レイオニクスウィーズ   作:暗愚魯鈍

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段々と更新速度が遅くなってる…では今回はようやくエース達が登場します!お楽しみに!そして主人公のライバルキャラの登場です!


三十話古のレイオニクス・前編

神無視点

 

神無「ふひひひ…イフを仲間にした…いやぁ笑いが止まらないですね…ふひひ…」

 

僕はイフを手に入れた嬉しさで笑みを浮かべていた、いやあイフが手に入るとは…凄いなぁ…最高の戦力だよ!

 

レイ「何か怖いな……」

 

グローザム「……いや毎日怪獣達見てはあんな笑い声出すぞ…」

 

ゼット「……これが日常…」

 

グランデ「お前らも苦労してんのな…」

 

ん?何か…変なこと言ってる気がするけど…まいっか!さてさてあと残り十体しか仲間に出来ないけど…どんな怪獣が出てくるかな?

 

神無「……でも…何か熱くなるようなバトルがしたいなぁ…強敵とか

……」

 

そう不満を漏らすと…

 

?「ほう、では私と勝負いたしませんか?」

 

「「「「「「「!!!?」」」」」」」」

 

すると当然ペンドラゴンの中に宇宙人があらわれる

 

レイ「誰だ!」

 

その宇宙人は銀色の鎧をその身に纏い純白のマントを羽織り体は黒くそして顔は悪魔のような姿をした…そうこいつは

 

神無「悪質宇宙人メフィラス星人…!かつてウルトラマンと引き分けた宇宙人!」

 

あのウルトラマンとも互角にやりあった宇宙人でありその鎧はアーマードメフィラスの鎧にドン・ノストラのマントを来ている…丸で騎士を思わせる雰囲気がある…何かこう…気品があるというか…なんと言うか…

 

?「ええ、その通り、私はメフィラス星人ウェルテル…貴方達と同じレイオニクスです…以後お見知りおきを…」

 

そうウェルテルと名乗ったメフィラス星人は頭を下げた

 

レイ「やけに紳士的だな…」

 

ケイト「気をつけろレイ、こいつらは悪質宇宙人の名の通りの知能を持っている…」

 

ウェルテル「…その名はあまり好きではないのですがねぇ…少なくとも私は悪質ではありませんよ…」

 

そうウェルテルはショボンとして答える…見た目通りの紳士なのかもしれないね…

 

ウェルテル「…コホン、私がここにやって来た理由は…貴方ですよ」

 

と僕の方を向く…ん?僕が理由?

 

神無「え?僕?何で?」

 

ウェルテル「それは貴方が強いからですよ…いやね、ここに来たはいいんですが、私は別にレイブラットの後継者になりたいわけではありませんし…ただ仲間達と共にさらなる強者と一戦交えたいのですが…残念ながら強い人がいなくて…ペダン星人の円盤ばかりやって来て…私一人で破壊していたんですが……怪獣達もそろそろ戦いたいと駄々をこねて…ね」

 

神無「ああ、僕も一緒、最近エースの怪獣達が五月蝿くてさ…早く出せだの、戦わせろ、とか五月蝿いんだよね…」

 

ウェルテル「………貴方もですか…」

 

神無「うん…」

 

神無・ウェルテル「ハァーー・・・・・・」

 

そうため息を吐き出す僕達…なんか気が合いそうな気がする

 

ウェルテル「…まあとにかく手合わせ願えますかね?怪獣達が五月蝿いもので…」

 

神無「ええ、いいですよ…久しぶりに僕のエース達を出しますから…」

 

まあ、折角手合わせ願って来たんだからね…あまり悪い人ではなさそうだし、僕の怪獣達も五月蝿いからなぁ…でもネオバトルナイザーには四体だから…スラターンを抜くエースで戦おうかな?…そう考えていた時

 

ウェルテル「では行きますよ!スマウグ!グランドキング!ハイパーメカキングギドラ!そしてバイオニック・ギャオス!」

 

ーーーバトルナイザー・モンスロードーーー

 

ーーーゴアアアアアアァァァァァ!ーーー

 

ーーーピュキュリリリリリ!ーーー

 

ーーーギャオオオオオォォォォォ!ーーー

 

神無「え?四体…」

 

驚いたことにウェルテルさんは四体の怪獣を召喚したのだ!僕と同じ数を持っているなんて…!

