「た、助けて…!や、やめてく……!うわぁ…ぁぁぁ…ぁぁ………」
ーーーキィヒィイイイ…オギャアァ…ーーー
悲痛な断末魔を上げたのは警察官…彼はただでさえ治安が悪くなり強盗、喧嘩…挙句は殺人まで起こるこの町を守る為警察官の仕事を復帰し雨の降る中真面目にパトロールしていたのだった…何故過去形なのか?…それは死んだからだ…そう【全身の血を抜かれ】ミイラの様に死んでしまったのだ…その警察官の死体の横には女の子が立っていた…それも真っ赤な花を手に持って……
「目印を付けましょう人間に………お花をあげましょう赤い花……恨み花よ増えていけ……さあバサラ…私達の復讐を続けましょう…」
女の子がそう言った途端赤い花は変形していき真っ赤なお花の髪飾りの様な姿に変わり女の子はそれを頭につける…そして幽鬼の如く歩き出し…雨に消えていった…彼女の目的は何なのか?……それは彼女とバサラしか知らない…
宇宙空間にただよう一隻な円盤そこには毒々しい体色に脳髄が肥大化した様な頭部が印象的な宇宙人達が隊列を組むかの様に並びその隊長らしき同じ種族の宇宙人が足を組んで座っていた…その者の名はカダーヴルと言うこの宇宙人達を統率しかつて別世界の地球の侵略を目論んだ宇宙人である
カダーヴル「よく聞けお前ら、ゲファレナー様より命令が下った、我等があのゲファレナー様の計画に邪魔になるであろう存在を排除する様に言われた…このドルズの名にかけて苦しめて殺すのだ!分かったな!」
そうドルズ星人カダーヴルが叫ぶと周りのドルズ星人も大声を上げて答える、そして背後から三人の別の宇宙人が現れる…その宇宙人はガッツ星人、ヒッポリト星人、テンペラー星人…だが全員目に光がない…実はこの三人は神無に仕えていたドッペル、カリスト、バチスタなのだ…だが死んだはずの彼等が何故いるのか?それはカダーヴルしか知らない…そしてドルズ星人達は地球に降り立つ準備をする
乱歩「連続吸血殺人事件?何それ?」
ポオ「実は我輩が聞き込みをするとき快く協力してくれた警察官の人がいるのであるがな…その人が九人目の被害者になったのである…それ以外にも殺された八人は慈善活動を行う善人ばかり…つまり善人を狙った殺人犯ということになるである…しかも全員耳から血を吸われた痕跡があるのである」
鏡花「何て悪趣味な…折角のいい人を殺すなんて…」
ポオから告げられた善人連続殺人事件はその名の通り善人ばかり殺す殺人事件で街のボランティア、ゴミ拾いをしてくれる老人、困ってる人の為に働いて支援する男性など良心的な存在ばかりであり、その人達が何故殺されねばならないのかと怒りと悲しみが溢れる鏡花と流石に見過ごせないのか乱歩も若干怒っている、すると扉が開き神無が入ってきた
神無「何話してるの?」
鏡花「最近起こったいい人ばかり殺す殺人事件ですよ…」
神無「何…?それ実は悪い人だったとかいうオチないよね…そんなのサスペンスでよく見たよ?」
ポオ「いや違うと思うである…」
神無は入ってくるなり実は悪人だったというオチはないか聞くがそれを否定するポオ
神無「で、その殺人事件の犯人は誰なんだい?」
ポオ「………まだ分からないのである…」
ポオは申し訳なさそうに呟く、そして何か考えた神無が鏡花の手を掴み強引に引っ張る
鏡花「え!?何するんですか!エスコートするなら丁寧に…て、え?何窓開いてるんですか?何私ごと飛び降りようとして…」
神無は鏡花の手を握ったまま窓から落ちていく…甘い期待をしていた鏡花は対応しきれずそのままち地上に落ちていく、乱歩は神無の色恋のなさに呆れポオとカールは鏡花に心の中で鏡花の恋の応援した
