レイオニクスウィーズ   作:暗愚魯鈍

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今回はマイナーな怪獣と宇宙人が現れます!そして僕が考えたオリジナル怪獣も登場します…では楽しんでお読み下さい!


第十九話宝石獣の襲来

神無視点

 

僕達は無事に時空邸に戻ってきた

 

神無「いやマガオロチが手に入ったのは純粋に嬉しいな!」

 

グローザム「そうですね、では俺達はこれで…」

 

神無「よし、遊星ジュランに行こう!リドリアスを見に行こうか!あ、でも仲間にはしないよ?保護してある怪獣だし」

 

グローザム「……ですよね…」

 

ではまたメカキングギドラを呼んで遊星ジュランへと飛び立った

 

メカキングギドラ『遊星ジュラン、到着です…』

 

神無「ご苦労様、メカキングギドラ!」

 

グローザム「本当にご苦労だな…お前」

 

メカキングギドラ『ご主人様の為ならこれくらい平気です』

 

ゼット「……従者の鏡だな…」

 

神無「ほうここが遊星ジュランか!テレビだと分かりにくいからな…うん…?あそこにいるのはリドリアスとボルギルスとモグルドン

か!」

 

リドリアス、ボルギルス、モグルドンが僕達の近くを歩いていた…すると

 

?「お前達!あの怪獣達を捕まえるのだ!」

 

ーーーバトルナイザー・モンスロードーーー

 

するとバトルナイザーの起動音とともに三体の怪獣が現れる、そしてすぐ横には一人の猿のような宇宙人もいた

 

神無「!?…岩石怪獣ゴルゴス、ヘドロ怪獣ザザーン、冷凍怪獣ギガス!であのレイオニクスは…宇宙猿人ゴーロン星人か…マイナーな奴ばっかりだな…」

 

そう宇宙人はゴーロン星人…ウルトラセブンに出てきた星人で、ギガスはレッドキングと共にドラゴをフルボッコにした怪獣…、ザザーンはタッコングにやられた怪獣…(デザイン段階ではヘドラという名前にしようとしていたらしい…)、そして岩石怪獣ゴルゴス中心核を破壊しない限り何度でも蘇る敵…それよりその三体がリドリアス達に襲いかかっていた

 

ゴーロン「ハッハハハハ!こいつらを売れば大儲けだ!」

 

神無「最低な奴だな…よし行け!コダラー、シラリー、メルバ!」

 

ーーーバトルナイザー・モンスロードーーー

 

ーーーギャオオォォォ!ーーー

 

ーーーグゲッ!ーーー

 

ーーーピュアァァァ!ーーー

 

ゴーロン「何だ!?こいつらは!?」

 

神無「行け!お前達!倒してしまえ!」

 

メルバはゴルゴス、シラリーはザザーン、コダラーはギガスと戦う

 

ゴーロン「貴様!?俺と同じレイオニクスが何故ここに!?」

 

神無「怪獣達を売って大儲けなんてさせない!」

 

ゴーロン「おのれ!ゴルゴス達よ軽くひねり潰せ!」

 

ゴーロン星人はそう命令するが…

 

ーーーピュアァァァ!ーーー

 

メルバはメルバニックレイを放ちゴルゴスをな攻撃するがゴルゴスは体を破壊されてもすぐに元に戻ってしまう…がそれがどうした!と言わんばかりに両腕の鋏で攻撃しゴルゴスの背中にある中心核を破壊しゴルゴスはただの岩に戻り倒された

 

ゴーロン「ぁぁぁ!?ゴルゴスがぁ!?」

 

ゴーロンはゴルゴスがやられたショックで大声を出すが…これで終わりではない!

