レイオニクスウィーズ   作:暗愚魯鈍

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遅れて申し訳ありません!昨日送ろうと思ったら時間がかかり…すみませんでした!それに戦闘描写もよくありませんし…後あの珍しいゴジラが出てきますよ


七十四話サルナスの滅亡

ーーーグエアゥエエエエ!ーーー

 

ーーーアンギャオオオオン!!?ーーー

 

とある森の中…この森を中心とした場所に嵐が発生し嵐の中に二体の怪獣が暴れていた…一体は背中にバトラの翼が生え、両腕からはキングギドラの首が生えたゴジラ、一体は白い翼に赤い羽根が生えた白い鳥と言うべき怪獣…このゴジラの名はキングゴジラ、マッド鬼山が生み出した最強の怪獣である…、そしてこの鳥のような怪獣は猛禽怪獣グエバッサーと言う怪獣だ…そしてグエバッサーは嘴でキングゴジラを突き皮膚を裂き風でキングゴジラを吹き飛ばし地面に押し倒す…だがキングゴジラは胴体に仕込まれたビオランテの蔦を出し攻撃しようとする…そんなキングゴジラの背後には一人の老人がおりその老人が手をキングゴジラに向けるとキングゴジラの動きが止まり地底に沈んで行く…

 

ーーーアンギャオオオオン!?ーーー

 

キングゴジラは必死に這い上がろうとするがグエバッサーが暴風で妨害しキングゴジラの顔以外全て埋まりキングゴジラは全身が埋まる前に怒りの鳴き声を上げながら完全に地面に沈んでいった

 

ーーーグエアゥエエエエ……ーーー

 

「……ありがとう風を操る鳥よ…これでこの街は守られた…」

 

グエバッサーは老人に鳴き声を上げる…それは老人を心配している様だった…だが老人は笑みを浮かべてこう言った

 

「どうせ私の体と命など【良君】から貰ったものだ…あの時死ぬはずだった命…ここで尽きても構わない…それに死んだら良君に会えるからね…数千年も生きてしまった…だから私は死にたいんだよ」

 

ーーーグエアゥエエエエ……………ーーー

 

グエバッサーはその言葉を聞くと悲しげな声をあげそのまま翼を広げて雲の上を目指し飛翔して去って行く

 

「………ゴホッ!ゴホッ!……私の身体もギリギリか…だが早く…あの子の所へ行かねば…」

 

老人は血を吐き出すとゆっくりと街へと歩き出す…その出来事は実に神無がこの地球にやって来る前の十七年年前……そして十七年後…再び悪魔は目覚めようとしていた…

 

 

小野寺「おい男女、生意気なんだよテメ…おい無視すんなゴラ!?」

 

川尻「おいおい玉響さんよぉ…?兄貴舐めとったら殺したんだぞゴラ!?」

 

平田「今の世の中人殺しても誰も文句言わねえからなぁ!」

 

とある場所で一人の女子に三人の不良が集っていた…この中学不良三人組の名は小野寺、川尻、平田といいこの世界がこうなる前も札付きのワルで万引きは当たり前、暴力沙汰も多く何人も大怪我を負わせ入院させたほどだ…しかも彼等は一度人を殺している…だが別に反省していないしそれをむしろ誇っているくらいだ…対してそんな狂人とも言える彼等に囲まれているセーラー服の長い黒髪ロングの少女はそんな彼等を前に笑っていた…その顔が気に入らず小野寺は手に持った鉄パイプで彼女を叩こうとする…が彼女はそれを手で掴み取る

 

小野寺「…………ほぇ?」

 

「………ふふ…さてこれで正当防衛ですわよね?……覚悟はよろしくて?」

 

 

「「「ギャァァァァァァァァァ!!?」」」

 

甲高い悲鳴が聞こえ今回の町のパトロールをしていた国木田と信子が駆けつけると先程の少女が男子三名を叩きのめしトドメに小野寺達の下半身の男にとって一番大切な部分を蹴られ彼等は気絶する…それを見た国木田は下半身を抑えたくなる衝動が起こるが耐えて女子に近づく

 

国木田「おい小娘、何をしている?」

 

