レイオニクスウィーズ   作:暗愚魯鈍

72 / 134
ウルトラマンループ面白かった!さてテストが終わったのでこれから更新頑張りますよ!ではどうぞ!


六十五話旧神の印ーエルダーサインー

鏡花「この星が…消える…?」

 

鏡花は愚かスーパーグランドキング達やヤプール、乱歩でも驚きのあまり動きが止まりキリエロイドが言った言葉をうまく飲み込めないで言った…だが神無はそんな空気を一切知らず

 

神無「別にこの星なら滅ぼしてもいいよ?何なら手伝ってもいい」

 

鏡花「何言ってんのこの人!?」

 

鏡花は思わず金槌で神無の頭を思い切り叩く、血が吹き出て辺りに血が飛び散ったがスーパーグランドキングとヤプール達以外気にしない

 

グローザム「………お前も何してるんだ!?」

 

ーーークゥウウウウ!?ーーー

 

鏡花「……ツッコミはこうじゃないと大して意味がないから…」

 

鏡花の言葉に「それはおかしい」と感じるヤプール達は正しい…普通であれば金槌で殴れば死ぬ…まあ魔王はこれくらいでは死なないのだからここまでやらないとツッコミにならないかもしれない

 

神無「で…拒否権は?」

 

神無は傷口を再生させ何事もなかったかのようにキリエロイドに問いかける

 

キリエロイド「あるぞ…だが…断ればここを襲う…」

 

そう言うと目の前に炎が三つ現れそれが陽炎の様になり三つの映像が現れる…その映像を見て神無は目を見開く

 

神無「…ペンドラゴン…遊星ジュラン…Xioの基地…」

 

全て怪獣と共に暮らす人間がいる場所でありペンドラゴンは神無がレイと共に戦った仲間達がいる場所でありジュランとXioは怪獣との共存を望む場所である

 

キリエロイド「私との遊戯に参加しない場合は…この場所を破壊する」

 

ヤプール「な…!?貴様…!」

 

ジャグラー「だがあいつらは強い…お前に勝てるか?」

 

ヤプールが怒りを露わにしジャグラーは反論するがキリエロイドは冷ややかに笑う

 

キリエロイド「…まあ鏖殺は出来ずとも…レイオニクス以外なら何人か死ぬだろうし、ウルトラマンは倒せずとも無関係な怪獣は多数殺せるだろう…どうだ?私との遊戯を受けるか?」

 

神無「……分かった…受けてやる」

 

キリエロイドは笑いながら問いかけ、神無はそれに応じる

 

キリエロイド「そう来なくては…貴様は楽には殺さぬ…じわじわと心を壊してくれる…」

 

神無「…その前にお前を殺すけどね」

 

神無はキリエロイドを睨みつけキリエロイドが肩をすくめながら言う

 

キリエロイド「まあいい…貴様の故郷が滅びるのを止められるかな?」

 

鏡花「故郷…?」

 

キリエロイドがさりげなく言った「故郷」と言う言葉に反応する、そしてキリエロイドはゆっくりと消えていく

 

鏡花「故郷て…どう言う意味ですか?」

 

神無「そのままの意味だよ…この星は僕が生まれた場所てこと」

 

神無が何処か怒りを孕んだ言葉を出すとスーパーグランドキング達が悲しげな咆哮を出す…ジャグラーと鴎外達も何か知っているのか声に出さない

 

鏡花(この気配…怒り…?ううん…それだけじゃない…恨み…負の感情が混ぜ合わせた様な気配が漂う様な感じ…)

 

鏡花は神無から漂う殺気の様な物に気づき周りを見るが全員それに気づいており、普段から笑顔の乱歩でさえ後ずさるほどの殺気を放っていた…ラヴクラフトは冷静だが…

 

神無「…………ふう…殺気が出てきたか…すまない…さっさとあの異次元人殺して帰ろう…ここにいると不快だ」

 

そう言って神無は廃墟の様になった街へ歩き出す…それを急いで追う鏡花達

 

鏡花「…一体あなたの過去に何があったの?」

 

鏡花は誰にでも聞くでなく呟いた

 

 

街に入ると建物はヒビが入り、人の気配は愚か動物の気配も感じられない…そんな世界の中乱歩達は必死に人を探して…

 

乱歩「みてみてポオ!この小説面白そう!魔法少女育成計画だって!」

 

ポオ「おお!この世界の作家の小説であるか!面白そうである!」

 

フィッツジェラルド「おお!?一万円札だと!?ラッキー!」

 

アガサ「スタバからコーヒーを盗…拝借してきました」

 

