鏡花が気づくと織物が無数にある空間に鏡花達はいた
鏡花「!?……ここは…?そもそもいつの間にここに…」
神無「ここは…まさか…」
神無だけはここが何処か気づいたようだが他は知らないので混乱していた
ヴォバン「また貴様かアイーシャ!」
羅濠「また貴方ですか?」
アイーシャ「違いますよ!?何で私なんですか!?私がそんなことする人に見えますか!?」
「「「「「「「うん」」」」」」」
アイーシャ「即答かつ全員声が揃った!?しかも知らない人も肯定した!?」
アイーシャを覗く魔王全員が頷いた…その中に護堂はアイーシャの事を知らないが護堂は直感的にアイーシャはヴォバンやドニよりも危険と判断したので全員の意見に賛成した…すると
孫悟空「貴様ら孫様を忘れるなぁぁぁぁ!」
護堂「あ!」
羅濠「ん?」
神無「…居たんだ」
孫悟空が涙目で如意棒を振り回しながら叫んだ…
ひかり「落ち着いて孫悟空様!皆忘れ…「煩いわいちびっ子!」誰がちびっ子ですか!」
孫悟空からひかりの声に変わったと思ったらすぐに孫悟空の声に戻りすぐにひかりの声に変わる
神無「分離できないから二重人格になったのか…」
そう考察する内に孫悟空とひかるの言い合いは続く
孫悟空「この体は元々主のものだろうが今は儂のものじゃ!」
ひかり「私の体です!」
孫悟空「儂じゃ!」
ひかり「私です!」
ひかりと孫悟空が交互に喋り皆がどっちが喋ってるんだろうと気にしだしたその時
孫悟空・ひかり「儂/私じゃ!/です」
エリカ「ハーフ&ハーフになった!?」
孫悟空とひかりが同時に喋りエリカは驚く
スミス「あの…本題に入りませんか」
神無「…そうだね…取り敢えずここは前にラーマ様から聞いた運命神の領域と思う…つまりここの主は…お前だろ?運命の担い手」
神無が虚空に呟くと空から金髪の少女が現れる
運命の担い手「バレていたか…神殺し」
運命の担い手は神無達の姿を見るや否や苦虫を潰したような顔をし睨みつける
運命の担い手「まあいい…今日が貴様らの最後の日なのだから…ここで死ね害悪」
吐き捨てるように言い放ち運命の担い手はライザーとカプセルを取り出す
神無「!そのカプセルは!?」
運命の担い手「気付いてももう遅い!」
運命の担い手はカプセルを起動させライザーも起動させる
【ディビィニティフージョン・アンリーシュ!】
【スーパーグランドキング・スペクター】
【Uキラーザウルス・ネオ】
【運命の担い手】
【ディストピアミトロジーア・ネオ!】
光が迸ると空から赤い玉が降下しその中から五十五メートルはあろうスーパーグランドキングの顔にUキラーザウルスの額の結晶がついた六本の機械的な触手を生やし背中に糸車がある上半身に右腕が巨大な黄金の剣となっており下半身は生やし昆虫のような顔をした四本足を持つ黄金の怪物が君臨した
ディストピアミトロジーア・ネオ「素晴らしい…!私は全世界…否!全宇宙の秩序を守る神となったのだ!これで虫ケラ(人間)や不純物(神殺し)を抹殺し鏖殺出来る!」
ディストピアミトロジーア・ネオは狂ったような笑いをし触手から電撃を放ち神無達を攻撃し全員必死に避ける
護堂「!…何だよあいつの攻撃…今まで戦った中で一番威力が高いぞ!?」
ヴォバン「これまで理不尽なのはカーリー以来…いやカーリー以上だな…」
護堂は愚かヴォバンですら冷や汗をかくほどの威力…しかも「これでも弱い」攻撃と直感的に理解しこの敵の規格外かつ圧倒的な力の差を理解していた
ドニ「流石の僕もこんな奴とはあまり戦いたくないな〜と感じるよ…」