女子「あら?何か用でしょうか?言っておきますけどこれは正当防衛ですわ?この無粋な輩が絡んできたから正当防衛として懲らしめてあげただけですの」

 

国木田は少し威嚇しながら少女を睨むが少女はそんな威嚇を受けても満面の笑みを向けるだけ…それは普通の男性なら堕ちてしまう様な蠱惑的な笑みだったが信子以外に興味のない国木田は堕ちない

 

国木田「正当防衛だということぐらいわかる…だが明らかにやりすぎだ…まあこんな下衆をいくら痛めつけても構わんが…寧ろもっとやれ」

 

信子「国木田様本音が出ています…確かに持って痛めつけて欲しかったですが…」

 

少女「では御機嫌よう」

 

国木田と信子がもっと不良を痛めつけて欲しかったと言っている中、少女は淑女らしくスカートの裾をつまりあげてお辞儀した後、後ろを向いて歩き出すが国木田が肩を持って逃げられないようにする

 

国木田「話はまだ終わっていない…」

 

少女「失礼、しつこい殿方は嫌われますわ」

 

国木田は少女の肩を持ったつもりだったがいつの間にか避けて優雅に歩きだす…国木田と信子は避けられると思わず驚くがそんなことを知ってか少女は国木田の方を向き喋る

 

少女「そう言えば自己紹介がまだでした、私の名前は玉響、玉響ナオミですわ」

 

 

ポオ「玉響 ナオミさんであるか?知っているでのである、確か綿菓子屋の店主から聞いていたである…確か町の人達が何も売らないらしく食べ物を売ってくれる唯一の店が綿菓子の店主らしいであるからな…我輩も一度あった事があるのであるが…綺麗だったであるな…」

 

ポオは国木田の質問に答え何か思い出した様でコクコク頷いていた

 

鏡花「でも女の人がああも強いなんて…神無はどう思います…て神無?」

 

鏡花は神無にも問いかけるがそこには神無の姿がなく神無がいた場所には一通の手書きが残されていた

 

 

ナオミ「ふふふ…父様ただいまですわ!」

 

ナオミがついた場所は廃墟…中に誰か住んでると思えないがここにはナオミとお父様という人物が住んでいるのだ…たがいつもならすぐに返事が来るのに今回はそれがない…眠っているのかと不審がると後ろから声が聞こえた

 

神無「ほう君が国木田が言っていたナオミ君…いやちゃん?…いやさん?…まあいいお邪魔している」

 

ジャグラー「ちゃんかさんでいいだろ、君はねぇよ…初めましてお嬢さん、私ジャグラーと申します、夜明けのコーヒーを飲みませんか?」

 

ナオミ「!?……いつの間に…それより父様に何かしてないでしょうね?」

 

ナオミは神無とジャグラーを睨むが奥から制止の声が届く

 

金山「辞めなさいナオミ、彼は私を訪ねてきたのだよ」

 

ナオミ「!父様!無事でしたのね!」

 

ナオミは金山と言う老人に抱きつく、胸やらが金山の顔に当たるが金山はそこら辺の男と違いヤラシイ思いは芽生えない、娘に抱かれて発情する父親などはいないのだ

 

金山「彼は私の知り合い(ジャック)の知り合い(ゼロ)の知り合い(神無とジャグラー)でね…彼とお喋りをしていたのだよ…最近は良くない噂を聞くからね…護衛を雇おうと思ってね」

 

ナオミ「護衛…ですか?…何故でしょう?」

 

ナオミは疑問に思って金山に聞くが金山は重々しく口を開く

 

金山「最近お前が宇宙人じゃないかと噂されていてな…」

 

 

国木田「あの少女が宇宙人?馬鹿かその噂を流している奴らは?俺も宇宙人と会ったことくらいあるからわかるがそんな気配は一切しないぞ?」

 

ポオ「その通りである、乱歩君にも調べてもらったのだがそんな形跡はないと…恐らく人間の集団心理が生んだ妄想であるな…人間とは未知のモノに恐怖し自分より下と判断して差別しなければ生きられぬ生き物であるからな…」

 

信子「実際私達も魔術が使えるから他の人間より強いと思う…これも立派な差別ですからね…私達も結局は下の人間達と変わりませんね」

 

