レイオニクスウィーズ   作:暗愚魯鈍

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さて、今回は原作キャラが出てくるぞ!(そのままの性格とは言っていない)そして怪獣達も…そしてオリジナル神祖登場!


五十二話竜となった騎士王

彼女は織物を織る…彼女は永遠と運命の糸を紡いで、織物を仕立てている…ただそれだけ…

 

だが彼女は「人は大いなる神や大自然の前になすすべなく翻弄されるべし。宇宙のはじまりから終わりまで、あるべきように物事が進み、つつがなく歴史の糸が紡がれるべし」という意思を持つ魔王嫌いのまつろわぬ神で、世界の理に抗いあの世とこの世の均衡を崩すイレギュラーである神殺したちの存在を決して認めず、だが自分では彼らを排除出来ない為「魔王殲滅の運命」を託した戦士として最後の王に無理矢理働かしている小物である…その名は運命の担い手…超古代の印欧語族によって発明、発散されたギリシャ神話の運命の三女神モイライや単独の運命神モイラにローマ神話のパルカイ、北欧神話やケルト神話の三女神…挙句にはインドの時間に関係するパールヴァティー、カーリー、ドゥルガー等に関係する「運命の三女神」という概念の原型となった時間と運命を司る最源流の運命神と言うべき存在で見た目は外見は7,8歳程度の金髪の少女だが何千年も生きるまつろわぬ神でありパンドラや様々な神から反感を買う神であった…本来ここには彼女しかいないはずなのだが…

 

運命の担い手「…誰…」

 

運命の担い手が喋りかけたのは…謎の女…そうあの惑星ハマーに現れた女であった

 

ゲファレナー「貴方、邪魔な奴らがいるんでしょ?それを倒す道具も反発して動けない…ねぇ力欲しくない?貴方が使えない道具と邪魔な奴らを滅ぼす尽くす圧倒的な力が!」

 

女は運命の担い手に力が欲しくないかと囁く…その姿はまるで悪魔…悪魔の囁きであった…そして女は両手にあるものを出す、一つは赤い玉…そしてもう一つの手にはライザーと二つのカプセル…それも怨念が滲み出ているカプセルであった…

 

ゲファレナー「…さあこれに手を伸ばしなさい…そうすれば貴方は完全な存在へと進化するわ…」

 

そして運命の担い手は…その手を伸ばした…

 

 

ここはイギリス…神無はここで再びまつろわぬ神の気配を感じとある森の中でまつろわぬ神を探していた

 

神無「最近はよく出てくるようになったよ…嬉しい限り…それにしてもさっきからビンビンまつろわぬ神の気配を感じるのに…見つからないな…」

 

すると森の一部にヒビが入りヒビが完全に破壊され光り輝く光線が飛び出してくる…

 

神無「…ここか…」

 

神無はヒビが入った所から侵入してまつろわぬ神の元へ移動する

 

 

巨龍「ガルルルルゥ!!!」

 

巨龍が手に持った巨大な劔でその場にいた二人を切りつけるが馬に乗った甲冑を着た騎士が金髪の12、3歳程の美少女を抱えて避ける

 

少女「叔父様!」

 

騎士「喋るな!舌を噛むぞ愛子よ!」

 

二人は必死に巨龍が放った攻撃を避ける、だが巨龍は火を吐き二人の目の前に迫りその業火に飲み込まれかける

 

騎士「ク!」

 

騎士は自らを盾にして少女を守ろうとするが突如自分達の前に五つのダイヤモンドが飛んできて五芒星を描き魔法陣となり自分達を業火から防ぐ

 

騎士「何?」

 

少女「今のは?」

 

巨龍「ガルルゥ?」

 

三人は何が起こったか分からなかったが……すぐにこの現象が何者かが少女と騎士を守る為に張ったものとわかり森から何者かが現れる…もちろん………

 

神無「また蛇…いや竜に…本当僕て蛇、竜によく会うな…まあ今回は先客がいるし…」

 

神無が二人に金剛法印を張ったのであった

 

少女「叔父様…あのお方は…もしかして…」

 

騎士「ああ…間違えなく魔王だ…」

 

