side三人称
惑星ボリスのとある場所である怪獣達がいた
『報告、キングギドラが例のレイオニクスに倒された模様です』
そう機械的な声で喋る神無が倒したキングギドラに似た所々がサイボーグ化された怪獣が言う
『うむ、そうか…だがあいつは我らギドラ族の中で最弱、その上偉そうなやつだったからのう、死んだほうがよかったかもしれぬな…精々いい触角になったと感謝だけはしよう』
神無が倒したキングギドラより四十メートル小さい…六十メートルほどのキングギドラが呟く…それもかなり威厳のある声で…しかもこの怪獣は「喋っている」のだ、それだけでかなり知性が高いことが分かる、すると…
ーーーギイイイィィィィィ!!ーーー
ーーーキュリィリリリ!ギュギギギギィ!!ーーー
ーーーピィギキキキィ………ーーー
ーーーキイイィィィァァァ!ーーー
『デスギドラはそのレイオニクスを早く倒すべきだといっています、大して魏怒羅…千年竜王は倒すのでは無く我らの主になるべきと申しております、ドラットは人間は怖いけどそのレイオニクスは怪獣を仲間にしているからなかまにしてもらったほうがいいんじゃないの?と申しています、ガイガンはそんなことより早く怪獣達と戦わせろ!と申しております』
『やれやれ…全員違う答えだな…だが魏怒羅、ドラットの言うことも一理ある…我らが使えるべき器か否か?確かめる必要がある…場合によってはあのヴィンセント諸島いる人間どもを守る守護者どもやキングゴルドラス、怪獣王とその遺伝子から生まれた怪獣達に簡単に勝てるやもしれん、のうメカキングギドラ?』
『それは…レイオニクスに仕えると言うことですか?』
『場合によってはな…そうこの私…
グランドギドラが仕える器がどうかを!』
そう言ってその怪獣…グランドギドラはそう天に向かって吠えた
side神無
ハルナ「ペラルゴシティに到着しました!」
サデス「ここが…だいぶ壊れてるねぇ…」
オキ「生存者がいないか探しましょう!」
神無「じゃあ僕達は周辺を探しますあなた方は中を見ていてください
」
そういって僕は周辺を探しにいった
神無「さてここで新しい仲間になる怪獣達の反応がする…」
カリスト「どんな怪獣です?」
神無「すぐ分かる…そら!」
サデス「エェェェェ!?何してんの!?」
神無が岩に光弾を当てるとその音を聞きつけ怪獣達がやって来る
ーーーパオッ!パオォーッ!!ーーー
ーーーグッギャオオオァァーーン!ーーー
ーーーキュイイィィィ!ーーー
一体は恐竜怪獣チタノザウルス、もう一体は宇宙凶険怪獣ケルビム、そして磁力怪獣アントラーだ
ドッペル「馬鹿ですか?!貴方のせいで怪獣が出てきたではないですか!」
サデス「本当だよ!?何してるの君!?」
神無「これで良し…さて行け!サイバーゴジラ!ザイゴーク!ラゴラスエヴォ!
!」
ーーーバトルナイザー・モンスロードーーー
ーーーゴガァァァァ!ーーー
ーーーギャハハハハ!ガハハハ!ーーー
ーーーグアアァァァ!ーーー
カリスト「おお!なんとも強そうな怪獣に、こないだボコボコにされていた怪獣!」
神無「やれ!」
ーーーゴガァァァァ!ーーー
サイバーゴジラは口から青いパワーブレスを放ちケルビムの弾道エクスクルーシブスピットを相殺した、更に背中のレーザー砲でケルビムを吹き飛ばす
ーーーギャハハハハ!ーーー
ザイゴークは背中から棘を飛ばしチタノザウルスにぶつける、チタノザウルスはそれに当たってチタノザウルスは倒れこむ、さらにその棘からゴークファイヤゴルザを誕生させた
カリスト「おお!怪獣を作り出しましたよ!?!」
ーーーグアアァァァ!ーーー
ラゴラスエヴォはアントラーにマグマコアから火炎弾を連射するがアントラーは地面に潜りラゴラスエヴォの背後に回り磁力光線を放ちラゴラスエヴォの体の中の鉄分を引き寄せラゴラスエヴォに近づくが…アントラーは知らなかったラゴラスエヴォが高い知能を持っていることに
ーーーグアアァァァ!ーーー
ーーーキュイイィィィ!?ーーー
なんとアントラーが近づいた瞬間にアントラーに冷凍光線を浴びせアントラーの拘束から向け出した
ーーーグアアァァァ!ーーー
ラゴラスエヴォは超温度差光線を放ちアントラーに命中させる
ーーーキュイイィィィ……ーーー
アントラーはそのまま気絶する
ーーーゴガァァァァ!ーーー
ーーーグギャオ……オオァァー…ーン……ーーー
ケルビムもサイバーゴジラのレーザー砲連射でようやく倒れた
ーーーパオッ!パオォーッ!!ーーー