鏡花「ありえません!女子と一緒に飛び降りるなんて!魔術で転移すればいいじゃないですか!」
神無「それは調べる為に決まっているだろ?いつも部下頼りだからたまには自分でやらないとね…だから協力しろ」
鏡花は怒りながら神無に文句を言うがそれを気にせず調査する神無
神無「それに護衛としてお前を信じて連れてきてるんだ…期待に答えろ」
鏡花「き、期待!?………まあ手伝いぐらいしてもいいです…ですから今度からは魔術で転移して下さいよ!」
鏡花は顔を赤らめて神無に文句を言いつつも神無についていく、神無はそんな鏡花を一瞬何で顔赤いんだろ?と言う目で見る…がそんな中女の子が歩いているのを鏡花は見つける…その女の子の後ろからバイクが飛び出して女の子にぶつかりそうになる
鏡花「!危ない!」
鏡花は飛び出し女の子を抱えてバイクを避ける、バイクに乗っていた男性は罵言を吐きながら逃げていく…そして鏡花は女の子が無事か確認しちょっと怒った風に女の子に話しかける
鏡花「駄目だよ飛び出したら、気をつけてね」
女の子「……………これあげる」
女の子はお礼も言わず鏡花の手に赤い花を握らせその場から立ち去る…鏡花はキョトンとするが赤い花を持ったまま神無の元に戻る
神無「……君もお人好しだな…わざわざ助けるんだから…子供が純粋だと思うのは大人だけだ…子供の世界はな結構汚いんだぞ?イジメとか差別とか…」
鏡花「そうですけど…体が動いちゃうんですよ…」
神無「君も実にお人好しだ…そこが君の良いところだと思うが…」
鏡花に文句を言った後ボソと何か言った神無だが鏡花は聞いていなかった…そんな中鏡花の手に持った赤い花が動いた気がした…
女の子「…そこにいるんでしょ?出てきたら?」
鏡花達から逃げるように去った女の子…かなえは後ろから何者かの気配を察し後ろを振り向くと後ろにはドルズ星人カダーヴルが立っていた
ドルズ星人「おお!察しがいいな!俺の名はカダーヴル!お前の事は観察していた…お前は俺と同じ人を殺して喜ぶタイプだろう?なら俺と協力しないか?そうすれば強い力を得られてどんな人間も殺せるぞ?」
かなえ「………ふぅん?いいわやってあげる、その代わり嘘をついたらバサラが貴方を殺すわよ?」
カダーヴルはかなえを勧誘しかなえはそれに応じるが裏切ればバサラが殺すと言う…そして彼女の頭につけた花は蔦を出しながらウネウネ動いていた…
カダーヴル「おお、怖い怖い…だが俺は戦闘力が低くてな…お前には存分に暴れさせてもらうぞ?…その植物と共にな……お前を怪獣に改造させてもらうぞ」
かなえ「いいわ、その代わり今日の夜にして頂戴、もう少し人を殺してバサラに血を吸わせてあげたいの」
カダーヴルはそのかなえの狂気にも似た言葉を聞くとニタァと笑いながら立ち去っていく…かなえも不気味な笑顔を浮かべ赤い花を配ろうと歩き出す…そしてあの綿菓子屋の店主の前を通ると
綿菓子屋の店主「嬢ちゃん!そろそろ暗くなるぞ!気をつけるんだぞ!」
かなえ「ありがとうおじさん…これあげる」
かなえは挨拶をしてきた店主に赤い花を渡し立ち去っていく…そして店主がその花を店に飾ろうとした瞬間赤い花から無数の蔦が生え店主を拘束する
店主「な!?何だこれ…は……」
暫く経って赤い花の蔦が消えていくとそこにあったのは綿菓子屋の店主の全身から血を抜かれたミイラとかした死体のみだった…その死体には耳から血を吸われた跡があった善人であった彼は呆気なく悪意に殺されたのだった
鏡花「なあにこの状況?」
