運命神の領域にて運命の担い手がとある場所を見ていた…それは自分が復活させたまつろわぬ神とそれと戦う魔王達を観察していた
運命の担い手「……もう少し…もう少しでこの世界は滅びる…」
運命の担い手は愉快そうに笑みを浮かべる…そして二個のカプセルを取り出し空中に浮かべる…そのカプセルは以前のヤプールカプセル、グランドキングカプセルとは比べ物にはならない…カプセルに描かれたのは六本の触手を持った黄金の獣に黄金の身体に巨大な剣を持った機械の様な龍だった
ゲファレナー「はぁい、調子良さげね?如何かしら以前の様にタイムリミットがないその力を使う覚悟はある?」
運命の担い手「お前か…見ているだけでもわかる…これを使えば全宇宙を支配できる…私は全ての地球の人間どもを蹂躙する全知全能の神と成ったのだ…」
運命の担い手は歪んだ笑みを浮かべそれを見たゲファレナーはモルモットを見る目で運命の担い手を見ていた………上空に浮かぶ映像には二人の魔王とその仲間がまつろわぬ神に石の中に埋まられそうに成っており二人の魔王のうち、日本の魔王…草薙 護堂とその仲間達は誰かの手によって幽世に飛ばされていた
神無「ほらこの霊薬飲んで」
神無は鏡花に霊薬を渡し鏡花はその薬を訝しみながらも飲む
鏡花「苦い…この薬は?」
神無「この薬は世界移動(ブレーンウォーキング)と共に幽世に渡るのに必要なもので今から正史簒奪委員会の古老に会いに行くにはこの霊薬と世界移動(ブレーンウォーキング)する必要があるからね…君を連れて行くことにした」
神無は軽く説明するが、世界移動(ブレーンウォーキング)は高度な魔術であり、その霊薬も作るのは困難である
鏡花「何で私なんですか?」
神無「それは…君以外がもう行ったことあるし君しか暇な人がいないから、新人だからいいでしょ?」
鏡花「…普通の会社なら訴えますよ?」
鴎外「魔王に法律は適応されないよ?」
鴎外は残念ながらと首を振る
神無「まあ怖い人達じゃないから大丈夫さ…」
そう言って神無は指を鳴らしその瞬間神無と鏡花の姿が消えた
織田作「…行ったな…」
鴎外「そうだね…さてエリスちゃんとお出かけでもしようかな」
神無がいなくなったのを見た全員は予め仕事を終わらせておき神無がいなくなったのを機に自由行動に移る
ラヴクラフト「……何か起こるな…」
その中てラヴクラフトだけはこの後起こる異変に気付いていた
鏡花「ここが幽世…」
神無達がついた場所は綺麗な野原…風が吹き草木が揺れる幻想的な世界…ここは昔までは三人しか住んでいなかったのだが
ーーーピィピィ!ーーー
ーーーモコォ!モコォ!ーーー
ーーーパム!パムパム!ーーー
何か(マスコット)がいた
鏡花「……可愛い」
鏡花はモコォ!モコォ!と鳴いている動物を撫でる、他の二人もすり寄ってくる
神無「久しぶりモコにハネジロー、ピグモン」
ーーーピィピィ♪ーーー
ーーーパムパム♪ーーー
ーーーモコォモコォ♪ーーー
知っている人もいるだろうが彼等は怪獣界のマスコット友好珍獣ピグモンと迷子珍獣ハネジローと小珍獣モコ(ルナー)である
鏡花「…持って帰っていいですか?」
神無「スサノオさんに吹き飛ばされるよ?」
鏡花は十分ほどピグモン達と戯れていたが暫くして名残惜しいように離れ神無について行く…ピグモン達は手を振りながら(モコは跳ねる)神無達を見送る
鏡花「幽世て聞いたからあの世みたいな所だと思ってましたけど…結構生き物がいるんですね」
神無「まあ迷子センターと孤児院をミックスしたような所だしなここは…ほらあそこ」
神無が指を指したところには、深海怪獣グビラが潮をふき、酔っ払い怪獣ベロンが酒を飲み、友好巨鳥リドリアスが空を飛び、他にもボルギリスとモグルドンが相撲を取っていた
鏡花「…平和ですね…」
神無「本当…人間は争いを繰り返すのに怪獣は無益な争いはしない…全く…人間てのは」
最後の部分は聞こえなかったが神無から怒りの気配をしたので暫く黙る鏡花
神無「あ、あそこ」
神無が指を指した先にはボロボロの小屋があり鏡花は耳をすますと何人かの話し声(怒声も聞こえてくるが)が聞こえた
神無「入るよ…ん?」
神無はノックをした後扉を開けると和服を着た老人 スサノオ、黒衣を着た木乃伊、くっいている男女 ラーマとシーター、ラーマの弟のラクシュマナとラーマの配下 ハヌマーン、黄金の髪の少女 グィネヴィラ、ランスロット…そして日本の魔王 草薙 護堂(とその仲間達がいた)
神無「皆さんお揃いで…て何で草薙君がおるの?」
護堂「あんた!?どうして此処に?!」
護堂は驚くが神無は普通に答える
神無「…スサノオ様に呼ばれたから」
神無はそう素っ気なく返しスサノオの方を見る
神無「何故彼等がいるのかは置いておくとして…手作りの茶菓子置いときますね」
ハヌマーン「お、ありがと…」
神無「複合魔法 魔調の五重奏(エレメンタル・クインテット)」
茶菓子を受け取ろうとしたハヌマーンに神無が五属性複合魔法をハヌマーンにぶつけようとしハヌマーンはそれを避ける
ハヌマーン「うぉ!?」
鏡花(魔術放った!?)
