レイオニクスウィーズ   作:暗愚魯鈍

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今回は戦闘描写下手すぎますね…すみません…ではお読み下さい!



二十八話完全生命体の畏怖

レイ視点

 

レイ「何だこいつは!?」

 

俺は当然空がガラスの様に割れたと思ったらそこから赤い宇宙人の様な奴が現れた

 

ケイト「あいつは異次元人ヤプール人!…正確にはあの姿は異次元超人巨大ヤプール、かつてレイブラットが全滅しかけた種族であり超獣達を生み出した存在だ!…今は亡霊体の様だが…それでも恐るべき敵だ…」

 

レイ「超獣を!?なんて奴だ!」

 

グランデ「それだけじゃあない…ウルトラマン達の宿敵でもあり何度も苦しめて来た強だ」

 

ダイル「更にはあいつらは不滅…完全に滅ぼすことができないんだ…

 

ミサキ「それを全滅しかけたレイブラットて凄いのよね…」

 

…そんなに凄い奴なのか…でも何故ここに?

 

神無「貴方の目的は…僕達レイブラットの後継者たるレイオニクスの殲滅ですよね」

 

ヤプール「その通り!お前達レイオニクスを全て滅ぼす!そしてペダン星人もだ!」

 

ダイル「!?何故だ!」

 

ヤプール「未来の私のレイオニクスを操る計画を止める様伝えたがそれを拒否し私に刃向かった罰だ!」

 

神無「けどねぇ…全てのレイオニクスを抹殺てのも…稀に優しいレイオニクスもいますよ?レイさんとか…」

 

そう神無が言い返すと

 

ヤプール「ふん!下らん!レイオニクスにそんな奴は滅多に存在せん!…それとも何だ?貴様の様に優しいレイオニクスは沢山いるとでも言うのか?」

 

神無「え?違いますよ…僕のどこが優しいんですか?」

 

そう神無は首をかしげるがヤプールは言葉を続ける

 

ヤプール「俺は見ていたぞ…貴様の怪獣に対する扱いを!家族や友人の様に接する優しさを持っていてどこが優しくないと言う?…せめてもの餞けにこのヤプールがお前、そしてお前達レイオニクスの死に様を見届けてやろう!」

 

神無「勝てるならね!」

 

ヤプール「勝てるとも!例え「六人」レイオニクスが居ようとも我は必ず勝つ!」

 

?六人…?ここには俺グランデ、姉さん、ミサキ…そして神無しか居ないはず…もう一人は…?

 

神無「ここには五人しかいませんけど?」

 

ヤプール「…何?確かにレイオニクス反応はある筈…いや待てよ確かにお前達の遺伝子はレイブラットの物だが…もう一人はレイブラットの遺伝子を受け継いないのか…?だが何故バトルナイザーを操れる?

 

どうやらヤプールも困惑しているらしい…

 

ヤプール「まあいい!出でよ怪獣達!」

 

一体は悪魔…もしくは天使を想像させる禍々しくも神々しい右腕が剣の怪獣でありもう一体は結晶が大きくなったような、こちらも神々しさ、そして何かしらの不気味さを放つ無機質な怪獣…そして最後の一体が一言で言うのなら巨塔だった…旧約聖書に出てくるバベルの塔の様なそんな怪獣だった

 

神無「そんな…!?バロック怪獣ブンダーに光怪獣プリズ魔!…それに完全生命体イフ!?…ブンダーとプリズ魔はともかくイフに勝てるわけがない!!」

 

そう神無は断言する

 

レイ「そんなにヤバいのか!?」

 

神無「ヤバいてもんじゃないですよ!プリズ魔のプリズ魔光線は食らったら最後結晶になって消えてしまい、ブンダーは空間を捻じ曲げることができ…そしてイフは…攻撃すればするほど強くなる…あのマックスでさえ勝てなかった程で唯一の方法が音楽を聴かせることのみ…それも倒すのではなく音楽を学習させるて武器や姿を変えただけ…でもヤプールがそんな事をさせる余裕をくれるとはとは考えにくい…ヤバいぞ!」

 

そう焦る神無…だが

 

ヤプール「そう悲観するな、何こいつはあのマックスと戦った個体のクローンだ、攻撃をしてもその攻撃をやり返すだけで自身が使えるようにはならぬ、それに強い攻撃程やり返しづらいからな…そもそもこいつはイフの細胞から我が生んだ存在…そこまでは強くない…」

 

何故かヤプールはイフの弱点を言う

 

ケイト「何故そこまで教える?」

 

ヤプール「何、そこのお前は我が生み出した超獣を家族として扱うからな、他のレイオニクスに道具として扱われるのは癪だがこいつの場合は例外だ…だから特別に教えてやった…まあイフには絶対に勝てんがな!」

 

そうヤプールは腕を組みながら言う

 

グローザム「ほお?…あの悪魔がここまで親切になるとはなぁ?」

 

ヤプール「黙れグローザム!人間にやられた四天王の豪将(笑)の不死身(笑)のグローザム(大笑)が!」

 

グローザム「おい!テメェなんて言った!?氷漬けにしてやろうか!