二人は神無が魔王であると分かってしまう…それだけで少女はビクとなるが、何も普通の魔術師が魔王の名を聞いて恐怖する意味ではなく…自分達の計画の妨げになるのでは?と感じてだ…だが騎士は心配ないとばかりに手を握る…そして神無はその二人を見てその正体に気づく…

 

神無「あれ?お二人さん…「まつろわぬ神」だね?まつろわぬ神がまつろわぬ神に追われるなんてシュールだね?」

 

そう二人はまつろわぬ神…正確に言えば少女は地母神や蛇のまつろわぬ神が神の座から追われた大地母神の一部が人の姿をとった「神祖」で、騎士は正しき神」でも「まつろわぬ神」でもない「神の影」という半端な存在なのだ…二人は正体がバレ、殺されるのではと思い戦闘体勢にはいるが…

 

神無「まあ…どうでもいいか、ほら逃げてるんでしたら逃げていいですよ?僕この竜と戦いますから」

 

騎士「な…」

 

だが神無はそんな二人に目もくれずただ、巨龍だけを見つめる、その事に呆気にとられる二人…魔王は数が多くても纏めて相手とる連中だ…それなのにまつろわぬ神である自分達を見過ごすとは…と驚いていた

 

神無「あ、でもどんな名前の神ぐらいは気になるな…まああっちの巨龍を倒さないといけないし…」

 

巨龍「ガルルルルゥ!!」

 

巨龍はずっと無視されていた事に怒り業火を吐くがそれを風を吹かせ風で防ぎプラズマ・カノンを放ち巨龍に当てるが巨龍はノーダメージであった

 

神無「ならこれなら!七星剣!メテオ・メテオ・スウォーム!」

 

指先をライトニング・ピアスを7発放つ七星剣を放ち、更に天から隕石を降り注がせる…が…

 

神無「…これでもノーダメージかよ…どんなけ硬いの?」

 

巨龍は全くのノーダメージ…流石の神無も驚いていた…すると少女が助言する

 

少女「魔王様!その巨龍にはいかなる攻撃も通じませぬ!その巨龍の真名は…アーサー・ペンドラゴン!アーサー王伝説の騎士王アーサーです!」

 

神無「…………は?」

 

騎士王アーサー・ペンドラゴン、しらないじんぶつがいないほどの有名な人物だろう…アーサー王伝説の主人公で皆が知る聖剣エクスカリバーを持つ英雄、あのFate等の有名作品に多数出てくる聖剣と英雄である…がそのアーサーが龍であったとは聞いたことがない

 

神無「いやあれ龍でしょ?」

 

少女「確かにそうです…ですがまつろわぬアーサーの中に流れる赤き竜の血がとある神祖により先祖返りされまつろわぬアーサーの身体は赤き竜となってしまったのです」

 

そうこのアーサーは何者かにより赤き竜の力を先祖返りさせられた存在であり、このアーサーは《鋼》と《蛇》の神格をもつ珍しいまつろわぬ神なのだ

 

神無「そんな…誰が…「勿論私です」?」

 

するとアーサーの肩に黒髪に黒い肌の少女が乗っていた

 

神祖「私(わたくし)の名はウルル、このアーサーを呼び出し先祖返りさせたのは…私の権能のなせる技…凄いでしょう?」

 

そうウルルという少女が愉しむ様に喋る

 

神無「うわ…どんな権能だろうね?君の真名が分かれば…」

 

ウルル「教えるわけはないわ…下等な魔王共には…でもそこの二人の真名はグィネヴィアとランスロットよ」

 

ランスロット「貴様!?」

 

二人は正体をバラされた事に怒りを見せるがウルルにはどこ吹く風…だがランスロットは気づく、神無がランスロットを見ている事に

 

神無「ランスロット…騎士は徒手にて死せず(ナイトオブオーナー)か!JM61A1ぶっ放してもらえます!?」

 

ランスロット「え?あ?ナイトオブ…?(何言ってるんだ?こいつ?)」

 

神無は何故かランスロットに詰め寄り騎士は徒手にて死せずを見せてくれとせがむが…当然ここはFateの世界ではなくランスロットもサーヴァントではない…その為ランスロットは何を言っているのかわからない…

 

ウルル「あ、その騎士中身女よ…それにランスロットはランスロットでもランスロット・デュ・ラックよ…サルマタイの民に信仰された軍神アレスの娘のアマゾネスの女王よ」

 

神無「え…そっち…?ランスロットの原型になった方が…チッ」

 

ランスロット・グィネヴィア(舌打ちしたよこいつ!?)

