日本の静止軌道上にある島のとある場所に刺さった刃渡り100cmほどの両刃の剛剣が光を放ちながら発光している…そして光が大きくなり光が消えていくと刀があった場所には、青白い髪を持った白皙の少年が刀を持って立っていた…その姿は凛々しく美しい美貌を持っていたが…その瞳は何故か悲しげで丸で復活したくなかったような表情だった…彼こそは最後の王、魔王達を屠るこの世の最後に現れる王である
最後の王「…ここにもうすぐ神殺しがやってくる…」
そう呟くとより悲しげに少年は刀を握りしめ今からここに来て…そして自分に殺されるであろう魔王を…そしていずれは自分が殺すであろう魔王達を哀れんでいた
だが彼は知らない…今から会う魔王が自分を救ってくれる事に…
神無「ここか…間違い無いよね…?」
グィネヴィア「はい…ここに呪力の波が吸い込まれていきましたから…」
神無とグィネヴィア達は最後の王が眠る島に辿り着いていた
神無「そうか…」
神無はそれ以上聞かず、黙って歩き出す
グィネヴィア「何か悪いですわね…助けてもらっておいてこれから彼は死ぬのですから」
ランスロット「言うな愛子よ…彼も承知の上だ…まあそれでもおかしいが…彼のお陰でアーサーから助かったのだ…せめて彼の事を忘れないでいたやるのが彼への謝罪だ」
グィネヴィア「はい…」
グィネヴィア達は神無が最後の王に殺されることを想像し後ろめたさを感じながらも、最後の王を復活させるのが自分達の使命なので悪く思いながらも神無と共にこの島にやって来た(とはいえこの島に来たいと言ったのも神無なので死んでも自己責任だが…)
神無「あれか…」
神無が見た先には青白い髪の少年が刀を持って立っていた…直感で分かる…この少年こそが…グィネヴィア達が復活させようとしていた最後の王なのだと
最後の王「……来ましたか…神殺し…そして君達も来たとは驚きです、ランスロット、グィネヴィア…僕を蘇らせるために各地を回りご苦労でした」
グィネヴィア「主人様…」
最後の王は神殺しに一礼し、部下であるグィネヴィア達に労いの言葉をかける…この時点で最後の王はケッアルコアトルと同じ性格が歪んでいないまつろわぬ神という事が分かる
最後の王「では神殺し…いや神殺しのまま言うのは失礼ですね…名前は」
神無「……皇 神無です、最後の王殿」
最後の王「そうですか…神無…覚えておきましょう……僕は残念ながら名前を言えませんが、せめて楽に殺します」
最後の王は刀を抜く…そして今まで戦って来たまつろわぬ神よりも何十倍の呪力を解放する…そしてグィネヴィアはその正体に気づく
グィネヴィア「!…盟約の大法ですか!」
盟約の大法…最後の王が「剣神の宿星」に祈願することで発動できる、「地上に複数の神殺しがいるとき、天地と星々から力を引き出し自身の呪力を爆発的に増やす」という魔王殺しのための大呪法であり、その正体は『勇者が魔王を倒した』という筋書きを全うさせるために一時的に支援するシステムのようなもので、カンピオーネの数が増えるほど呪力増加率も上昇する…それでも無限大に強くなるわけでは無いがカンピオーネからすれば悪夢でしか無い呪法であった、ちなみに最後の王以外でも然るべき武勇と権威を有する一部の《鋼》ならば使用することも可能らしいがその場合は効果は減少する上に発動条件も厳しくなるらしい…
最後の王「今は四人しか魔王がいないようですが…それでも貴方を圧倒するだけの力は得れます」
神無「……チートだ…まあ今までもそんな相手ばっかりだったけど…」
神無は「ああ…またチートなのか」と思いつつも聖句を唱える
神無「我は戦いと死の神であり神殺しの竜、万象総てを滅ぼし神をも喰らう」
すると神無の身体が黒い煙に包まれその黒い煙が空に上がり空から白い龍が現れる
最後の王「それが貴方の権能ですか……ですが《鋼》は《蛇》に強く、《蛇》にとって《鋼》は天敵…僕は鋼、貴方は蛇…相性が悪すぎますよ」
