レイオニクスウィーズ   作:暗愚魯鈍

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さて今回は孫悟空編前の出来事…前半はギャグ、後半はバトルです!そう言えばアンドレ・ジイドとウルトラマンジードのジイドとジードて似てますよね…とてもどうでもいいですが…


五十九話入社騒動・前

鏡花「おはようございます…」

 

鏡花はそう言ってラヴクラフト達が執務(と言っても真面目に仕事をするのは国木田ぐらいで他は適当にやってその後始末を国木田と信子がやっている)をしている部屋に入る

 

織田作「…おはよう…いやまずは初めましてか…」

 

黒地にストライプのシャツ、ベージュのコートを着た男性が立ち上がり鏡花に軽く会釈する

 

鏡花「あ、初めまして…あの名前は…」

 

織田作「俺は織田 作之助…織田作て呼んでくれ」

 

彼はポートマフィア随一の暗殺者であり剣と銃の達人である織田 作之助…能力名 天衣無縫

 

安吾「織田作さん、その子ですか?新しく入った子は?」

 

織田作「安吾、失礼だぞ名前をちゃんと言え」

 

安吾「失礼…私は坂口 安吾と申します…所で少し願い事が…」

 

鏡花「何でしょうか?」

 

安吾は眼鏡をクイと上げながら鏡花に頼み込む

 

安吾「私を汚物を見る目で見てくれませんか?」

 

鏡花「はぁ?」

 

鏡花が安吾の言葉を聞き「何言ってんのこの人」といった目で見ると安吾はあぁ!と悶絶する

 

安吾「ああ!!いいですよその目は!実に素晴らしいです!その汚物を見るかのような目線…堪りません!もっとその目「汚物はゴミ箱じゃ」アフゥン!?」

 

安吾の目の前に和服を着た美女が現れ安吾を蹴飛ばしそのままゴミ箱の中に入った

 

紅葉「すまないのう…あの馬鹿が…私(わっち)は尾崎紅葉よろしくのう」

 

そう鏡花に自己紹介したのが尾崎紅葉…能力名 金剛夜叉、蹴飛ばされたのが坂口 安吾…能力名 堕落論

 

安吾「紅葉さん…ご褒美ありがとうございます!」

 

紅葉「……死ねばいいのにのう…」

 

安吾「ああ…その目線もまたいい…」

 

安吾は顔を赤く染めてクネクネと動く…鏡花は心の中で気持ち悪いと思った、そして織田作が安吾を蹴飛ばし安吾はそのまま机にぶつかりピクピクしていた

 

織田作「済まないな…俺の親友が気持ち悪くて…あいつドMでな」

 

鏡花「いえ…まあ確かに気色悪かったですけど…」

 

織田作が申し訳なさそうに頭を下げる…すると扉が開き白いコートを羽織った男性が入ってくる

 

ドストエフスキー「やあ織田作君、尾崎さん、元気そうで何より…」

 

彼の名はフョードル・ドストエフスキー…能力名 罪と罰

 

紅葉「フョードルか…三日前に貧血で倒れて鴎外殿に運ばれて以来じゃのう」

 

織田作「大丈夫か?それにしてもお前…貧血ならまだしもその厚いコートは如何にかならないのか?見てるこっちも暑くなる…とりあえずその変な服装を辞めたら如何だ…?熱中症で倒れるぞ」

 

織田作はとりあえずその暑苦しいかっこを辞めろという…が

 

ドストエフスキー「変な服装じゃない、ドストエフスキーです…それにこの服はボス自ら製作したもの…そう簡単に脱ぐわけにはいかない…脱ぐのは風呂か洗う時だけさ…」

 

鏡花「名前は聞いてないですよ…でその服皇さんが作ったんですか?」

 

ドストエフスキーは何処ぞの革命家の侍の「ズラじゃない桂だ!」見たいな事を言うがそれよりも鏡花はその服が神無が作った事に驚く

 

