レイオニクスウィーズ   作:暗愚魯鈍

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さて今回はウルトラマンジードの映画をモチーフにした作品です!ではお読みください!そしてこないだ感想が100件を超えました!記念すべきその100人目の前感想を送ってくれたのは銀色の怪獣様です
!おめでとうございます!嬉しいです!好きな作家さんが丁度100件めなんて!?…残念ながら賞品はございませんが…銀色の怪獣様も他の読者の皆様もこれからもこの小説をお読みいただいたら嬉しいです



四十二話正義の暴走

第三者視点

 

ラグナレクはゼロの開けた異次元空間の穴を抜け、青い惑星…即ち地球に辿り着いた…ラグナレクから人間体に戻り地球を見下ろす

 

神無「何だ…地球か…救う気なくなるな…でも強い怪獣がいるなら…仕方ない…」

 

神無はギルバリスが滅ぼそうとしている星が地球と知ると救う気が無くなりかけたが…ギャラクトロンの創造主の存在が気になりその考えを捨てて地球に行く事を決意する

 

神無「さて何処にいるかな…?」

 

神無はギガダークナイザーに手を当て怪獣の気配を探る…そして怪獣がいる場所が判明する

 

神無「……日本か……いっも何で怪獣は日本に現れるんだ…?…まあいい…行くか…ラルゲユウス」

 

ーーーバトルナイザー・モンスロードーーー

 

ーーーピギャア!ピギャア!ーーー

 

神無は何故怪獣は日本に多く現れるのかと疑問に思うがそのまま日本のとある都市にラルゲユウスを呼び出し急降下して行く

 

 

ここはとある都市のとある町…ここは今火炎に包まれていた…理由は二つある…一つは怪獣の攻撃によって火災が起こった…もう一つは…原因不明の火災である…その町のとある場所に二つの人影が…一人は地面に倒れこむ小さな少女、もう一人がその少女を背中におぶって火炎から逃げようとする少年がいた

 

少年「おい大丈夫か!?しっかりしろ!○○!お兄ちゃんがここから逃がしてやるからな!」

 

どうやら彼等は兄妹であるらしい…だが火災は今も広がり煙が充満し視界も悪く…無事にここから逃げられるか分からない状態だった

…しかも運の悪いことに何処からか光弾が飛んできて建物の一部が壊れその破片が兄妹に降り注ぐ…

 

少年「……!?そんな……」

 

少年は死を覚悟した…だがせめて妹だけでも助けようと妹を破片が当たらないところに投げようとした…その瞬間…

 

神無「危ないなぁ…」

 

黒い三日月状の斬撃が破片に向かって飛んでいき破片を破壊する

 

少年「…え………?」

 

少年が斬撃が飛んできた所を見ると…自分より年上だろう金棒のような物をもった和服の青年が下駄をカランコロンと音を立てながらこちらに歩いてきた

 

少年「あ、あなたは……?」

 

少年は恐る恐る、青年は少年を一瞥しそして少年がおぶっている少女をチラッと見てから口を動かす

 

神無「……その少女は君が助けたのか?」

 

少年「え?…あ、はい!俺の妹です!」

 

神無「そうか……」

 

すると青年…神無は少年をジィーと見つめる、その視線を不思議に思ったのか少年が神無に問いかける

 

少年「あの何か…?」

 

神無「…いや…珍しいと思ってね…僕は人間なんて所詮自分の事しか考えないゴミだと思っているから…君みたいな子が珍しくてね…だから助けた…君がもし自分一人で逃げ出してたらそのまま見殺しにしていた所だよ…」

 

少年はその言葉に一瞬ゾクッとしたが…それよりも先に神無が言葉をだす

 

神無「それよりも怪獣だ!…そうだ少年、君大きな怪物を見なかったかい?僕はそれを探しにきたのだよ」

 

少年「え?…あ、妹を助けに来る前にでっかい機械の龍がいましたよ…そうだ!今街の人がその機械の龍に襲われて死人が出ているかも!」

 

少年は妹を助けに来る前に見た怪物を思い出し街で暴れていたことから街の人が襲われていると想像し人が死んでいるかもしれないと考える…だが

 

神無「……別にいいじゃないか、人が死んだって…寧ろ僕は喜ぶね」

 

少年「……え??」

 

神無「だって世の中は生きているだけで罪なゴミだらけなのさ…君みたいな善人は滅多にいないしいても迫害を受けたり損をする…それが世の中だ…人間はこの世に生まれてこなかった方が良かったのさ…口では平等とか言っていても所詮は綺麗事、人がいる限り悪は消えず不感情も消えないのさ…まあまだ幼くて…穢れを知らない君には分からないだろうけどねぇ…」

 

神無はその光のない眼で…昔にふけるように少年を見つめる…少年にはそれが何処か悲しげに見えた…まるで自分がそういった目にあったかのように…

 

神無「まあいい…怪獣の気配はさっきから感じてる…飛んでいけばいいだけだ…さてここで君を置いておくのも不安だ…少年…飛んでいくよ」

 

少年「へ?飛ぶ?」

 

少年がコクと首をかしげると神無の髪の中かは文鳥が出て来る

 

ーーーピギャア!ーーー

 

するとその文鳥…いな古代怪鳥ラルゲユウスが巨大化し神無がラルゲユウスの背に乗る

 

神無「……………乗らないの?」

 

少年「…………あ、はい」

 

少年は唖然としていたが…もう考えるのをやめたのかラルゲユウスの背に乗った

 

 

 

ここは火災の中心部、ここで機械の龍が暴れている…

 

ーーーラァァァァ〜ーーー

 

その龍の鳴き声はコーラスの様、見た目はギャラクトロンに酷似した…いや正確にはギャラクトロンが強化改造されたギャラクトロンMK2である、彼は手先から放つマシンガン…ギャラクトロンゲベールで建物を破壊し続ける…そしてギャラクトロンMK2の暴れるすぐ近くに人影が見えた、

 

父親「 ○○!早く逃げるんだ!」

 

母親「こっちよ!」

 

少女「うん、お父さん!お母さん!」

 

言葉を聞くにして家族とわかる彼等はギャラクトロンMK2から逃げる…がギャラクトロンMK2は彼等を見つけ手からデジタル魔法陣を出しギャラクトロンシュトラールを放つ

 

父親「!?…○○!お前だけでも逃げるんだ!」

 

少女「キャ!?…お父さん!?お母さん!?」

 

父親は少女を投げ飛ばし少女が道に投げ出されて転ぶ…そしてギャラクトロンシュトラールの命中する所に彼女の家族達が…

 

少女「逃げて!そこにいたら死んじゃうよ!