鏡花がそんな言葉を出した原因は酒瓶を手に持ち顔を赤く(元々赤いが)して酔っ払っているメルバだった…既に酒瓶がそこらに散乱している為相当の酒を飲んでいる事は明らかだろう…あの神無でさえ驚きのあまり固まっているほどだ…
ーーージィギィイイイィィィッ………ーーー
ーーーグガァアアアァァァッ………ーーー
ーーーキィピュイイイィィィッ……ーーー
メルバの横にはガタノゾーアに共に使える超古代怪獣達…つまりメルバの同僚達がどう言っていいか分からず困惑していた…そんな中鏡花は迷わずメルバに近づきお酒を飲むのを止める
鏡花「メルバさん!何お酒を飲んでるんですか!アル中になりますよ!」
ーーーカァアアアァァァッ!ーーー
鏡花はメルバが酒を飲むのをやめようとするがメルバは抵抗し続け酒を飲む…だが何故メルバは酒を飲むのか?それはファイヤーゴルザが知っていた(これより下は怪獣の声を翻訳します)
ーーージィギィイイイィィィッ…(実はメルバの奴出番ないから僻んでるんだよ…テレビにもファイブキングの材料としてスパークドールズでの登場しかしてないから怒ってるんだよ…最近この小説でも五十八話も出てないからすっかりアル中になってしまい…)ーーー
ーーーカァアアアァァァッ!(ヒック…私だって出番が欲しいですよ…相方のゴルザはⅡやらファイヤーとか出てるのに私はスパークドールズ…これが飲まずに入られませんよ!この小説でもゴルゴスを倒しただけだし…ゾイガーやガルラよりマシですが…)ーーー
鏡花「……怪獣達て大変ですね…数が多いだけ登場するのが難しくなりますし…」
乱歩「そう言えば最近ジイドとか出てきてないよね…」
二人はメタいことを言いながら軽口を叩く…その時鏡花が机に置いた赤い花が点滅しながら蔦を動かしだし、神無がメルバの近くにいる時を見計らって鏡花と乱歩に巻きつく
鏡花「な!?この花はあの子から貰った!?て何か蔦がビリビリする!?え!?もうかして同人誌展開ですか!?やめ…」
乱歩「ちょ、え!?何この花!?巻きつく力つよ!?え、花からなんか出てきて耳に入ろうとしてる気持ち悪い!?それにビリビリするしいやぁぁぁぁ!!?」
乱歩と鏡花は大混乱、蔦から電流が流れ身動きが思うように取れず神無やゴルザも助けようにも神無の場合は魔術では鏡花達に被弾してしまい、ゴルザは炎だと傷つけてしまうのでどうしようか悩んだ時メルバが足元をフラフラさせながらも動き鋏で蔦をバラバラに切り裂く、そして赤い花は点滅をやめ機能を停止させる、メルバはそれを見ると疲れたのかバタと床に倒れて眠ってしまう…
鏡花「……助かりました…メルバさんありがとうございます!」
乱歩「やるじゃないか君!ほら飴ちゃんここに置いておくね!」
助けられた鏡花と乱歩は寝てしまったメルバに礼を言い乱歩は飴玉をメルバの横に置いて置いた
その頃カダーヴルとかなえは雨が降る夜に落ち合っていた…かなえは約束通りにカダーヴルに会いにきてここに来るまでの間赤い花をたくさん配り…今頃何人もミイラとかした死体が出来上がっているであろう…だがそれくらいの死体では足らない…かなえとバサラの復讐は終わらない…かなえとバサラの怨霊の正体である無数の赤ん坊の霊の怒りは収まらない…かなえは自分を捨てた母とそうさせた社会…そして自分以外に幸せそうな人間や太陽のように明るい人間…つまり自分を助けなかった連中を徹底的に滅ぼすまで止まらない…バサラは全ての生きている生物の血を一滴残らず吸い取るまで復讐をやめない…バサラの怨霊たる赤ん坊の霊は生きたかった、愛されたかった…それが得られないなら壊すだけだ…その二人は自分達と同じところまで他の人間を堕とすまで殺戮をやめない…