安吾「新入りの貴方は知らなかったかもしれませんが…我々の服は全てボスが自ら呪力で編んで作った一品物でまつろわぬ神の攻撃を食らっても破れぬ様何重にも呪力を重ね生み出したものです…そのお陰でヴォバン侯爵の魔眼を食らっても石化を防いでくれます」

 

鏡花「そうなんですか…ていつの間に復活したんですか?」

 

安吾「私の生命力をなめないでください…数分で回復できますよ…はぁはぁ…」

 

安吾はもっとくれ!とばかりに息を荒くし全員が後ずさった

 

アガサ「ほう…?なら私の剣の錆になりますか?」

 

鴎外「おやおや、安吾君は私の治療が受けたい様だね?」

 

国木田「……お前ら仕事しろよゴラァ!」

 

執務をしていた三人が切れた(切れているのは国木田のみだが他の二人も目が笑っていない)

 

安吾「……お願いしま「ウォラ!」ゲバブ!?」

 

安吾は国木田に蹴られそのまま壁に激突、そのまま動かなくなる

 

国木田「お前ら仕事しろ!」

 

ドストエフスキー「……蕎麦を食べに「逃げるな」」

 

紅葉「漬物を買ってく「逃げるな姐さん」」

 

鴎外「私は「逃げないでくださいロリコ…鴎外先生」…まだ何も言ってないのに…それにロリコンて言おうとした?」

 

国木田は逃げる三人を拘束する…その頃ダメージが回復した安吾は部屋から逃げようとするがいきなり扉が開き安吾はドアに挟まった

 

安吾「あふん!?」

 

ポオ「!?…済まない…て、なんだ安吾君であるか…」

 

扉を開けたアライグマを連れた男性は挟まった安吾に謝ろうとするが安吾と知るや否や「謝らなくていいや」とばかりに扉を閉める…もうこの状況に慣れているのだろう

 

ポオ「…乱歩君はいないのであるか…我輩折角頑張って推理小説を書いたというのに…冷たいのである…」

 

そう溜息を零したのは乱歩の自称親友(乱歩は如何思っているか知らない)エドガー・アラン・ポオ…能力名 モルグ街の黒猫

 

ポオ「…お前はいつも我輩の側にいるなカール…よしよし餌を…痛!」

 

カールと呼んだアライグマにポオは噛み付かれた…それを見た鏡花は可哀想と心の中で思い目を逸らした…他の皆も目を逸らしていた

 

ポオ「……乱歩君帰ってこないかな…」

 

ポオはそう言って椅子に座る…その姿には何処と無く哀愁が漂っていた…頭の上でカールは己が拳をポオの頭に叩き込んでいた…すると乱歩が帰ってくる

 

乱歩「ただいま!」

 

ポオ「おお乱歩君!我輩と一緒に推理遊戯(げぇむ)を使用ではないか!」

 

乱歩「え、面倒臭い…パス…眠いから」

 

ポオ「そんな…冷たいのである…」

 

ガクと肩を下ろすポオ…鏡花達は「やめてあげてよう…」と言いたくなった…もうポオのライフはゼロだ…すると

 

フィッツジェラルド「おい貴様ら!」

 

何やら怒った様子のフィッツジェラルドとオドオドしている女性が部屋に入ってくる

 

安吾「如何しましたフィッツジェラルドさん?」

 

真面目モードになった安吾が問いかけるがフィッツジェラルドはこの部屋にいる鏡花以外の人物達を睨みつける

 

フィッツジェラルド「貴様ら…俺の財布を盗んだだろう!五百万入った俺の財布をな!」

 

鏡花「五百万!?」

 

鏡花は財布に入れる額じゃない!と言わんばかりに驚く

 

乱歩「いや取ってないから」

 

フィッツジェラルド「嘘つけ!絶対取ったろ!」

 

乱歩「取ってないて…」

 

フィッツジェラルド「取った!何故なら俺が逆の立場なら取るからな!」

 