護堂「おい!?何ハヌマーンに魔術撃ってるんだ!?」
護堂はいきなりハヌマーンを攻撃した事を攻めるが神無は申し訳なさそうに答える
神無「…ハヌマーンて聞くとタイの奴を思い出してね…あの仏像バカでレッドマン並みの邪悪な奴を…ハヌマーンさんは悪くないんだけどさ…悪いのはあのクソハヌマーンとタイの奴らだから…」
護堂「何の話をしてるか分からないけど…ハヌマーンて言葉を聞くと殺したくなっちゃうわけか…」
神無が考えているのはあのクソ猿…白猿でウルトラ6兄弟と共闘した奴らでこっちのハヌマーンは原典と同じ優しい性格なので間違えないように…(ウルトラマンのハヌマーンとラーマーマヤでのハヌマーンは全くの別物なので気をつけてください)
神無「で、どうしたんです?こんな所に護堂君を呼んで」
護堂「!忘れてた今日光東照宮が危険なんだ!」
日光東照宮…徳川家康を神格化し祀る場所である…護堂が言うには日光東照宮に行ったらまつろわぬ神と神殺し…羅濠に出会い羅濠と対戦後まつろわぬ神が裕理の妹を乗っ取り石に生き埋めにしようとされたところを羅濠に助けられスサノオ達にこの幽世に連れてこられたという
神無「へぇ教主カッコいい…流石僕の朋友だ…さて護堂君の愛人の妹を人質にしていると迂闊に手が出せないな」
護堂「…あんたならひかるごと殺すとでも言いそうなのにな…」
護堂は神無がひかるを殺しそうなのに意外だと言うが神無は頭を振る
神無「僕の義弟の愛人の妹だぞ…兄さんは義弟の愛人の家族を見捨てる程屑じゃあない…義弟の為なら世界も滅ぼしちゃうよ?」
護堂「……この人ブラコンかシスコンだろ」
エリカ「正解よ護堂…皇王は同じ魔王の頼みなら大抵聞いちゃうのよ…人殺しや何でも…その上その魔王に近いもの…即ち私達の頼みも聞いちゃうから…」
裕理「それはいい性格なんですけど…まあひかるが助かるならいいです」
裕理は一先ず自分の妹が助かると思い息をつく
神無「…じゃあ日光東照宮に行きたい人僕についてきて」
鏡花「旅行みたいな感覚で言わないでください」
神無は日光東照宮へ繋がる空間を作ろうとするが護堂が制止する
護堂「待ってくれ!まつろわぬ神の正体がまだ聞いていないんだ」
神無「ん?知らなかったの?孫悟空だよ?スサノオが以前教えてくれた」
神無はそう言うと日光東照宮へのゲートを作ろうとする…その後ろでシーターが鏡花に耳打ちする
シーター「貴女…皇王の事…好き?」
対して鏡花は顔を真っ赤にしてシーターに物凄いスピードで頭を振るって反論する
鏡花「ち、ちちちち違いますよ!?別にそんなんじゃ…」
エリカ・リリアナ・裕理・恵那(分かりやすいな、この子…可愛い)
ラーマ「…神無君に好意を寄せる女性がいて喜ばしいです…あ、涙出てきた」
ラクシュマナ「兄様涙は出さないでください…確かに永遠に彼女が出来ないと僕も思っていましたけども失礼ですよ」
グィネヴィラ「そうですわ、所帯を絶対持ちそうにない人ですが人間の言葉には「蓼食う虫も好き好き」と言うではないですか」
護堂「いやあんたらも失礼だからな?」
そんな鏡花を見て和むエリカ達(エリカ達の方が年下)に涙を流すラーマにそれを宥めながらシラっと神無を貶すグィネヴィラとラクシュマナをジト目で見る護堂…そんな光景をよそにシーターは告げ口する
シーター「ああ言った人は好意に疎いですが…頑張って下さい…それと呼び捨てにするのも手かと…あとツッコミは金槌で叩いたほうがいいです…そうでないと彼暴走しますから」
鏡花「……ありがどうございます、参考になります」