アレク「戦闘狂のお前でもか…俺達も同感だ…勝てるかどうか分からない…」
スミス「…本当だな…あんな化け物…正しく神の如き力じゃないか…今までのまつろわぬ神とは格が違いすぎる…」
戦闘狂のドニですら本能的に戦いたくないと感じているのだ…相当ヤバイ…何せまつろわぬ神は基本的にゴジラ並みの強さであり融合した怪獣は最強クラスの怪獣…そしてこの運命の担い手には【もう一つとある神格】が組み合わされており以前戦ったデスゴジラと同等の戦闘力を小型(怪獣の中ではとは言え)魔王達にとっても苦戦は愚か敗北しか考えられない程の強敵なのだ
ディストピアミトロジーア・ネオ「ふははは!素晴らしすぎる!やはり私は全知全能を超えた神になったのだ!」
ディストピアミトロジーア・ネオは全身からミサイルを発射し周囲を破壊する、以前自分が編んだ織物すら巻き込んだその攻撃は魔王達でさえ防戦になるばかりである
護堂「くそ!もう俺有効的な化身使ってあとは切り札しか残ってないぞ!?」
護堂の最初の権能「東方の軍神」は十個の能力を持つがそれが故制約が厳しく、使ったら1日おかねば再使用できないのだ…がそんな中で神無が護堂の肩を持つ
神無「あ、それなら大丈夫」
護堂「え?」
すると護堂の肩に神無の手が触れた途端、護堂の中で化身が再び使えるようになった気がした…護堂は焦って「雄牛」の化身を使うと羅濠との戦いで使った雄牛が再び発動する
護堂「一体…どう言うことだ?」
神無「僕の権能は他者の権能の強化ができ制約を無くすことができる…つまり何度でも化身を使えて一切の制約無し…それが今の権能だよ」
神無の権能竜の死の林檎は他者の権能を無効化したり奪うだけに留まらず味方の権能を強化し制約を無くす事が出来る、護堂の権能は強いが一度使用すれば暫く使えないがこの権能のお陰でデメリットは消えた
護堂「これなら…化身を切り替え自由だな…もうこうなっならとことんやってやるよ!」
神無「てなわけで護堂君、ドニ君、教主、翁前衛よろしくお願いします…僕達後衛でサポートしますから」
ドニ「うん任せてよ!サポートよろしく!」
羅濠「あの強化魔術はあまり武芸者として使って欲しくないですが…この敵とならば致し方ないでしょう」
ヴォバン「頼むぞ」
ヴォバンも神無のサポートに期待してディストピアミトロジーア・ネオに立ち向かう
神無「聖絶の言霊」
神無が指を鳴らすと羅濠の拳、ヴォバンが取り出した槍、ドニの剣、護堂の天叢雲剣に聖絶の言霊を付加させ、更にアレクとスミスの銃弾にも付加させる
ドニ「固そうだけど…僕の権能なら切れるよね!」
ドニの権能「切り裂く銀の腕」はあらゆるものを切り裂く魔剣であり神無の空間断絶も三秒と時間はかかったが切ってしまうほど切断に優れた権能である…がディストピアミトロジーア・ネオに切り裂こうとすると鈍い金属音が響いただけで擦り傷しかディストピアミトロジーア・ネオは負っていなかった
ドニ「ええ!?…流石に泣きそう…」
ドニが引きつった顔をした途端ディストピアミトロジーア・ネオは足を持ち上げ踏み潰そうとする
羅濠「ハ!」
羅濠は自らの拳をディストピアミトロジーア・ネオにぶつけるがディストピアミトロジーア・ネオの体が僅かに凹んだだけでドニと同じ結果になった
羅濠「硬い…と言うレベルじゃないですね…」
羅濠は自分の拳に息をかける…殴った羅濠が逆に当てて痛くなったのだ…その圧倒的な硬さを目に見て驚く魔王達