国木田は呆れて物が言えないとばかりに目を細め、ポオは天井を見上げながら悲しげに言い、信子は自嘲げに呟く…そして押し黙る雰囲気に鏡花が口を挟む

 

鏡花「………違います」

 

国木田「?鏡花、何が違う?」

 

鏡花「皆さんはそんな人達じゃないです!確かに!国木田さんはヤンデレだし、ポオは人見知りで友達も少ないし、フィッジェラルドさんは課金魔だし、ジイドさんは船に乗るといつも吐くし、ジャグラーさんは厨二病臭いですし、乱歩さんは偉っそうだし、安吾さんは変態だし、神無は馬鹿です!」

 

鏡花は先輩や神無の悪口とも取れる言葉を吐きポオは鏡花の放った言葉で傷つく…だが鏡花の言葉は止まらない

 

鏡花「でも!私は違うと思います!だって神無は…皆さんは…ポートマフィアは私を見捨てなかった!」

 

鏡花は必死の顔に思わず驚く三人…だが後ろから乱歩とラヴクラフト、アガサ、ドストエフスキーがその話を聞いていたらしく乱歩が鏡花に話しかける

 

乱歩「……あのさ、扉に隠れてた僕達が言えることじゃないけど……そんな恥ずかしいセリフ言わないでくれる?こっちも恥ずかしいから」

 

鏡花「あう……」

 

鏡花は今更ながら自分の恥ずかしすぎる発言を聞かれ耳まで真っ赤にする…が乱歩が全員に聞こえるように驚きの発言する

 

乱歩「まあ鏡花ちゃんの恥ずかしいセリフは録音したから「ちょっと!?え!?録音したんですか!?消して!恥ずかしくて死にたくなりますから!?」……(ニタ)後でボスに聞かせよ〜と、さてここからは真面目な話、実は僕達も宇宙人じゃないかって思われててね」

 

鏡花が録音機を壊そうと飛び跳ねる中乱歩が放った言葉の意味を理解するまで暫く固まる国木田達

 

国木田「はぁ…?何故だ?確かに怪獣とかジャグラーはいるが宇宙人だと何故思わらなければならない」

 

乱歩「ラヴクラフトがボスのクソニキに殴られた時首が曲がったのに平然と直したから」

 

「「「「……ああ…なるほど」」」」

 

その場にいた全員が納得した、確かに首が曲がったのにそれを腕で元の位置に戻す奴など宇宙人と思われても仕方ない…それの仲間も宇宙人と思われるのも納得がいく…宇宙人でも首が曲がれば死ぬが…

 

ラヴクラフト「…?首が…曲がったぐらい…では死な…ないだろう?」

 

乱歩「それは君だけだよ」

 

ドストエフスキー「まあまあラヴクラフトは常識に疎いですから」

 

ラヴクラフトはさも当たり前とばかりに言うが乱歩はそれを否定する、ドストエフスキーはラヴクラフトを軽くフォローする、そんな仲間を見て軽く溜息を吐いたアガサが言葉を放つ

 

アガサ「それよりも先言う事は…ボスがその玉響 ナオミの所へ向かった所です…行かなくてよろしいんですか?鏡花さん」

 

鏡花「え?あ、だからここに神無はいなんだ…でもそれが何か?」

 

アガサ「いえ、ナオミさんは蠱惑的な方とポオ殿に聞いたことがあるので誘惑されたりしな「ちょっと馬鹿を探しに行ってきます!」……扱いやすい」

 

アガサが神無が誘惑されるかもしれないと言った途端大急いで窓を開けて飛び降りる鏡花、恋する乙女は扱いやすい…

 

 

ナオミ「全く私が宇宙人だなんて…馬鹿な連中ですわ」

 

ジャグラー「ああ、全くだぜこんな美しいレディを宇宙人呼ばわりとはな…」

 

金山「だが彼等は良君の時のように暴走しかけている…だから君達に護衛を頼みたいのだ」

 

金山の懇願にジャグラーと神無は首を縦に振る、金山はそれに安心したのかホッと息をつく…が金山は忘れないあの時の人間達の事を…

 