シーター「いえいえ…私もラーマと付き合った頃は初心でして…それなのにあの人最近は激しくて…」
頬を赤くするシーターを見ながら鏡花はシーターに礼を言う
神無「もういい?行かないの?」
神無は待ちくたびれたのか空間を繋げたまま眠そうにしており急いで空間に入る護堂達
神無「じゃあまた来ますね」
神無はそう言う穴に入りそのまま空間は消える
ラーマ「…斉天大聖 孫悟空ならば油断しなければ勝てそうですが…嫌な予感がしますね」
ラーマは神無達が去った後顔を強張らせていた
日光東照宮は今観光客が孫悟空の所為で猿となっておりそこに到着した一行はいきなり猿に襲い掛かられるも
神無「煩い」
猿達は押し潰され地面に押し付けられる
護堂「死んで…ないな…良かった…観光客は死んでない」
エリカ「良かったわ…護堂が殺さないでくれて予め言っておいてくれて…言わなかったらここら一帯が血の海よ」
重力操作で猿達の動きを止めそのまま歩き出す…すると地面が破裂しその中から羅濠が飛び出す
羅濠「脱出出来ました(ドヤ)」
神無「………魔術を物理で突破できる貴女を僕は尊敬しますよ」
羅濠は孫悟空の魔術を物理で破った羅濠が出て来たことには然程驚かずまるで知っていたかのように羅濠に話しかける神無
羅濠「面白くない反応です…後ろの人達を見なさい…私を凝視してますよ?」
神無「そうでしょうね、封印を強引に破くのは貴女くらいですよ…まあ予想はしてましたが」
護堂達は封印を魔術で破るのではなく拳で破いた羅濠を引いた目で見ていたが神無は素っ気なく返す…すると空から何かが降りてくる
孫悟空「おお!神殺しが三人になってしまったわい!しかも魔術王もいるではないか!久しいのう!」
神無「あ、孫君お久…少女の身体に取り付くとは…君ロリコン?」
神無はまるで友達と喋る感じで孫悟空と喋り始める
鏡花「知ってるんですか?」
神無「ああ…昔日本に来たら僕の蛇の神格が強すぎて目覚めて僕が再封印する羽目になったんだよ」
神無は面倒くさげに喋る
孫悟空「そうじゃそうじゃ!今日は羅濠といい貴様といい因縁のある奴ばかりじゃ!あとロリコンではない!」
孫悟空はそう言い放ち少女の体のポケットから三個の何かを取り出し投げるとその物体が人型に変化していく…一つは猪の人型と言うべき黒毛で恰幅のよい体格をした神、もう一つは河童に似た赤髪を逆立て、9つの髑髏を首飾りとした痩せこけた青黒い肌の悪鬼、最後の一つは馬の顔を持つ人型という変わった奴らである
神無「…孫悟空の従属神…て事は最遊記でお馴染みの猪八戒、沙悟浄、玉龍か…いや猪八戒と沙悟浄の場合は猪剛鬣、深沙神だな」
孫悟空の物語最遊記に欠かせない登場人物達の登場にも冷静に真名を判明させる神無
護堂「…玉龍ていたっけ?」
鏡花「いないと思いますよ?」
玉龍「僕の存在感皆無!?…いいよ…僕なんて所詮は影以下の存在感だから」
護堂と鏡花の心無い言葉(本人達は自覚なし)に心を抉られ体育座りをする玉龍…中々シュールである
孫悟空「元気出せ玉龍!お前はお師匠様の馬として天竺まで運び続けたのだ!自信持て!」
沙悟浄「そうです!自信を持って!」
猪八戒「そうそう!お前が影の主役といっても過言じゃねえよ!(過言すぎるけど)」
三人か必死に励ますと…
玉龍「まあ!その通りですけどね!」
羅濠「…此奴扱いやすそうですね」
玉龍は調子に乗りあの羅濠でさえ溜息を吐くほどだった
孫悟空「さて役者は其方側が一人足りぬが…我等義兄弟を倒せるか…貴様らの奮闘を期待しようぞ!」