ラヴクラフト「……チョコレート…溶けてる…無事なのは…ないのか…?」

 

鴎外「エリスちゃん、このドレスどうかな?エリスちゃんに似合うと思うんだ」

 

ジイド「酔い止め薬とエチケット袋…うえぷっ…船に酔った」

 

ドストエフスキー「……輸血パックはないのかな?」

 

……探してなかった…全員欲望のまま自分が欲するものを探し、鏡花が金槌ではなくハリセンを持ってツッコンでいく

 

鏡花「真面目に探してください!ヤプールさんやスーパーグランドキングさん達は真面目なんですよ!」

 

ヤプールやスーパーグランドキング(小型化)の方がしっかり探している…怪獣や宇宙人とは思えない真面目ぷりである、するとイリスが寄ってくる

 

ーーークゥウウウウ……ーーー

 

鏡花「……何言ってるかわからない…あのラヴクラフトさん!来てくれま…」

 

鏡花はラヴクラフトを呼ぼうとするがそれより先にイリスが口を開く

 

イリス「…呼バナクテモイイ」

 

鏡花「……喋った…」

 

イリスは普通に話せた、恐らく以前ティガの力を採取した後ヤプール達が話していた会話などを聞き言葉を覚えていたのだろう

 

イリス「一ツ聞イテイイカ…?主人ノ事ハ好キカ?」

 

鏡花「………////…まあ好きですけど…(ボソ)」

 

鏡花は顔を真っ赤にして言うとイリスが答える

 

イリス「ソウカ…ナラ主人ノ過去ヲシッテモソレガ変ワラナイトイイナ…」

 

鏡花「…え?」

 

鏡花はイリスが言った言葉の意味を飲み込めないでいたがイリスはそのまま去る…その顔はどこか悲しげであった

 

鏡花「……どういう意味で…ん?」

 

鏡花はイリスが去った方角を見つめるが、ふと神無がいる方を向くと神無は何かを取り出していた、綺麗な小壺と土塊でできた皿を取り出すのをみて鏡花が話しかける

 

鏡花「…何ですそれ?」

 

神無「ん?発明品だよ…例えばこれ、蒸留水を無限に出す小壺、祈ればパンが出てくる皿…」

 

鏡花「凄い発明品じゃないですか…他は?」

 

そういうと今度は小難しそうな機会を取り出す

 

神無「インクを無くす機械、相手を転がす機械」

 

鏡花「ショボいというか…使い道あるんですか?」

 

鏡花は余りの使い所のないものを見て呆れる

 

神無「いざという時に使えるかもしれないしね…あとこの魔剣サクリファイス…以前見せたあの剣でね…ラーマ様の剣を僕が改造した魔剣だよ…今は色々あって封印を施してあるけどね…」

 

鏡花「……それハサミにもなるんですね」

 

それはハサミを鏡花に見せた神無は次の品を取り出す

 

神無「後は…まあゴミクズくらいかな…この動物と話せるようになる翻訳機もゴミだし…あと振り子時計型タイムマシンも一日しか戻れないし…物を盗んだ人を探し出すロボットもいらない…ビームも撃てるしチェーンソーにもなる包丁鮪喰(マグロイータ)は普通の包丁でいいし…よし捨てよう」

 

鏡花「待ってください!?それすごい発明ですよ!?捨てないでください!」

 

鏡花は必死に捨てようとしている発明品を捨てないように大きな声で叫ぶ…

 

ヤプール「……あいつらまともに探す気ないな…」

 

グローザム「…皇帝も探す気ないし…頑張ろうぜ」

 

ジャグラー「……胃が痛い」

 

新しく入ってきた仲間を見て遠い目で見るヤプールとグローザム、そして胃が痛くなったジャグラー…

 

鏡花「でも…本当に誰もいませんね…」

 

神無「滅んだんじゃない?良かったね」

 

鏡花は本当に誰もいなく不気味に思い、神無は嬉しそうに喋る、すると先程のように地面が揺れ動き地面から怪獣が現れる

 

ーーーキィシュアアアァァァ!ーーー

 

現れたのは宇宙大怪獣アストロモンス、腹に巨大な花を咲かしたベムスターと同じカテゴリー大怪獣である

 

神無「アストロモンスか…なら溶かすか…ヘドラ」

 

ーーーバトルナイザー・モンスロードーーー

 

ーーーキョロロロロロ!フォフォフォフォフォ!ーーー

 

現れるは公害怪獣ヘドラ、全身が猛毒のヘドロで出来た怪獣である

 