?」

 

ヤプール「やれるものならな!掛かってこい!」

 

ゼット「……辞めろ二人とも…」

 

ヤプール「黙れ!ウルトラマンギンガとダークルギエル擬の声が!」

 

グローザム「お前はどっかで万屋開いてメガネが本体のツッコミ役の奴とアルアル言ってる宇宙人の小娘と一緒に江戸の街でも行ってろ!そしてウルトラマンマックスの声やってる新撰組の鬼の副長と喧嘩でもしていろ!」

 

ゼット「……何を言っている…?」

 

神無「声優さん繋がりだね…」

 

ヤプール「…茶番はお終いだ……さあ行くのだ!イフ達よ!あいつらを倒せぇぇぇぇ!」

 

するとイフ達が動き始めブンダーは怪獣の姿になりプリズ魔は女性が歌うような声を出す

 

神無「ならギャラクトロン行け!」

 

グランデ「久しぶりに暴れますか…レッドキング!」

 

レイ「行け!ゴモラ!」

 

ーーーバトルナイザー・モンスロードーーー

 

ーーーピキュギュィ!!ピギャア!!ーーー

 

ーーーギャアオオォォォォ!ーーー

 

ギャラクトロン「敵確認、完全生命体イフ確認、リセット不可、打開策を思考中」

 

ギャラクトロンはどうやらイフをどうするかを思案している様だ…

 

ーーーキュウウウゥゥゥンッ!ーーー

 

するとイフは右腕の剣から光線を放つ、それをギャラクトロンは魔法陣でピンポイントで防ぐ

 

神無「やっぱりマクシウムカノンも放てるのか…やっぱりマックスと戦った個体のクローンてのは本当の様だな…マクシウムカノンも撃てると言うことは…レーザーやミサイルも撃てるのか…厄介極まりないね…しかも無制限に…」

 

!ウルトラマンの技も撃てるのか!?しかも無制限に!

 

ギャラクトロン「…提案する、音楽を聞かせる、それが一番の解決策」

 

するとギャラクトロンは穏やかな音楽を流すが…

 

ヤプール「無駄だ!それで姿が変わったりなどせぬ!」

 

神無「…く、これじゃあ倒す方法がないじゃないか!」

 

ヤプール「だから言っただろう?こいつには勝てぬと!」

 

神無「…仕方ない…再現能力はない様だから再生が出来ないほど破壊し尽くしてやる!ギャラクトロン!力の限り戦え!」

 

ギャラクトロン「了解、対象イフ、リセット開始する、勝率…0%」

 

神無「足止めだけでも頼んだぞ!」

 

そうギャラクトロンは絶対に勝てない敵、完全生命体イフに立ち向かって行く

 

レイ「俺達も頑張らないと!ゴモラ!超振動波だ!」

 

ーーーギャアオオォォォォ!ーーー

 

ゴモラは超振動波をプリズ魔に放つが…プリズ魔はプリズ魔光線で超振動波を相殺した

 

レイ「!?馬鹿な!」

 

ーーーギャアオオォォォォ!?ーーー

 

グランデ「レッドキング!爆発岩石弾だ!」

 

ーーーピキュギュィ!ピギャア!ーーー

 

レッドキングは爆発岩石弾を吐き出すがブンダーは空間を捻じ曲げて異次元への穴を生み出し爆発岩石弾を飲み込んで消し去ってしまった

 

グランデ「マジかよ!?そんなのアリか⁉︎」

 

するとブンダーは再び異次元への穴を開きそこに槍状の腕を穴の中に入れると…

 

ーーーブォオオオォォォンッ!!ーーー

 

ーーーグサ!ーーー

 

ーーーピキュギュィ!?ピギャア!!?ーーー

 

グランデ「な!?レッドキング!?大丈夫か

!?」

 

何とその異次元への穴がレッドキングの後ろに現れ槍状の腕がレッドキングの装甲を貫いたのだ…

 

グランデ「何て厄介な能力だ…」

 

グランデのレッドキングも苦戦…と言うかまだダメージを与えてすらいない…

 

レイ「勝てるのか…こんな敵に…?」

 

そう不安も過ぎってしまうが…そう考えてしまえば負けてしまう…

 

レイ「いや!絶対に勝ってやる!」

 

グランデ「…は!それでこそ俺の認めてやったレイオニクスに相応しいぜ!レイ!」

 

神無「そうですね!諦めなければきっと!…まあ負けてもゼロさんがいればドーにもなりますし…」

 

グランデ・レイ「感動を冷ますな!」

 

神無が残念な発言をするが…まあ良い!絶対に勝ってやる!