 

グランデ「おいおい!?なんで四体持ってるんだよ!?おかしいだろ!?」

 

グランデさんも疑問を問いかける…それに対しウェルテルさんは…

 

ウェルテル「おや?ご存知なかったのですか?ネオバトルナイザーになるとごく稀に四体操れるレイオニクスがいるのですよ…まあごく稀ですが…一例を挙げると光の国が氷に閉ざされた時ウルトラマンを殺そうとやって来たシャプレー星人のカタロヒさんはアルビノ・ギラドラス及びサラマンドラ、ベムスター、ドラコ達と共にやって来ましたがウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンマックス、ゼノン、ヒカリ、メビウス達に邪魔をされ命からがら怪獣達と共に逃げ出したそうですよ?…まあ彼が四体の怪獣を操るレイオニクスとして有名ですね…」

 

神無「へぇ〜………」

 

あの映画のレイオニクスがオーブに出て来たシャプレー星人カタロヒで四体操るレイオニクスなのか…そう言えばネットで初めての「

四体操るレイオニクス!」て言われていたな…しかしブラックキングではなくアルビノ・ギラドラスか…まあシャプレー星人らしいな……

…本当はナックル星人がブラックキングを操る予定だったらしいけど

…シャプレー星人に変わったんだよな…

 

ウェルテル「それで、どうしますか?貴方が三体しか操れないなら一体回収しますが…」

 

神無「いいえ…むしろ、ありがたいですね!」

 

ーーーバトルナイザー・モンスロードーーー

 

ーーーグゥエエエエエ!ーーー

 

ーーーギイャアアアアアアアッ!ーーー

 

ーーークウウウゥゥゥゥ!ーーー

 

ーーーフシュオオオオオオォォォォォ!ーーー

 

僕はネオバトルナイザーからスーパーグランドキング、カイザーギドラ、邪神イリス、スラターンを召喚する

 

ウェルテル「!?…ほう……貴方も四体操るんですね…」

 

神無「操るじゃない…こいつらは僕の家族だ!」

 

ウェルテル「……おお、素晴らしい!怪獣達を家族と言うとは…!私と同じよう優しいレイオニクスで嬉しい限りです!これでこそ真のレイオニクスです!…最近は自分の怪獣を道具としか見ていないレイオニクスばかりで…嘆かわしい限りです…ですが貴方の様な方がいてよかった…後ろのレイオニクスの方達も優しそうだ…」

 

そうウェルテルは呟いた

 

レイ「まあ、ゴモラは俺が生まれた時からずっと一緒だしな…家族みたいなものさ…」

 

ミサキ「私もレイと同じね…ルディアンは私達の星の守護神だしね…」

 

ケイト「ゼットンも私が誕生した時からの相棒だからな…それなりに情がある…」

 

グランデ「俺の最初の相棒レッドキングと一緒に色んな戦いをやって来たし、その時にタイラントに出会ったんだ、まあ家族みたいな奴らかもな…」

 

そう一口にそれぞれの思いを出す皆さん…

 

ウェルテル「おお!素晴らしい!こんなにも同士がいるとは!?全てのレイオニクスが貴方達のようであればいいのに…残念で仕方がありません…」

 

そう呟くウェルテルさん…見た目や悪質ではなく良い人…いや良い宇宙人なんだろうな…

 

???「ウェルテルよ…良い加減始めてくれないか?私は退屈だ…早く戦わせろ」

 

レイ「ん?誰か喋らなかったか?」

 

ミサキ「?いいえ、喋べってないわよ?でも声が聞こえたわね…」

 

グランデ「誰だよ?」

 

ケイト「さあ…」

 

???「私だ!私!ここにいる竜こそ先ほど話しかけた者である」

 

「「「「「「キャアァァァァァァァ!!?シャベッタァァァァァァァァァ!!!??」」」」」」

 

何と出て来てから一言も(鳴き声)喋らなかった怪獣…と言うより竜が喋り出す

 

???「何だ?喋る怪獣がそんなに珍しいか?」

 

「「「「「「「うん!神無の怪獣しか喋るのは見たことない!」」」

」」」

 

……驚き過ぎじゃないのかな?…まあ僕も最初はキングゴルドラスやグランドギドラが喋ったのは驚いたけど…もう慣れた!