金山「……昔話をしよう、私の故郷メイツ星は地球の気象観測を調べる為私は訪れた…私はムルチと言う怪獣を貸し出されムルチと共に地球に来た…そこで良君に会った…良君との暮らしは幸せだった…だがあの人間達が…良君を攫い…私が止めると…本来なら法を守る警察官が私を撃った…それならまだいい…だが良君は私の前に飛び出して来て…私を庇って死んでしまった…その後私も撃たれてしまい…怪我のせいで宇宙船に格納していたムルチが覚醒してしまった…ジャック君が倒してくれたが…が私の気持ちは晴れる事はなかった…」

 

金山「だが地球人の間では良君を殺した警察官が英雄視され良君はいない者とされた!そう最初からいなかったかのように!孤児などいなかった!良君という存在は無かった扱いにされたのだ!挙句あの不良三人組は「あいつがいなかったら怪獣が暴れて街が壊れなかった!」「俺のペットも殺されなかった!」「だから俺達の行動は正しかった!」と大声で叫び町の人の同意を買った!……巫山戯るな!お前達の集団心理の所為で良君は死んだんだ!」

 

ナオミ「……父様…」

 

金山は烈火の如く怒りながら大声で喋るとハアハア息をあげながら椅子に座りナオミは心配しながら金山を見る

 

金山「……メイツ星にはピオという息子がいてね…あいつも怒っていたよ自分の義弟が殺された事に…メイツ星は地球を悪魔の星とし一切の関わりを禁じた…だが時が経つにつれ良君を殺した地球以外の星の気象観測をすることが決まり私が再び訪れた…そこでナオミに出会った…雨が降る中赤ん坊だったナオミは親に捨てられていたのだ…私はそれを見過ごせなかった…もしかしたら良君の代用品として育てたのかもしれない…だが私にとってナオミはピオや良君と同じ子供だ…だから私の事はどうでもいい!ナオミだけでも助けてやってくれ!」

 

金山は神無に土下座し自分の娘(ナオミ)を助けるように必死になる…そんな金山を見て流石の神無も金山に手を差し伸べる

 

神無「安心して下さい、お二人共しっかり守りますよ、だから頭を上げて下さい」

 

金山「……ありがとう…」

 

神無は笑顔で言い、金山は涙流しそうになりながらも神無に礼を言う…

 

鏡花「……シリアスなタイミングで来ちゃった…別に誘惑されてないし…」

 

鏡花は金山が話している時からいたのだが金山の話の邪魔をすると悪いと思いずっと隠れていたが…いつ出るべきかタイミングが分からずどうすればいいか悩んでいた

 

神無「……いい加減出て来たらどうだ?鏡花」

 

鏡花「ふぇ!?…バレてました?」

 

鏡花は隠れていた場所から出てくる…ちなみに最初から神無とジャグラーは気づいていた

 

神無「気配が丸わかりだ…少しくらい気をつけろ馬鹿、そんなんだから成長しないんだよ身長が(ボソ)」

 

鏡花「(カチーン)……背が私より小さい癖にほざきますね…」

 

睨み合いながら火花を散らす二人…それをみて微笑む金山とナオミ…ジャグラーは気が気でないが…だがその所為で気づくのが遅れた、この廃墟に無数の人間がいること…そしてあの三人組がいる事に…

 

小野寺「ウオラ!」

 

ナオミ「キャア!?」

 

ナオミの背中に鉄パイプがぶつかる、ナオミは吹き飛び背中を抑える…金山達が見るとそこには鉄パイプを持った小野寺、平田、川尻の不良三人組が立っていた

 

小野寺「おいおいまさかこいつらも関係してるとは…宇宙人確定じゃないすか?」

 

平田「じゃあこいつらも断罪確定!ついでに殺しとこうぜ!目撃者の薄汚い爺さんとチャラ男、チビ女も…いや女は犯すか!」

 

川尻「イイね!俺小さい子犯すわ!ロリコンだから!」

 

薄汚い大笑いを上げる三人組を他所に大勢の人間が入って来る…その中には警察官もおり今か今かと発砲の瞬間を待ちわびていた

 

警察官「……やったぞ!ついに人を殺せる…人を殺しても問題ないと思って警察官になったが…これで夢が叶う!宇宙人でも関係ない!宇宙人は化け物殺しても問題ない!」

 