孫悟空はそう言い放ち孫悟空は羅濠、猪八戒は護堂、玉龍は神無、沙悟浄はエリカ達と鏡花に襲いかかる
玉龍「うはは!オメェさん僕と同じ蛇の気配がするぞ!一丁腕比べするか!」
神無「…はぁ…お二方それぞれの敵は頼むよ…エリカさん達も死なないように」
神無はそう言うと魔術を起動させる
羅濠「…さて百年前の続きをしましょうか斉天大聖」
孫悟空「その意気や良し!羅濠よ孫様を愉しませてみよ!」
孫悟空は如意棒を持ち觔斗雲に乗り羅濠に攻撃を仕掛ける
沙悟浄「……私は眷属との戦いですか…」
エリカ「…従属神といえ神に変わりない…」
鏡花「付き添ったら神との戦闘になるなんて…遺書ぐらい書いておけばよかった…」
鏡花は不用意に神無について来てしまった自分を恨む
沙悟浄「申し訳ありませんが此方もやる事がありますから…無駄な抵抗はよしてください」
猪八戒「さて始めようぜぇ!」
猪八戒は身長15mの三面六臂の巨人に変化してそれぞれの腕で剣・戟・斧・棍棒・弓矢を持った姿に戻り、護堂に攻撃を仕掛ける
護堂「結局戦うんだな…」
護堂はそう言いながら山羊の化身を発動させ魔王全員が戦闘態勢に入る
神無「絵画魔法 スー・テランの巨人の剛腕及び幻雪の箱庭」
神無は巨人の腕を描き玉龍に攻撃し雪を降らせ玉龍の感覚を鈍らせる
玉龍「…僕の姿を見てビビるなよ?」
剛腕に押しつぶされたかに見えた玉龍は馬の姿から顔が龍体が人間という歪な龍になる…
そもそも玉龍とは三蔵法師の乗っている白い馬の事で何故龍なのに馬になっているかと言うとひもじさの所為で三蔵の白馬を食べてしまい、三蔵を驚かし孫悟空が玉龍を退治しようとした時に六丁六甲、五方掲諦、四値功曹、護駕伽藍という仏教の四神が助け菩薩が揚柳の枝を甘露に浸して仙気を一吹きして、玉龍を白馬の姿に変えた事により三蔵を乗せて旅をする事になったのだ
玉龍「僕は西海竜王・敖閨の子!そんな僕に勝てるかな!」
龍となった玉龍は神無に火を吐き、神無は防御壁を張りそれを防ぎ神無はコインを取り出し電撃を纏わせ電磁加速を加え放つ、それを玉龍が避けると避けた先にあった雲に穴が空いた
神無「電磁砲(レールガン)…あのビリビリ中学生よりは威力高めだけど…駄目だな避けられるから…もう少し工夫しないと…」
玉龍「待て待て…あれ食らったら僕達でもヤバイからやめろ!」
玉龍は慌てて首を振りレールガンの威力を過小評価した神無をそんな事ないとばかりに叫ぶ玉龍
猪八戒「ふはは!痛快痛快!こんなものか神殺し!」
護堂「く!こいつ!」
護堂は猪八戒の武器の連続攻撃に手を焼く、孫悟空は神速で空を駆け羅濠はそれを縮地…ではなく単なる走り(神速)で追いかける
孫悟空「お主…デタラメじゃのう…神速の権能を持ってないのに神速並みのスピードで走れるとは…化け物じゃの」
羅濠「?朋友は様々な魔術を操りますしヴォバンは強力な権能を多数持ちます…それと比べれば私が努力して得た神速など大したことなどありません」
孫悟空「…孫様はお主のそういう所が凄いと思うぞ…」
羅濠がそう素っ気なく返すと孫悟空は呆れてものが言えなかった
羅濠「さて…その様な女の体を乗っ取るなど堕ちたものですね…このロリコン」
孫悟空「だから…!ロリコンじゃない!こうやっていれば大物感があるじゃろう!」
護堂(むしろ小物だろ…)
神無(小物だね)
鏡花(小物…)
三者三様の答えを思いながら孫悟空に心の中でツッコミを入れる
沙悟浄「よそ見していて宜しいので?」
沙悟浄は水を操りエリカ達に飛ばす、裕理は非戦闘員なので遠くに逃げているが鏡花は…