 

神無「それで貴方のお名前は?」

 

???「ムウ、良いだろう聞かせてやろう!我こそは火竜族「ウルローキ」の最後の世代の一体でありこの宇宙に遥か前より顕現し者

、今の名を超大龍スマウグと言う!」

 

!?スマウグ…!?「指輪物語」の前日譚である「ホビットの冒険」に登場する火竜の事で確かに映像作品の様に141mはありそうだ…でも映像作品にはなかったダイヤのチョッキも装着している…鱗も赤みがった金色だしね…でも…

 

神無「……ドワーフやエルフの作った特別製や対龍専用装備、稀代の魔剣とか持ってないんですけど…僕等…」

 

そうスマウグの鱗は硬く弱点である鱗の無い腹部は金銀宝石が溶けて固まったダイヤのチョッキによりカバーされているのだ!…それでも上に出したドワーフやエルフの作った装備で傷つけられるらしいけど…この宇宙にないから無理じゃね?

 

スマウグ「ハハハ!安心するがよい!そんなもの無くとも攻撃したらダメージを食らうわ

!我がいた世界の者達が作った武器や我ら竜より怪獣とやらの方が強き者共がおるからな!お前の怪獣達なら私の身体に傷をつけられよう!」

 

……安心した…凄く…しかし何故ここにスマウグが…?

 

ウェルテル「彼は私の長い相棒でしてね…もう何万年も一緒にいるのですよ…かつて他の宇宙よりブルトンの力だやって来たとか…そう言えばあのウルトラマンとも銀河最強武道会で戦う前以前からの付き合いですよね…月日というのは流れるのが早いものです…」

 

そう呟くウェルテル…するとグローザムが口を挟む

 

グローザム「銀河最強武道会!?…そんなまさか…!お前がかの有名な最強のメフィラス星人、メフィラス大魔王か!?」

 

神無「……ええええぇぇぇぇ!?メフィラス大魔王だってぇぇぇ!?道理でウルトラマンジードのキングさんの声がすると思った!!

僕が会ったキングさんは首相の声だったからね!……てメフィラス大魔王!?あのピッコロさん擬き!?あの漫画『ウルトラマン超闘士激伝』に出てくる始めは悪役だったけど最後は何か正義の戦士になって挙げ句の果てツイフォン編で月をぶっ壊したあの人!?」

 

すごい驚いた!?何でこんな所にこんな大物が!?

 

グローザム「それだけじゃない!かつてウルトラマンと最初に戦ったメフィラス星人を凌ぐ実力者であのメフィラス三代目(グローザムと同じ四天王の人)が何回戦っても勝てなかった…と言わしめられ、皇帝からも部下として欲しかったと思われつつウルトラマンと同じくらい敵に回したくないと言われた最強のメフィラス星人!…そして噂ではレイオニクスと聞いていだが…これ程の実力者とは!!?今の皇帝と同格…いやそれ以上の力を持っている…それに聞いた話ではあのウルトラマンゼロやベリアルでさえ大苦戦した強者の中の強者…正に最強のレイオニクスだ!又の名をその銀色の鎧と白きマントの外見の滅多に怒らない広い性格からしてこう言われる…騎士王ウェルテル!?