警察官はそう言うとナオミに銃を向ける…いくら力が強くても所詮女子、それに人間ならば弾丸くらいで死んでしまう…だが金山がナオミの前に立ち塞がる…もう二度と子供を失わないために

 

金山「……私が宇宙人だ…これが証拠だ、この子は宇宙人じゃない!殺すなら私を殺せ!」

 

金山は宇宙人の姿に戻りそれ見て驚く人間達…警察官は驚きのあまり金山の胸に二発弾丸をぶちこむ

 

金山「かぁ…!はぁ……」

 

ナオミ「父様!?」

 

金山は凶弾に撃たれて倒れる、金山が倒れて喜ぶ人間達は警察官を胴上げする…三人組も金山に暴言を吐く…だが神無達には聞こえなかった…金山を救うことだけを考えていた

 

金山「……ナオミ…」

 

ナオミ「喋らないで下さい!傷が広が「聞くんだ!」…!?…ナオミ…」

 

金山「私はもう助からない…だから代わりに私の分まで生きてくれ…良君の分まで…そしてピオ…息子に会ったら言ってくれ…ピオ…憎しみで生きるな…私は…お前が息子で…嬉し…かった…と……私も漸く…良君の所…へ行ける…今行く……りょ……く……」

 

金山はナオミの頬に手を当てながら遺言を言うと緑色の血を流しながら腕を地面に落とす、それを見て助けられなかったことに自分自身に怒る神無とジャグラー、そして泣きながら金山の亡骸にすがるナオミ、最悪の事態に陥った悔しさから地面に拳を叩き付ける鏡花…全員が悲しむ中街の人達は大喜びだった「化け物が死んだ!」「警察官は英雄だ!」「宇宙人は全員死ぬべきなんだ!」…など心無い言葉か放たれる…が直後エルダーサインが湖に描かれ怪獣が現れる

 

ーーーゴバァァァィ!ーーー

 

その怪獣の名は大宙魔パスギーク、ボクラグの同種にして変化種、パスギークは腹から火球を放ち廃墟周辺を焼き払おうとする…それを見て先程の雰囲気は何処へやら恐怖に駆られ逃げ出す人間達、放り出された警察官は地面にぶつかり思うように動かない…そして逃げようとするがナオミが警察官から拳銃を奪い拳銃を警察官に向け発砲、鏡花とジャグラー、そしてまだ残っていた三人組は驚きのあまり動けなかった

 

ナオミ「……父様が死んだのは…人間の所為だ…許さない!絶対に!」

 

ナオミは拳銃を三人組に向け平田を射殺、驚きから解放された川尻と小野寺は逃げ出そうとするが神無が念力で拘束する

 

神無「…守れなかった償いとは言えないが…こいつらを殺す手伝いをするよ」

 

ナオミ「感謝しますわ」

 

ナオミは川尻を射殺、小野寺は死にたくないとばかりにナオミに土下座して許してもらうと考えるが念力で動かない

 

小野寺「……許してくれ!そうだ金なら人殺してでも奪って来るから許し(パァン)」

 

小野寺の脳天に弾丸をぶちこみ、殺すナオミ…彼らは幸せだろう、何故なら楽に死ねたから…神無はついでとばかりに街の人を焼き殺し、権能の一つでナオミが四人を殺した証拠を消した

 

神無「さてパスギークを倒そ…ん?」

 

パスギークを倒そうと怪獣を呼び出そうとすると空から怪獣が飛来し周囲が嵐に変わる…その名はグエバッサー、グエバッサーは自分の友(金山)が死んだ事に気づき急いで来たら怪獣が暴れていたので架空して相手取る事にしたのだ

 

ーーーグエアゥエエエエ!ーーー

 

ーーーゴバァァァィ!ーーー

 

突然現れたグエバッサーに驚いたパスギークだがパスギークは腹部から火球を放つもグエバッサーは起爆性のある羽根を飛ばして相殺した上で無数の羽根をパスギークに当ててパスギークは悲鳴をあげる、神無はグエバッサーは敵ではないと考えマガオロチを召喚する

 

ーーーグオオォォォォォォ!キィィィヤアアアァァァァッ!ーーー

 