乱歩「君と一緒にするな!」

 

乱歩は近くにいた安吾を蹴った、安吾は「ありがとうございます!」と満面の笑みを浮かべていた

 

フィッツジェラルド「…そう言うのはいい…早く返せ…まさか貴様らグルになって黙り通り後で山分けする気か…?」

 

フィッツジェラルドの怒りは収まるところを知らず…怒りのピークだった

 

フィッツジェラルド「見損なったぞ!最低だ!社会不適合者!ニート!童貞!そんなんだから「あの〜フィッツジェラルド様…」何だ!」

 

指を立てるフィッツジェラルドにそこで横にいた女性がオドオドしながらも喋りかける

 

ルイーザ「あの…えっと…その…ですね…尻ポケットに…」

 

フィッツジェラルド「何だ!ハッキリ言えルイーザ!」

 

ルイーザ「は、はぃぃぃ!!……ええとその…尻ポケットに…」

 

フィッツジェラルド「何…尻ポケットがどうかし…………」

 

フィッツジェラルドは自分の尻ポケットを触ると…財布が入っていた

 

フィッツジェラルド(自分の尻ポケットにあったぁぁぁぁぁ!!!ヤバい…皆に相当酷い事を言ってしまった!)

 

ルイーザ「だから言ったのに…何で疑ったんですか…?」

 

フィッツジェラルド「だって俺の立場なら取ったから!」

 

ルイーザ「……それは貴方だけです…フィッツジェラルド様と皆様は違うんです…」

 

フィッツジェラルド「そんな冷静に言われても!?」

 

動揺するフィッツジェラルドに織田作が近寄り千円札を渡す

 

織田作「これ…少ないけど…いや財布は取ってないが…」

 

フィッツジェラルド「いやいいから!?辞めてもういいから!」

 

安吾「これ…私の全財産です」

 

フィッツジェラルド「いいて!勘弁して!」

 

乱歩「…ラムネ飲みなよ」

 

フィッツジェラルド「やめて!もう辞めてください!」

 

紅葉「この簪…質屋に売りなんし」

 

フィッツジェラルド「もうやめて!心臓が痛い!すみませんでした!ごめんなさい!」

 

土下座するフィッツジェラルド…すると尻ポケットから財布が落ち鏡花が財布を開け中身を見ると…

 

鏡花「五百万じゃなくて五百円しか入ってないんですけどぉぉぉぉ!!?」

 

ワンコイン(五百円)しか入っていなかった

 

ルイーザ「すみません!すみません!フィッツジェラルド様がすみません!」

 

フィッツジェラルドと一緒に謝る彼女ルイーザ・メイ・オルコット…能力名 若草物語

 

国木田「…まあ今度から気をつけろよ…」

 

国木田達はそのまま自分の席に座りパソコンを打ち出す…フィッツジェラルドも席に座ってパソコンを起動させる

 

ルイーザ「すみません…新人の貴方に怖いところ見せてしまって…でもフィッツジェラルド様は本当はいい人なんです!」

 

鏡花「いえ…貴方が謝らなくても…」

 

ルイーザはブンブン頭を振って鏡花に謝りその後風のように立ち去っていた

 

ラヴクラフト「彼女…は人と…喋るのが…苦手…フィッツジェラルド君…がいないと…ロクに…喋れな…い」

 

鏡花「そうなんですか…いつの間に!?」

 

鏡花は自分の後ろにラヴクラフトがいつの間にか立っていたことに驚く

 

ラヴクラフト「…君が…おはようございます…て言った辺りから…すぐ近くで…雲を…数えて…た」

 

鏡花「最初から!?」

 

鏡花は最初からいたことに驚くが肝心な事を思い出す

 

鏡花「そう言えば皇さんは?」

 

ラヴクラフト「…神無君なら…明日ラーマ君達に…会うから…土産を作ってる…」

 

鏡花「ラーマ?」

 