 

神無はランスロットの原型と知るや否や、ランスロットの目の前で舌打ちする…それほどまでランスロットの騎士は徒手にて死せずが見たかったのだろうか?

 

神無「…ランスロットの騎士は徒手にて死せずが見れらなかった八つ当たり…間違えた…サンドバックにしてやるよ!アーサー!」

 

グィネヴィア(八つ当たりて完全に言ったよね?それにサンドバック?完全に八つ当たりする気マンマンですよね?)

 

神無は苛立ちとともに呪力を溢れ出しアーサーに向けて魔法弾を放つも以前ダメージは通らず…

 

神無「これなら?我は神を斬獲せし者・我は始原の祖と終を知る者・其は摂理の円環へと帰還せよ・五素より成りし物は五素に・象と理を紡ぐ縁は乖離すべし・いざ森羅の万象は須く此処に散滅せよ・遥かな虚無の果てに…吹き飛べ有象無象……イクステンション・レイ!」

 

イクステンション・レイを放ちアーサーに当てる…当たったものは元素まで分解するエネルギー波を放出する魔術なので喰らったら消滅するかまつろわぬ神やカンピオーネなら大ダメージを喰らうはずなのだが…

 

神無「ノーダメージ…か、何でだろ?…そもそも…」

 

神無はグィネヴィアの方を向きグィネヴィアに質問する

 

神無「鞘は何処よ、鞘は?あの不死性絶対エクスカリバーの鞘でしょ?持っている者を傷がつかないという魔法の鞘は何処?」

 

グィネヴィア「あ、えと、あのその…大変言いにくいんですけど…実は…」

 

グィネヴィアは非常に言いにくそうに口ごもり、神無はそれに苛立つ

 

神無「はっきり言ってくれ、何処にあるんだ?」

 

グィネヴィア「ええっと…腹の中…です」

 

神無「…食べたの?」

 

グィネヴィア「ええ…龍化したアーサーが鞘を飲み込んで…そのまま…」

 

神無「傷つかない体の中にある鞘にどうやって攻撃しろと?」

 

傷つかない体の中にある鞘を破壊しない限りダメージが通じない…だが鞘を破壊するには傷つかない体を傷つけ体内にある鞘を破壊しないといけない…矛盾している倒し方にどうすればいいか悩む神無

 

ウルル「残念だけど…考える時間はお終い」

 

すると沢山の糸が地面から溢れ糸が繭の形になりその繭の中から神獣が現れる、前足(腕だけで歩く蜥蜴擬きに巨大な蜘蛛、巨大な水牛、イカとタコを合わせた様な頭足類の神獣に吻部がノコギリザメの様に尖っている翼竜そして巨大な蟷螂と言った統一感のない神獣であった…しかも共通点があり全員目に光が灯っていなく、動きもぎこちない…まるでゾンビの様であった

 

ウルル「この下僕達は私が進化させた畜生共ですわ…スカル・クローラーにバンブー・スパイダーそしてスケル・バッファロー、リバー・デビル、サイコ・バルチャー最後にスポア・マンティス!どれも私の自信作ですわ」

 

そう彼等は別世界では髑髏島に生息している怪獣達だがウルルの権能により生物が異常進化しこの姿になったのだ

 

グィネヴィア「貴方……生物を勝手に改装して…もうその生物達には自我がない…死んだも同然です…」

 

ランスロット「貴様には良心がないのか?」

 

グィネヴィアとランスロットは神獣達を見つめ彼等の自我が死んであることに気づきウルルに問い詰めるも…

 

ウルル「それが何か?あの畜生共も私の役に立って光栄でしょう」

 