?」

 

母親「私達の事はいいから逃げなさい!」

 

父親「俺達の分まで…幸せにな…○○!」

 

少女「いやぁーー!お父さん!お母さん!」

 

そしてギャラクトロンシュトラールが彼女の家族に当たる…その瞬間

 

神無「…今日は良い人に会うな…」

 

ギャラクトロンシュトラールの射線状に黒い円が現れギャラクトロンシュトラールを防ぐ

…そしてレーザーが消滅すると円は…否円状に回転していたギガダークナイザーは持ち主の手に戻る

 

神無「間一髪…だね…」

 

ーーーピギャア!ピギャア!ーーー

 

少女「………誰?」

 

少女の家族を救ったのは和服を着た青年…神無…彼はラルゲユウスの背に乗りギガダークナイザーを投げてギガダークナイザーでレーザーを防いだのだ、ラルゲユウスは地面に降り立ち彼女達に近づく…ラルゲユウスの背中に妹を置いて神無について来る少女と同い年ぐらいの少年も後ろからつくてきたが…

 

少年「君大丈夫?」

 

少女「え?…あ、うんありがとう」

 

少年は少女に手を差し伸べ、少女は少年の手を借りて立ち上がった

 

父親「君は一体……?いやそれよりも…助けてくれてありがとう!」

 

神無「……まあ善人そうだし助けるに値しますからね…それよりあのギャラクトロン擬きは何だ?まあいいか、お前達頼むよ」

 

神無はギャラクトロンMK2を見つめる…がすぐに戦闘態勢に入り怪獣を召喚する

 

ーーーバトルナイザー・モンスロードーーー

 

ーーーグオオォォォォン!ーーー

 

ーーーグッギャオオオァァーーン!ーーー

 

ーーーキュアオオオン!ーーー

 

今回出したのはネロンガ、ケルビム、ゾアムルチで三体でギャラクトロンMK2を取り囲み

ギャラクトロンMK2を睨みつける

 

少年「化け物が…増えた!?」

 

神無「む、少年化け物じゃない、怪獣だ…彼等の名前は…」

 

父親「ネロンガにムルチに似た怪獣!?…あと知らない怪獣だ!」

 

神無が説明しようとした時父親が怪獣達の名前を叫ぶ

 

少女「知ってるの?」

 

父親「俺が子供の頃に見ていた番組…まあ今でもやっているが…ウルトラマンて言う作品に出てきた怪獣にそっくりなんだ…」

 

神無「ほう?この地球はウルトラマンの作品があるのですか…そうです彼等はウルトラマンの世界の怪獣です、他にもゴジラやガメラ色々いますよ」

 

少年「……あなたは一体…?」

 

少年が疑問を口に出すが神無はサラッと答えを言う

 

神無「僕?僕は通りすがりの怪獣使いさ」

 

ーーーグッギャオオオァァーーン!ーーー

 

ケルビムが弾道エクスクルーシブスピットという火球を放ちギャラクトロンMK2に命中するがギャラクトロンMK2は無傷でありゾアムルチは青い破壊光線を放つがこれも全くの無傷、ネロンガの暴君電撃もさして効かずギャラクトロンMK2は腕の接近格闘用ブレードギャラクトロンクリンガーで近づいてきたネロンガとゾアムルチを切り裂き後頭部にある鋭い切れ味をもつギャラクトロンベイルを取り外して手持ち武器として装備しギャラクトロンベイルをケルビムに投げつけケルビムに命中しケルビムはビルに倒れこむ

 

ーーーラァァァァ〜ーーー

 

ギャラクトロンファングを放ちケルビム達を追い込み、ケルビム達の攻撃はバリアで防ぎギャラクトロンシュトラールでケルビム達を吹き飛ばす

 

ーーーグッギャオオオァァーーン……ーーー

 

ーーーグオオォォォォン……ーーー

 

ーーーキュアオオオン………ーーー

 

神無「あ、やられちゃったなぁ……」

 

少年・少女「「早過ぎません!?出てきたばっかですよ!?」」

 

怪獣達の早すぎる退場に突っ込む二人…他人で出会ってすぐなのにこのシンクロ…将来いいコンビになりそうな感じである

 

神無「…ケルビム達も強いと思うんだけどなぁ…やっぱりギャラクトロンは強いや…ケルビム達、戻っていいよ…じゃあ代わりにガメラ!

 

ーーーバトルナイザー・モンスロードーーー

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ!ーーー

 

ケルビム達を戻し次に現れたのは地球の守護神ガメラ、ガメラはギャラクトロンMK2に接近しプラズマ火球を放ち、先程とは違い無傷ではなく機体に焦げ跡を残していた

 

ーーーラァァァァ〜ーーー

 

ギャラクトロンMK2はギャラクトロンクリンガーで切り裂こうとするがガメラの甲羅は固くガメラはギャラクトロンMK2に炎を纏った拳バニシング・フィストで殴りつけギャラクトロンMK2はバリアを張るがバリアを突き破り吹き飛ぶ

 

少年・少女「…………かっこいい!」

 

少年と少女は目を輝かせてガメラを見つめていた…どうやら彼等はガメラのかっこよさに惹かれたらしい…

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ!ーーー

 

ガメラはファンサービスとばかりに咆哮を上げる…流石グランドギドラと同じロリコン、ショタコン、小さい子供が好きなガメラである、子供達の心を掴むのが上手だ、

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ!?ーーー

 

グランドギドラ「ちょっと待て!?誰がロリコン、ショタコンだ!?」

 

神無「……ガメラて子供助ける事が多いじゃん?それにグランドギドラは子供しか食べなかったし…え?ロリコンじゃ無いの?」

 

そんなショートコントはさて置き グランドギドラ「よく無い!?儂等はロリコンじゃ…」ギャラクトロンMK2はすぐに立ち上がりギャラクトロンシュトラールを乱射する グランドギドラ「無視すんなゴラァァァァ!」

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ!ーーー

 