 

 

そうグローザムでさえ体を震わせウェルテルを凝視する…そんなに凄い人なのか…しかし騎士王ね…すごい通り名…

 

ウェルテル「そう怯えないでください…私は先程申した通りレイブラットの後継者などには興味がありません…それに私はそんなに怖い人ではありませんよ…ただ昔は少し悪でして…道場破りの様なことをしていましだが…今では紳士を心がけています…」

 

神無「……何故か勝てる気がしない…ウルトラマンと互角の時点で勝てる気がしないのは僕だけか…?」

 

ーーーグゥエエエエエ!ーーー

 

スーパーグランドキングは「僕達が戦うから大丈夫!」と叫ぶ…

 

神無「ありがとう!スーパーグランドキング!」

 

ーーーグゥエエエエエ!ーーー

 

ーーーギイャアアアアアアアッ………ーーー

 

ーーークウウウゥゥゥゥ………ーーー

 

ーーーフシュオオオオオオォォォォォ…フシュォォォ……ーーー

 

神無は気づかなかったが後ろではスーパーグランドキングを嫉妬の目で射殺さんばかりに睨みつけるカイザーギドラとイリスの姿があり、それをまるで「駄目だこいつら…」と溜息をつかんばかりのスラターン…

 

神無「まあいい…戦いを始めましょう…」

 

ウェルテル「そうですね…では尋常に…行きなさい、お前達」

 

スマウグ「やれやれ…ようやくか…では久しぶりの闘争を始めるとしよう!」

 

神無「行けえ!スーパーグランドキング達!」

 

ーーーグゥエエエエエ!ーーー

 

そうしてスーパーグランドキングはスマウグに、カイザーギドラはグランドキング、イリスはハイパーメカキングギドラ、スラターンはバイオニック・ギャオスと戦いを始める

 

第三者視点

 

こうして最強のレイオニクス・ウェルテルと若いレイオニクス皇 神無との戦闘が始まったわけだが…どちらが優勢なのだろうか…勿論今まで負けなしかつ苦戦したことのない神無の相棒達が押して…いなかった…寧ろ…

 

スマウグ「フハハハハハハ!どうした!?こうなものか!貴様の実力は?!」

 

ーーーグゥエエエエエ!!!ーーー

 

ーーーゴアアアアアアァァァァァ!!!ーーー

 

ーーーギイャアアアアアアアッ!!!ーーー

 

ーーーピュキュリリリリリ!ーーー

 

ーーークウウウゥゥゥゥ!??ーーー

 

ーーーギャオオオオオォォォォォ!!!ーーー

 

ーーーフシュオオオオオオォォォォ!!!?フシュオォォ………!?ーーー

 

神無「そんな!?僕の相棒達が押されているなんて!?」

 

そう神無の怪獣達がウェルテルの怪獣達に押されていっているのだ!…カイザーギドラとスーパーグランドキングは互角だが…

 

ウェルテル「確かに押してはいますね…ですが並みの怪獣ではもう決着がついています…やはり貴方は強い…」

 

そうウェルテルは謙遜するがどう考えてもこの勝負はウェルテルの有利だった…では戦いがどうなっているかを見てみよう…

 

スラターンの戦いではバイオニック・ギャオスを自分の槌と斧で切り裂いたり叩きつけようと接近するがバイオニック・ギャオスは空中を飛び回りスラターンの攻撃から避けたのだ…

 

ーーーフシュオオオオオオォォォォォ!!ーーー

 

スラターンは面倒くせえ!と思いつつも電撃ビームを発射しようとするが…

 

ーーーギャオオオオオォォォォォ!ーーー

 

何とバイオニック・ギャオスは口から散乱する光弾を放って来たのだ!…丸でシューティングゲームの弾幕の様に……図体がでかく動きも鈍いスラターンが避けれる訳もなく全弾命中してしまった…

 

ーーーフシュオオオオオオォォォォォ!?ーーー

 

スラターンは痛みよりもあの攻撃に苛立ち電撃ビームを放とうとするがそれより先にバイオニック・ギャオスが太い光線を口から吐き出しスラターンに当てる

 

ーーーフシュオオオオオオォォォォォ!!?ーーー

 

その威力は思わず後ろに下がってしまうほどだった…しかしギャオスは攻撃の手を緩めず

一方的にスラターンを蹂躙しスラターンは相手が空高くに入るため自分の攻撃が届かないで悩んでいた…それにまだバイオニック・ギャオスはギャオス族の得意技の超音波メスを使って来ていない…まだ本気を出していないのだろう…ギャオスは今度はリング状の光線を放ちスラターンを攻撃し続ける

 

