道殿…でよろしいのじゃな?」

 

士道「お、おう…俺は五河 士道だが…君は誰だ?」

 

六喰「ふむ…そうじゃな…むくは星宮 六喰(ほしみや むくろ)元人間の精霊じゃよ…訳あって宇宙にいたが…此度はこの星の危機に立ち向かうためにお主様と近寄った次第じゃ」

 

折紙「……精霊…?まさか自分から近寄ってくるなんて…狂三の時以来」

 

彼女の名は星宮 六喰…M1号の元で勉学を学んでいたが地球の危機とあり士道に会いに来た…まさか精霊自ら自分達に会いに来るとは思わず全員目をパチパチしていた

 

六喰「……まだ飲み込めないようじゃな…率直に言おう、むくの力を封印して欲しいのじゃ…そしてこれから起こる災いからこの世界を救って欲しい」

 

士道「ちょっと待ってくれ…中々飲み込めない…つまり君はその為に俺の前に現れたと言うのか?」

 

六喰「そうじゃな…むくの力がお主様の力になると先生は言っていた…と言う事で協力して欲しいのじゃ」

 

六喰は素っ気なくそう言うと士道がいやしかしと考え込む…最近忘れられがちだが精霊の力を封印するには恋心を抱かせキスをしなければいけない…がこの少女は最初から自分の力を封印させようとしているので自分に好意を抱くかわからないし本当にそれだけが目的なのか分からない…すると六喰は天使を呼び出す

 

六喰「封解主(ミカエル)…これがむくの天使じゃ…これでむくの心を覗き見るといい…そうすれば疑いは晴れるじゃろう?そこの白髪殿とポニテ殿も見て良いぞ」

 

折紙「…いいの?でも人のプライベートを除くなんて…私にはできない」

 

凜祢「教師をストーキングして弱みを握った折紙ちゃんが言えるセリフなの?」

 

十香「なんの怪獣が好きなのだ?」

 

狂三「十香さんはお話をよく聞いてくださいまし…」

 

士道以外にも折紙と十香を呼び封解主を自分の胸に刺し自分の情報を士道達に教えると…士道達は目尻を抑え嗚咽を吐き出す

 

士道「……疑ってごめん…そんな過去があるなんて…思ってもなくて…俺もさ…そんな時あったよ…M1号…ありがとう…彼女の心を開いてくれて…」

 

折紙「……分かる…独占欲は誰にでもある…それが暴走して他人から家族の記憶を消して自分だけの物にしようとしたのも分かる…家族に拒絶されて…それで心を閉ざしたのもよく分かる…」

 

十香「……うう…宇宙空間の孤独…M1号は…お前の心を開いたんだな…疑ってごめんなのだ…」

 

鏡花(何かいい雰囲気だけど…私達はそれが分からないから……)

 

士道達は六喰の過去を知り一通り泣いた後六喰に向かって握手をし始めた…鏡花達は状況が飲み込めず困惑する……だがそんな彼等に迫る影が…

 

「見つけたぞギョギョ…精霊達…ギョギョ…」

 

折紙「………半魚人?」

 

ポワソン「ギョギョ…ピニヤ星人…ポワソン…この世界の海を支配…そして精霊の体で…免疫力をつける…ギョギョ…」

 

現れたのは頭部の目が退化見えなくなった代わりに全身に目が付いているピニヤ星人と言う半魚人に似た宇宙人でギョギョ言いながらバトルナイザーを構え怪獣を召喚する

 

ーーーヴモゥオゥ!ヴォーン!ーーー

 

ーーーギャモモモ!ーーー

 

ーーーガラアッ!ーーー

 

現れたのはカエルのような鯨にヤモリの様な怪獣…そしてポワソンのエースである怪獣…ではなく超獣…その名も原生怪獣ヤモに潮吹き怪獣ガマクジラ、そして怪魚超獣ガランである…

 

六喰「……ふむ先生が言っていた怪獣使いか…」

 

ポワソン「ギョギョ……お前らを捕まえて…解剖して…無菌してない水でも対応できる様にしてやるギョギョ…やれ怪獣共よ」

 

ーーーギャモモモ!ーーー

 

ーーーヴモゥオゥ!ヴォーン!ーーー

 