鏡花「うわ…気持ち悪い…そう思いませんか皆さん?」

 

鏡花は失礼な(本当だけど)なことを言い他の人に同意を求めるが…

 

神無「……ヘドラ後で鏡花にハグしてあげてくれ、皮膚をドロドロに溶かした後、鴎外に治療をさせるから」

 

鏡花「あ!よく見たら可愛いですね!気持ち悪いて言ってすみません!可愛いですよ!」

 

鏡花は神無の発言を聞き、手のひらを素早く返しヘドラを褒めまくる…

 

ーーーキョロロロロロ…フォフォフォフォフォ…ーーー

 

そんな光景を見て若干呆れるヘドラにアストロモンスが無知を叩きつけるがヘドラの体に無知が当たった途端毒にやられ溶け出した

 

ーーーキィシュアアァァァァ!?ーーー

 

驚きにくれるアストロモンスにヘドラはヘドロ弾を放ち、アストロモンスの皮膚を溶かす

 

鏡花「……見かけはあんなだけどすごく強い」

 

鏡花はヘドラの強さに驚く、周りも似たり寄ったりで最初から強さを知っているヤプール達は驚いていない

 

ーーーキィシュアアァァァァ!ーーー

 

アストロモンスは怒り狂った様で溶解液を吐き出すがそれをヘドラは吸収し自身の力に変える、アストロモンスは回転しながら腹から溶解液を吐き出すもそれもヘドラが吸収するがこちらにまで飛んできて辺りにかかりジュルジュルと音を立てて融解する

 

ヤプール「おい!こっちまで飛んできたぞ!」

 

ラヴクラフト「………腕溶けた…」

 

ラヴクラフトの腕に当たり、ラヴクラフトの腕が溶け腕が地面に落ちるが…普通に溶けた場所が再生しそのまま腕をつけるとまた動き出した…

 

ーーーキョロロロロロ…フォフォフォフォフォ…ーーー

 

ヘドラはそんなラヴクラフトに驚愕の目を向きながらもアストロモンスに目を離さなかった…とはいえアストロモンスはヘドラとの相性が悪くこのまま戦えばすぐに倒される…そう何もなければの話だが…

 

ーーークキャアアアアアァァァァ!ーーー

 

何者かの叫びが轟き、上空に五芒星に似た中央で五本に分岐した線状の星が現れる…その星の中央には点がありその点が徐々に広がっていく

 

ラヴクラフト「……あれは…旧神の印(エルダーサイン)…か?」

 

旧神の印…エルダーサインとは旧支配者(グレート・オールド・ワン)を封印するために旧神が一柱ヌトス=カアンブルが生み出したものとされる…だが何故こんな所に現れるのかは分からないが…遂に穴が五芒星を飲み込みその空間から怪獣が現れる…

 

その姿は赤黒い禍々しい体色が特徴的であり、骨格を彷彿させる体型をしている…神無達は知るわけがないがこの怪獣の名は火炎骨獣グルジオボーンという怪獣である、遥か昔にとある存在によって封印されていた怪獣

 

ーーークキャアアアアアァァァァ!ーーー

 

グルジオボーンは突然現れて困惑するアストロモンスにボーンブレスターを口から放つ…この温度は百万度と高くアストロモンスはすぐさま炎上し火達磨になる

 

ーーーキィシュアアァァァァ!?ーーー

 

アストロモンスは溶解液を吐きかけるがグルジオボーンは口から炎を吐き蒸発させる、そしてヘドラにもボーンブレスターを放射させるとヘドラの体が段々小さくなっていく

 

ーーーキョロロロロロ!?フォフォフォフォフォ!?ーーー

 

ヘドラは斬撃、物理攻撃などには強いが火炎系、電撃系、冷凍系などにはとことん弱い…故にグルジオボーンとは相性が悪くヘドラは飛行体になって空へ逃げ神無に回収される

 

ーーークキャアアアアアァァァァ!ーーー

 

ヘドラがいなくなったことに喜んだグルジオボーンは目を光らせて高速移動を行いアストロモンスの目の前に現れて殴りつける

 

ーーーキィシュアアァァァァ!?ーーー

 

吹き飛ばされたアストロモンスにボーンブレスターを再度放ちアストロモンスは大爆発を起こす、そしてグルジオボーンはこちらを向き口から炎を漏らす…ボーンブレスターをこちらに放とうとしたその瞬間二体の怪獣が現れ攻撃する前にグルジオボーンを吹き飛ばす

 

ーーーギャオオォォォ!ーーー

 

ーーーグゲッ!ーーー

 