イリス対ハイパーメカキングギドラ戦もハイパーメカキングギドラが優勢だった…そもそもハイパーメカキングギドラはゴジラアイランドの第2シーズンのラスボスであり怪獣自動販売機の高級品であり価格は1千万宇宙ゼニーで、ランクはスペシャルグレードAだと言う。尾以外すべてメカで、両翼の形状が生身のキングギドラに近い。翼が大きく足が太い。また、カラーリングもメカキングギドラと比べると全体的に黒ずんだ色合いをしており、ところどころに赤い三角形のマーキングがある……いわゆる究極のメカキングギドラと言えよう

 

ーーークウウウゥゥゥゥ…………ーーー

 

ーーーピュキュリリリリリ!ーーー

 

イリスはハイパーメカキングギドラの氷付け光線を避けるも少しかすり凍傷をおい、赤い色のレーザー光線に当たり、それでもなお、オーバーブースト・プラズマで反撃しハイパーメカキングギドラに傷を負わせるもすぐに再生してしまう…これがハイパーメカキングギドラの恐ろしい能力…修復プログラムによる自己修復能力だ!自己修復したのち全ての首から赤い色のレーザー光線を放ち、全ての光線を合わせて一点集中しイリスの触手のうち一本を破壊してしまう…その痛みにイリスは悶えるのだった

 

カイザーギドラ対グランドキング戦では最初は苦戦したもののカイザーギドラは自分の仲間にスーパーグランドキングがいた為割とすぐに対処してくる様になって来た

 

ーーーギイャアアアアアアアッ!!ーーー

 

ーーーゴアアアアアアァァァァァ!!ーーー

 

互いに今グランドキングは両腕でカイザーギドラは両首で押し合いをしていた…カイザーギドラのパワーに対応できるとは…流石はグランドキングである…そしてグランドキングは額からグランレーザーを放つがカイザーギドラの中央の首がデストロイド・カイザーを放ち相殺する…

 

ーーーギイャアアアアアアアッ!ーーー

 

ーーーゴアアアアアアァァァァァ!ーーー

 

グランドキングとカイザーギドラは楽しそうに闘いをしていた…互角の実力者を見つかっけたからの喜びなのだろう…

 

ーーーギイャアアアアアアアッ!ーーー

 

カイザーギドラはデストロイド・カイザーを一点集中させたトリプル・デストロイド・カイザーを放ちグランドキングの装甲を貫こうとするが、グランドキングは宇宙を破壊する力がないと倒せないと言われるだけあって装甲を貫通できなかったが…それでもグランドキングの装甲に穴を開ける…それを見たカイザーギドラはニヤと笑いかけるも…

 

ーーーゴアアアアアアァァァァァ!!ーーー

 

グランドキングもグランレーザーを放ちカイザーギドラの翼に穴を開ける

 

ーーーギイャアアアアアアアッ!?ギイャアアアアアアアッ!!ーーー

 

カイザーギドラはそれに驚き「やってくれたな!」とグランドキングを睨みつける…そしてまた闘いを始める…

 

そしてスーパーグランドキング対スマウグでは両者劣らぬ激闘を繰り広げていた…

 

スマウグ「フハハハ!まさか私の「古い火」を浴びても火傷で済む者がいるとはな!面白いぞ!我が同胞と同じ姿をしたものよ!だが其方の光線は我が鱗そしてチョッキには効かぬわ!」

 

ーーーグゥエエエエエ!!!ーーー

 

何とスマウグの古い火は「とある世界」の力の指輪というものを溶かし尽くせるほどの強力な炎でありそれは大抵の怪獣や宇宙人なら燼滅できるであろう炎をスーパーグランドキングは火傷ができるくらいの傷で済んでいるのだ…スマウグが少し加減しているとはいえノーガードで進んで来ているのだ…それはスマウグにとって賞賛に値した、

 

だがそれはスーパーグランドキングも同じ事だ、スーパーグランブレスを放つがスマウグの鱗には大して効果がなくそれに対しスーパーグランドキングはスマウグの弱点と言われる腹部と神無に言われていたのでダイヤのチョッキにスーパーグランレーザーを放つが何とダイヤのチョッキに当たった瞬間スーパーグランレーザーを跳ね返してしまったのだ!そうこのダイヤのチョッキは光線などを跳ね返す様にウェルテルが改造し防御力も高い…その為完全に弱点をカバーしている為、弱点など殆どないと言えるのだ…

