レイオニクスウィーズ   作:暗愚魯鈍

86 / 134
さて今回はあのババア(ギランボ)と羊の怪獣…そして懐かしのメンバーが出てきます…そして最後に皆大好きあのキャラが!しかし性格と行動は原作と違うのでご了承を…あと今回は凄く駄文です…最近駄文しか書けないな…

ちなみに私は三重出身の四日市の近く生まれなのでニュージェネレーションワールドに行ってきましたが…マガオロチがカッコよかったです!ロッソが来てる日に行ったのでロッソが生で見れて嬉しかったです…まあ写真は撮ってもらいませんでしたが…


七十八話ドリームランド 前半

とある宇宙にて宇宙船スペースペンドラゴンは貨物を輸送している…これはその最中に起こった出来事である

 

グランデ「…はぁ…しかし暇だねぇ…怪獣は愚か貨物を奪おうとする宇宙人すら来やしない」

 

ケイト「それはそれで平和だろう…確かにレイオニクスとしては戦っていたいだろうが…諦めろ」

 

グランデ「はぁ…神無がいればなあ…喜んで戦ってくれたのになぁ〜」

 

グランデは退屈のあまりネオバトルナイザーをクルクル回しながら暇を持て余す…そんな光景を見てヒュウガが笑う

 

ヒュウガ「ははは!神無がいなくなって寂しくなると思ったが全然変わらないな!」

 

オキ「でも怪獣に会えないのは僕にとって死活問題ですよ!レイ達の怪獣でもいいんですけど…神無の怪獣達は沢山いて見てて飽きないていうか…」

 

クマノ「おいおい!それじゃあまるでレイ達のゴモラ達に飽きたみたいに聞こえるぞ!」

 

オキは怪獣が見れない事に不満気だったがクマノが茶々をいれそんな光景を見てハルナとダイルが溜息を吐きミサキはそれを見て笑いレイは神無との過去を思い出しているのか遠い目で宇宙を見ていた

 

レイ「………神無は今何処で何をしてるんだろうな…?」

 

ヒュウガ「さあな、まああいつのことだ凄い事に巻き込まれているじゃないか?例えば神様と戦ったりしてたりな!」

 

オキ「ボス、流石にそれは無いですよ!でも神無ならあり得そうですね!」

 

ミサキ「確かに!ガタノゾーアとか仲間にしてるからね!」

 

それを聞いて全員が笑うと突然宇宙に五芒星…エルダーサインが現れる

 

ハルナ「何あれは!?」

 

ダイル「わからない!ボス、お前ら防御態勢を!」

 

するとエルダーサインから眩しい光が放たれ全員が目を瞑る…そして光が消えレイが目を開けるとオキ、クマノ、ヒュウガ…そしてグランデがスペースペンドラゴン内から消えていた

 

レイ「ボス!?クマさん!?オキ!?グランデ!?」

 

ダイル「まてレイ!先程の光でボス達が消えたとしたら誰かの攻撃だ!迂闊に動くと危ない!」

 

レイ「だがボス達が!?」

 

ケイト「ダイルの言う通りだ!まずは何処にボス達が消えたかを知るんだ!」

 

レイは姉の言う事を聞くとボス達の無事を祈る…

 

 

鏡花達は眩しい光から目を開けると……白鯨ではなく地面に立っており赤い三日月が空に浮かんでおりヤシの木のような木が立ち並ぶ中世的な建物が建築されている場所だった…そんな異世界にいつも間にか立っており、いつの間にか転送されている事に驚いていた

 

乱歩「……これは…先の光が原因か…マガオロチ達と鏡花ちゃんとラヴクラフトだけか…他とは切り離されたと見るべきか」

 

ーーークキャオオオォォーーン…?ーーー

 

ラヴクラフト「………まさか…ここは…ドリームランド…?いや似てるけど…違う…」

 

乱歩は眼鏡をかけずとも一瞬で推理し先程の光の仕業と断定し、ファイブキングが首を捻りここが何処なのかラヴクラフトに尋ねるとドリームランドと返すラヴクラフト

 

ギャラクトロン「……ドリームランド……人が入れば服や文明の利器まで変わり懐中電灯は松明に変わり銃はナイフや剣に変わると聞くが…私の武装は変わらないようだ…」

 

鏡花「へぇ〜…私の携帯電話…は無事ですね」

 

乱歩「僕の携帯銃と無事と…あ、懐中電灯が松明に本当に変わってるや」

 