 

ーーーギャオオォォォ!ーーー

 

シラリーは両腕からレーザー光線を放ちザザーンを攻撃する、ザザーンのパワーが戦艦を水中に沈める程でもシラリーが遠距離から攻撃しては活かせず、ミサイルをはじきかえす皮膚もレーザー光線は防ぎきれず、炭酸ガスであらゆる生物を殺傷できる…といってもシラリーにはとどかずザザーンはそのままレーザー光線に当たり爆発を起こす…

 

ゴーロン「馬鹿な!ザザーンまで!?」

 

ザザーンまでやられ焦り始めるゴーロン星人…だが

 

ゴーロン「まあいい!俺のエースたるギガスがいれば逆転もありえ…「グオォォ!?」な…ギガスゥゥゥッ!?」

 

ギガスがコダラーに吹き飛ばされる

 

ーーーグゲッ!ーーー

 

コダラーは更にバシバシとその怪力でギガスをボコボコにしギガスが虫の息になった所でコダラーは手から電撃球を放ちギガスを攻撃しギガスは爆発した

 

ゴーロン「馬鹿な!私のギガスまで!このレイブラットの後継者になるはずの俺の怪獣がぁ!?」

 

…よく考えて見たけど惑星ハマーに来てたレイオニクスてあんまり強くない怪獣ばっかりだったよな…(テレスドンやらアーストロン

、ゴメスなど…)バードンやタイラント、レッドキングならともかく…ゴルゴスやザザーン、ギガスでレイブラットの後継者に慣れると本気で思ってるの?…まあテレビでは大人の都合があったのかもしれないけどさ…せめてウルトラマンを苦しめた強敵を仲間にしておけよ……

 

ゴーロン「こうなったら!貴様を殺して…「……させない」グギャァァ!?」

 

ゴーロン星人は銃を出して僕を撃とうとするが…ゼットはテレポートでゴーロンの後ろに回り込み刺又で刺してゴーロンはそのまま死亡する

 

神無「ふう、いい怪獣達のストレス発散になったな!ご苦労様、コダラー、シラリー、メルバ!よく頑張った!ゆっくり休んでくれ!」

 

ーーーグゲッ!ーーー

 

ーーーギャオオォォォ!ーーー

 

ーーーピュアァァァ!ーーー

 

神無「……さてリドリアス達は無事かな?」

 

リドリアス達が無事かどうか確認しようとすると…

 

?「大丈夫、彼等は無事さ、リドリアス達を助けてくれてありがとう」

 

グローザム「誰だ!」

 

後ろを向くとある男の人が立っていた…あの人はまさか…

 

神無「!ウルトラマンコスモスの変身者…カオスヘッダーと和解した春野ムサシさん…」

 

ムサシ「そう、僕はムサシ、春野ムサシだ、君の事は他のウルトラマンから聞いているよ神無君」

 

……そう、僕達の後ろにいた人は真の勇者…春野ムサシさんがそこに立っていた

 

 

第三者視点

 

 

神無「いや、遊星ジュランに来たからもしかしたら会えると考えていましたが本当に会えるとは!怪獣と共存を選んだウルトラマンと人間としてお会いできて嬉しいです!」

 

ムサシ「僕も会えて嬉しいよ、君の様な怪獣が好きな人がいて嬉しい限りだ、レイオニクスとしては異質な怪獣を道具ではなく仲間、家族として扱う君と僕も会いたかった」

 

神無とムサシはムサシの家で怪獣達の話をしていた。横ではムサシの妻のアヤノがそれを遠くで見ている……グローザム達は息子さんのソラくんと遊んでる…普通の子だった泣くと思われたがカオスヘッダーとの仲がいいからなのか他の子より宇宙人に対する恐怖心がないのだろう

 

ムサシ「ほう、そんな怪獣もいるのか…でもまさかグローカまで仲間にするとは…そしてこのギガダークナイザーは機械でさえ感情を与えるとは…普通のバトルナイザーとは違う様だ…流石はレジェンドがギガバトルナイザーを改造した事はある」

 

神無「ええ、レジェンド様には本当に感謝しています、そのお陰で家族が増えた」

 

神無は笑顔でムサシさんに話しかける

 