 

ヤプール「無駄だ!こいつらは何者にも倒せぬ!」

 

レイ「絶対に勝って見せる!ゴモラ!」

 

グランデ「レッドキング!行けえ!」

 

ーーーギャアオオォォォォ!ーーー

 

ーーーピキュギュィ!ピギャア!ーーー

 

第三者視点

 

神無「そろそろ僕も行きますか…」

 

【ダークライブ!ジャッカル大魔王!】

 

ジャッカル「さてとこのババルウやザラブ真っ青の変身能力で…コスモス!」

 

ジャッカル大魔王はウルトラマンコスモスに変身しイフに殴りかかる!

 

ヤプール「何!?ウルトラマンコスモスに変身出来るとは…だが!それしきで倒せるイフでは無いわ!」

 

ジャッカル「行くぞ!ギャラクトロン!」

 

ギャラクトロン「了解」

 

そうしてギャラクトロンとコスモス(ジャッカル)は勝てぬ敵(イフ)に立ち向かって行く

 

レイ「ゴモラ!超振動波だ!」

 

レイはレイオニクスバーストをかけて超振動波を放つがプリズ魔はプリズ魔光線を放ち又しても相殺してしまう…

 

レイ「くそ!どうやったら…」

 

ゴモラは痺れを切らしてプリズ魔に突進して行くがプリズ魔は至近距離からプリズ魔光線を放ちゴモラを自分の体の中に閉じ込めた!

 

ーーーギャアオォ。ギャアオオォォォォ!?ーーー

 

レイ「ゴモラ!?大丈夫か!?」

 

そうプリズ魔は高熱でゴモラを倒そうとしているのだった…

 

グランデ「レッドキング!近づくんだ!接近してしまえば…あの穴を開けられることもない!」

 

グランデはレッドキングに「近づけば変な穴を開けられない」と考える…がその考えは甘かった…

 

ーーーブォオオオォォォンッ!ーーー

 

ーーーグサーーー

 

ーーーピキュギュィ!?ピギャア!?ーーー

 

グランデ「!?レッドキング!!?」

 

何と体を槍状に変えレッドキングの腹を刺す!刺されたところから大量に血が出始めた

 

ーーーキュウウウゥゥゥンッ!ーーー

 

ギャラクトロン「……やはりリセット不可、勝率未だ0%」

 

ジャッカル「はぁ…まだだ!フォトンクラッシャー」

 

神無はレヴィベジスに変身し光の刃を垂直に伸ばし相手に放つフォトンクラッシャーをイフに放つがイフは一旦爆散した後すぐに再生しフォトンクラッシャーを放つ

 

レヴィベジス「くそ!いい手はないのか!」

 

ギャラクトロン「…攻撃ではリセット不可」

 

レヴィベジス「…ま、やるだけやるさ…」

 

レイはプリズ魔の中に入ってしまったゴモラをどう助けるか考えていた

 

レイ「ゴモラァァ!!?くそ何かいい手は…」

 

レイがゴモラを探す方法を考えていると…

 

ミサキ「全く仕方ないわね…手を貸してあげるわ」

 

ーーーバトルナイザー・モンスロードーーー

 

ーーーキュイイィィィ!ーーー

 

レイ「ミサキ!?」

 

ミサキ「レイ…貴方には仲間(私達)がいるのよ?もっと頼りなさい…」

 

レイ「…済まない…ルディアン!ゴモラを助けてやってくれ!」

 

ーーーキュイイィィィ!ーーー

 

ルディアンはプリズ魔に向かって行く

 

ケイト「ふん…グランデ…手伝ってやろう」

 

グランデ「レイの姉ちゃん!」

 

ケイト「ケイトだ…行けゼットン」

 

ーーーピポポポポ!ゼエットォーン!ーーー

 

ゼットンもブンダーに向かって走る

 

レヴィベジス「…皆頑張っているんだ!僕達も頑張らないと!」

 

ギャラクトロン「……理解不能の塊だ…いいだろう…この感情に付き合ってやろう…」

 

レヴィベジス「…そうだブンダー達にはこいつらを送ろう!」

 

ーーーバトルナイザー・モンスロードーーー

 

神無はスノーギランとビースト・ザ・ワンを出しレイ達の所へ向かわせる…

 

ミサキ「ルディアン!切り裂きなさい!」

 

ルディアンは腕を巨大な剣に作り変えプリズ魔を切り裂くがプリズ魔はなかなか倒れないそんな時だ!スノーギランが口から吹雪でプリズ魔の体を凍てつかせる!