鏡花「何でこんな目にぃぃぃぃぃ!!?」
鏡花の方に何故か水がたくさん飛んできてそれを必死に避ける鏡花…すでに涙目である
沙悟浄「…1番厄介な気がしたので」
沙悟浄はそうボソッと言うと更に水を出し水の弾丸を雨のように降らす
その頃日光東照宮の地下で眠っていたものが目覚め地を掘り地上へ出ようとしていた…その瞬間地面は揺れ全員が異変に気付く
孫悟空「?地震かのう?」
羅濠「いやこれは!」
地震が割れ中から宝石のような突起物が生えた怪獣が現れる…
リリアナ「確かあれは…以前オーストリアに出現したミサイル超獣ベロクロン…いやあの様な宝石はなかったはず」
リリアナはそう分析するが神無はその正体に気付く
神無「プラズマベロクロンか…下手したら星が死ぬぞ」
プラズマベロクロン…別名歩く火薬庫と言われ爆発したら最後【星ごと破壊する】程の大爆発を起こすプラズマ怪獣である
神無「取り敢えず攻撃ダメね、爆発したら地球が消えるから」
護堂「……嘘とは思わないけどさ…どうして怪獣てこうも厄介な奴ばっかりなんだよ」
孫悟空「……まあ儂等には関係ないの」
孫悟空は自分達には関係ないといい如意棒を持って羅濠に突きを放つがそれを羅濠は素手で止める
羅濠「地球が爆発…そんな…爆発したら朋友の菓子が食べれないじゃないですか!」
護堂・孫悟空「いやそこぉぉぉぉぉ!?」
羅濠「斉天大聖!今はかつての決着とかどうでもいいです!あの怪獣を倒すのが先決です!」
羅濠はそう言った後ベロクロンの方に行き孫悟空は「え?自分どうすればいいの?」と呟き、誰も相手をしないので取り敢えず少女…ひかるとの分離方法を模索することに決めた
神無「まずは玉龍を倒さないと…てな訳で
インフェルノ・フレア、フーリジング・ヘル、プラズマ・カノンを放ちそれを玉龍は尻尾で相殺する
玉龍「無駄無駄無駄!僕はその程度では倒せないよん!」
玉龍はそう叫び神無は次の魔術を放とうとするが後ろから何かが放たれた気がし避けると銀色の斬撃が玉龍の首から下を切り落とした
玉龍「ほぇ?」
玉龍は何が起きたかわからず首が地面に落ちるのを見ていたが不意に銀色の弾丸が玉龍の首を打ち抜き、それにより玉龍の意識と体は闇に消え、貫通した弾丸はそのまま猪八戒に飛来し猪八戒の腕を二つ消しとばす
猪八戒「ぐぇ?!」
護堂「!今のは…」
護堂が何が起こったか分からないでいると空から三人の人影が落ちてくる
アレク「間に合った!」
ドニ「ヤッホー久しぶり護堂!神無!」
スミス「あれが予言の怪獣か!」
護堂「ドニ!?…と後の二人誰?」
護堂は親友(相手が勝手に言っているだけ)が現れて驚くが後から現れた二人は知らないためキョトンとする
スミス「初めまして我が同胞よ、私はジョン・プルート・スミス、そして此方のひ弱そうな男が」
アレク「誰がひ弱だ…アレクサンドル・ガスコインだ…この男装女子とは先生の妹弟子の関係だ」
お互いを睨み合って護堂に自己紹介する二人…敢えて護堂は突っ込まない
ドニ「アレかな?あれが世界を滅ぼす怪獣かい?」
ベロクロンは羅濠が抑えてるため此方に被害が来ないが爆発したら最後魔王とて死から逃れられぬ…するとそこへ
ヴォバン「嫌な予感が当たったか…」
護堂「!?爺さん!」
ヴォバンがアイーシャを放り投げながら護堂の目の前に着地する、アイーシャは地面に顔面から落ちた
ヴォバン「小僧久しぶりだな…アレが嫌な予感の正体か…」
神無「ええ…倒したら爆発しますからね…しかも僕達でも防ぎきれない爆発が…」
ヴォバン「厄介極まりないな…まあいい私が羅濠とともに抑えよう」