ムサシ「そうか…で君にはご家族はいないのかい?まだ若そうだけど…」

 

するとその場の温度が下がったかの様に寒くなる

 

神無「…………………………」

 

ムサシ「え、え?神無君?どうしたの?」

 

ムサシは笑顔を消し固まったまま黙り尽くしている神無に心配そうに話しかける

 

神無「……僕の家族は家族ではありません…唯の他人です…僕の家族は怪獣達だけです…そこだけは間違えない様にして下さいね…」

 

その時、ムサシも神無の触れてはいけない過去に触れたと思いこれ以上この話題に触れない様にした

 

ムサシ「ああ、すまなかった!」

 

神無「いえこちらこそ!不愉快な思いをさせてしまいすみません」

 

そう神無はそのまま喋ろうとすると外から怪獣の叫び声が聞こえる

 

ムサシ「!?遊星ジュランにいる怪獣の鳴き声ではない!」

 

神無「襲撃して来た怪獣か!?」

 

するとそこには至る所に結晶の様な宝石がついており背中に特に大きな宝石をもつ怪獣が現れた

 

神無視点

 

ーーーゴガァァァァァァァ!ーーー

 

その怪獣は咆哮を上げこちらに向かってくる

 

神無「なんだあの怪獣は!?見たこともないぞ!?」

 

僕はギガダークナイザーであの怪獣の情報がないか確かめるが…見つからない…あいつは一体なんなのか…?すると

 

ムサシ「…あれは宝石獣ガーメリシャス!何でここに!?」

 

?何故かムサシさんが知ってる?何故だ?

 

神無「知ってるんですか?」

 

ムサシ「ああ!あいつはかなり強い怪獣と聞いたことがある!…逆に知らないのか?」

 

神無「ええ、初めて知りました」

 

グローザム「俺も長いこと生きてるが…初めて聞く怪獣だな?」

 

ゼット「……初めて知った…」

 

僕だけじゃない様だ…でも本当に何なんだあいつは…?

 

神無「まあいい!行けガメラ!ミズノエリュウ!鎧モスラ!」

 

ーーーバトルナイザー・モンスロードーーー

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ!ーーー

 

ーーーキュオオオオォォォォォォン!ーーー

 

ーーーピアァァァァァ!ピアァァァァァ!ーーー

 

召喚したのはミズノエリュウとガメラそして鎧モスラ、相手が未知の存在の為守護神たるこの三体で攻撃を仕掛けるが

 

ーーーゴガァァァァァァァ!ーーー

 

ガーメリシャスは背中の宝石から雷撃を放ちガメラ達を攻撃する

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ!?ーーー

 

ーーーキュオオオオォォォォォォン!?ーーー

 

ーーーピアァァァァァ!?ピアァァァァァ!

?ーーー

 

神無「!?ミズノエリュウ大丈夫か!?」

 

その攻撃にガメラと鎧モスラはほとんど無傷だったが…ミズノエリュウは軽い傷を負う

 

ーーーキュオオオオォォォォォォン!!ーーー

 

ミズノエリュウは大丈夫!と神無に伝える様に吠える

 

神無「よかった!ガメラ達でも苦戦するなんてな…!中々やるなあの亀!」

 

ムサシ「僕も手を貸すよ!コスモース!」

 

ムサシさんはコスモスに変身しすぐさまコロナーモードに変化する…という事は倒していい怪獣なのだろうか?ガーメリシャスに拳を叩き込むコスモス、だがガーメリシャスの甲羅は硬いらしくコスモスの攻撃も効かず、更には背中の宝石や体の周りの宝石から電撃を放ちコスモスを攻撃する

 

コスモス「グワァ!?」

 

神無「コスモスさん!?ガメラ達コスモスさんを助けるんだ!」

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ!ーーー

 

ーーーキュオオオオォォォォォォン!ーーー

 

ーーーピアァァァァァ!ピアァァァァァーーー

 