全員持ち物確認し乱歩以外変わっている物が無いようで安心する、だがゆっくりと地面が膨れ上がるとピンク色の毛を持つ羊達が現れる

 

ラヴクラフト「……あれは?」

 

その羊達の名はスモールインキュラス…夢幻小魔獣といいこの世界を生み出した旧支配者の分裂態である…スモールインキュラスは大群をなして鏡花とギャラクトロン達に襲いかかる

 

鏡花「!」

 

乱歩「やば…ラヴクラフト僕を守ってね」

 

ラヴクラフト「……了解…した」

 

鏡花は両腕と両足を狼化させラヴクラフトは両腕を触手に変えてスモールインキュラスを攻撃する、ギャラクトロン達は自分達の攻撃だと鏡花達を巻き込む為あえて何もしない

 

鏡花「………邪魔です」

 

ラヴクラフト「………めんどくさい…」

 

触手でスモールインキュラスを薙ぎ払い吹き飛ばすラヴクラフトに鏡花は狼化した腕でスモールインキュラスを切り裂いたり殴りつける…スモールインキュラスは恐ろしい顔で噛み付こうとするが鏡花の攻撃で頭蓋骨を破壊されたりラヴクラフトの触手で絞め殺されだんだん数が減っていく…何匹かは乱歩を殺そうと襲いかかるが

 

乱歩「……やれやれ…こう言うの苦手なのになぁ…」

 

携帯銃…と言っても旧式の銃でスモールインキュラスを撃ち抜く、その威力は凄まじく一匹を殺した後弾丸が軌道を変え次々にスモールインキュラスを撃ち抜いていった

 

鏡花「……これでラスト」

 

鏡花が最後の一体を殺すともう品切れがスモールインキュラスで殺せないと理解したのかもう出てくることはなかった…するとマガオロチが鳴き出す

 

ーーーグアアァァァァ!キィィィヤアアアァァァァッ!ーーー

 

ラヴクラフト「…人を…見つけた?…向こう…行こう」

 

鏡花(なんで分かるんだろう…?)

 

ラヴクラフトが何故怪獣の言葉が分かるのか不思議に思う鏡花だったがひとまず無視して人がいるところへ走り出す

 

 

グランデ「おいおい、光に包まれたと思ったら異世界転生てどんなラノベだよ…」

 

オキ「そんなこと言ってる場合じゃないよ!ここが何処かもわからないし!僕達しかいないし!」

 

クマノ「スペースペンドラゴンはおろか何も武器を持ってないんだぞ俺達は!?」

 

ヒュウガ「落ち着け!まずは状況整理だ!」

 

同じくドリームランドに無理やり転移されたグランデ達は状況が飲み込めず分からず仕舞いだった、すると地面が膨れ上がりスモールインキュラスがグランデ達を始末するために現れる

 

オキ「え!?こいつらはスモールインキュラスだ!確かインキュラスの分裂体ですよ!」

 

グランデ「おいおい!?こんなちっちゃいのじゃレッドキングやタイラントは呼んだら俺達が潰されちまうぞ!?」

 

ヒュウガ「せめて武器があれば!」

 

ヒュウガ達は後ろに逃げようとするが背後にもスモールインキュラスが…万事休すと思ったその時

 

ラヴクラフト「アフーム=ザー」

 

ラヴクラフトが灰色の炎を生み出しスモールインキュラスに命中すると凍りつきバラバラと砕け散る

 

ヒュウガ「!?……君は…誰だ…?」

 

ラヴクラフト「………………」

 

ヒュウガは突然現れたラヴクラフトに困惑するがラヴクラフトはボーと立ったまま動きも喋りもしない…

 

グランデ「おい…聞いてんのかよ?」

 

ラヴクラフト「……喋るのは……めんどくさい…それに……視線が…痒い…」

 

クマノ「……変な奴だな…」

 

グランデの問いにラヴクラフトはめんどくさいと返す…変な奴とヒュウガ達が思うとラヴクラフトは後ろを向いて歩き出す

 

ラヴクラフト「ああ…早く帰りたい…めんどくさい…怠い…だが神無…君との…契約は…果たさねば…」

 

ヒュウガ「神無!?神無だと!?君は神無を知っているのか!?」

 

ヒュウガは神無という単語に反応しラヴクラフトに言うとラヴクラフトはコクと頷いた

 

ラヴクラフト「……君達も…知っている…のか…?」

 

ヒュウガ「ああ!彼は私達と共に旅を「その話聞かせて下さい」てうわ!?」

 