ヴォバンは溜息を吐きながらも神無に言う
ヴォバン「だが神無…別に私が解決してもいいだろう?私ならあの怪獣を爆発させずに済む権能を持っているからな」
護堂「…爺さんマジカッケェ…」
ヴォバンの言葉に素直に感動する護堂、その頃孫悟空はひかりとの分離方法がやはり分からず「暇だな〜」と呟きながら石を蹴っていた
猪八戒「おいお前俺を無視するな!」
猪八戒は護堂に残った腕で反撃する…護堂は羅濠との戦いで「駱駝」「鳳」「雄牛」「強風」「猪」を使ってしまった為今使えるのは現在猪八戒に使っている「山羊」と「少年」「戦士」「白馬」「雄羊」だが、「雄羊」は復活用なので使えないし、「白馬」と「戦士」「少年」は切り札なので使えるのが山羊かないのだ…が護堂はこの程度で負けるわけがなかった
護堂「これならどうだ!」
猪八戒「ブヒィ!?」
丁度ヴォバンが来たことでヴォバンの権能「疾風怒濤」の効果で雷雲が来た為そこから雷撃を放ちドーム状にして猪八戒を拘束する
ヴォバン「また私の権能を使いおって…」
ヴォバンは溜息を再びつくが護堂はそのまま猪八戒に連続で雷を落とし猪八戒は黒焦げになる
猪八戒「まだまだ!俺は戦いを生き残って女と遊ぶ「「煩い!」」ゲボェ!?」
アレクとスミスが同時に銃を放ち猪八戒は消滅する…こう言う時は息が合っている二人だった
沙悟浄「義兄と義弟が死に絶えましたか…まあ此方もすぐに貴方達を冥土に送りますからおあいこと言う事で」
エリカ「あら余裕ね?私達が簡単にくたばるとでも?」
沙悟浄「ええ貴方達なら渋といでしょう…そこの少女は別ですが」
沙悟浄は鏡花を見つめる、鏡花はあの弾丸の雨から逃れたものの息が荒く傷も負っていた
沙悟浄「せめて楽に逝かせてあげましょう」
沙悟浄は水を操り鏡花の息の根を止めようとするが
鏡花(…まだ…終わってない…)
鏡花は心の中で叫ぶ
鏡花(ここで死なない…死ねない!私はまだ恩を返してないから…!)
だが無慈悲にも沙悟浄は鏡花に水の弾丸を放ちエリカ達はそれを止めようとするも遅く鏡花に迫り鏡花はせめてもの抵抗に腕を組んで防ごうとする…
鏡花「…あれ?」
鏡花は確かに腕に何かがぶつかった気がしたが体が消し飛ぶどころか腕がもげてもいない…ふと自分の腕を見ると自分の腕が白狼の腕になっていた
沙悟浄「な…!それは…」
鏡花は一瞬自分でも分からなかったが沙悟浄が気を腕に向けている隙に沙悟浄に接近し白狼の腕で沙悟浄の腕をもぎ取る
沙悟浄「む!?」
沙悟浄が鏡花にけたぐりを放ち鏡花は血を吐き地面に叩き落される…が鏡花は次に自分の足を白狼の足に変え沙悟浄を蹴り倒す…その光景を遠くで見ていた神無はやれやれと首を振る
神無「やれやれ漸く使い方に気づいたか…入社試験の時から【その力】と異能を使えるのに気づいてくれなくて焦ったよ…しかも暴走するし…僕結構焦ったよ…」
神無はそう呟き鏡花を見る、その目は何処か見つめる少女に期待する目をしていた
神無「僕が気に入ったんだ…従属神を倒して見せなよ」
鏡花は白狼の腕で沙悟浄を高速で殴り蹴飛ばす、白狼の超再生で傷を復元し白狼の超感覚で沙悟浄の攻撃を読む
沙悟浄「く!この私が人間に遅れをとるとは…!」
鏡花「…憑物落とし…姑獲鳥の夏」
沙悟浄は蹴躓いた…【石も何もない場所】でだ…これこそが鏡花の異能 憑物落とし「姑獲鳥の夏」による平衡感覚の麻痺である、そのまま隙を作った沙悟浄は鏡花の爪により体を裂かれ吹き飛ぶ…その吹き飛んだ先に…
恵那「後は任せて!鏡花ちゃん!」