乱歩「古老の事だよ…日本にいる真の神達でありラーマ、スサノオ等が正史編纂委員会を束ねてるのさ」

 

鏡花「へぇ…神様が…でも何で会いに?」

 

鴎外「それはねぇ…ラーマ樣は以前は魔王を殺す最後の王と言われていたんだが…それを神無君が辞めさせてね…結果ラーマ樣が古老になった原因だから…それに個人的な付き合いもある…だから時々会いに行かれるんだよ」

 

鴎外は丸で神無が友達の家に行く感覚で鏡花に教える…

 

信子「皆様…お客様がお見えです」

 

国木田「客か…鏡花、お前が行ってこい」

 

鏡花「私ですか!?」

 

鏡花は自分が選ばれて驚愕する

 

国木田「何…ジイドも付き添いで行かせる…心配するな…ただし客には迷惑をかけぬ様にな!日本にいるのは一時的とは言えボスに迷惑がかかる!」

 

国木田はそう叫び横で寝ていたジイドを叩き起こし鏡花と共に依頼人が待つ部屋へ行く

 

ジイド「お待たせしました…してご用件は?」

 

ジイドは俗に言う営業スマイルを浮かべ依頼人の若い男性に依頼を尋ねる

 

泰三「朝早くすみません…私小林 泰三と申します…実はここいらの近辺ではぐれ呪術師達が怪しげな研究をしている場所がありまして…」

 

ジイド「そう言う事ならお任せください!我等はそう行った事件を解決するのが仕事ですから」

 

ジイドはそう言って立ち上がり依頼人に呪術師がたむろする場所へ案内してもらう

 

鏡花「あの…大丈夫なんですか?ジイドさん相手はあの…私まだ詳しくないんですが…魔術を使ってくるんでしょう?太刀打ちできるか不安で…」

 

ジイド「は、安心しろ…その程度の敵取るに足らん…一応俺も魔術師の端くれ…それも魔王直々に伝授してもらったのだ…まあ大船に乗った気でいるがいい…」

 

ジイドがそう言って笑い、鏡花も少し安心する

 

泰三「此方です」

 

泰三が連れてきた場所はとある建物の路地裏…確かに広く人目に付かず誰も来なそうな場所…だったがジイドは疑問に思い問いかける

 

ジイド「…可笑しいな…ここは袋小路だ…呪術師でなくともここにいるのは逃げ場がなくなることぐらい承知の筈…本当にここで合っているのか?」

 

ジイドの言った通りここには逃げ口が一つしかなく追っ手が来たら逃げれない…すると泰三は笑い出す

 

泰三「ククク…流石魔王の手先…これぐらいは予測可能です、か!」

 

泰三はポケットから銃を取り出し鏡花に向けて放つ

 

ジイド「!…チ!」

 

ジイドは鏡花の手を握りジイドの方に引き寄せ銃弾から避けさせ片方の手で銃を取り出して弾丸を発射し、泰三が持っている銃を弾き飛ばす

 

泰三「く!流石…ですが…これでは終わりませんよ…異能力…マウンテンピーナッツ!」

 

すると泰三の手が黒く輝き手が鉤爪に変わり口から火炎を吐く

 

ジイド「変身系の異能か!」

 

ジイドは両手に銃を持ち炎を避けつつ泰三に銃弾を当てるがすぐに再生してしまう

 

泰三「ククク…私の異能は三幹部に及ばすとも…無敵の異能だ!」

 

そう豪語しながら泰三はジイドを攻撃し後ろから奇襲するが…

 

ジイド「残念だな!」

 

泰三「な!?」

 

ジイドは泰三がそこに来るのを「知っていたかの様に」銃を撃ち泰三は脳天を撃たれ後ろへ後退する

 

泰三「何故だ…完全に気配を消した筈…」

 

ジイド「運が悪かったな…俺の異能力…狭き門は数秒後の未来を予測する…奇襲程度読んでいたさ…」

 