ガメラはギャラクトロンシュトラールをハイ・プラズマで相殺する

 

神無「…他にも呼ぶか…」

 

ーーーキシュイィィィィ!ーーー

 

ーーーギィガアアオォォォン!ーーー

 

更にデストロイアとスペースゴジラを呼びだし、登場と共にオキシジェンデストロイヤー・レイとコロナビームを放ちギャラクトロンMK2を吹き飛ばす、更にスペースゴジラは結晶体を至る所に出現させバトルエリアを形成する、バトルエリアはスペースゴジラだけでなく他の仲間のエネルギーも回復できウルトラマンのエネルギーすら回復させる…この場にウルトラマンがいたら制限時間が実質無くなるのだ

 

ーーーラァァァァ〜ーーー

 

ギャラクトロンMK2はギャラクトロンベイルを投げつけギャラクトロンシュトラールも放つががデストロイアのヴァリアブル・スライサーでギャラクトロンベイルを破壊しスペースゴジラのフォトン・リアクティブ・シールドでシュトラールを跳ね返されギャラクトロンMK2はボロボロ状態に変わりガメラにトドメにバニシング・フィストを喰らいギャラクトロンMK2は機能を停止する

 

神無「よし、お疲れガメラ、デストロイア、スペースゴジラ!」

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ!ーーー

 

ーーーキシュイィィィィ!ーーー

 

ーーーギィガアアオォォォン!ーーー

 

三体は嬉しそうに叫びギャラクトロンMK2はギガダークナイザーに回収される…すると…

 

?「どうやら貴方は今までの敵とは格が違うようだ…」

 

神無「…!?…誰だ…」

 

上空から突然声が聞こえるが見上げても誰もいない…

 

ギルバリス「私はギルバリス、この星の不要な知的生命体を抹殺する、全ては全宇宙の平和の為に、それが私の使命、正義の執行者、故にその使命を阻害する貴方を抹殺する」

 

少年「平和……何で…?そんなの平和じゃ…」

 

ギルバリス「ならば問おう、知的生命体は下らない理由で他を馬鹿にしたり傷つける…何故かわかるか?それは感情があるからだ、感情が知的生命体にある限り全宇宙から平和は訪れない…故に滅ぼす」

 

少女「そんな……」

 

誰もが一方的な平和論を聞き、怪獣達ですら絶句する中…神無だけはギルバリスの声に応じた

 

神無「まあ…確かに他の宇宙人はともかく地球人は根絶やしにすればいいと思うよ?でも動物は抹殺しないでくれる?人間だけなら殺していいよ」

 

さらっと恐ろしげなセリフを吐く神無にその場にいた少年達は驚き、怪獣達は…神無の過去を知っている為悲しげな目で見つめる

 

ギルバリス「……ここで貴方を排除する為…全勢力を持って倒します」

 

するとデジタル魔法陣が二十一個現れギャラクトロンが転送されてくる…しかも一体一体が神無の手持ちになる前のギャラクトロンと変わりないスペックを誇っていた

 

ギルバリス「これで貴方を排除…「お待ちください」?」

 

するとギガダークナイザーから神無の手持ちのギャラクトロンが自分の意思で現れる

 

ギルバリス「お前は…ブルトンに惑星ボリスに連れていかれた個体か…」

 

ギャラクトロン「……私の創造主ギルバリスよ、悪い事は言わない…ここから去れ、マスターは黒き鋼を持っている」

 

ギルバリス「何?黒き鋼…ギガバトルナイザーの事か…そうか…だからそれ程の怪獣を操れるのか…忌々しい惑星クシアの遺物品め」

 

神無「惑星クシア?」

 

ギルバリス「ギガバトルナイザーは元々クシアの科学者が生み出した物…それをレイブラットが盗みバトルナイザーの機能をつけた武器…私やギャラクトロンの装甲を傷つけるギガファイナライザーと同格の力を持つもの…やはり排除せねば」

 

ギャラクトロン「やめるんだギルバリス、私は知った、知的生命体達は必ずしも害悪ではないと、確かに感情があるから間違える…だか過ちを繰り返さないのも知的生命体だ」

 

神無「まあ人間は繰り返すけど…「マスターは黙れ」……ギャラクトロンが辛辣…」

 

ギルバリス「…理解できぬ…失敗作め…ここで消えろ」

 

すると二十一体のギャラクトロンが起動し街を破壊し始める

 

神無「出番だ!イリス!ワイバーン、ファイブキング!イズマエル、ビースト・ザ・ワン!」

 

ーーーバトルナイザー・モンスロードーーー

 

ーーークゥウウウウ!ーーー

 

ーーーピギャオオオォォォォォォン!ーーー

 

ーーークキャオオオォォーーン!ーーー

 

ーーーグルルル…ギャオオォォン!ーーー

 

ーーーピギャアアァァ…グルルルル!ーーー

 

エースの一角イリスとワイバーン、そしてファイブキング、イズマエル、ビースト・ザ・ワンを召喚しそして神無も体を赤く発光させ一瞬にして変身する、赤き巨龍…暗黒邪龍帝ラグナレクへと変身しギガダークナイザーを取り出しギャラクトロンにダークデスサイズを放つ…するとギャラクトロンを一撃で撃破する…

 

ラグナレク「あれ?ギャラクトロンがこんなにも…そうかさっき言ってた装甲を傷つける効果はデスサイズにもあるのか…」

 

とうやらギガダークナイザーのギャラクトロンの装甲破りはダークデスサイズ等も通用するらしい…

 

ラグナレク「なら…行くぞ!お前達!」

 

ーーークゥウウウウ!ーーー

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ!ーーー

 

ーーーキシュイィィィィ!ーーー

 

ーーーギィガアアオォォォン!ーーー

 

ーーーピギャオオオォォォォォォン!ーーー

 

ーーークキャオオオォォーーン!ーーー

 

ーーーグルルル…ギャオオォォン!ーーー

 

ーーーピギャアアァァ…グルルル!ーーー

 

ギャラクトロン「了解した」

 

 

まずギャラクトロンが敵側のギャラクトロンに攻撃を仕掛け、ギャラクトロンブレードを展開し斬り付け敵のギャラクトロン(以後はギャラクトロン量産機と呼ぶ)はスパークを散らし蹌踉めきギャラクトロンは更に右腕を切り離し光線を縦横無尽に射ち放ち目から閃光光線を放ちトドメにギャラクトロンスパークを撃ちギャラクトロン量産機は火花を散らしながら爆発を起こす