 

スマウグ「ここまで心踊る戦いは……数百年ぶりだ!かつてウルトラマンとか言う戦士と地球と言う我が住まいし星とは違う宇宙の星で激闘を繰り広げて以来だ!」

 

ーーーグゥエエエエエ!!ーーー

 

そう喜ぶスマウグに対し咆哮を上げるスーパーグランドキング…両者は互いの体に攻撃をぶつけるのだった

 

ウェルテル「さて…貴方は武術に心得はありますか?」

 

いきなりウェルテルが神無にそう問いかける

 

神無「………?ありませんね……それに体力がなくて…短距離やマラソンとか地獄ですね………それが何か?」

 

ウェルテル「なら…私達も手合わせしませんか?…もちろん武器を使っても構いません…わたしもたまにはキングジョーブラック以外の敵とも戦いたい…」

 

神無「構いませんが…ギガダークナイザーはチートですよ?」

 

ウェルテル「構いません…なら私から行きましょうか…」

 

神無「そうです………か!」

 

神無は一瞬でギガダークナイザーを呼び寄せダークショットを放つがウェルテルはそれを右腕の剣「メフィラスブレード」で切り裂く

、そして左腕から光弾「ダークネスレイ」を放ち神無はそれを避ける

 

神無「ダークデスサイズ!」

 

次にダークデスサイズを放ちウェルテルを切り裂こうとするも今度はに左腕から盾「メフィラスシールド」を瞬時に呼び寄せて構えダークデスサイズを防ぐ、瞬時にウェルテルもペアハンド光線を放ちギガダークナイザーを回転させ受け流してダークウィップでウェルテルを拘束しようとするがウェルテルはそれを右腕から放つグリッタービームでかき消す

 

神無「なら…ダークジェノサンダー!」

 

稲妻状の必殺光線を放ちウェルテルを倒そうとするも…ウェルテルがそのまま動かずそのまま光線に当たり、倒れ………なかった、何と鎧には傷一つつかなかったのだから…

 

神無「…!?そんな…ダークジェノサンダーが効かないなんて…!?」

 

そう驚く神無を尻目にウェルテルは…

 

ウェルテル「…確かに強い…だが残念だ…貴方はその「本当の実力」を封印されている…恐らくこれ程の封印は伝説のウルトラマン、キング、ノア、レジェンドいずれかの封印だ…あの超人達が封印するぐらい…貴方は強いのですね…それに戦ってわかる…貴方は怪獣でも人間でも宇宙人でもない…いわば中途半端な存在…そのせいで自身のポテンシャルを生かせないのです…その高すぎるエネルギーも制御出来なければ宝の持ち腐れ…残念です…実力を引き出せば私と同じくらいの実力なのですが…」

 

そう残念そうに呟く…だが神無も黙ってはいない…

 

神無「ならその封印とやらを解いてやるよ!真の姿になってね!」

 

ウェルテル「……ほう…巨大化する気ですか…いいでしょう!私も久しぶりに本当の姿になりましょうか!!」

 

【目覚めよ!レヴィベジス!】

 

ウェルテル「ふん!」

 

そして大地に赤き巨龍と黒い巨人が現れる

 

 

 




メフィラス星人はウルトラマンのアンチテーゼと言われていますが(
ゼットンもアンチテーゼ)ウェルテルもそれと同じで主人公のアンチテーゼですね、主人公が悪役系主人公と言うならばウェルテルは正義の騎士ですね…もうウェルテルが主人公でいいんじゃないかな?…と思う感じのライバルキャラですね…手持ちもグランドキング、バイオニック・ギャオス、ハイパーメカキングギドラと言った主人公の最初の手持ちの同族ですね…ウェルテルはゲーテの作品に登場する「若き日のウェルテル」から…メフィラス星人の由来もゲーテの作品からちなんでますからね…次回は後編です!お楽しみに!

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