ジイドの異能は未来予測…故に無敵、弱点がなく対抗出来るのはカンピオーネや同じ未来予測、強力な異能のみ…その上ジイドの銃の腕前を合わせれば強力過ぎる異能だった

 

ジイド「それにこの銃も特別品でな…ボス自ら生み出したもの…ダイヤモンドくらいなら簡単に壊せる…まあその再生力の前では無力に等しいな…よし…逃げるか!」

 

鏡花「え!?ちょ!?」

 

ジイドは鏡花を担いでその場から撤退する…不利と見るや勝てない相手からは逃げる…神無から教わった事である

 

泰三「逃すか!」

 

ポケットから人形…スパークドールズを取り出す

 

泰三「実体化しろ!邪神超獣カイマンダよ!奴等を殺せ!」

 

すると街に顔が胴体にあり中央部分に鎮座した姿をしており背中に火の点いた光輪を背負った黄金色の怪獣…邪神超獣カイマンダが実体化し暴れんとする

 

鏡花「顔を胴体に…じゃなくて何あれ!?」

 

ジイド「…怪獣…いや力を見る限り超獣か!厄介な奴を…!」

 

ジイドは銃を撃ちカイマンダに当てるがカイマンダは痛みに呻くだけでほぼ傷を負っていない…

 

ジイド「くそ!やはり無理か!せめて織田作達がいれば…」

 

ジイドは仲間がいない事を嘆くが鏡花は後ろを見て戦慄した

 

鏡花「危ない!」

 

ジイド「!何…だ…」

 

ジイドが見たもの…自分を突き飛ばした鏡花…そして鏡花の左足が…血を出しながら吹き飛んでいるところだった…

 

鏡花「え……?」

 

鏡花も一瞬何が起こったか理解出来なかったが即座に自分の足が切り落とされたことが分かり痛みに泣く

 

泰三「私を忘れては困りますねぇ!さてと…本来の目的を達成しますか…」

 

泰三は笑みを浮かべながら鏡花達に近づく

 

ジイド「貴様…何が目的だ!」

 

泰三「そこの女ですよ…」

 

鏡花「私?」

 

泰三は鏡花に指を指し鏡花は訳が分からず痛みに悶えるだけ

 

泰三「実はウチの王の同盟者の神祖樣が回収しろて煩くて…」

 

ジイド「神祖…ハンニバル王とウルルの事か!」

 

泰三「ピンポーン!大正解!さてさてそこの女…可哀想だな…お前がいるせいで…其奴みたいに傷つく奴が増えるぞ…」

 

鏡花「…私の…せい?」

 

泰三「そうさ…お前が逃げる度に犠牲が重なる…お前が殺してる様なもんだよ…」

 

ジイド「耳を傾けるな!あいつの戯言だ!」

 

ジイドは鏡花の耳を塞ごうとするが既に遅し鏡花はその言葉を聞いて膝を地面につける

 

鏡花「私の…せいで…皆さんに迷惑が…嘘…嘘…嘘…嘘…嘘!」

 

すると鏡花の身体が光り白狼が顕現する

 

泰三「!?まさか自分で制御…いや暴走か!カイマンダ!」

 

カイマンダは鏡花に火を噴くが鏡花はそれを回避する

 

ジイド「不味い…!」

 

ジイドはこの状況を理解していた…カイマンダは超獣…怪獣ならば騎士や魔術師達が群がれば倒せるが超獣はパオロ・ブランデッリや聖ラファエロクラスの猛者でなければ魔王以外では討伐不可と言われる

 

泰三「甘いですね…甘々ですよ…そう思いませんか?」

 

ジイド「ク…(不味いな…暴走したあいつと超獣相手に…それにこいつとは相性が悪い…救援を呼びたいがそうはさせぬだろうし…万事休すか…)」

 

カイマンダはジイドがいる方に近づき炎を放とうとするが

 

ーーーガルルルルゥ!ーーー

 

ーーーピヤァァァァァ!?ーーー

 

