レイオニクスウィーズ   作:暗愚魯鈍

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…遅れてすみませんでした!昨日送ろうと思ったらまさかの文字数が五千文字いかなくて朝まで書いてたらこんな時間…さて今回は若干シリアスで後半にあの闇の戦士が出てきますよ…お楽しみに


六十八話母なるハイドラと父なるダゴン

ガタノゾーア「バオオオオォォォォォォォォォォ!?(主人が誘拐された!?後鏡花ちゃんも!?シャドウミスト吐かなきゃ!)」

 

モスラ「ピアアアアァァァァァ!(大変大変!如何しようおじちゃん!?)

 

グランドギドラ「ええい落ち着け!」

 

デストロイア「キシュイイイィィィ!?ギュロロロロ?!(人類滅ぼす!?オキシジュン・デストロイヤーぶち込む!?)」

 

スペースゴジラ「ギィガアアオォォォン!(いや結晶を撃ち込もう!綺麗だから主人も喜ぶ!)」

 

Uキラーザウルス「ギィィィィ!グガァァァァァ!(それだ!よしやろう!)」

 

マザーレギオン「キシュィィィイイィィ!(落ち着いて…まずは様子を見ましょう)」

 

ガメラ「ゴアアアアアアァァァァ…(その通りそれに簡単に死ぬわけがないしな…信じよう)」

 

ミズノエリュウ「キュオオオオォォォォォォン…(その通りじゃ…妾達の主を信じよ)」

 

ギルバリス『そうだ…信じるんだ私達の主人を…』

 

ネオバルゴン「グワッ グルルルルン(気にし過ぎても神経病むだけだから気楽に待とうよ)」

 

ワイバーン「ピギャオオオォォォォォォン(うんうん、じゃあバルゴンお兄ちゃん!待ってる間お話ししよ!)」

 

怪獣達は神無達の心配するがガメラ達が必死にそれを宥める

 

マーク「済まない…気づくのに遅れた僕の所為だ…」

 

フィッツジェラルド「そうだな、お前の所為だな」

 

マーク「あれ!?僕の所為にするんだ!そこは庇う所でしょ!?」

 

アガサ「そんな事知りません…断罪されなさい…」

 

フィッツジェラルド「覚悟はいいな…?返事は聞いていない…」

 

マーク「ちょ…何幹部二人が魔法を使おうとしてるの?…ちょ…冗談だよね?…いや…やめてぇぇぇ!!」

 

マークは誰も庇わないことに驚くが誰もマークを庇わない、そんな騒ぎの中ドストエフスキーだけがパソコンを触っていた

 

ヤプール「何をしている?」

 

ドストエフスキー「……ハッキングしているんだよ…何かわかるかもしれないからね…」

 

ドストエフスキーは少し汗をかきながら答える…そして何か見つけたのか手を止める

 

ドストエフスキー「……これは…」

 

 

鏡花「…この手錠外して逃げていいですかね?」

 

神無「…まだ早いだろう…もう少し待とう…こいつらが何かわかるだろうからね」

 

鏡花は退屈げに腕にかけられた手錠に目を向け神無に話しかけるが神無も手錠をはめられており二人とも足にも鎖が巻きついているが二人とも魔術なり腕力で拘束を解けるはずだが…こんな事をした連中の正体を知るためにあえてそれを行わない

 

鏡花「……暇ですね…何でもいいんで話してくれません?怪獣でも神でも何でもいいので話してください」

 

神無「…………昔ある少年がとある町に住んでいました…その少年は酷いいじめを受けていました」

 

鏡花「…?」

 

鏡花は暇だから何か話してほしいと神無に言うと変な内容の話をしだし鏡花は首を傾ける

 

神無「少年はいつもいじめられ親には愛されず、兄妹にもバカにされ続けました、食料も与えられず虫や草を食べる日々…そんな生活を続けているうちに少年は感情というものを忘れてしまいました」

 

鏡花「あの…何でもいいから話せとは言いましたが…そんな暗い話は…」

 

神無「感情が無くなった少年は無表情だと気味が悪いと人間に石を投げられたので演技として笑ったりする様にになりました…その感情を忘れたままで…ですが彼にもまだ感情が残っていました…悲しみと憎しみ…その二つくらいしか残っていませんでした」

 

鏡花は顔をしかめるが神無には届かず変な話を続けるのみ

 

神無「少年のいじめは続き、耳を切り落とされたり、腕と足を切断されたりしました、目も潰されました…そんな中ウルトラマンという番組だけが救いでした、彼の無くした感情を少し思い出させる様な感覚になったのです…そして少年はいつの間にかウルトラマンの世界に行き怪獣達を仲間にして邪竜を殺して魔王となりましたとさ」

 

神無はそう言ったきり無言になり何も喋らなくなった…鏡花も話が終わると黙りこくる

 

鏡花(もしかして…その話は貴方の…?)