グィネヴィア「悪魔…貴方こそ魔王なんか目じゃないわ…」

 

ランスロット「良心の「り」のカケラもない屑め…地獄に堕ちろ」

 

ウルル「知らぬ存ぜぬ!私が良ければ全てがいいのです!私さえ満足するなら世界中の塵(民衆)が苦しもうと知ったことではありませんもの!それに「たかが畜生」消えた所で誰も悲しみませんわ!」

 

唯我独尊…そんな言葉を具現化した様なウルルの発言にランスロットとグィネヴィアは顔を歪ませるが(ランスロットは顔を隠しているため見えないが)ウルルにはどこ吹く風であった…だがそんな彼女の言葉にも言ってはいけない言葉が存在した

 

神無「……あ"ぁ?」

 

グィネヴィア「ヒィ!?」

 

神無から凄まじい程の殺気が放たれる…それに思わず尻餅をつくグィネヴィア、そしてアーサーやランスロットでさえ後ろに下がり、ウルルも顔に汗が滲む

 

神無「別に人間を玩具扱いして殺すのはいいよ?…でもね…動物を殺す事だけはなぁ…やってはいけないんだよ…君…殺すよ?」

 

フィル「ヒィ!?アーサー!下僕共やってしまいなさい!」

 

神無は凄まじいほどの殺気をウルルに飛ばしウルルは不味いと感じると神獣とアーサーに神無を殺す様に命じる

 

神無「プラズマ・カノン」

 

圧縮・収集された電撃がリバー・デビルを襲いリバー・デビルは真っ黒焦げに感電死した

 

神無「インフェルノ・フレア」

 

灼熱の津波がスポア・マンティスを襲いマンティスはそれに抵抗する間も無く焼き尽くされ灰と化した…

 

神無「フーリジング・ヘル」

 

バンブー・スパイダーは糸を吐き神無を拘束させようとするが神無はそれを絶対零度の冷気で糸ごとバンブー・スパイダーを凍てつかせ、バンブー・スパイダーは氷の彫刻となったのち全身にヒビが入り砕け散った

 

ウルル「そんな!?私の自信作が!?たった数秒で…!?」

 

ランスロット「…貴様は魔王を甘く身過ぎたのだ…」

 

スケル・バッファローは荒い鼻息を吹かせながら爆走し、サイコ・バルチャーはノコギリザメの様な尖った部分で刺そうとし、スカル・クローラーは後ろから神無を食べようと襲いかかるが…

 

神無「プラズマ・フィールド」

 

プラズマ・フィールドを展開し電球が回り、紫電が降り注ぎスケル・バッファローとサイコ・バルチャーは急回転してフィールド内から離れるがスカル・クローラーは反応が遅れプラズマ・フィールドの餌食になり、皮膚を焼かれ真っ黒焦げになる…だがそれでも神無に襲いかかるが

 

神無「アルクス・レイ」

 

光弾をスカル・クローラーの頭に打ち込みスカル・クローラーは漸く死に至った

 

ーーーギャア!ギャア!ーーー

 

サイコ・バルチャーは今度こそ神無を串刺しにしようとするが…

 

神無「プロミネンス・ピラー」

 

天に昇る火の柱がサイコ・バルチャーを飲み込み、火柱が消えたのちサイコ・バルチャーは焼き鳥…フライドチキンとなって地に落ちた

 

ーーーモォーッ!モォーッ!ーーー

 

残るスケル・バッファローはがむしゃらに突進するも神無は手を軽くスケル・バッファローに向ける

 

神無「セイント・ファイヤ」

 

橙の聖なる火にスケル・バッファローが包まれる、この火は本来は死者を屠る炎だが…神無が改良し、安らかに相手を痛みなく殺す炎とかしている、つまり介錯用の魔術である

 

ーーーモォーッ……………ーーー

 

神無「安らかに眠りたまえ…」

 

スケル・バッファローは眠る様に目を閉ざし体は炎に焼き尽くされる

 

ウルル「そんな!?もう下僕達が……アーサー!?何をやっているの!?早く殺せ!」

 

アーサー「ガルルルルゥ!」

 