アレク「あの拳でも凹むだけ…俺逹の攻撃では手もでないな」
スミス「…私の魔弾の射手全弾でも傷をつけれるのが関の山か…何て怪物だ…これ程の戦いは最初に殺したテスカトリポカ以来だ」
スミスとアレクも敵の戦闘力を理解し冷や汗をかく
ヴォバン「我が眷属の攻撃も入らない…ならばこれはどうだ?」
ヴォバンは魔狼と従僕の攻撃が通らないことに苛立ち、劫火の断罪者を放ちディストピアミトロジーア・ネオの全身を焼き尽くすが一切焼け跡を残す事なくディストピアミトロジーア・ネオは全身からオーラを放ち相殺する
アイーシャ「どうしましょう!?私の魔神さんは呼べないし、吹雪くらいしか…」
神無「誰も君なんか期待してないよ」
アイーシャ「酷い!?」
アイーシャは自分でも何かできるか模索するが神無に本当のことを言われ傷つく…その間に神無は空間から道具を取り出す
神無「僕はサポートに徹するけど…魔術で攻撃したら巻き添いをしてしまいそうなので銃にして見ました」
神無は火縄銃の様な銃を取り出し弾を放つ…勿論弾にはルーン文字が刻んである。その弾は着弾と同時に炎上するがディストピアミトロジーア・ネオには一切のダメージが入らなかった
神無「…レーヴァテイン程度じゃダメか…さて他に何があったかな?」
神無は他に有効打になる攻撃を模索するも思い浮かばなかったようでディストピアミトロジーア・ネオについて考える
神無(Uキラーザウルス・ネオとスーパーグランドキング・スペクター…スーパーグランドキング・スペクターはジュダが死ぬまでは無敵だった…つまりあいつの中にいる運命の担い手が死ぬまで無敵…しかも運命の担い手を倒すにはディストピアミトロジーア・ネオを倒す必要がある…つまり事実上倒せない…Uキラーザウルス・ネオはウルトラ六兄弟と同格の強さ…プラス全身兵器…そしてヤプールが乗り移って戦った…つまり運命の担い手は憑依して動かしているということ…弱点が見つからない…)
ディストピアミトロジーア・ネオはディストピアミトロジーア・ネオの異次元空間で運命の担い手が使役し憑依して戦う…ディストピアミトロジーア・ネオのダメージは一切運命の担い手には届かずディストピアミトロジーア・ネオを倒してからでないとダメージを受けず、逆にディストピアミトロジーア・ネオは運命の担い手を倒さぬ限りディストピアミトロジーア・ネオは倒せない…そんな理不尽な塊こそがディストピアミトロジーア・ネオという存在であった
ディストピアミトロジーア・ネオ「無駄だ…私は無敵の神…この体は一切の攻撃を受け付けず逆に私の攻撃は貴様らにとって致命的…勝てる道理が見つからぬ…ここで死ぬがいい塵が」
ディストピアミトロジーア・ネオはディストピアレーザーを放とうとするが飛んできた如意棒によって発射を止める
ディストピアミトロジーア・ネオ「何故邪魔をする?貴様にとっても神殺しは邪魔だろう?」
ディストピアミトロジーア・ネオは孫悟空を睨みつけるが
孫悟空「儂はな!正々堂々戦いたいのじゃよ!貴様のような他者の力を自分のように使うクズと一緒にするな!無礼であろう!」
孫悟空はそう言い放ちディストピアミトロジーア・ネオを睨みつける…それにディストピアミトロジーア・ネオは不快感を感じる
ディストピアミトロジーア・ネオ「そうか…ならば死ね狂いし同胞よ…真なる力を持った神話を超越せしこの私を愚弄したことを地獄で後悔するがいいわ!」
ディストピアミトロジーア・ネオは孫悟空に向かってミサイルを乱射するがそれを黄金の雲で神速で避ける孫悟空