 

ギャラクトロン「カウント残り十九体」

 

ーーークゥウウウウ!ーーー

 

イリスは手をクロスさせ体を赤く光らせる、これがイリスがティガの能力をコピーしたティガのタイプチェンジでありパワータイプに変わりギャラクトロン量産機に電流パンチで殴りかかる、ギャラクトロン量産機はそれにより後ろに下がりデラシウム光流で破壊する

 

次に来たギャラクトロン量産機は手をクロスさせ体を青く光らせスカイタイプにチェンジしティガフリーザーを放ちギャラクトロン量産機の足を凍りつかせティガマシンガンパンチを放ち怯ませた所でランバルト光弾を放ちギャラクトロン量産機は爆発した

 

新たに襲いかかってきたギャラクトロン量産機をマルチタイプに戻りティガスライサーを放ちギャラクトロン量産機の動きを止めそのままタイマーフラッシュを放ち、その後にウルトラヒートハッグで敵を掴み全身を赤熱化しギャラクトロンは爆散する、そして次に襲いかかってきたギャラクトロンは超音波メスを放ちトドメにゼペリオン光線を放ちギャラクトロン量産機を破壊する

 

ギャラクトロン「カウント残り十五体」

 

ーーーグルルル…ギャオオォォン!ーーー

 

イズマエルは全身から光線を発射しギャラクトロン量産機を二体同時攻撃し、左腕を伸ばし巻きつかせ電流を流しラフレイアの花粉を出しギャラクトロン量産機に附着すると爆発を起こしバンピーラの糸で二体を拘束しその内一体をノスフェルの爪で貫通させギャラクトロンを機能停止させ、もう一体は口から火炎を吐きギャラクトロンを爆発する

 

ギャラクトロン「カウント残り十三体」

 

ーーーピギャアアァァ…グルルルーーー

 

ビースト・ザ・ワンは火球を上空から放ち滑空しながらギャラクトロン量産機を攻撃しギャラクトロン量産機を翻弄しそのまま超絶火炎光弾を放ちギャラクトロン量産機にトドメを刺した

 

ギャラクトロン「カウント残り十二体」

 

ーーークキャオオオォォーーン!ーーー

 

ファイブキングはレイキュバスの右腕のハサミから冷気と火炎を出しギャラクトロン量産機を攻撃しギャラクトロン量産機二体を攻撃しギャラクトロン量産機が閃光光線を放つが左腕のガンQの盾で吸収・反射しギャラクトロン量産機を攻撃し超コッヴの腹から光弾を連射速射しギャラクトロン達を後ろに後退させメルバの翼を広げ上空からレイキュバスの冷気と火炎の同時発射、ガンQのレーザーを放ち超コッヴの光弾を連射しメルバの目とファイヤーゴルザの頭部から光線を同時発射しギャラクトロンを破壊する

 

ギャラクトロン「カウント残り十体」

 

ーーーピギャオオオォォォォォォン!ーーー

 

ワイバーンは冷凍レーザーをギャラクトロン量産機達に当て火炎放射でギャラクトロン量産機達を牽制した後、冷凍レーザーと火炎放射を同時に放ち氷炎レーザーとなりギャラクトロン量産機を破壊する

 

ギャラクトロン「カウント残り八体」

 

ーーーギィガアアオォォォン!ーーー

 

スペースゴジラはクリスタルから放つ緑色の光線グラビ・トルネードでギャラクトロン二体を捕獲し結晶体を生み出して発射するホーミング・ゴーストを二体に放ちその内一体をコロナビーム発射し破壊し、拘束から解かれたギャラクトロン量産機はそのまま地面に落ち落ちた所でテールスマッシャーを受け破壊される

 

ギャラクトロン「カウント残り六体」

 

ーーーキシュイィィィィ!ーーー

 

デストロイアは体から中間体を二体生み出し中間体は口から紫色に発光する稲妻状の光線を放ちギャラクトロン量産機二体の装甲をわずかながら溶かし溶けた部分を中間体の肩の槍の様な触手で刺しその隙に接近したデストロイアがヴァリアブル・スライサーでギャラクトロン量産機を一刀両断しギャラクトロン量産機は真っ二つになりながら倒れ爆散しもう一体もミクロオキシゲンの濃度を限界まで高めたオキシジェン・デストロイヤーを超える光線オキシジェン・デストロイヤー・レイでギャラクトロンは溶かし尽くされた

 

ギャラクトロン「カウント残り四体」

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ!ーーー

 

ガメラはプラズマ火球を連射し続けギャラクトロンを攻撃しながら近寄る、ギャラクトロンも閃光光線を放ち攻撃するがギャラクトロンの攻撃をプラズマ火球で打ち消し接近した所でハイ・プラズマを放ちギャラクトロンをよろけさせバニシング・フィストで胸を貫きギャラクトロンはそのまま地面に倒れる

 

ギャラクトロン「カウント残り三体」

 

ラグナレク「さて…僕も本気で行こうか!ウルトラマンマックスの力よ!マクシウムスパーク!」

 

ギガダークナイザーからマックスの力を解放しギャラクトロン量産機を両断し爆散させる…ギガダークナイザーは光線技と切断技を強化させる能力があり言うなればジードのロイヤルメガマスターのスパーク(切断系)とフラッシャー(光線系)が二つ存在するというわけだ

 

ラグナレク「さて次はウルトラマンヒカリの力よ!ナイトフラッシャー!」

 

青い光線をギガダークナイザーから放ちギャラクトロン量産機を破壊する

 

ラグナレク「これで最後!ダークジェノサンダー!」

 

ギガダークナイザーから稲妻状の光線を放ちギャラクトロン量産機に当たりその光線はギャラクトロン量産機の装甲を貫きギャラクトロン量産機は大爆発を起こす

 

ギャラクトロン「カウントゼロ、ギャラクトロン量産機を殲滅しました」

 

少年・少女「やったぁぁぁぁ!!」

 

ギャラクトロン量産機が全機破壊され、喜ぶ少女と少年…だが空から白い塔が落ちてくる…その塔の中心には赤いコアがあった

 

ギルバリス「……こうなれば…私が完全体となってお相手しよう…」

 

すると自身の構成体を高次元増殖物質置換に変化し全身に砲門が備わった白い塔とは対照的な黒い怪獣に変わる…共通しているのは赤いコア(本体)が中心部に露出している事ぐらいだろうか……どこかガメラに似ている気がするのは気のせいだろうか?