 

鏡花はとある考えに至るが鏡花達を連行していた車が止まり扉が開き鎖だけ外して強引に腕を掴まれて無理矢理外に出される

 

神無「やれやれ…乱暴で単細胞な連中はこれだから嫌なんだ…師父でもこんな事しないよ?」

 

防護服の男「黙れ化け物!お前らは大人しく俺達に従えばいいんだよ!」

 

防護服の男は更に乱暴に神無を掴み連行する、鏡花も神無程ではないが力強く腕を引っ張られていく…この連中は女でも容赦しないらしい…まあ人間と思っていないだけかもしれないが…

 

防護服の男「ほら!こっち来いや!化け物が!」

 

防護服の男達が神無と鏡花を乱暴に建物の中に入れると太った男が立っていた…その姿を見た途端神無の目が険しくなったと鏡花は感じた…その目に怒りと憎悪が溢れていた

 

神無「…武…」

 

武「……父親に向かって呼び捨てとはいい度胸だな【龍彦】」

 

鏡花「龍彦…?」

 

鏡花は疑問に思う、その太った男は神無に父親と言ったが龍彦と呼んだ…どういう事なのか?

 

神無「………その名は捨てたよ、お前らと共になクズ…地獄に墜ちろ」

 

武「は、昔の様に怯えていた餓鬼とは思えんな…残りカスとはいえ私の血を受け継いでいるだけはあるな」

 

吐き捨てる様に神無は言い、武は馬鹿にするかの様に嘲笑う

 

神無「……巫山戯ろ…お前らを家族と思ったことはない」

 

武「は、見た目はともかく貧相な見た目の小娘を連れている時点でお前の里も知れるということだな」

 

鏡花「…貧相(胸)で悪かったですね(ボソ)」

 

鏡花は怒りを含んだ声を小声で言う…ちなみに武が言った貧相は鏡花が小さいと言う意味であり鏡花はその言葉を胸と勘違いしただけである

 

神無「言ってろ、僕の部下は全員優秀だ、ここに居る量産型モブとは違う、ここにいる鏡花も優秀な部下だ…お前達程度なら一分もかからず倒せる…何せ僕が期待している部下だからな」

 

鏡花「…!神無……」

 

鏡花は期待していると言われ若干嬉しくなる…一つ問題があるとすればこんな場所で言われたくなかったと鏡花は思った

 

武「言ってくれるな…まあいい…こんな事を貴様に頼むのは癪だか…人間達を守って貰おうか」

 

神無「は?何言ってるんだ豚、殺す「良いのか?お前の命の恩人…レジェンドとやらの命だぞ?」…!レジェンド様が?」

 

武の言い方に殺気を出して怒る神無だったがレジェンドという言葉を聞くと動きを止める

 

武「レジェンドとやらの命令はこうだ、世界を守れとな…」

 

神無「そんな筈は(神無)!」

 

鏡花「この声は…」

 

レジェンド(何か言いたいのはわかる…がここは私に免じて頼みを聞いてくれ…頼む)

 

二人に届いたのはレジェンドの声…レジェンドの頼み事とあれば断れない神無は苦々しげに武に言う

 

神無「分かった、受けてやるよ…」

 

武「当たり前だ、しっかり化け物から地球を守ってくれよ、愚息」

 

武はそう言うと防護服の男を数人連れて建物から出ていく

 

神無「……いつか殺してやる…」

 

神無はそう地獄の鬼の様な表情になった後魔術で手錠を破壊し、それを見た鏡花も手錠を破壊する

 

防護服の男「な!貴様等何を!」

 

神無「話は終わった…帰らせてもらう」

 

防護服の男「何を言っている!化け物に人権はねぇんだよ!黙って従え!」

 

防護服の男は銃を引き抜き発砲するが神無はそれを避け鏡花も腕で弾丸を掴んだ

 

防護服の男「……!化け物め…」

 

防護服の男は苦々しげに呟くと防護服を着た連中はそのまま外へ逃げていった

 

鏡花「……何ですかあいつ等!あれが頼む態度ですか!?」

 

神無「この世界の奴等はあんな奴ばかりさ…特にさっきの武には関わらないほうがいい…がまた関わる事になるだろう」

 

鏡花は激怒するが神無は冷静なまま…だが瞳には強い殺意と憎悪が宿っている…

 

鏡花「…連れてこられた時の話と関係があるんですか?」

 