恵那が神降ろしを完了させ手に持った刀で沙悟浄を一刀両断する
沙悟浄「…お見事、そこの巫女もそうですが…そこの少女も素晴らしかった…」
沙悟浄は恵那と鏡花に賞賛の言葉を送りながら消滅した
ーーーグルオオオォォォ!ーーー
ベロクロンが羅濠の連打を耐えきりそのままミサイルを放とうとした瞬間ベロクロンは巨大な狼に噛み付かれ投げ飛ばされる
ーーーグルオオオォォォ!!?ーーー
羅濠「ヴォバン…私の獲物を横取りしないでください」
ヴォバン「何…此奴が爆発したら神無の飯が食えぬ…これは共闘だ」
羅濠「確かにそれは困ります…その代わり確実に倒してくださいね?…さもなくば殺します」
ヴォバン「分かっているさ…」
ヴォバンはそう言うが早いか地面を叩くとベロクロンの後ろの空間が割れ黒い穴となりながらベロクロンを吸い込み始める
ーーーグルオオオォォォ?!ーーー
ベロクロンはそれに抵抗するがそのまま飲み込まれ…空間に吸い込まれ空間に入った瞬間ベロクロンは圧縮され圧殺された
神無「…ダイナのレボリウムウェーブかな?」
ベロクロンはそうやって呆気なく死亡した…がここで口を挟む者が
アイーシャ「ちょっと!?私顔面から落ちたんですけど!?誰が心配ぐらいしてくださいよ!」
アイーシャが怒るが魔王達の反応は…
神無「チ…来たんなら役に立ってくださいよ…」
羅濠「まあまあ…最初から期待などしていません」
ヴォバン「近くにいたから回収しただけだ」
ドニ「帰れば?」
アレク・スミス「「帰れ」」
アイーシャは心配される所か散々な言われようである(ある意味自業自得だが…)
護堂「…何故だろう…俺も爺さん達が正しい気がする…あの女の人といると命が危なそうだ…」
護堂も護堂で酷かった…その頃の孫悟空
孫悟空「孫様の事全員忘れてるのう」
ひかり(そんな事ないですて!自信持ってください!もう少ししたら気付きますよ!)
ひかりの精神は目覚め落ち込む孫悟空を慰めていた
神無「鏡花ちゃんよく頑張った…褒めてあげよう」
鏡花「え!…いや恵那さんがトドメを…」
鏡花が照れながら言うと
神無「あ、そうなの?有難うね恵那さん」
恵那「あ…うん(空気読んであげてよ!)」
アレク(空気読めないな先生は)
スミス・ドニ(コクコク)
スミスとドニが頷く、するとヴォバンが鏡花の目の前に立つ
ヴォバン「ほう…貴様が神無が言っていた小娘か…確かに先の戦いは眼を見張る者があった…まあ精々鍛錬を重ねるがいい」
ヴォバンがそう鏡花に言うと
ドニ「爺さまが褒めた!?あの爺さまが普段めにもかけないような女の子に!?」
アレク「おい!まだ予言があるのに次は巨大隕石が降り注ぐのか!?」
スミス「いや槍が降るかもしれない!」
ヴォバン「お前らが普段私の事をどう思っているかよく分かった」
ヴォバンはすこし怒りながらドニ達を睨むがその時神無が喋る
神無「ん?もう一つの予言て?」
するとアレクとスミスは思い出したかのように神無を見る…その表情はどこか強張っていた…
アレク「そうだ!忘れていました!実は予言の一つに先の怪獣が予言されておりもう一つ予言が…」
アレクが喋ろうとした…その瞬間に…
空間が歪み、日光東照宮の景色が消え別の景色が広がった…
孫悟空は生存、沙悟浄はカッコよく散り、玉龍と猪八戒は噛ませ…ヴォバンさんはいつの間にウルトラマンダイナの技を覚えたんだ(自分が書いたくせに)後ダイナ見たいに分身が出来ますよ、原作から1番変わった人ですねヴォバン侯爵て…因みに羅濠さんは投げの鬼。さて次回はラスボスの登場、次回もお楽しみに