ーーーガラアッ!ーーー

 

怪獣達が突進を仕掛け士道達に向かってくる瞬間、空から三つの光が飛んできてガラン達の前に現れる

 

ーーーピイイイィィィ!ーーー

 

ーーーピギャウウゥゥゥッ!ーーー

 

ーーーバピイイィィィ!ーーー

 

現れたのは超翔竜メガギラスに吸血怪獣ギマイラ、殺し屋超獣バラバ…突然現れて困惑しているガラン達を他所にバラバ達は冷静に対応してそれぞれバラバは同じ超獣のガランへ、メガギラスはガマクジラへ、ギマイラはヤモへと歩き出し前に立って士道達を守る

 

ポワソン「ギョギョ…あのレイオニクスか…なら私自ら…」

 

鏡花「私達がいる事忘れてません?」

 

六喰「ほう……?中々強い覇気じゃな…そこの精霊三人に味方の怪獣達は…どれむくも手を貸すとしようかのう」

 

ポワソンは自分が精霊を捕まえようとするが鏡花達と六喰が立ちはだかる…

 

ーーーピイイイィィィ!ーーー

 

ーーーヴモゥオゥ!ヴォーン!ーーー

 

ガマクジラは潮吹きでメガギラスを攻撃するがメガギラスは得意のスピードでそれを避ける…ガマクジラは何度も塩を吹きかけるがメガギラスは超スピードで避け続け爪でガマクジラを引っ掻く…そして針で刺してエネルギーを吸い取る…メガギラスにとってガマクジラの様な鈍い怪獣はいい餌だった…

 

ーーーヴモゥオゥ!ヴォーン!ーーー

 

ーーーピイイイィィィ!?ーーー

 

だが調子に乗りすぎたメガギラスはガマクジラの転がりに巻き込まれ地面に激突しガマクジラが全体重を乗せてメガギラスにのしかかりメガギラスは悲鳴をあげる…そして針からもっとエネルギーを吸い取るとガマクジラから急いで針を抜きのしかかりを押しのけて飛び立つ

 

ーーーギャモモモ!ーーー

 

ーーーピギャウウゥゥゥッ!ーーー

 

ギマイラとヤモは激しく突進し合う…ヤモは四足歩行で動きが機敏で…しかも壁もない大気に足を引っ付けて空中を動き回る…流石は家守…だがギマイラは宇宙のカオスを出す事ができないため苦戦している…あれを使えば士道達も巻き込んでしまうからだ…かと言って舌から放つ電流で倒そうと思ってもヤモは素早く動き捕まらない…

 

ーーーピギャウウゥゥゥッ!ーーー

 

ーーーギャモモモ!!?ーーー

 

だがギマイラは角から光線を放ちヤモに当て吹き飛ばす…その隙に舌を絡ませ電流を流す…それに苦しむヤモ

 

ーーーガラアッ!ーーー

 

ーーーバピイイィィィ!ーーー

 

同じ超獣同士であるバラバとガランとの戦いは白熱していた、ガランがガランガスで触れた物を分解し吸収するガスだがそれをバラバは口からの火炎放射で相殺しバラバは接近し左手の鎌で斬り裂こうとするがガランがそれを白刃取りして受け止め蹴りをかましてバラバを後ろへ吹き飛ばす

 

ーーーバピイイィィィ!!ーーー

 

ーーーガラアッ!ーーー

 

ガランは角からテレパシー光波を放ちビルに当ててビルを動かしバラバに当てようとするがバラバは右腕の鉄球からムチを出してビルを破壊し頭部の剣からショック光線を放ちガランは目を防いで防ぎガランガスを放ちバラバはそれを避けて透明化して姿をくらます

 

ーーーガラアッ!ーーー

 

ーーーバピイイィィィ!ーーー

 

ガランは手当たりしだいにテレパシー光波を放ちビルなどの建物を操りガランガスをばら撒くがバラバはそれを巧く躱し鎌でガランを切り裂くもガランガスに当たり皮膚が溶ける…超獣同士互角の戦いを繰り広げる

 

三体ともそれぞれ激闘を繰り広げる中三体の主人であるポワソンはもうボロボロだった…ポワソンの種族 ピニヤ星人は特質した能力はない…それに比べ精霊の力は強大だ…

 