神無「まあね…て引っ付くな…邪魔くさい」

 

鏡花は神無に寄り添って話を聞こうとするが神無は何故引っ付く必要があるのかと疑問の眼差しで鏡花を見るが別に離れようとしないあたり別に嫌ではないらしい

 

神無「…君にも分かるとも思う…誰からも必要とされず愛されない事が…誰からも救われず孤独な事が…まるで暗闇の中にいる疎外感…丸で自分が世界の異物かの様な感覚を味わう事を…」

 

鏡花「………………………………………」

 

鏡花は何も言わなかった…否何も言えなかったのだ、鏡花自身も神無が言った様な目にあった事がある…暴力も受けたし、罵言を受けたこともある…が自分とは比べ物にならない仕打ちを受けた神無には何も言えなかった、自分には神無という救世主がいたから…だが神無は違う…未だに救われていないのだ

 

鏡花「……一つ聞いていいですか?先程あの人に「僕の部下は全員優秀だ」て言ってましたけど…その後私も優秀て言ったじゃないですか?……あれてお世辞じゃないですよね?」

 

神無「………まあ君の異能は戦闘向けではないがマーナガルムの力を使いこなしている時点で素晴らしいと思う…何せ今までウルルに改造されたものは皆力に溺れ死んだ…そう言った点では評価している」

 

鏡花「……えへへ…」

 

鏡花は普段褒められなかったから褒められて笑顔になる

 

神無「まあ…まだフィッツジェラルド達と比べたらそんなに強くないし、僕の役に立つのかと言われたら素直に頷けない…それに君には苦手な部分があるから…まだ優秀とは言い難いからしれないな…うん」

 

鏡花「上げてから下げるのはやめてくれません!?…まあ神無も性格悪いですしドSですから彼女とか出来ないでしょうしね!それに私より背が低いしショタジジイですしね!」

 

神無「喧嘩売ってるの?それと一センチくらいしか変わらないだろうが…」

 

二人で軽口を言っていると空に暗黒の穴が空いそこから二体の巨人が現れる、一人は青い身体で細身の右手首にハサミの様な物を付けた巨人と赤色の体に鎧を着ているかの様な巨人…その正体は…

 

神無「…俊敏戦士ヒュドラと剛力戦士ダーラム…闇の巨人か…」

 

ヒュドラとダーラム…クトゥルフ神話でいう母なるヒュドラ(ハイドラ)と父なるダゴンに当たる者達であり闇の勢力に属した元光の戦士でありかつてのティガの仲間である…だが今の彼等は目に光が宿っておらず何者かに操られている様だった

 

ヒュドラ「ヒャッハァァァァァ!」

 

ダーラム「ムウウウウウン!」

 

ヒュドラは右手首にあるハサミの様な武器 ドラフォークからバルテスターを放ち、鏡花達に目掛けて放つ

 

鏡花「!月下獣!」

 

鏡花は足を狼化させバルテスターを避け、神無は空間断絶で防ぐ、すると世界が変わりヒュドラが生み出した夢幻空間ルマージョンに神無達を誘い込んだ

 

神無「……エンペラ星人…力を借りるよ」

 

【ダークライブ!エンペラ星人!】

 

エンペラ星人にダークライブし、鏡花は被害を受けない様に遠くへ逃げる

 

ヒュドラ「ヒャッハァァァァァ!」

 

ダーラム「ムウウウウウン!」

 

右手首から強烈な突風ヒューガストを放ち、ダーラムは右腕を地面に突いて放つ地を這う炎の衝撃波ファイアマグナムを放ちエンペラ星人はリフレクトマントで防ぐ

 

エンペラ星人「レゾリューム光線」

 

赤黒い破壊光線を無数に分裂させて放ちヒュドラとダーラムを牽制し、腕を掲げアーマードダークネスを纏いダークネストライデントの三又の刃を伸ばしダーラムに当てるもダーラムは刃を掴みエンペラ星人を引き寄せ殴りつける…がアーマードダークネスを纏っていた為ダメージを減らしたがそれでも痛かったらしく当たった場所を押さえるエンペラ星人

 

エンペラ星人「………ダークネスブロード」

 

エンペラ星人はダークネスブロードを取り出し槍をヒュドラに向け投擲しヒュドラに斬りかかる…が神無の技量の所為か簡単に避けられヒュドラのヒューガストを喰らい吹き飛ぶが即座にダークルギエルにライブチェンジする

 

ダークルギエル「さあ行くぞ…ルギエルファイヤーボール、ルギエルサンダーボルト」

 

無数の黒く燃える火の玉を生み出しダーラムとヒュドラにぶつけ、その後渦状に集めたエネルギーをぶつけヒュドラとダーラムが吹き飛ぶ

 