マガオロチはパスギークを殴りつけグエバッサーはマガオロチが現れた事に一瞬マガオロチを見るがすぐにそれをやめ起爆性の羽根を飛ばし青い結晶体を破壊しマガオロチの身体を追い風を吹かせ走る速度を上げる、そしてマガオロチは速度が上がった身体で殴りつけパスギークを押し倒す

 

ーーーゴバァァァィ!?ーーー

 

不味いと見たパスギークは空間変異性チューブで逃げようとするが結晶体が破壊されているため使用できず、マガオロチの放ったマガ迅雷が直撃し呆気なく爆散してしまう

 

ーーーグオオォォォォォォ!キィィィヤアアアァァァァッ!ーーー

 

ーーーグエアゥエエエエ…ーーー

 

マガオロチはグエバッサーに礼を言い、羽根を羽ばたきグエバッサーも助太刀に感謝する、そしてナオミの方を向きヒラヒラと羽根を羽ばたかす

 

ナオミ「…………久しぶりですわねグエバッサー…残念ながら父様は死んでしまいましたが…」

 

ーーーグエアゥエエエエ…ーーー

 

鏡花「知り合いなんですか?」

 

ナオミ「ええ、父様が怪我をしているグエバッサーを見つけ治療した時からの友達だとか…そしてこの地に封印した怪獣を共に見守ると言っていました」

 

ナオミ曰くグエバッサーと金山が共に封印した怪獣をこの地で見守って来たと言う…神無はその話よりもグエバッサーを見ていた為もし金山が死んでいなかったらグエバッサーに飛びついていただろうが今回は見ているだけに収まっていた…

 

ジャグラー「なあ、お前が神様殺して奪った権能で蘇らせねえのか?」

 

神無「無理ですね、魔術の権能の例外が人を蘇らせる魔術、魔法は使用できないんです…治癒も制限が掛かっていて僕自身には使えず他者に使ったり教えられるだけなんですよ…申し訳ありませんが」

 

ジャグラーはもしかしたら権能で蘇られるのでは?と考えるが神無が即座に否定する

 

ナオミ「……いえいいですわ…死んだ者は生き返れない…父様が仰っていた事ですわ…それに父様も天国でお兄様(良)に会えて喜んでいる事でしょう…」

 

ナオミは辛そうに話すが割り切った様に話す…だがその瞳には憎悪があった

 

ナオミ「……だけど私は父様を殺した人間が許せない……!」

 

ナオミは唇をギッと噛みしめる…そんな彼女を心配する鏡花とジャグラー…そして金山の死体を見て俯いている神無…グエバッサーは暫く金山を見て悲しげな顔をしていたが…何かに気づいたのか顔を上げる

 

ーーーグエアゥエエエエ……?ーーー

 

 

その頃、金山とグエバッサーがキングゴジラを封印した所にはジェロニモンが怪獣の魂を地面に送り込んでいた…その魂はモスラ、クローンゴジラ、メガ・ビオランテ…そしてその魂がキングゴジラに吸収されキングゴジラの身体が変化する…左翼はバトラ、右翼はモスラ、腹部はメガ・ビオランテの顔が現れ足がなくなりメガ・ビオランテの様な形になりキングギドラの首に似た蔦が生えていた…その名も傲慢の大罪獣キングゴジラ…キングゴジラはゆっくりと目を開けて低いうなり声を上げ地底から出ようとしていた…悪魔は再び蘇ったのだ……

 

 

 




さてグエバッサーにあの漫画怪獣王ゴジラに出て来たキングゴジラですよ!それを強化した形態が次回登場!ちなみに風のクリスタルがウルトラマンティガだったのは納得いきました(ギンガは未だに納得ができない…アグルなら納得なんですが…)ティガてティガダークの時トルネードやブラストになったので風でイメージがありますからね、土はガイアかな?

ちなみに今回登場したナオミさんのイメージは文豪ストレイドッグスの谷崎ナオミ、谷崎潤一郎さんの痴人の愛の登場人物で名前はウルトラマンオーブの玉響姫と夢野ナオミから…性格は谷崎ナオミと夢野ナオミを足した感じですね…次回もお楽しみに
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