 

ギルバリス「全宇宙の平和の為全ての知的生命体を…抹殺する!」

 

ギルバリスは全身の砲門バリストレッタから強力なビームを乱射しラグナレク達を攻撃する、波の怪獣より強い怪獣達もダメージを喰らっている辺り威力は凄まじいのであろう、ガメラとイリスが反撃として超音波メスとプラズマ火球を放つがギルバリスの装甲には傷一つ付いていなかった

 

ラグナレク「ク…流石ギャラクトロンの創造主…自身の戦闘力も高いのか…それに傷一つつかないなんて…」

 

ギルバリス「私の装甲は特殊でな、ウルトラマンタロウのストリウム光線すら無傷で済んだのだ…まあタロウが加減していたのもあったが……」

 

そうこのギルバリスの装甲は特殊でタロウのストリウム光線すら無傷で済んだのだ…まあそれは別世界のギルバリスで、この世界のウルトラマンは神無が見ていたテレビのウルトラマン達より強いので(言うなればこの世界のティガの強さはグリッターにならずともガタノゾーアを倒せる程強くなっている)、タロウがギルバリスに放ったストリウム光線は手加減されていたのだが…それでも並みの怪獣では歯が立たない硬さなのだ

 

ギルバリス「いくら黒き鋼があろうとも…私を倒す事など不能」

 

ギルバリスは破砕電磁光線バリスデストルツや破砕電磁光弾バリスチオーネを放ちガメラ達を牽制・攻撃しガメラ達は後ろに下がりダメージを負いながらもギルバリスを睨みつけていた、ガメラはプラズマ火球、イリスはハンドスラッシュ、ワイバーンは冷凍レーザーを、デストロイアはオキシジェン・デストロイヤー・レイを放ちスペースゴジラはコロナビームを放ちギルバリスを攻撃するがギルバリスは防御障壁バリスルーチェを展開しバリスルーチェは怪獣達の必殺技を喰らい粉々に破壊されるが威力は弱まりギルバリスに擦り傷を負わせるだけにとどまった

 

ギルバリス「危なかった…当たっていては流石に傷は付いていたかもしれない…」

 

ーーーピギャアアァァ…グルルル!ーーー

 

ビースト・ザ・ワンは滑空しギルバリスに突進を仕掛けるもギルバリスの頭部の角で敵を貫いたり切り裂くバリスコルノーラを喰らいザ・ワンは翼を裂かれ地上に落ちてしまう

 

ーーーグルルル…ギャオオォォン!ーーー

 

イズマエルがゴルゴレムの力で半透明化し別の位相に移動しギルバリスに接近しノスフェルの爪で切り裂こうとするがギルバリスはセンサーでイズマエルの存在を感知し破砕電磁光線バリスデストルツを放ちイズマエルを吹き飛ばし、ミサイルを連射しイズマエルを攻撃する

 

ーーークキャオオオォォーーン!ーーー

 

ギャラクトロン「覚悟」

 

ファイブキングは全ての部位から光線を発射しギャラクトロンはギャラクトロンスパークを放ちギルバリスを攻撃するがギルバリスはミサイルやレーザーを無数な発射しファイブキングの光線を全て相殺しギャラクトロンのギャラクトロンスパークは赤いコアから放つギャラクトロンのギャラクトロンスパークに似た光線を放ちギャラクトロンスパークを押し返しつつギャラクトロンとファイブキングにその光線が当たり二体は建物を壊しながら倒れる

 

少年「そんな…あんなに強かった怪獣さん達が……」

 

少女「…………………」

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ!ーーー

 

少年と少年は怪獣達が次々にやられていく様を見て絶望しかけていた…だがガメラは少年達に大丈夫とでも言っているかのように咆哮を上げ他の怪獣も叫びを上げる

 

ラグナレク「最後まで諦めない…それは怪獣もウルトラマンも一緒なんだよ……」

 

ギルバリス「理解不能…何故ここでして知的生命体を守る?」

 

ラグナレク「別に…人間なんて全滅すればいいと思ってるし滅ぼしたいと思ってる…でも世界にはまだ優しい人がいるかもしれない…そんな人がこの世から消えるまでは僕は滅ぼしたりしないさ…」

 

ギルバリス「理解不能…」

 

ギルバリスはそう言って破砕電磁光弾バリスチオーネを発射するがラグナレクはメビウスの切断技メビュームスパークをギガダークナイザーから放ち相殺する

 

ラグナレク「………ここからが本番だ!ウルトラマンベリアルの力よ!」

 

ギガダークナイザーを構えベリアルの光線技デスシウムフラッシャーを放ちギルバリスに攻撃を当てる

 

ギルバリス「グウウウ…!」

 

ギガダークナイザーはギルバリスやギャラクトロンに対し攻撃の威力が上がる武器である為威力が上がっている上ベリアルの光線技は強烈な為ギルバリスの装甲に傷を負わせるのも簡単であった

 

ラグナレク「ウルトラマンコスモスの力よ!コスモスパーク!ウルトラマンアグルの力よ!ストリームフラッシャー!」

 

ウルトラマンコスモスコズミュール光線を刃状にした光刃でギルバリスを切り裂く、ウルトラマンアグルの光線技アグルストリームを強化した技を放ちギルバリスはバリスルーチェでそれを防ごうとするが破られ攻撃が命中する

 

ギルバリス「………ク…バリスブラチア展開」

 

ギルバリスは両腕を砲塔の集合アームバリスブラチアに回転変形させてギルバリスの必殺技であるバリスチオーネやバリスデストルツ、

ギャラクトロンスパークに似た光線ミサイル、光弾を全砲門から一斉射撃を行う必殺技バリスダルフィティーを発射しようとしていた…

 

ラグナレク「……………」

 

ラグナレクは自分の後ろに怪獣を集め少年と少女…そしてその家族を守るかの様に立ちギガダークナイザーを両手で持つ

 

ギルバリス「…発射…」

 