神無「…確かにドラゴンタイプは氷、フェアリーに弱いし、ウルトラマンだって冷気に弱い…ですがそれが何か?確かに誰だって弱点はあります…ですがそれに怯えていても始まらない…対抗しなければ死ぬのですから…ですから僕は全身全霊、自分が持てる全てを使って貴方に勝たせていただきます」
すると最後の王の周囲から火球が現れ、神無が操作した雲から落雷を落とし、死の冬の刻印を発動させ周囲を吹雪に変え、暴風を吹き起こし最後の王の動きを阻害しようとする…神無は他にも魔術罠を仕掛け最後の王に勝つための罠を何重にもかける…そして上空にとどまり最後の王の攻撃に当たらないようにする…だが最後の王は…
最後の王「残念ですが…僕は剣だけが武器ではなくてね」
最後の王は剣を本来の姿…神刀の曼荼羅に変化させ神無の真上に設置する…そして最後の王は弓を手に取り神無に狙いを定める…これが最後の王の権能の一つ、「弓と矢筒」である…そして曼荼羅から槍・薙刀・斧・剣等の雷光の形で無数の鉄製武器が放たれ、最後の王は矢を放つ、そして完全に上空にいたことから油断していた神無に全弾当たってしまう
神無「グウ!?」
そのまま神無は地に落ち、抵抗として水のレーザーを放つも最後の王はそれを避け焔の矢を放ち神無に攻撃を与える
神無「グ…ハハ、流石は最強の鋼…相性が悪い以前の問題だ…こうもデカくては当てて下さいて言っているようなものか」
神無は竜化を解き、人間に戻る…すでに身体からは無数に血が流れており、神無も不利だなと感じていた
神無「それでもまだ負けるて決まったわけじゃないしね…」
神無は最後の王に向かって必中のルーンが刻まれた針を投げ、最後の王はそれを腕で吹き飛ばす…その隙に鋼糸を最後の王に絡ませる
神無「鋼タイプには炎てね」
炎を鋼糸に流し最後の王の四肢を切り落とそうとするも最後の王には全く効かず自分の腕力だけで鋼糸を引きちぎる
神無「…一応神獣でも拘束出来るし、人間の皮膚なんか簡単に裂けるのにな…」
神無はそう言いながらもプラズマ・カノン、インフェルノ・フレア、フーリジング・ヘルを同時に放つ
最後の王「…素晴らしい魔術です…ですが…」
最後の王はそれを避けようともせず身体で受けるも最後の王には効かず、神刀の曼荼羅から雷光を発射し神無はそれを金剛法印で防ぐも六発食らった時点で壊れだし縮地で逃げ出した時にはもう法印が壊れていた
神無「こっちの攻撃は効かず、逆に向こうの攻撃を食らっただけで大ダメージ…」
神無は軽く言いながらも最後の王の圧倒的な強さに軽く絶望していた…こんな神に勝てるものなどヴォバンくらいではないかと思ってしまう
最後の王「まだ諦めませんか…」
神無「…知ってます?あきらめたらそこで試合終了なんです…それにこれくらい、ハイパーゼットンに挑んだダイナ、コスモス、ゼロよりはマシですから…というか絶望的な敵に諦めず挑んだウルトラマンの皆さんにこれくらいで諦めたら失礼ですからね」
それでも神無が諦めないのは「ウルトラマンと比べたら軽い軽い」と思っているからであり、実際最後の王には追い詰められているが神無の初手が悪かっただけでまだ全部魔術を試したわけでもない…まだ諦めるのは早い
神無「神罰の矢」
天空に無数の光剣を生み出し最後の王に放つが最後の王はそれを避けるが神無は地面から火球を放ち最後の王が立っている地面から炎を吹き上げ、最後の王は少し肌を焼きながらもそれから逃れ神無に凍土の矢を放つがそれを吹雪で作った氷の盾で防ぎ暴風で神刀の曼荼羅の雷光の速度を落とし避ける
最後の王は神無に矢を放ち首を切り落とすも、その首…いや神無自体が消える
最後の王「…幻か」
神無は最後の王でも気づかないほどの幻影を生み出して最後の王を撹乱していた…ふと最後の王は神無が幻術を使っていると考えた