一体は長い首と巨大な翼を持つ赤い竜に似た怪獣、伝説宇宙怪獣シラリー…「天空に追放されし者」という異名を持つ怪獣でありもう一体のずんぐりむっくりな体躯で背中に巨大な甲羅を持った青い魚に似た怪獣は伝説深海怪獣コダラー…「深海に閉ざされし者」と言う異名を持ったシラリーの相方である

 

ーーークキャアアアアアァァァァ!ーーー

 

自身の邪魔をしたシラリー達を睨みつけるグルジオボーンに二体は戦闘態勢に入りシラリーは翼を広げ上空に飛行し、コダラーはゆっくりと、だが確実にグルジオボーンに歩み寄る

 

ーーークキャアアアアアァァァァ!ーーー

 

先に仕掛けたのはグルジオボーンで高速移動でコダラーの前に現れ殴りつけるがコダラーはそれを片手で防ぎ逆に片手でグルジオボーンを持ち上げて地面に打ち付ける

 

ーーーグゲッ!ーーー

 

ーーークキャアアアアアァァァァ!?ーーー

 

鏡花「凄いパワー…」

 

グルジオボーンだけでなく鏡花でさえ驚くコダラーの怪力…そしてグルジオボーンがまだ驚きに暮れている間にシラリーが上空からレーザーを撃ちまくる

 

ーーークキャアアアアアァァァァ!ーーー

 

グルジオボーンはそれに気づくと空に向かってボーンブレスターを放つがシラリーはそれを吸収してしまった

 

ーーークキャアアアアアァァァァ!?ーーー

 

グルジオボーンは自分の火炎が吸収されたのに驚くがすぐに狙いを変えコダラーから倒そうと再びボーンブレスターをコダラーに向けて放つが………

 

ーーーグゲッ!ーーー

 

ーーークキャアアアアアァァァァ!?ーーー

 

だがコダラーはそれをシラリーのように吸収し、ボーンブレスターを二倍にしてグルジオボーンに反射しグルジオボーンはそれに当たり驚愕しながら後ろに飛んでいく、そんなグルジオボーンにシラリーはレーザーの雨と口から強烈な火炎を吐き、コダラーも掌から電球を放ちグルジオボーンに当たった途端大爆発を起こす

 

鏡花「吸収する怪獣に、吸収して跳ね返す怪獣……凄い怪獣ですね」

 

鏡花は味方でよかったとほっと息をつく、コダラーとシラリーは褒められて嬉しいのかシラリーは空から降りてきてコダラーとハイタッチをするが…

 

ーーークキャアアアアアァァァァ!!ーーー

 

だがグルジオボーンは倒しきれておらず、再び立ち上がる…が立ち上がっただけでもう戦う力もないのかフラフラしだし倒れた所でギガバトルナイザーにシラリーとコダラーと回収される

 

神無「……そう言えば名前何だけ…?まあ後から聞けばいいか…と言うかさ…こんなけ怪獣が暴れたのに誰も出てこないからここには誰もいないんじゃない?…もう帰ろ「ボスちょっと」…何?」

 

神無が面倒くさげに白鯨に帰ろうとした時マークが何か巻物のようなものを持って神無の目の前に現れる

 

マーク「こんな物が博物館にあってさ、気になって持ってきたんだけど読める?」

 

国木田「見せてみろ……日本太平風土記…?」

 

マーク「何か博物館の説明だと懿虞(イグ)神様…?ていう神様を崇拝した昔の人が書いた本らしいよ…どっちかっていうと教本に近いぽいね」

 

日本太平風土記という言葉に神無が反応し、ラヴクラフトはイグという言葉に反応する

 

神無「見せてくれ」

 

国木田「えぇ…どうぞ」

 

国木田が渡した巻物を奪うかのように取った神無は巻物をすぐに見始め、鏡花はそれを後ろから見ると、巻物には赤いツノを生やした龍神が描かれていた、その背後には十一体の怪獣が描かれており、ページをめくるとその赤いツノを生やした龍神が先ほどの怪獣グルジオボーンをエルダーサインに封じている姿が描かれていた…

 

鏡花「…この絵は…一体…?」

 

 




ウルトラマンループに出てきたグルジオボーン…あれて何か強化形態が出てきそうですよね…そして他にもカミソリデマーガとかグエバッサーとか出てくるそうですし楽しみですね!

さて今回はエルダーサインや太平風土記が出てきましたが…まあ今はあまり関係ありません…今は…ね?

さて次回からようやく物語が進展しますよ、次回もお楽しみに!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。