カダーヴルは殺すのに快感を得る人物である、かつてタロウの世界に訪れたドルズ星人と同一の個体で罪なき少女を誘拐し拷問した挙句激痛を伴う改造手術で麻酔もなく逆に神経の痛みを増加する薬を打ち悲鳴を聞きながら改造してうろこ怪獣メモールにし人間達に接触させ助かると思わせて自我をなくし怪獣化させた…そしてタロウに投げ捨てられた後は殺処分した外道である。そんな彼が手に持っているのはメモール化させる薬が入った液体が入った注射器だ
カダーヴル「くくく…貴様の花から無数の血の匂いがするぞ…どれだけ殺した?」
かなえ「…数十人くらい渡したからもう時期バサラが動いて殺してくれるはず……まあいい態々この場所…捨て子塚を選んだんだから早く改造しなさいよ」
カダーヴル「可愛くない奴め…ほらよ」
カダーヴルはかなえに注射器を打つとかなえの体は膨張しだし身体中に鱗が生える体がかつてカダーヴルが生み出したメモールに酷似した姿に変わるがその前に頭についた赤い花…バサラの分霊が動き出し捨て子塚からバサラの本体である蔦が這い出てきてかなえに巻きつく…そして段々同化して行き捨て子塚に集まる捨て子の怨念がかなえに入り込み捨て子塚があった場所に怪獣が現れた…その怪獣はメモールに酷似しておりメモールの体に赤い花が咲いた蔦が絡まっており全身から赤ん坊の泣き声が聞こえる…不気味な怪獣だった…その正体は赤ん坊の怨念が取り付き怪獣化したかなえである
ーーーオギャアァァァァァァァ!!ーーー
カダーヴル「……これでいい…人間は人間によって滅ぼされる…後は白鯨に送った兵士からの連絡を待つだけだ…」
カダーヴルは笑いながらメモール…否バサラメモールが街を壊し蔦を伸ばし吸血し全身から血を抜き取るのを愉快そうに見ていた
同時刻白鯨は突如現れたバサラメモールを見つけ神無はメルバを叩き起こしゴルザと共に戦わせようとするがバサラメモールと同時に現れたドルズ星人の兵士三十人…そしてジャグラーが言っていた死んだはずのドッペル、バリスタ、カリストが神無達を妨害しメルバ達を巨大化させないようにする
神無「……死体操作…ドルズ…仲間をこんな目に遭わせやがって…絶対殺すぞ…」
鏡花「でもこうも妨害されるとメルバさん達も出せません!」
神無と鏡花はドルズ兵士とドッペル達の相手に手間がかかって巨大化と離脱ができない…がそこに鴎外とドストエフスキーが空間転移で現れる
鴎外「待たせたね…ここ以外にもこいつらが現れてね…まあここは私達に任せ給え」
ドストエフスキー「死んで操られている元お仲間さん達はぼく達任せて行ってください」
神無「……任せた」
神無はそう言うと転移し地上に降りメルバとファイヤーゴルザを巨大化させる、そして襲いかかってきたドッペルとカリストにドストエフスキーが触れると二人は頭から血を吹き出しそのまま絶命(と言っても元々死んでいるが)、バリスタはそんな仲間の死に悲しんだりせずただ機械的に襲いかかるが鴎外の持つ刀で頭を切断し再び眠りにつかせる
鴎外「……出来れば生きて会いたかった…ゆっくり眠り給え…」
ドストエフスキー「……ぼく達とは面識がなかったとはいえ仲間の死体を汚したことは許しませんよ…貴方方の罪は僕らが罰を与えます」
鴎外とドストエフスキーは大量の殺意を放ちドルズ兵士達は怯みながらも手に持った銃で応戦する…が10分も経たずして体を切られ絶命するか、頭部から血を流して死んだ死体しか残らなかった
ーーーオギャアァァァァァァァ!!ーーー
バサラメモールは街を破壊しつつ人間の血を吸い尽くし殺す、だが神無は地上に降り立った途端ファイヤーゴルザ(以後ゴルザ)とメルバを元の身長に戻しゴルザとメルバを戦わせる