ヒュウガが話そうと来た時鏡花ぎ光の速さで話に食いつく、先程までいなかったのに神無の話となれば光の速さで動くそれが鏡花

 

鏡花「その旅の話を是非…あ、自己紹介がまだでした私京極鏡花と言いまして神無の部下でしてなので神無を知りたいなと思いお話を聞くだけです…他意はありません」

 

乱歩「早いね君、あ、僕は江戸川乱歩、名探偵兼ボスの部下、でこっちがハワード・フィリップス・ラヴクラフトね」

 

鏡花は神無の話を聞きたいのか目を輝かしており、乱歩は急いで走って来たのか若干疲れ気味でありヒュウガ達はそんな二人に困惑する

 

ヒュウガ「待ってくれ!いきなり言われてもチンプンカンプンだ!しっかり説明してくれ!」

 

ヒュウガの叫びがドリームランドに響いた

 

 

乱歩「……てことでオッケー?」

 

ヒュウガ「…つまり神無は別世界に行って神様を殺して魔王になってそこで部下集めて今は神無の故郷にいると言うことか?…ややこしい…」

 

グランデ「と言うかあいつ、等々人間辞めたて言うか生物辞める次元にいるんだな」

 

鏡花「……でしてね!神無は私のことをどう思っているか本当にわからないんですよ!絶対恋とか興味ないんですよ!こんな可愛い女の子がいたら嬉しがるでしょう!?」

 

オキ「……僕が神無の話してから五回くらいその話聞いたよ…」

 

神無の今を知ってどう反応すればいいか困るヒュウガ達…鏡花はオキに話を聞いて満足したのか神無の愚痴を言い続けオキは何度も同じ話をされ疲れていた

 

ヒュウガ「しかしあいつが神様殺すとはな…立派になったもんだな…しかしあいつの故郷の人間は許せないな!」

 

乱歩「本当、本当、ボスの故郷の人間てクズばっかでさ…守ってやってあの態度…ムカつくんだよね…」

 

ヒュウガは神無の故郷の人間の愚かさを知り拳に力を込める、その場にその人間達がいれば殴ると思うほどヒュウガは怒っていた

 

鏡花「まあその人間達はいつか殺すとして私達以外に知り合いがいるとは驚きです…だってコミニケーション能力ゼロだと思ってましたから」

 

グランデ「そうか?あいつ結構面白かったんだけどな…まあ百年ぐらい生きたら性格も変わるか……てかいい加減出てこいよ?いるんだろ?」

 

そう軽口を言っているとグランデが背後にそう言うと魔女…ギランボが現れる

 

ギランボ「気づいていたか…まあいいここで貴様らを始末し戦力を削ぐ…こい!コス…インキュラス!」

 

ーーークゥゥゥゥゥゥ…………………ーーー

 

現れたのは神無の地球では旧支配者コスの名で知られる夢幻魔獣インキュラス、現れると鏡花達を睨みつけゆっくりと歩き出す

 

グランデ「へ!俺の手持ちに勝てるか!」

 

ーーーバトルナイザー・モンスロードーーー

 

ーーーピキュギュィ!!ピギャア!!ーーー

 

グランデはレッドキングを召喚しインキュラスと戦わせる…そしてマガオロチとギャラクトロン、ファイブキングもインキュラスを囲みインキュラスに攻撃しようとした矢先インキュラスの姿が消える

 

オキ「!?瞬間移動だ!気をつけて!インキュラスは早い動きで…」

 

ーーークゥゥゥゥゥゥ……ーーー

 

ーーーグアアァァァァ!キィィィヤアアアァァァッ!ーーー

 

オキが忠告したと思うとすぐにマガオロチがインキュラスに蹴飛ばされ吹き飛ばされる、そしてすぐにギャラクトロンがギャラクトロンブレードで切り裂かかろうとするが瞬間移動でギャラクトロンの背後に回り込み回し蹴りで蹴り倒す、そしてファイブキングが光線を放つ前にオーロラ状の光の筒キュラスターで囲み光線をファイブキングが放つとオーロラに当たりプヨと跳ね返りファイブキングがダメージを食らう

 

ーーーピキュギュィ!ピギャア!ーーー

 

ーーークゥゥゥゥゥゥ………ーーー

 

レッドキングは爆発する岩石を口から放つがインキュラスは瞬間移動で避けレッドキングの顔面を殴りつける、そして吹き飛んだ所を催眠アイからオーロラの光を放ちレッドキングを眠らせる

 

グランデ「おいおい!?レッドキング!起きろ!?ウェイクアップ!?」

 