そしてギルバリスはバリスダルフィティーを発射しそれにラグナレク達が当たりラグナレクがいた辺りは煙に包まれる

 

ギルバリス「………倒したか……?」

 

ギルバリスがラグナレク達を倒したと思ったその瞬間

 

ラグナレク「ウルトラマンベリアルの力よ!クロースパーク!」

 

ギルバリス「何!?」

 

黒い三日月の刃がギルバリスを裂きギルバリスは地面に倒れこむ…ギルバリスが見たのはギガダークナイザーを構えているラグナレク

…ラグナレクは当たる直前にギガダークナイザーを回転させ盾とし攻撃を防いだのだった

 

ラグナレク「……ギルバリス…何故君はそこまでして知的生命体を憎む?」

 

ギルバリス「何だと…」

 

ラグナレク「君の言葉には知的生命体を憎んでいる様に感じた…何かあったのか?」

 

ギルバリス「……!?……知った口を聞くな!貴様に私の何が分かるのだ!」

 

ギルバリスは光線を発射しようとするが待機していたガメラが必殺技を出そうとする…その名もウルティメイト・プラズマと言うガメラの必殺技兼切り札で本来ならば一発使えば地球のマナの環境が変わってしまうがこのエネルギーは神無が補っておるので環境は変わったりしない…が本家と比べたら威力が三分の二程で今回はそれより威力を落としているが…それでもギルバリスの全身の装甲を焼き尽くす程の威力があった…これにより砲門が焼きつきもう撃てなくなる

 

ラグナレク「トドメ!エレメントスピア!」

 

ラグナレクはギガダークナイザーに六属性付加した虹色の槍となりギルバリスを貫く

 

ギルバリス「ヌォォオオオ……!!?」

 

ギルバリスは抵抗できずそのまま地面に倒れる…これでラグナレク…神無の勝利となった

 

少年・少女「やったぁぁぁぁ!」

 

少女と少年がハイタッチしギルバリスに勝ったことを喜ぶ…だがギルバリスは完全に死んだわけではなく、まだ生きていた

 

ギルバリス「………何故殺さない…?私は貴様等を抹殺しようとしていた…何故だ…」

 

ラグナレク「……さあ?それより話してくれ君はどうして知的生命体を滅ぼそうとした?」

 

ギルバリスは何故自分にトドメを刺さなかったのか、と聞きラグナレクは何故知的生命体を憎むのかと問いかける

 

ギルバリス「……あれは私が生まれた時だ…」

 

ギルバリスは話し出す、自分の誕生の秘話を

………

 

 

それは数万年前の事…

 

ブラン「やったぞ!できたぞ!アイル見てみろ!出来たぞ!」

 

アイル「本当!?凄いねお父さん!」

 

ここは惑星クシア…男の名はブラン・サデルーナ、娘の名はアイル・サデルーナと言う、ブランは科学者でとある物をたったいま生み出したのだ…それは赤いコアだった

 

ブラン「ああ…よし早速起動してみよう…私の声が聞こえるか?テラハーキス?」

 

テラハーキス(ギルバリス)「ハイ、マスター聞こえています」

 

ブラン「返事にも反応する!やった!自我を持った人工知能の完成だ!」

 

アイル「やったねお父さん!これで夢が一歩近づいたね!」

 

親子は自我を持った人工知能が出来たことに喜び抱き合っていた

 

テラハーキス「……マスター…私は何をすれば良いのでしょうか?」

 

ブラン「おおっと済まない!私は君に色んなことを学習して欲しいのだ!」

 

テラハーキス「学習?」

 

ブラン「そう、人間の感情や気持ち、色んなことを学習し人間らしい人工知能を開発する事…それが私の夢の一つなのだ」

 

テラハーキス「了解…学習をします」

 

ブラン「アイル、テラハーキスに色んなことを教えてやってくれ」

 

アイル「うん!」

 

 

それから数年立ち、テラハーキスは色んな事を学習した、人間の感情、自然の美しさ…色んな物を学習したり見たりしてきた…

 

テラハーキス「マスター、何故私を作ろうと思ったのですか?」

 

ブラン「……私は昔別の星に行った時…怪獣に襲いかかられたんだよ…その時巨人が助けてくれたんだ」

 

 

ブラン「助けてくれてありがとうございます!」

 

巨人「礼はいい…じゃあな」

 

ブラン「待ってください!せめてお礼だけでも!」

 

巨人「いいよ…じゃあ、お前も俺がお前を助けたみたいに誰かを助けてくれればいい…それだけだ…」

そう言って巨人は去っていく

 

ブラン「お名前は!なんと言いますか!」

 

巨人「………ベリアル…ウルトラマンベリアルだ…じゃあな」

 

そう言って巨人は去っていく

 

 

ブラン「私はその時思ったんだ…私の手の届く限り命を助けようと…」

 

テラハーキス「……素敵な願いですね…」

 

ブラン「そう言ってもらえると嬉しいね…そしてこの新しい武器、赤き鋼と黒き鋼…ギガファイナライザーとギガブラックライザー(

後のギガバトルナイザー、ギガダークナイザーの事)をまた巨人に会えたら彼等に使ってもらいたくて作ったんだよ…これも平和の為

…お前の名前もクシア語で平和を我らにと言う意味でね…」

 

だが平和で幸せな夢の様な時間は…儚く消えるのだ…

 

アイル「大変よ!お父さん!」

 

ブラン「どうした!?アイル!」

 

アイル「大勢の人がこの家に押しかけてきてるの!」

 

すると研究室の扉から銃を持ったクシア人が現れる

 

クシア人「ブラン博士、その武器を我らに下さい…それを使って私達クシア人が宇宙を支配する」

 

ブラン「何を馬鹿な事を!これは全宇宙の平和の為…「うるさい」がぁぁぁぁ…!?」

 

ブランはクシア人達を止めようとするが…クシア人の一人に撃たれ死んでしまう…

 

テラハーキス「……博士…?」

 

アイル「そんな…嘘よ!お父さ…あぁ…」

 

アイルも撃たれ床を血で濡らしながら絶命する

 

テラハーキス「アイル嬢…?」

 

テラハーキスは今まで色んな物を見てきたが

…命の喪失…これは見たことが無かった…それも自分の大事な家族を目の前で死んでいったのだ…

 

クシア人「これが赤き鋼と黒き鋼か…「何故だ…」ん?」

 

テラハーキス「何故殺した…何故だ…」

 

クシア人「はぁ?邪魔だからだよ…こんな生ゴミに構っている暇などないのさ!」

 

テラハーキス(生ゴミ……博士とお嬢のことか…?何故だ何故こんな事を…この情報はなんだ…?なんだ何なんだ…!?)