孫悟空「羅濠一時休戦だ!このデカブツを倒すまではな!」
羅濠「…そうですね…」
羅濠と孫悟空の拳がディストピアミトロジーア・ネオにぶつかり一メートル程吹き飛ばされるディストピアミトロジーア・ネオ…しかし身体が凹んだのみでダメージは一切無し
神無「レーヴァテインの一撃は効かないと考えていたけど教主の拳や翁の火炎を食らってもノーダメか…」
ディストピアミトロジーア・ネオ「その程度の攻撃で私を倒せると思うな!それにまだ全力を出してない…だが思ったより鬱陶しい…少しばかり本気を出そうか…ゼウスの力よ」
すると空から雷霆が降り注ぐ…それを必死に避ける神無逹
ディストピアミトロジーア・ネオ「アポロンとアルテミスの力よ」
頭上から金の矢と銀の矢を降り注がせ神無は防御壁を張り守る
ディストピアミトロジーア・ネオ「スルトの力よ」
ディストピアミトロジーア・ネオの右腕の剣に獄炎が纏われ剣を一振りすると獄炎が神無逹を焼き尽くさんばかりに燃え盛る
ヴォバン「この力…まさか他の神話の神々の力を使えるのか!」
ディストピアミトロジーア・ネオ「ああその通りだとも…私は全神話の神々の力を使えるようになったのだ…全ては貴様らを滅ぼすために!」
ディストピアミトロジーア・ネオはもう一つの神格を使い全ての神話の神々の力を扱えるようになる
ディストピアミトロジーア・ネオ「インドラの力よ…インドラの矢を降らせ!」
インドラの矢を降り注がせ核の稲妻で全てを焼き尽くさんばかりにディストピアミトロジーア・ネオはインドラの矢を降り注がす
エリカ「核て…美容の天敵じゃない!」
鏡花「いやそこじゃないですよ!?死にますよ当たったら!?」
恵那「なら…王様少年を…」
護堂「だが断る!お前逹だけならまだしも他の人がいるところで…羞恥プレイもいいところだぞ!?」
護堂は顔を真っ赤にしながら反論する…確かに誰でも人のいるところでキスなどしたくないだろう…因みに護堂はまだ知らないが少年の化身をエリカ逹にかけるなら自身の血を流し込む方法もあるのだが…それはまだ知らない
ヴォバン「遊んでる場合があるなら対策考えろ!神無お前のブラックホールで何とかならんのか!?」
神無「無理ですね、重力で押さえつけるのが精一杯でしょう…てか鋼の神格を持っていないのに鋼以上に硬くて炎も効かないとか…」
ディストピアミトロジーア・ネオの規格外すぎる能力に誰も対応できず蹂躙され続ける魔王逹
エリカ「私達も手伝うのだけれど…何かいい案ないかしら?」
リリアナ「魔王逹でも太刀打ちできない者にどう抗えと…?」
恵那「う〜ん…流石の恵那も無理だと思うな…」
裕理「せめて弱点だけでもわかれば…でもあの光景を見て弱点があるとは…」
エリカ達は魔王逹の助太刀には入れずどうにか弱点を探そうと考えるが…ディストピアミトロジーア・ネオの攻撃をみて弱点などないと考える
恵那「…鋼ぽいから燃やしたら…あでも侯爵様が燃やしてもダメだったからバツだね」
エリカ「竜殺しは?龍のような見た目だし…でも以前怪獣に龍殺しは効かなかったらしいからバツね」
色んな方法を考えるも無理だと断定するエリカ逹…「あれ、詰んでない?」と全員が感じる、ディストピアミトロジーア・ネオに勝つピジョンが思い浮かばない
ディストピアミトロジーア・ネオ「話し合いは済んだか小娘ども…ならば死ね」
ディストピアミトロジーア・ネオはそう言い放つと額からレーザーを放ちエリカ逹を狙う
護堂「エリカ達!?くそ!鳳!」
神無「……黒竜」