ーーーグアアァァァァ!キィィィヤアアアァァァァッ!ーーー

 

ーーークキャオオオォォーーン!ーーー

 

マガオロチはマガ迅雷、ファイブキングは光線を放とうとするが瞬間移動で避けファイブキングとマガオロチを殴りつける、そしてギャラクトロンスパークをギャラクトロンが放った途端それを両腕で防ぎ素早い動きでギャラクトロンを翻弄しギャラクトロンを蹴飛ばす

 

ギャラクトロン「………不覚」

 

鏡花「…何で相手は一人なのにこんなに苦戦してるの?」

 

グランデ「ああ!起きろてレッドキング!?…多分それなら神無が近くにいないからだろうな…レイオニクスの手持ちてな?主人がいなくなったり側にいないと力が発揮できないんだよ…つまり元の強さに戻っちまうわけだ…だけどそれでも神無の怪獣達は強えし俺のレッドキングも強い…なのにあの怪獣は圧倒してるてことは…相当な実力者て事だな…」

 

鏡花は何故マガオロチ達が苦戦するのか疑問に思うがグランデはレイオニクスの手持ちの弱点とインキュラスの強さを鏡花に伝える…グランデの言う通りインキュラスは旧支配者の一人、アザトースの幹部クラスにしてイグと争った上級幹部でありこのドリームランドを使って旧神達を苦しめた猛者である…そしてギランボは戦いをインキュラスに任せグランデと鏡花達の抹殺を行おうとする

 

ギランボ「ヒヒヒ…あの怪獣達がインキュラスに手間取っている今ならお前らを殺せる…恨むんならあのレイオニクスを恨め!」

 

鏡花「!……ク」

 

グランデ「おいおい…このババア見た目に反して強いぞ!」

 

ラヴクラフト「……ん、強い…」

 

ギランボは殺意を強めその余りの戦闘力に鏡花達は驚愕する…そしてグランデとヒュウガ達は自分達では太刀打ちできないとわかり、鏡花も自分でも勝てるか不安になる…

 

ギランボ「さあ死ぬがいい!」

 

ーーークゥゥゥゥゥゥ…………ーーー

 

インキュラスとギランボがトドメを刺そうと滲みよる…ギランボは三体に分裂してから光弾を作り出し、インキュラスはアッシュールバニバルの焔と呼ばれる炎を掌に出しマガオロチを焼き尽くそうとし…そしてギランボとインキュラスが技を放とうとしたその時、ギランボに十字架型の槍が飛んできてギランボはそれを躱す、そしてインキュラスも突然飛んできた光線に当たり驚きながら焔を消す

 

ギランボ「誰だ!?」

 

ギランボが叫ぶと鏡花達の背後から何者かが現れる…その姿は真っ赤な体、銀色の手袋とブーツ、ベルトを付け、中国の辮髪帽をかぶったような頭にはアンテナのような何かが生えている…その姿はまるでウルトラマン…その姿を見たグランデは驚き、ヒュウガは味方か敵か分からず困惑するが鏡花には味方という気がした、そしてインキュラスの目の前にはウルトラマンギンガを沸騰とさせる青いクリスタル ギャラクシウムを腕と脚につけたウルトラマンが現れる

 

「ギランボ…そしてインキュラスに似た悪なる怪獣よ…そこの善の怪獣と人間達には指一本も触れさせんぞ…」

 

「私達が来たからにはお前達の悪事もここまでだ…降伏するなら手を出さないことを誓おう」

 

ギランボ「ま、まさか!?貴様等は!?」

 

ギランボは明らかに動揺しインキュラスもマガオロチ達に向けていた殺意と敵意をその男に向ける…赤い男は平和を愛するがゆえに悪の怪獣や星人が悪さをする前に倒す正義のヒーロー…もう一人のウルトラマンは宇宙の生命を守護するために悪を挫く…そんな二人は共に逃げようともせず必死に抗おうとしている人間(鏡花達)と怪獣ながらも人間(鏡花達)を守ろうとしている怪獣達(マガオロチ)を守らんがためにギランボとインキュラスに立ち向かう…マガオロチ達はその男達を黙って見守る…赤い男は黙って手を動かして叫ぶ

 

「レッドファイッ!」

 

 

 




今回は文字数が少ないな…反省…さて最後に出てきたあのキャラ達は誰かわかりましたかな?…ちなみにインキュラスはインキュラスであってインキュラスでない別の怪獣なのでクソ強いです、ギランボも強くなってます…さて次回もお楽しみに!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。