 

その時テラハーキスに一つの感情が生まれた

…それは憎しみ、憎悪…

 

テラハーキス(憎い…殺したい…消滅させたい…何故博士達が死なねばならない?

 

何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故……殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる…抹殺…知的生命体は抹殺)

 

テラハーキス「知的生命体は抹殺!」

 

クシア人「何だ!?」

 

するとテラハーキスの姿が変わっていく…赤いコアのみだった人工知能が黒き怪獣に変わる…

 

テラハーキス「私はギルバリス(クシア語で復讐者)、知的生命体は抹殺!」

 

クシア人「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!?」

 

その日…惑星クシアは火で焼き尽くされ…死の星となった…そこでギャラクトロンを量産しギルバリスは全宇宙の平和を作る為星を滅ぼしていった…

 

 

ギルバリス「これが私の存在理由だ…」

 

少年・少女「……………………」

 

少女と少年はギルバリスを同情する目で見っめていた、怪獣達も同じだった…

 

ギルバリス「私は復讐者…知っていた…私は正義の使者になれないと…私は憎しみだけで動いているただの機械「違うよ」…何?」

 

ラグナレクがギルバリスの言葉に口を挟む

 

ラグナレク「君が怒った理由は…博士達が殺されたからでしょ?だったら君が最初に抱いた感情は憎しみじゃない…家族を殺された【

悲しみ】だ…悲しみは優しい者しか感情に出さない…優しいんだね…君は…」

 

ギルバリスはその言葉で思い出した…最初に思った感情を…それは家族を知った時の嬉しさ…そして最後に芽生えたのは…家族を失った悲しみだ…

 

ギルバリス(私は憎しみではなく…博士達を…家族を失って悲しんでいたのか…)

 

ギルバリスの目から光る煙のような物が流れる…それはその場にいた者達は泣いているように見えた…実際泣いているのだ…ギルバリスは…自分の気持ちに気づいて…

 

ラグナレク「ほら立ち上がりなよ…手を貸そうか?」

 

ラグナレクは手を差し出す…その光景はギルバリスにある思い出を思い出させた

 

 

ブラン「どうだテラハーキス?その体は?」

 

ブランはテラハーキスに機械の体を与えうまく歩けるか試していた

 

テラハーキス「……制御が難しいです…この様に転倒してしまいます、助けてくださいマスター」

 

ブラン「全く…しょうがない息子だ…」

 

テラハーキスは地面に倒れる、それをブランが手を差し出して起こそうとする…

 

 

ギルバリス「…………マスター…」

 

ギルバリスは手を動かしながらラグナレクの手に捕まり…そのまま涙を流しギガダークナイザーに回収される

 

ラグナレク「…………」

 

そのまま怪獣達も回収されラグナレクも赤い光となって消滅する

 

少年「あれ?どこに…「呼んだ?」うわぁぁぁぁ!?」

 

少年があの怪獣は何処へ?と疑問に感じていた時後ろから神無が現れ驚く

 

少年「驚かさないでくださいよ…」

 

神無「あははは、ごめん…で何?」

 

少年「えっと…あなたは何で怪獣を仲間にしているんですか?」

 

神無「う〜ん…簡単に言えば好きだから…それに怪獣達だって好きで暴れているんじゃない…理由があるのもいる…だから助けているのさ…まあそれは人間でも言えることだ」

 

少年「え?」

 

神無「誰もが闇を抱えて生きている…その闇が無くなるのは無理だろう…でも信じる心を忘れずに生きて困っている人を助ける…そんな優しい人がいればね…」

 

そう言って神無は上を向く

 

少年「じゃあ…俺がそんな人になる様にします!」

 

少女「じゃあ私も!」

 

少年と少女は神無に優しい人間になると宣言しその言葉に神無は唖然とし…そして笑い始める

 

神無「ふははは…いいね君達、まあ精々頑張ってみな…場合によってはこの世界を滅ぼしに来た時…君達だけは助けてあげてもいいよ

?」

 

少年・少女「「結局滅ぼすの!?」」

 

少女と少年はツッコミを入れ、それをみた後神無は光に包まれて消える

 

少年「……あ、結局名前聞くのを忘れてた…」

 

少女「あ、本当だ!」

 

少年達は神無の名前を聞くのを忘れていたが

…また会えると信じて、会った時に聞くことにした

 

少女「ねえ?あなたの名前は…?」

 

少年「俺?……俺は○○………○○ ○○だ、よろしく」

 

少女「私は○○……○○ ○○、よろしくね」

 

二人は自分達の名前を言い手を強く握った

…神無がこの世界に来たことにより彼等は変わっていく…未来は変わっていく…良い様にも…悪い様にも…神無との出会いは彼等にとって良い出会いなのか、悪い出会いなのか…それはまだ分からない

 

 

神無はゼロの力でゼロ達がいる世界に戻されていた

 

ゼロ「お疲れさん!良い活躍だったぜ!お前と怪獣の絆…そしてギルバリスと分かりあったお前の心…見せてもらった!カッコよかったぜ!」

 

ベリアル「若いのにやるじゃねえか!」

 

神無「それほどでも…あれ?アークボガールは?」

 

ここには一応ゼットやグローザム、デスレム、ジャグラー、ヤプールもいるのだが…アークボガールはどこにもいない…

 

ゼロ「ああ…あそこだな…」

 

神無「?」

 

ゼロが指差した先には隕石を食べるアークボガールの姿が…

 

アークボガール「メシウマ!」

 

神無「………ダークデスサイズ!」

 

アークボガール「イテェェ!!?」

 

神無はアークボガールにデスサイズを放ちアークボガールを睨みつけていた

 

神無「ボガールは本当に食い意地が張っているね!…これは躾とかないと…」

 

ギガダークナイザーをアークボガールに向ける…そしてダークジェノサンダーを放つ

 