すると三体がコスモスを助けに向かう…がガーメリシャスは口から熱線をガメラ達に放つが…ガメラが熱線を吸収してしまった…そうあまり知られていないがガメラは炎を操る事が出来るのだ…つまり人間でいうパイロキネシスの様なもので更に熱や炎を吸収して自分のエネルギーに変えてしまうのだ

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ!!!ーーー

 

そしてガメラはプラズマ火球より強化されたハイ・プラズマを放ちガーメリシャスを攻撃する

 

ーーーゴガァァァァァァァ!?ーーー

 

ガーメリシャスは体のあちこちから火が出ていたがそれでも背中の宝石から電撃を放ちコスモスやガメラ達を攻撃し…なかった…何故なら…

 

ーーーゴガァァァァァァァ!?ーーー

 

そう背中の宝石がハイ・プラズマの火炎で燃え尽きていた…だが宝石は燃焼が出来るものではない…だがハイ・プラズマ…プラズマ火球はその限りではなく、放電現象である為、燃焼が不可能な物質をも瞬時にして灰燼に帰すという恐ろしいガメラの技であり、その威力は実際のプラズマ現象ですら凌駕する驚異的な熱量をもつ程のガメラの技であり水中や宇宙でも使えるという便利な技で発射にごく僅かだが溜めが必要だが…ラグやリロードもほとんどない為空中を飛ぶ怪獣以外なら殆ど当たる優秀すぎるガメラの技である!

 

ーーーゴガァァァァァァァ!ーーー

 

それでもなおガーメリシャスは熱線を放つがガメラにまた吸収されてしまう

 

神無「よし!トドメのバニシング・フィストだ!」

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ!ーーー

 

するとガメラは右腕に炎を纏いガーメリシャスに突進する、ガーメリシャスは逃げようとするが…

 

ーーーゴガァァァァァァァ!?ーーー

 

なんと水柱と無数の鱗粉から放たれる稲妻光線を放ってガーメリシャスを拘束しているのだ…実はこれ鱗粉からの稲妻光線は鎧モスラのエクセル・シャイニング・フィールド・レインボーを強化した鎧モスラの技…鎧・エクセル・シャイニング・フィールドで、水柱での拘束はミズノエリュウが水を操ってガーメリシャスを拘束しているのだ!

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ!!!!ーーー

 

そのままガメラはバニシング・フィストを放ちガーメリシャスの甲羅を貫き、内部から焼き尽くしガーメリシャスは爆発した、これにより怪獣達は勝利の咆哮を上げる

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ!ーーー

 

ーーーキュオオオオォォォォォォン!ーーー

 

ーーーピアァァァァァ!ピアァァァァァ!ーーー

 

 

ムサシ「また来てくれ、神無君!君の怪獣達をリドリアス達に紹介するよ」

 

神無「ええ、また来ます」

 

僕は時空邸に帰ろうとする、するとムサシさんがコスモプラックを僕にかざしコスモプラックから出て来た光が僕に流れる

 

ムサシ「コスモスの力だ…君の優しさ、強さ、勇気の力が君を強くするだろう、神無君優しさを忘れない様に」

 

神無「はい!ではまた!」

 

そして僕達はそのまま帰る…

 

神無「…ガーメリシャスか…知らない怪獣だな…知られてみるか…」

 

僕が気になったのはガーメリシャスの事…この時は知らなかった…これがある敵の生み出した怪獣だったなんて…

 




宝石獣ガーメリシャス…四足歩行で亀に似ており甲羅から結晶の様な宝石が生えている、武器は口から放つ熱線と宝石から放つ電撃が武器

はい、宝石獣ガーメリシャスと言うのがオリジナル怪獣でした、実はこの怪獣…ある宇宙人が生み出した怪獣なのです!これは後に誰が生み出したのかわかる予定です、つまり伏線というやつですね、まあでもまだずっと先なので今は誰が生み出しなのか考えていてください次回もお楽しみに!

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