バサラメモール(かなえ)「邪魔をするな!私以外の人間を絶望させて殺す!だからバサラとあの宇宙人から貰った力で全てを滅ぼすの!」
バサラメモールはそう言うと蔦を伸ばし攻撃するがゴルザは熱線を吐き焼き尽くしメルバニックレイを放ち蔦を破壊する…がバサラメモールは無数の蔦を出し蔦についた赤い花から赤いガスや炎を吐き出すゴルザとメルバはそれを避けると攻撃するがバサラメモールは嘲笑うかのように蔦を増加させバサラメモールは苦しむ声を出しながら腹を大きくしていく
ーーーオギャアァァァァァァァ!ーーー
ーーーオギャアァ!オギャアァ!ーーー
鏡花「え!?腹から無数の小さい怪獣が!?」
そうバサラメモールの膨らんだ腹が破れ無数の小型のバサラが現れる…それは捨て子塚の怨念である死んだ子供達が小さいミニバサラとなり生まれ変わった姿だ…それでゴルザに襲いかかりゴルザに絡み付く…勿論ゴルザは引き剥がそうと爪や熱線で倒すが数が多い上電流を流してくるので思うように動けないからだ…メルバには一匹もいないが代わりにバサラメモールが相手を取りメルバはそれを飛んでメルバニックレイで攻撃するが上空を飛んでいるところを無数の蔦で張り巡らされ蔦に足を絡め取られ地に落とされる
ーーーカァアアアァァァッ!?ーーー
雨が降る中メルバは蔦に絡め取られ電流を流しメルバは苦痛の悲鳴を上げる、バサラメモールはそれを見て愉快そうに笑う
かなえ「あははは!言い様ね!私こんな薄汚い化け物が幸せに生きてるなんて許せない!だがら這い蹲って死になさい!あははは!」
かなえはメルバのことが気に入らない…もとい神無の怪獣全てが気に入らない…親から捨てられた自分よりも幸せに過ごしている怪獣が心底憎いのだ…それはバサラも同じ自分達は捨てられたのに何故人間ですらない化け物が幸せになっているのか?…それが憎い、自分達も幸せになりたかった…だから壊す、自分達に幸せがないなら他から幸せを奪って不幸にすればいい…この世の全ての人間を不幸にすれば一番幸せなのは自分達になれる…そんな身勝手な願いを叶えるために戦っているのだ…
ーーーカァアアアァァァッ……ーーー
それを聞いたメルバは激怒した……巫山戯るな!と、自分達は最初から幸せであったのではない、別世界で崇拝する邪神(ガタノゾーア)と普通に暮らしていたのに「人間よりデカイ」と言う理由で滅ぼされかけた自分達の気持ちがわかるまい、光の巨人達は自分達の言い分も聞かずに滅ぼそうとした、助けてくれたのはティガとその仲間のカーミラだけだった…そしてようやく普通に楽しく暮らせるようになったのに壊す?巫山戯るな!メルバは怒った…そして電流を流されながらも細胞は必死にその電流に適応しようとしていた…その着後落雷がメルバに落ちる
ーーーオギャアァァァァァァァ!??ーーー
メルバを拘束していた蔦は落雷で焼け焦げメルバの姿が見えなくなる…バサラメモールはメルバが死んだと思った…が煙の中から鳴き声が聞こえ驚いてみると全身から電気を放電するメルバの姿があった
ーーーカァアアアァァァッ!ーーー
メルバは鳴き声をあげると一瞬でゴルザのもとに移動し電流を流してミニバサラを殺しつくす、ミニバサラは死ぬと断末魔を叫びながら消滅、バサラメモールは怒り狂い蔦を伸ばすがメルバは放電しながら移動、その姿は瞬間移動に見える…がこれは瞬間移動ではなくただ翼を広げ高速移動しているだけだ
鏡花「でもなんであんなに早く…?」
神無「電流だよ…メルバは恐らく電流を体内で生み出す機関を生み出しそれを放出するのでなく体内に流し身体能力を上げているんだよ…メルバ化けやがって…」