最後の王「…幻影を見せる魔術・魔法の類ですね…、魔術を使えば一発でバレてしまいますよ?」
最後の王は神無を短期間で見ていた事で神無は魔術…遠距離からの攻撃に優れていることがわかり…逆に接近戦が苦手ということがわかっていた…最初に龍になったのも攻撃を遠ざけ遠距離攻撃に徹しようとしていたからだろう…そう考えていた為神無の思惑に気づかなかった…その時ちょうど、ポンという音が最後の王の肩から聞こえた
最後の王「?」
最後の王が肩を見ると、肩に手を置いた神無の姿が見えた
最後の王「な!?」
神無「はぁ〜い!遠距離からの攻撃に徹すると思った?残念!接近しました!神格否定!」
すると肩から眩い光が溢れ、最後の王の呪力が減っていく…いな盟約の大法を使う前に戻っているのだ
最後の王「!まさかこれは……権能を無効化する権能か…!?」
神無「大正解!正確にいうと権能の一部ですが…これは権能以外にも魔術なども無効化できるのでね…試して見てよかった…」
神無は神無のとある権能で最後の王の呪力が増えた要因…盟約の大法の解除を目論み予想通りに術を解除したのだった
神無「いやぁ…演技した甲斐がありましたねぇ…最初に呪力の増え方を見てまずいと感じた後技と巨龍になって攻撃を受けて劣勢のフリをして相手の油断を狙うのも成功したし」
グィネヴィア「…!まさか最初から芝居をうっていたのですか?!」
そう神無は最後の王の呪力が増えたのを見た時から芝居をうっており最後の王に隙ができるまで芝居をうっていたのだ
最後の王「…騙されましたよ…中々の策士のようだ」
神無「いえいえ…貴方の様な英雄に褒められるなんて名誉ですよ…………ねぇ【ラーマ】さん?」
最後の王「!?…何故…?僕の名前は禁忌で誰も知らないはずなのに…」
最後の王はラーマという言葉を聞くと驚きの表情を露わにする
神無「やっぱり正解でしたか…よかった…いや霊視て便利ですよねぇ…これが技術なら…あらゆる術が扱える僕が使えぬ通りはない…いやぁつい最近覚えたんですけど便利なものですね」
霊視…生と不死の境界にたゆたうアカシャの記憶を読み取る技術であり正確に言うと「今起きている現象」を霊感で読み取り、「起こりうる未来」を無意識に予測する能力でありこれも技術に入るので神無は使えるが神無の霊視力は魔女達の五倍と後に現れる後輩の魔王の正妻と呼ばれる媛巫女には敵わないが近づけば大体は真名が分かってしまうのだ
神無「僕が得た情報は「インド神話」………まあ最初は何か見えない様になっているのかノイズみたいな感じで分からなかったけど…無理矢理見れる様にしたらこの単語が浮かんできて…まあ、剣術も使えて弓矢を使うインドの英雄といえばカルナかラーマぐらいだし…それにあの曼荼羅の前の姿の剣から想像してあの剣はヴィシュヴァーミトラと神々から与えられた数々の天界の武具が集まった武器で事かな?と思ってラーマかなと思ってカマかけたら物の見事に正解だったみたいで嬉しいですよ」
だが最後の王…ラーマの真名は神々の手で厳重に秘匿されており、「虚空の記憶」にも封印が掛けられているため霊視では決して得られない情報なのだが…神無はそれを無理矢理破ってラーマの真名に気づいたのだ…だがインド神話とだけの情報からこれだけの推理をするなど後の時代でも日本のマスターニンジャぐらいだろう…
ラーマ「…君は推理力がいい様ですね」
神無「嫌々…幼少期から本しか友達が居なくてずっと暗い部屋で神話の本を読んでいたから知っていて当たり前ですよ!」
ラーマ「あ、うん。そうなんですか……すごいですね」
ラーマは神無が言った言葉を聞いて棒読みで答えるが神無は気にしたそぶりを見せずに話し続ける
神無「さて…これからが本番…呪力が戻った今なら僕でも勝ち目はある…」
そして神無は死の冬の刻印をより強くし、第七園の範囲を狭める代わりに威力を高める