アークボガール「え?ちょっと待って!我輩まだ食い足りない!だからバトルナイザーに入れない…「うるさい」イデェ!?」

 

アークボガールは抵抗する間も無くダークジェノサンダーに当たり吹き飛んでいく、その頃後ろではベリアルがデスレムに話しかけていた

 

ベリアル「デスレム…お前がテレサとクラウドを殺した事は水に流してやるが…しっかり罪を償え…「ちょっと待ってくれ!ベリアルよ!」ん?」

 

ベリアルはデスレムに自分の昔の恋人と親友を殺した事は水に流すから罪を償えと言おうとしたがデスレムが言葉を挟む

 

デスレム「私はウルトラマンを殺してはいないぞ!」

 

ベリアル「何!?どういう事だ!?」

 

デスレム「あれは確か…」

 

 

 

デスレム「クゥ…ベリアルというウルトラマンめ…中々やりおる!「あのぉ大丈夫ですか?」ん?」

 

デスレムの近くには女のウルトラマン…ウルトラウーマンテレサとウルトラマンクラウドが立っていた

 

デスレム「何だ?俺を殺しに来たのか?」

 

テレサ「そんなことありません!私達は無抵抗の者は殺しません!」

 

クラウド「そうだ…大人しく投降しろ」

 

デスレム「そうか…ならそうさせてもらおうか…」

 

デスレムが立ち上がろうとしたその時

 

謎の女「あらこんな所に襲いやすそうな獲物が……」

 

クラウド「ウゥ!?」

 

バチィと音がしクラウドが地面に倒れ…絶命していた

 

テレサ「クラウドさん!?(バチィ!)あぁ……」

 

テレサはクラウドに駆け寄ろうとするが女が手から出した稲妻状の光線に当たりテレサも死んでしまう

 

デスレム「お前ら!?貴様何故殺した!?」

 

謎の女は人間大の大きさでありながらウルトラマンを殺した…そしてデスレムの方を向く

 

謎の女「なぜ殺したか?…そうね…ウルトラマンの遺伝子を調べようとしたのだけど…こんなに弱いなら調べなくていいわ…じゃあねぇ」

 

謎の女はそのまま消えていく、デスレムはテレサ達の死体に近づこうとするがウルトラマンに見つかりその場から去ってしまった

 

 

デスレム「これが俺の知る全てだ」

 

ベリアル「じゃあその女がテレサとクラウドを殺したんだな…」

 

ゼロ「ベリアル………」

 

歯嚙みをするベリアル、相棒を心配するゼロ…とそこに

 

レジェンド「久しぶりだな、神無」

 

神無「!!?レジェンド様!?」

 

レジェンドが現れたのだ…神無達の真上に

 

レジェンド「早速だが…君に言って欲しい世界がある」

 

神無「え、?あ、はい、わかりました」

 

レジェンド「だが行く時に君のその力を封印して元の人間に戻しておいた」

 

神無「へ?」

 

レジェンド「それとギガダークナイザーは持っていけない、怪獣達をその世界に連れて行けば力のバランスを崩しかねない…君達の絆を奪うようで申し訳ないが…だが私は信じている君達の絆は離れたぐらいでは途切れないと……話を戻そう…私が調べて欲しいのは謎の存在がその世界にいるので調査して欲しい、後その世界で力をつけてくるのだ」

 

神無「え、ちょっと…僕力が使えなかったら1メートルも走れないんですけど!」

 

レジェンド「では頼んだぞ」

 

すると神無は突如開いた異次元空間に有無を言わさず飲み込まれていった

 

神無「え!?ちょっと待って!」

 

ジャグラー「おい!せめてこれだけ持っていけ!」

 

ジャグラーは神無に二十二枚の怪獣カードを渡す

 

神無「これは!?」

 

ジャグラー「怪獣版タロットカードだ!多分見たらわかる!前に言ったことあるだろ!それぞれ能力があるからそれで身を守ったりタロット占いでもしろ!」

 

神無「ありがとうございます!…て、誰か助けて!?せめて一体だけでも怪獣を連れて行かせて…」

 

神無はそのまま異次元空間に飲み込まれ…別の世界に行ってしまった

、それを見たゼロ達は頑張って生き延びろよ…と同情の目で神無が消えた場所を見つめていた

 

レジェンド「…頼むぞ、皇 神無…」

 




さて今回はギルバリスが最初はメカガメラみたいな姿になる予定だった時かガメラと戦わせました!そしてギルバリスの復讐者は作者が勝手に作りました!

ギルバリス「よろしく頼む」

グランドギドラ「で他の作品とコラボさせるんだ?」

ええ、悩んだんですよね…ハイスクールb×bや東方プロジェクト等は沢山コラボさせている人がいますし…ですから未来永劫僕以外クロスオーバーさせない様な作品にしました!……その名は…「カンピオーネ!」です!

ギドラ「ここに馬鹿がいる!!?馬鹿かお前は!?何故カンピオーネ
!なのだ!?」

僕はにわかだけどウルトラマンも神話も好きなので…だったらカンピオーネで…と思い!ですがご安心を!戦う神様は怪獣みたいにデカイ人ばかりですから!権能コンセプトは手札が多い、遠距離系て感じです!また原作通りではなく原作が始まる百年以上前です!主人公最強ではなく原作の主人公の方が勝率が高いです!駄文でこれから投稿が遅くなりますがなるべく面白いように書きたいです!カンピオーネのファンの人にも怪獣を知ってもらえるし、怪獣好きな人にもカンピオーネを知ってもらえるチャンスですから!…まあメジャーな奴しか思い浮かばなかったんですけどねぇ…多分ハーメルン読んでいる人は知っている神様ですからね…銀色の怪獣様みたいにマイナーな奴は出せなかったよ…あと日常話も頑張らないと…書けるかな…?…それに神話解説とか…不安しかありませんね……

ギルバリス「……お前は日常話が書けないだろ?無理だろ?」

……頑張ります!ではウルトラマンとカンピオーネとクロスオーバーさせようとしてる頭がおかしい僕ですが!これからもこの小説を読んでくれれば嬉しいです!頑張って権能をしっかり考えてあるので、おかしなところがありましたら忠告して下さい!少し全話までのサブタイトルを変えたりしますがタイトルが変わっても中身が同じなのでご安心を…ではまた次回です!

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