メルバはバサラメモールの電流を浴びせ続けられた上落雷を浴びたことで体内に電気を生み出す機関が出来、それを流し動く様になった姿その名も「古代竜 サンダーメルバ」だ、ゴルザは相方が強くなったことに驚いたがすぐに動きバサラメモールに近づく、バサラメモールはそれを蔦で拘束しようとするがサンダーメルバが高速で移動し鋏で蔦を切り落とす、そしてファイヤーゴルザが火炎を吐きバサラメモールを火達磨にする
かなえ「あ、熱い!?死んじゃう!?助け…」
かなえ(バサラメモール)が何か言う前にサンダーメルバが抱きつき体内電気でバサラメモールを感電死させバサラメモールは焼き焦げ灰となるがその灰が再び集まりバサラメモールは復活する…がバサラメモールの顔が変わっておりかなえの顔となっていたがその顔はぞろりと並んだ乱杭歯に窪んだ眼窩に腐乱死体と化した顔だった、その顔に驚く鏡花とメルバ達…
かなえ「寄越せ…寄越せ!私に幸せを寄越せ!寄…越………せ…何で私は……私達は幸せになれないの………?」
バサラメモールは蔦をメルバ達に伸ばすがすぐに炎上…かなえの憎悪はそのまま燃え尽きる…死ぬ間際の顔は怒りと憎悪…そして幸せになれなかった悲しみだけが滲み出ていた
鏡花「…………彼女は憎んでいたんですね…自分を捨てた親もそうさせた社会も…だから人間から幸せを奪おうとした…バサラ達も同じで…どう思いますか神無…てあれ?神無は?」
鏡花は神無に意見を求めるが神無はそこにはいなかった…
カダーヴルはただ逃げ続けた…部下が死んで協力者のかなえが死んだことに悲しんだりせず自分が死ぬのが怖くて逃げようとするが足元が瞬時に凍りつき動けなくなる
神無「みぃつけた……僕の部下の死体を操った罪…殺して済むと思うなよ…?」
カダーヴル「待ってくれ…!?命だけは…!?」
カダーヴルは気がつくと鎖に手足を拘束されていた、驚きを隠せないカダーヴルの後ろに手に大鎌を持った死神が現れカダーヴルを殺す…それでカダーヴルの人生は終わりを告げると思われたがすぐにもとに戻り鎖に拘束されていた
神無「幻夢魔法…これなら千回殺す…精神を壊れて死ね」
カダーヴル「う、うわぁ…頼む!いっそ殺してくれ!?たの……」
その場に残ったのは去って行く神無とピクピク体を動かしながら肉体的には生きている…そう【肉体的には…】だが……こうしてドルズ星人カダーヴルは肉体的には生きており精神的には死んでいた…だがタロウの時代から罪なき少女を誘拐し怪獣とかし用が済めば殺した悪はこの世から消えた…そうかなえと共にこの街の人間達に多数の被害を残して…
今回はタロウのトラウマ回…もとい胸糞悪い話赤い靴はいてた、と血を吸う花は少女の精の合成回でした、そしてバサラの蔦を壊す酔っ払い役はメルバ…実はメルバが酔っ払うシーンはあの銀色の怪獣様の作品のパク…真似たのでして…(銀色の怪獣様すみません)ちなみにバサラの赤い花から蔦が生えてくるのはオリジナル…配っていた赤い花それぞれがバサラの分霊のようなものという設定です…この作品書いたのはあの悪人達(かなえとドルズ)を因果応報を与えたかったからでドルズは精神世界で何千回も殺し精神的には死んだけど肉体的には生きているという非常にやばい殺し(死んではいない…死んだほうがマシというレベルですが)方ですねぇ……
さてサンダーメルバですが彼は電撃を飛ばしたりすることはできませんが電気で体を強化することができます…え?相方と比べると地味?ならばもっと活躍させねば…そして善人だった綿菓子屋の店主に黙祷…ではまた次回です