下僕達が全て一分もたたずにやられた事に動揺したウルルはアーサーに早く殺す様に告げる…確かにアーサーの体にはどんな攻撃も通用しない…がだからと言ってこんな所で負けるほど神殺しとはヤワな存在ではなかった

 

神無「残念だけど…もうアーサーの弱点ぐらいもうわかってるさ」

 

ウルル「何!?」

 

そう呟くと神無は縮地でアーサーの真上まで転移し暴風を片手に集める

 

神無「シルフの息吹及び海竜の咆哮」

 

水出てきた竜が鞘を噛み砕かんばかりにアーサーの中に入り、呪力を掻き集め膨大な大気の奔流の竜巻がアーサーの口に放たれる…そしてアーサーの体内で聞こえてはいけない音が周囲に鳴り響く

 

アーサー「ガルルルルゥッゥゥゥ!!??」

 

それに絶叫するアーサーに、耳と目を塞ぐグィネヴィア、後ずさるランスロット、顔を青くするウルル…四者それぞれの表情であった

 

神無「ふぅ…これで体内にある鞘は壊れたかな?」

 

グィネヴィア「エグい、エグい、エグい…やり方が怖過ぎますわ!?」

 

アーサーの鞘を破壊することはできたものの見るものにトラウマを植え付ける、最悪の瞬間だった

 

神無「さて…ここらで終わりにしようじゃないか…千の魔術」

 

そして神無は千個に及ぶ魔術式を空に描き、アーサーに放つ、空を焦がす炎が、大地を凍てつかせる冷気が、空を焦がす雷が、風の刃が、光のレーザーが、ありとあらゆる魔術がアーサーに豪雨のように降り注ぐ

 

アーサー「ガルルルルゥ!!?」

 

だがそれでもアーサーは鞘無しでも耐えきり、エクスカリバーを振りかざす…すると剣が光り、エクスカリバーから光線が放たれる

 

神無「あ、これ防げないね」

 

神無はその光の傍流を縮地で避け、別位置に移転する

 

神無「いや約束された勝利の剣じゃないんだし…まあ原典でも松明百本を束ねたものよりも強い輝きを発する聖剣であるしね…」

 

神無は冷静に分析するが、もうアーサーに興味をなくしたのかトドメを刺す準備をする

 

神無「では騎士王に誠意を込めて…トドメを刺して差し上げましょう…神罰の矢」

 

天空に数えられない程の数の光剣を生み出しアーサーに放ち、アーサーは光となって消滅する…消滅寸前でアーサーは神無に「殺してくれてありがとう」とでも言うべき目を向ける…これによりまつろわぬアーサーはウルルの呪縛から逃れたのだった

 

ウルル「馬鹿な!?この私が折角手懐けたアーサーが!?…くそ!これでは最後の王を蘇らせ、全ての人間と神を支配する私の計画がぁぁぁぁ…神殺しぃぃぃぃ!!?次会う時まで覚えていなさい!次こそは神祖ウルル様がぁ!貴方を滅ぼしてやるわぁ!?肉体も精神もズタボロにしてねぇ!」

 

ウルルはそう叫ぶとその場から消える…形成不利と見て逃げ去ったのだろう

 

神無「…次ね…もう僕、呪力ないし…後ろのランスロットさん達に襲われたら死ぬかも」

 

グィネヴィア「いや…流石に助けられましたので…そんな事は…」

 

神無「そもそも…さ?なんで追っかけられてたのさ?あの神祖に?」

 

グィネヴィア「あの…さっきウルルが言っていた最後の王を蘇らせるため放浪していた所を私達が持っている魔導の聖杯を狙っていたのでしょう…」

 

グィネヴィアは魔導の聖杯を見せる。黄金で出来ており杯というよりは大甕に近い形をしている聖杯だった…だがこの聖杯は地母神の命を呪力としてプールする力を持ち、一定の手順を踏むことで生きた地母神、あるいは地母神の骸から強制的にその精気を奪い取ることが出来、それにより『最後の王』が復活する際の流浪の旅をして地母神から呪力を搾取すると言う手間を省くために作られたものであるのだ… だがこの聖杯が魔王に渡るとまつろわぬ神さえ一蹴し、世界を滅ぼすほどの力を得るとさえ言われている程の呪力が溜め込まれている…そんな危ない神具なのだが…