ポワソン「……ぐ……ぬを……」

 

鏡花「私一人で十分でしたね」

 

鏡花は重力と斥力を纏った拳の一撃でポワソンを吹き飛ばしポワソンは全身の骨が折れも動けない状態になった

 

六喰「やるのお、むくも一撃で倒すとは思っていなかったのじゃ」

 

耶倶矢「……護衛は鏡花一人でもいいんじゃないかな?」

 

夕弦「同意…そうですね」

 

ポワソンを一撃で倒した鏡花に全員が驚くなかポワソンは逃げようとするが……

 

「邪魔」

 

ポワソン「ぐええええ!?」

 

突然現れた首に長いマフラーを巻いて、紫色の模様がついた学ランの様な服を着た白髪の少年に蹴飛ばされポワソンは派手に吹き飛び壁に衝突し首の骨が曲がりそのまま死亡する…全員が突然現れた少年に驚くなか少年は突然鳴り出した携帯を取り出し何者かと会話した後顔を空に向けて大咆哮を上げる

 

少年「があああああああ!!!!」

 

すると少年の姿が代わり巨大な怪獣の姿になる…その姿は先日戦ったシノビラーに酷似しており紫色の無数の発光体がついた怪獣となる

 

ーーーガァアアアアア!ーーー

 

その怪獣は手の爪を構え目にも止まらぬ速さで動き一瞬のうちにガマクジラとヤモを八つ裂きにする、その速さはガマクジラとヤモは切られたことに気づかぬまま死んだ程だ

 

ーーーヴモゥ……オゥ……?ーーー

 

ーーーギャ……モモ…モ…?ーーー

 

そのまま謎の怪獣はガランに斬りかかりガランはガランガスを吐き出し防ごうとするが謎の怪獣はガスごと斬り裂いてガランは死亡する

 

ーーーガラ……アッ………!?ーーー

 

謎の怪獣「トドメだぁぁぁぁ!!」

 

謎の怪獣は発光体から紫の光弾を一斉放射してメガギラスとギマイラ、バラバを吹き飛ばし戦闘不能に変えて光の粒子となって恐らくは神無のギガダークナイザーに回収される…

 

士道「……一撃で?」

 

謎の怪獣「………」

 

謎の怪獣はそのまま消えていく…それを見て呆然とする鏡花達を残して…だが鏡花達ははっきり分かった、謎の怪獣は鏡花と夕弦、耶倶矢の方を見て憎悪の目を向けていたことに

 

 

アカネ「流石アンチ君だねぇ!流石!オートインテリジェンスを組み込んだだけはあるよ!偉い偉い!」

 

アカネはパソコンで先程の映像を見て謎の怪獣…アンチと呼んだ怪獣の活躍を見て喜んでいた

 

アカネ「さてさて…次は…邪魔な神様を殺すかぁ〜この私の右腕にかかればチョチョイのチョイだよ」

 

アカネは自分の右腕を見ると笑いもう一機のドローンの映像を移す…そこには雷が迸る船に乗り巨大な劔を持った太陽のように輝く龍が映っていた

 

 

 




【原生怪獣 ヤマ】
身長45メートル 体重12,000トン
必殺技自由自在にどんな場所でも歩ける足
ピニヤ星人が家守(ヤモリ)を改造して怪獣化した怪獣で足の裏にはどんな場所でも歩ける力を持ち空気であれ水辺であれ、マグマの中でもあらゆる所を歩ける…がその真価を出すこともできずアンチに八つ裂きにされた

ピニヤ星人はぺロリンガ星人の前身と言える存在でペロリンガ星人が出るとき本当はこいつが出る予定だったそうです、ヤモもその時出てくる怪獣でした、ガランとガマクジラはお供です…まあ今回はアンチ君に一撃で倒されましたが…タイトルは原作では(この作品でも)隕石の如く宇宙からやってきたからですね、M1号さんは良い教師になりましたね、六喰ちゃんの過去が知りたい方は原作の六喰プラネットか六喰ファミリーを参照(ステマ)、もしくはpixivにてお調べください

次回はまつろわぬ神…とそして等々この章もクライマックスです。ラスボスはまさかの…次回もお楽しみに

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