ラーマ「ここからが本番…てわけですか」
神無「ええ…ラーマ様…ここからが本番というわけです」
神無はポケットから懐中時計を取り出し左手で持ってからラーマに対して距離をとる
神無「アイシクル・コフィン」
神無は冷凍光線を発射しラーマに向かって放つがラーマに当たる瞬間に溶けてしまう、よく見るとラーマの足元が融解していた…実はこれはラーマのせいであり、本人に悪気はなくても神刀を使うたびに自分の周囲が溶鉱炉に匹敵する高熱を生じてしまい、挙句には強風が吹き大規模な温暖化が発生するなど悪影響を与えてしまうのだ
ラーマ「ああ……また大地が僕によって焼かれる…これだから戦いたくないんだ」
ラーマは悲しそうな顔をするがこれでは吹雪が届かない…早く終わらそうと思ってラーマが神無に矢を連続して放つ、神無はそれを氷の盾を作って防ぎライトニング・ピアスで攻撃するがラーマはそれを弓で相殺する
神無「凄いなぁ…!流石インドの英雄!」
ラーマ「褒められるのは嬉しいです…インドラ神よ…僕に力を」
するとラーマは矢を構えるとその矢から電流が流れ神無に向かって放たれるがその速さは雷光の如く瞬きをする暇もなく神無に向かって放たれる
神無「!?」
そして神無のところに命中すると地面が爆発し何も見えなくなる
ラーマ「如何でしょうか…これで死ぬならいいのですが…「いや危なかったぁ」…やはり無事でしたか」
神無は先程いた場所ではない所にいた…縮地で避けたのだろう
神無「いや危なかった…あと一秒遅れてたら時間を巻き戻せずにいたよ」
ラーマ「巻き戻す?」
神無「ええ…これを使って」
神無は懐中時計をラーマに見せ質問に答える
神無「これは僕が作ったカシオペアという時間操作懐中時計でして…十秒ほどしか巻き戻したり止めたり出来ませんが…今の様に避けられない攻撃を戻して縮地で別の所に逃げるくらいの芸当を出来ますよ」
つまり短時間ならタイムワープできふ時計型のタイムマシンである
ラーマ「…君、戦いよりももっと他の事をした方が向いてないかな…」
神無「いえいえ、これは他の人の作品…超 鈴音の作品ですから…僕が考えたわけではないし…ですから誇れるものではありません」
ラーマ「僕としては作れた君も君だと思うんだけどな…」
ラーマは半分呆れながら弓を構えて再び矢を射る
神無「このカシオペアはこんな事にも使えるのですよ」
神無はカシオペアを使い、矢の時間を止め当たらなくなった所で時が動き出す
神無「それと…レーヴァテイン」
神無は空間を割り空間から四本の剣を取り出す…すると剣は自動的にラーマに飛んでいきラーマを切り裂こうとする
ラーマ「……レーヴァテイン…権能ではなくルーン文字で生み出した自動剣ですか…それもそれぞれ違う属性を持った剣…」
神無「僕は剣術が出来ませんし…そもそも重力を操って剣とかを軽くしない限り持ち上げられないんですよ…2キロ以上のものを持ち上げられないんですよね僕…」
神無は自動剣でラーマの意識を向けさせ、魔術で攻撃し、ラーマは曼荼羅からの砲撃をするが神無は縮地で避けたり結界を張ったりしてくる為当たらない…すると神無がラーマの方を見てウザいものを見たかの様に眉をひそめる
神無「……ああ、まただよ…なんで見えるんだよ…僕は今集中してるんだから…」
ラーマ「?」
ラーマも手を止め何が起こったのか考える…自分は何もしていないので何故不愉快そうな顔をしているのか分からなかった
神無「全く…ラーマ様を取り巻く様についてる「糸」が見えるのは気のせいかね?でもまだ見えるし…ウザいな…」
ラーマ「!?…まさか君にはこれが見えるのか?」
ラーマはその糸という言葉を聞いて驚くが神無はそれを気に留めずある行動をとる
神無「ウザいから…破壊しよう」
ラーマ「え?」