 

神無「聖杯…サーヴァント……?あ、違うか…でそれがあれば最後の王が復活するの?」

 

グィネヴィア「ええまあそうですが…」

 

神無「なら復活の手伝い…しようか?」

 

ランスロット・グィネヴィア「はぁ?」

 

ランスロットとグィネヴィアは神無が何を言っているか分からなかった…そらそうであろう最後の王は魔王を滅ぼす者、自分を殺すものを復活させるなど自滅行為でしかない…正気の沙汰ではない

 

神無「いや前から存在は聞いてたんだけど…英雄なんでしょ?最後の王て?…ふっと思ったんだ…僕は蛇と竜の神の権能しか持ってないけど…竜とは英雄に殺される者だ…それに英雄は美しい…ならその中で最強とされている最後の王はどれほど美しいのか…見てみたい…それにどうせ殺されるなら英雄に殺されたい…」

 

ランスロット・グィネヴィア(あ、この人危ないタイプの人だ…神殺しの中でも頭がやばい人だ…)

 

神無「と言うわけで手伝いをさせたまえ!」

 

神無は無理やり二人に最後の王の復活の手伝いを申し込む、確かに神無程の魔術師なら最後の王を完全復活できるだろう…それに二人も確かにそれなら主人が復活するので万々歳かもしれない…と考えた時、グィネヴィアはある異変に気付く…

 

グィネヴィア「!?…聖杯から呪力が漏れてる!?」

 

ランスロット「何!?」

 

そう聖杯から呪力が漏れているのだった…神無にもそれが見え、呪力の波が何処かへ向かって飛び出ていた…そしてグィネヴィアはとある結論にも至る

 

グィネヴィア「主人が…最後の王が蘇ろうとしている…?」

 

そんなグィネヴィアの声が辺りに響く…その呪力が向かう先は…神無の故郷である日本であった……

 

 

 

とある日本の静止軌道上に浮かぶ島にて…

 

 

ゲファレナー「…超コッヴ、プリズ魔、キングザウルスⅡ世、ザンドリアス、マガゼットン…」

 

ゲファレナーは刃渡り100cmほどの両刃の剛剣に五枚のカードを投げる…すると剣に五枚のカードが吸い込まれる…この剣はランスロットとグィネヴィアが探していた最後の王が封印されている(眠っている)姿でゲファレナーは無理矢理怪獣のカードのエネルギーを使って最後の王の封印を解き、甦らそうとしているのだ…

 

ゲファレナー「さて…面白くなるかしら?」

 

ゲファレナーは歪んだ笑みを浮かべた…最後の王の復活まであと少し……

 

 

 




…怪獣達よ…すまん…噛ませになってしまって…登場すぐに殺されるなんて作者のロクデナシ!

怪獣達「出番を増やせ!てかスカル・クローラー以外即死じゃねえか!?そしてスケル・バッファロー以外全然優しくない殺し方だったぞ!?」

…すみません…ちなみにウルルはこれからも出ますよ…いろんな被害を出したり…これからも深く主人公に関わらせるつもりです

そして原作と違いツッコミ役とかしたグィネヴィアさんにランスロットさん…彼女らの明日は…どっちでしょうね?そして暗躍するゲファレナー…そしてこの章のラスボスであり原作の黒幕である運命の担い手がこうも早くも現れる…これからどうなっていくのか……更に次回は最後の王登場!…ちなみにFateで好きなキャラは男性ならシェイクスピアにジェームズ・モリアーティ、ランスロット、女性ならジャンヌ、清姫、間桐桜ですかね…動物ならフォウ君とヘシアン・ロボの狼王ロボですかね…え、男性キャラがおじさまが二人いる?…漫画とかのおじさまやお爺ちゃんのキャラてカッコいい人多いじゃないですか!だから好きなんですよ!皆さんは誰が好きですか?ではまた次回をお楽しみに…
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