鏡花がカイマンダに飛びかかりカイマンダは倒れる

 

泰三「何をやっている!カイマンダ!?この役立たずが!」

 

泰三は役立たずのカイマンダの代わりに鉤爪をジイドに向けてジイドを切り裂こうとするがジイドは銃で応戦し鏡花は光輪を噛み砕きカイマンダを蹴り飛ばし泰三に襲いかかる

 

ーーーガルルルルゥ!ーーー

 

泰三「な!ま…ぬおおお!?」

 

泰三は爪に当てられゴム毬の様に吹き飛んでいく…泰三は全身を溶けた皮膚の様な鼠に変え襲いかかろうとするが

 

神無「…全く何の騒ぎ?」

 

泰三「な!?」

 

神無が中央に割って入り二人に手を向け触れた瞬間、醜い鼠は泰三に戻り白狼は鏡花の姿に戻る

 

泰三「チ!魔王には勝てぬ…撤退!」

 

泰三は尻尾を巻いて脱兎(鼠だが)の如く逃げ出す

 

神無「たく…さてさてカイマンダをどうにかするか…」

 

神無はカイマンダに手を向けるとカイマンダが見えない何かに押し潰された様に地面に埋まる…これが黄竜の前に手に入れた第五の権能でありとある重力を擬人化した女神より簒奪した権能である

 

神無「ああ…こんなに暴れて…大変なんだぞ…修復作業とか…特撮みたいに翌日には直ってます!じゃないんだから…それに死んだ人間の親族の記憶を弄ったり死んだ人間の除霊…仕事は沢山だ…別に出てくるのはいいけど…面倒臭いから街中は勘弁してほしいよ…」

 

ーーーピヤァァァァァ!!?ーーー

 

カイマンダはそのまま立ち上がろうとするが重力で抑えられているため動けず神無は手を上に掲げ神無の腕に黒い塊…ブラックホールが出来上がる…しかもだんだん巨大化していく

 

神無「…これで終わり」

 

神無がブラックホールを投げるとカイマンダがいた場所は丸く抉り取られたかの様に地面にクレーターが出来上がりカイマンダの肉片すら無かった…

 

神無「ああ…面倒臭い…ジイド…帰るぞ…正史編纂委員会にまた謝らなければ…後護堂君にも…菓子折りまた作らなきゃ…」

 

ジイド「……修復作業…大変だろうな…」

 

ジイドはクレーターを見ながら神無の後をついていく

 

神無「しっかし…ハンニバルがまた動き出したか…ジイド帰ったら皆に何時でも戦闘態勢を取れる様に言っておけ…僕は明日ラーマ様達に会わなければいけないから…」

 

ジイド「!はい!お任せ下さい!」

 

ジイドは頭を下げて神無の縮地でアジトに一足先に入っていく…

 

神無「…面倒なことにならなければいいけど…迷惑事を振りまくのが僕達カンピオーネだからね…嫌な予感するなぁ…」

 

それと同時刻、中華の魔王が日本に上陸し日光東照宮へ向けて行ったが…誰も超獣騒ぎで気付かなかったと言う………

 

 




泰三さんの異能はマウンテンピーナッツに欠かせない怪獣ノスフェルに変身する能力とジャミラの火を吐く能力ですね…地味に強い異能です。

因みにフィッツジェラルドがやっていた事はおそ松さんのネタです…因みにフィッツジェラルドの声の人はおそ松の声をやっている人で乱歩はチョロ松、安吾は一松で安吾のネタはウルトラマンメビウスこと福山潤さんが演じたディーふらぐ!の河原中の要素です…こう言った中の人繋がりをネタとして入れるのが大好き…

そしてカイマンダを出した理由が【邪神】超獣だから…邪神て大層な肩書きなのに邪神イリスや邪神ガタノゾーアと比べたら知名度ないじゃないですか…だから出したんです…シシゴランも出したかったですけど…では次回もお楽しみに!
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