護堂は鳳の神速でエリカを右腕で担ぎ恵那を左腕で掴む、リリアナと裕理は両脇に抱えてレーザーから逃げ、神無は黒竜を伸ばし鏡花を掴み回避させる…その直後レーザーが当たりその場にクレーターが出来上がる
ディストピアミトロジーア・ネオ「ちょこまかと…さっさと死ぬがいい!」
ディストピアミトロジーア・ネオはミサイルを神無に向けて発射し神無は鏡花を抱えてそれを避ける
神無「あー!鬱陶しい!君も早く僕から降りてくれないかな!重たいんだよ!」
鏡花「な!?私は軽いです!貴方の筋力がないからですよ!」
神無「あぁ!?」
鏡花「やるんですか!?」
神無と鏡花は戦闘中なのにお互い睨み合う
孫悟空「痴話喧嘩は止めろ!」
鏡花「痴話喧嘩て!?私は痴話喧嘩なんてしてません!?」
孫悟空が突っ込むと鏡花は顔を赤くしながら反論する…全員は隠しきれてないな…と思うが神無はそれに気づかない
神無「君も戦いなよ!このタダ飯食らい!」
鏡花「さっき沙悟浄を倒したんですけど!?」
そんな話し合いにイラっときたのかアルテミスとアポロンの力を使い矢を降り注がせ神無逹を集中的に狙うディストピアミトロジーア・ネオ…触手の内一本を伸ばし神無に向けるが
神無「鬱陶しい!」
神無は斥力を触手に流し弾き返す
ディストピアミトロジーア・ネオ「何!?斥力で弾き返すとは…やはり貴様の権能は面倒だ」
神無「まあ重力だけを操るのがこの権能の力じゃないですし」
神無はそう言った後ブラックホールを生み出し投げるのではなく上空に置きディストピアミトロジーア・ネオの動きを阻害する
ディストピアミトロジーア・ネオ「く…動けない…!」
ディストピアミトロジーア・ネオは重力波で足が地面にめり込み動けないでいた
神無「今だよ!」
ディストピアミトロジーア・ネオが動かない今に全員が攻撃を仕掛ける、ヴォバンがラグナロクの狼に変身し護堂は猪を呼び出して突っ込ませドニが巨大化した剣で切り裂く…が
ディストピアミトロジーア・ネオ「舐めるな!この程度で負けるか!」
ディストピアミトロジーア・ネオは重力を体からオーラを出して相殺し狼の頭蓋骨を破壊し猪をレーザーで一撃で滅ぼしドニの剣を自らの剣で叩き折る
ヴォバン「グハァ!?」
ドニ「ええぇ!?」
ヴォバンは口から血を吐き出しドニは剣が折れた事に驚きを隠せない、護堂に至っても猪を一撃で倒した事に驚いていた…確かに猪は守備に回すと弱いがそれでもたった一撃で倒されるとは考えていなかったようだ
ディストピアミトロジーア・ネオ「鬱陶しい…いい加減に死に絶えろ!」
ディストピアミトロジーア・ネオは全身から黒いオーラを周囲に出し神無は空間断絶を使い鏡花ごと守り、ヴォバンは風を纏って防御、羅濠も黄金のオーラを纏って防ぎ、ドニは重量を重くし吹き飛ばされないようにするが他は防ぎようがなく派手に吹き飛ばされる
護堂「うおおおお!!?」
アレク「く!」
護堂は間一髪でエリカ逹を身を呈して守ったがそのぶんダメージが増え口から血を吐く、アレク逹も同様でアイーシャに至っては全身がボロボロだった…がアイーシャは自分の権能で自分の怪我を治す…アイーシャは権能の掌握を進め自分やカンピオーネですら傷を治せるまでに至ったのが幸いしたがそれでも当分は動けない
ディストピアミトロジーア・ネオ「ふん…悪運のいい奴らめ…ならばトドメとして…貴様らの宿敵を呼び出そうか」
すると背中の糸車が回転し始めそこから無数の糸が放たれ地面に絡みつくと糸車が逆回転すると糸が輝き始め糸の先からまつろわぬ神…つまりかつて魔王逹が倒した神々が現れる