神無は左目…黒竜の大災厄の能力の一つ、物体を破壊するを使い糸を壊そうとする…だが何故か一目見ただけで神具以外なら破壊できる目が破壊できなかったので…長い事糸を見つめ三十秒程たっと糸が壊れ始める
ラーマ「…あ……」
ラーマはそれが見えているのか呆気にとられ逆に神無は邪魔な物が取れた様にスッキリする
神無「さて…続きをしようではありませんかラーマ様」
神無はラーマに戦いの続きをしようと言うが何故かラーマは神刀の曼荼羅を消し元の刀に戻す、そしてラーマは神無に語りかける
ラーマ「…申し上げませんが…もう僕は君と戦う理由がないので降参してよろしいでしょうか?」
グィネヴィア「え!?」
神無「……何故?」
グィネヴィアは驚き、神無は首をカクンとさせ不思議そうに尋ねる
ラーマ「僕は君達魔王と戦いたくありませんでした…ですが僕は無理矢理彼女に先程君が破壊した糸の所為で魔王を殺す事になってしまいました…ですが君が糸を破壊したお陰でその縛りがなくなった…ですからもう戦う必要がないのです」
ラーマは元々戦いが好きな性分ではなく、魔王に対してもあらゆる障害を乗り越え《運命》にさえ抗ってみせる神殺し達に対しては羨望と敬意の念を抱いているのだが、運命の担い手はそれを許さず、ある時は自分の妻を殺し(殺したのはラーマの弟だが)臣下を使ってラーマを無理矢理復活させていた…ラーマはそれに抗おうとしたが結局は無駄に終わってしまった…だがその宿命を神無が破壊してしまった為にラーマはもう逆縁のない魔王と戦ったり、罪ない女神や神祖の命を奪う必要がないのだ…だが戦いをやめると言っても魔王が逃すはずがない…まあ…
神無「…やる気がないのなら仕方ない…別にいいですよ、このまま戦ったて相手が戦う意思がないのなら面白くない」
神無は別にそう言ったことを気にしないのでラーマが降参すれば見逃してくれるのだが…他の魔王ではあり得ないことである
ラーマ「…ありがとう、君とは神殺しでなければ友達になれそうだ…」
神無「え、神殺しとじゃあ友達になれないんですか?」
ラーマ「…確かに…まつろわぬ神と魔王が友になってはいけないと言うルールはない…なら僕と友達に…「させぬぞ…」!?この声は!?」
すると空に穴が空きそこから金髪の少女が現れる
ラーマ「運命の担い手!?」
彼女こそが全ての元凶、ラーマに無理矢理魔王殺しをやらせている黒幕であった
運命の担い手「…邪魔者は排除する…そしてラーマ…貴方はもう用済み…これからは私が魔王を全て抹殺する」
運命の担い手はとある物を取り出す、ラーマ達にはその物は知らなかったが神無はその物を知っていた
神無「……ライザー?」
運命の担い手「…ヤプール」
運命の担い手は赤い怪人…異次元超人巨大ヤプールのカプセルをナックルに入れる
運命の担い手「グランドキング」
運命の担い手は機械の様な怪獣…グランドキングのカプセルをナックルに入れる
運命の担い手「これで全てを終わらせる…」
ライザーでスキャンし運命の担い手が光に包まれる…そしての光が消えると運命の担い手がいた場所には三メートルくらいの怪獣…グランドキングに酷似した赤い怪獣がその場にいた…だがその怪獣は背中に糸車を背負っており糸車が音を立てて回転している怪獣であった
運命の担い手「……ディストピアミトロジーア…これが私の新たな名前…新たな神話の始まり」
この島に新たな災厄が舞い降りた……
……これは酷い(主に最後らへん)、ラーマの真名バレが都合良すぎるし、ラーマの宿命解放も雑…そして運命の担い手の登場の仕方も…ちなみにヤプールとグランドキングのフージョンライズの共通点は多数のウルトラマンと何らかの戦いでウルトラ兄弟、ウルトラ十勇士と戦った事が共通点です…そこら辺の説明は次回します、ちなみにディストピアミトロジーアのミトロジーアは神話という意味で、ディストピアは暗黒卿という意味…つまりは暗黒卿の神話です。後ラーマの声はFGOのラーマと同じ沢島みさきさんです