ダークルギエル「ルギエルセイバー」

 

ルギエルセイバーを生み出しダーラムとヒュドラに斬りかかるがヒュドラは空に逃げダーラムはセイバーを掴んで握力だけで破壊しダークルギエルを投げ飛ばす、そしてダークルギエルはヒュドラを追いかけようとするが足が地面に埋まって動けない…これがダーラムの一時的に地面を液体化させる能力である…ダーラムはこのまま引き摺り込んで地震が得意な水中戦に持ち込む気だろう

 

ダークルギエル「……まずはこの空間を壊さないとルギエルコンフォート」

 

黒みがかかった緑色の光線を頭上に放ち夢幻空間ルマージョンを消滅させ、液体化した地面からも抜け出す

 

ヒュドラ「ヒャ!?」

 

ダーラム「ムゥ?!」

 

二人は夢幻空間と液体化した地面から抜け出した事に驚くがその隙にダークルギエルは一気に決めようと必殺技の構えをする

 

ダークルギエル「ルギエルクロスシュート」

 

ルギエルクロスシュートを放ち二体はそれをファイヤマグナムとヒューガストで相殺し、ヒュドラは光線を相殺した瞬間にバルテスターを放つがルギエルハイパーバリアで防ぎ、ダークルギエルビートで牽制する

 

ダークルギエル「そろそろ終わりにしないと…エネルギー切れを起こす…ルギエルサンシャイン」

 

闇を払う光の光線を放ちダーラムに放つ、そしてダーラムの腹に穴が空き、ルギエルスマッシュでダーラムを吹き飛ばし、エンペラ星人にライブチェンジした後、ヒュドラにレゾリューム光線をぶつけヒュドラに当てヒュドラは火花を散らしながら吹き飛んでいった吹き飛んだダーラムとヒュドラは同じ所で倒れ起き上がる気配は無かった

 

鏡花「…倒した様ですね……」

 

鏡花は神無がヒュドラとダーラムを倒したのを見て安全とわかり偶然にも自分の近くで倒れたヒュドラとダーラムを見る…するとダーラムとヒュドラの瞳が鏡花を見る、しかし先程と違い目に光が宿っている

 

ヒュドラ「………そうか嬢ちゃんはあの時の…」

 

鏡花「!?…あの時?」

 

鏡花はヒュドラが自分に向けて喋ったことよりもヒュドラが丸で自分を知っていたことに驚く

 

ダーラム「…リトルガール…久しぶり…」

 

鏡花「あの…私はあなた達のこと知らないんですが…」

 

鏡花は申し訳無さそうにダーラムとヒュドラに言うが二人は口を愉快そうに歪ませる

 

ヒュドラ「そうさ…まだ嬢ちゃんは知らねえよ…何せ嬢ちゃんにとっては未来で俺達にとっては過去なんだからな」

 

ダーラム「ああ…懐かしい…リトルボーイと未来で会うガール達に宜しく…そして過去の俺達にも」

 

鏡花「はぁ?未来で過去?…ガール達?…ちょ何を言ってるんですか?」

 

ヒュドラ「…いずれ分かるさ…後あの皇帝様に言っておいてくれ…俺達の魂を救ってくれてありがとうてさ」

 

ダーラム「…これで俺達も漸く眠れる…」

 

そう言った後光となって消滅する二人…鏡花は暫し途方にくれるが…何と無くヒュドラとダーラムに向けて手を合わせる

 

神無「何してるのさ君?」

 

鏡花「!?…いやこれは…あははは…」

 

神無「まあ敵にまで手を合わせる君の慈悲深さはいいと思うし、可愛いと思うよ」

 

鏡花「……可愛い///…ふふふ…」

 

鏡花は神無の言葉に頬を緩める…が物音が聞こえ後ろを振り向くと防護服の男がいた

 

鏡花「チ…(いい雰囲気だったのに…)何か用ですか?」

 

防護服「……そこの男…お前の親がお前に会いたいだとよ…」

 

その言葉を聞いた途端、神無の顔が怒りで歪んだ

 

 




…はいヒュドラとダーラムでした!…え?性格が綺麗?…きっと過去に何かあったのでしょう(すっとぼけ)…そして彼等が出てきたということはあの人も?そして次回はゴミ(家族)との再会(全然嬉しくねぇ)…因みに家族の名前は神無の本当の名前の文豪の関係者から取った名前です…因みに神無の本名【龍彦】はご存知ドラゴニアで有名澁澤龍彦で、武は澁澤龍彦の父親の名前から…では次回もお楽しみに
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