ヴォバン「何…!?カーリーにオシリス!それに風伯、雨師、雷公にホラティウス・コレクス、イナンナ、祝融、アポロン、バフォメット…フェンリルに…ミゼーアだと!?」
ヴォバンの宿敵としてカーリーにオシリス、アポロン、風伯 雨師 雷公、ホラティウス・コレクスにイナンナ、祝融、バフォメット、フェンリルそしてミゼーアが現れる
羅濠「…それに金剛力士とガーヤトリーにサトゥルヌス、太歳にゴーチフル!」
羅濠からはガーヤトリー、サトゥルヌスと太歳、ゴーチフル、金剛力士が現れる
スミス「テスカトリポカにアルテミスにビフロンス…ティアマトまで!?」
スミスからはテスカトリポカにアルテミス、ビフロンス、ティアマトが現れる
アレク「俺はミノスとベヒモースだけか…」
アレクはミノスとベヒモースが顕現する
ドニ「僕はジークフリード、ウルカヌス、ディオニュソス、フォボスにディモスもいるよ!?」
ドニの逆縁からはジークフリード、ウルカヌス、ディオニュソス、フォボスとディモスが召喚される
アイーシャ「私もペルセポネにニアヴ、イシュタルにサン・ジョルディまで…」
アイーシャからはペルセポネ、イシュタル、ニアヴ、サン・ジョルディが現れる
神無「ペルセウス、アフロディーテにミーダス…ヘカテーにサマエル…それにニーズヘッグまで…」
神無は今まで戦ってきたペルセウス、アフロディーテ、ミダースにとある権能の【一部】となったヘカテー、サマエル、ニーズヘッグが再来される
護堂「メルカルト……!」
護堂はまだ若いからなのかメルカルトしか現れなかった…神殺しに今まで倒された神々がディストピアミトロジーア・ネオの能力により再び魔王逹に牙を剥く
ディストピアミトロジーア・ネオ「せめて足掻くがいい…貴様らの最後は今まで貴様らが倒した我が同胞…生まれてきたことを悔い改めよ…そして貴様らが倒した怪獣も呼び出そうではないか」
ディストピアミトロジーア・ネオはそう宣言し更に地面からかつて魔王逹に屠られた怪獣逹が蘇る…怪獣逹は数十体はおりその中にはゼットンやキングジョースカーレット、グリーザ、タイラント、ボガールモンス、バードン、ブリッツブロッツ、レイキュバス、ガラオン(完全体)等強豪が蘇る…その中にはかつて神無が惑星ハマーや惑星ポリスで倒した怪獣も含まれていた
蘇った神々と怪獣逹は魔王逹に復讐せんばかりに襲いかかる…魔王逹はこれまでにない窮地にどう立ち向かえばいいか分からぬまま神々に応戦するそれは丸で神々の黄昏(ラグナレク)の様であった……
さて今回はぼろ負け状態の魔王様方…そして最後には今まで倒されたまつろわぬ神と怪獣(惑星ポリスと惑星ハマーも含む)逹が一切登場…そしてディストピアミトロジーア・ネオも控えている…書いた本人が言うのもなんですが…誰かウルトラ兄弟を呼んできて…
さてUキラーザウルス・ネオとスーパーグランドキング・スペクターのフージョンライズなのですが…感想ではギドラが融合するのではないかと思っていた人達…すみませんでした!さてこの怪獣を倒すにはどうしたらいいのか…因みにミゼーアはヴォバンが前回プラズマベロクロンを倒す際に使用した権能の正体でヘカテーは神無の重力の権能の正体です…まあ文ストの中原中也の「汚れちまった悲しみに」何ですけどね…ちなみにヘカテーの権能というわけではなく【ある権能の一部に入ってる】ていう権能なのですよ…まあその権能は次に紹介しましょう…では次回をお楽しみに!