 

ミサキ「!今よレイ!ゴモラに超振動波を撃たせて!」

 

レイ「わかった!」

 

ゴモラはプリズ魔の中から超振動波を出すと何とプリズ魔の体が破壊される…

 

ミサキ「ガラスのコップを冷やした後お湯を注ぐと割れるようにしてプリズ魔の体に急激な熱膨張を起こさせて倒す…何とかできたわね…流石神無…変な作戦考えるじゃない…」

 

こうしてプリズ魔はバラバラになり綺麗な結晶(プリズ魔の体の一部

)となり倒された

 

グランデ達の戦いの最中ビースト・ザ・ワンの放つ超絶火炎光弾がブンダーに当たりブンダーは逃げようとするが槍が抜けず逃げられない…そしてこの状況を逃すことはなかった

 

グランデ「爆発岩石弾だ!」

 

ケイト「ゼットン一兆度の火球!」

 

そしてビースト・ザ・ワンの超絶火炎光弾がブンダーに当たる

 

ーーーブォオオオォォォンッ!?ブォオ……ーーー

 

そのままブンダーは爆散した…

 

レヴィベジス「一か八かだ!ギャラクトロン!さっき話した作戦で行くぞ!」

 

ギャラクトロン「了解した…」

 

ギャラクトロンはイフの後ろに立ち、レヴィベジスは前に立つ

 

レヴィベジス「フルムーンレクト!」

 

ギャラクトロンは穏やかな音楽を流す

 

ヤプール「無駄だと言っているだろう!こいつは形態変化しないと…」

 

レヴィベジス「何事もやってみなきゃ始まらない!」

 

こうして鎮静化する光線と穏やかな音楽を流し続けると…

 

ーーーキュウウウゥゥゥンッ…………ーーー

 

段々イフから戦意が無くなっていきイフは大人しくなり始める…

 

ヤプール「…馬鹿な…こんな事が…」

 

神無視点

 

僕は動揺するヤプールに指を突きつけてこう叫ぶ!

 

神無「これが僕と怪獣の力だ!ヤプール!」

 

ヤプール「……成る程…これは厄介だ…レイオニクスよ!貴様は我が宿敵ウルトラ兄弟よりも貴様を優先抹殺対象にしてやろう!」

 

……え?どうゆう事?…ウルトラ兄弟より優先抹殺対象?どういう事?

 

ヤプール「貴様はいつか必ず我が倒してやろう!フハハハハハ!首を洗って待っていろ!」

 

そう言ってヤプールは消えていった…つまり…

 

神無「ヤプールに目をつけたれたのか…ハ、ハ、やばいんじゃないこれ?」

 

ギャラクトロン「……元からレイブラットを倒すといっている時点で貴方は命が危ない」

 

神無「…ハ、ハ…ヤバいなぁ…「キュウウウゥゥゥンッ!」ん?」

 

するとイフがこちらを覗いている…ん?これて?

 

神無「え?仲間にしていい雰囲気なの?ねえギャラクトロン?仲間にしていい感じこれ?ねえ?」

 

ギャラクトロン「いいんじゃないですか?」

 

神無「ヤッタァ!完全生命体が仲間になるんだ!嬉しい!」

 

そうして僕はギガダークナイザーにイフを回収した…

 

 

 

第三者視点

 

別の場所で…

 

ベダン星人「馬鹿な!?キングジョーブラックが…怪獣では無く人間大の大きさの『宇宙人』にやられるとは!?」

 

そうキングジョーブラック数機がバラバラの状態で破壊されていた…そしてその近くにはベダン星人…そして…

 

?「…ふむ、中々の硬度でしたが…私の剣や光線の敵ではありませんね…これでも私武術や格闘術も出来まして…まあ紳士としての嗜みですね…」

 

その宇宙人は銀色の鎧を纏い、純白のマントを着た宇宙人はバトルナイザー…いやネオバトルナイザー、しかも白色のネオバトルナイザーだった…

 

?「しかし私の『五体』の怪獣の怪獣を出すまでもありませんでしたね…ではこれで失敬しますよ…」

 

そして黒い悪魔のような宇宙人は唖然とするベダン星人の前から消えてしまった…

 




…イフの仲間にしたやり方…これでいいかな?…さて!最後に登場した謎のレイオニクスですが…簡単に言えば主人公のライバルポジですね…どんな手持ちか楽しみに待っていて下さい!ではまた次回もお楽しみにしていてください!

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