最後の一匹となったチタノザウルスは最後まで諦めず扇状の尻尾の先端を振って強風をだしザイゴークとゴークファイヤゴルザを吹き飛ばしゴークファイヤゴルザに近づきゴークファイヤゴルザの首を噛みつき持ち上げてそのままゴークファイヤゴルザは泡を吐いて絶命しその骸をチタノザウルスはザイゴークに投げるがザイゴークはヘルズレリーブを放ってゴークファイヤゴルザの屍を爆発させる
ーーーガハハハ!ギャハハハハ!ーーー
ザイゴークは胸を展開して触手をだしチタノザウルスのエネルギーを吸収する
ーーーパオッ!!?…パオォーッ………ーーー
チタノザウルスはどんどんエネルギーを吸われていって、その隙をついてザイゴークは右腕の棍棒で叩きつける
ーーーパオッ…パオォ…ーッ……ーーー
チタノザウルスはようやく倒れてくれた…タフネスな奴だね…流石ここまでのストロングスタイルをしたのは東宝では僕のモンスターXの真の姿ぐらいだよ…
神無「よし…全員回収!ザイゴーク達もお疲れ様!」
ーーーギャハハハハ!ガハハハ!ーーー
怪獣を褒めるとザイゴークが代表として僕に笑いかける
サデス「やっぱり君の怪獣は強いねぇ!元々強いのにますます強くなっているじゃないか!?」
神無「ええ、僕の怪獣達は本当に強いですよ!僕にはもったいないくらい!」
ドッペル「…謙遜しないところで主人は親バカ…怪獣バカですよね
……」
神無「さてレイさん達が救出者を見つけたらしいからペンドラゴンへ行こうか…」
そういってペラルゴシティへ僕らは向かっていった
ペンドラゴンに入りとある女性がオキに抱きついているところを見つけた
神無「何してるんですオキさん?」
オキ「えっ!?いつの間に!?神無!?いつ来たの!?」
神無「ついさっき…」
オキ「そうなんだ…あ、鎮静剤取ってくる!アズサさん待っててください!」
オキさんは顔を赤くしながら逃げていった、オキさんが見えなくなった頃に目の前の女性をみると先程の表情と違い冷たい目で僕を見ていた
神無「…あなた…僕やレイさんと同じレイオニクスですよね…時々視線を感じたのはあなたですね?」
ケイト「そうだ、私はケイト…お前は何者だ?地球人のようで地球人でない…貴様を観察していた…そして貴様は怪獣に変身する…いったい何者だ?」
神無「…元人間ですよ、今は怪獣の肉体に怨念の力を持っているだけのね…本当にただの怪獣オタクですよ、後魔法、ファンタジー系も好きですが…怪獣が一番大好きですね」
ケイト「……まあいい…私の目的の邪魔をしなければ別にいい」
神無「…目的とはレイさんですね?」
ケイト「!!?何故それを!?」
あ、ケイトさんのそんな顔初めて見た、知ってることとは言え人が驚く顔て…面白いな…
バチスタ「レイが目的とは…一体どうゆうことですか主人よ…?」
神無「うん…あなたの目的はレイブラットの命令によりレイさんを鍛え強くし覚醒させるために送り込まれたんですよね」
ケイト「お前はどこまで知っている…?」
ケイトさんは顔には出さないが明らかに動揺しているな…
神無「安心して下さい、別にあなたの邪魔はしません、むしろ協力させてもらいます」
ケイト「協力だと?何が目的だ?」
神無「僕には目的がある、その為にはレイさんにも強くなってほしいのでね…僕が彼にレイオニクスの戦いを教え更に覚醒を早めさせ強くします」
ケイト「目的だと?」
神無「ええ、僕の目的はレイブラットを、倒すことです!!」
ケイト「レイブラットを…倒すだと!?」
神無「ええ…だからその為に彼にも強くなってほしい…あなたも望んでいることでしょう?なら僕やZAPの皆さんといれば必ず強くなりますよ…ねぇ、ケイトさん…いえレイさんのお姉さん?」
ケイト「!?」
「「「「「「「お姉さん!?」」」」」」」
全員が僕の放った言葉に凍りつく
ケイト「何故それを…」
神無「…秘密です、あなたは弟を生かす為だけにレイさんを強くしようとしているんですよね…悲しいですね…姉弟同士で戦うなんて……
……だからレイブラットは少し嫌いなんだ…まるで自分の子孫を道具扱いして…」
ケイト「………」
するとケイトさんは紫の光になって消えていく
神無「…来るな…」
サデス「…?来るて何が「ゴギャアアアア!」⁉︎何だ!?」
神無「やっぱりね」
sideレイ
俺はいきなり現れた怪獣…ゴルザに似た怪獣ファイヤーゴルザと戦っていた、今までの敵と違いゴモラと互角に押し合っている事からかなりの強敵とわかる…もしかしら神無が言っていた俺や神無と同じレイオニクスの手持ちかもしれない、前に神無から教えてもらったがゴルザとはかなり実力が違いゴモラでもかなり苦戦していた…だが
レイ「悪いな!俺は神無の戦いを見て神無の戦い方を真似させてもらった!ゴモラ行け!」
ーーーギャアオオォォォォ!ーーー
ーーーゴギャアアアア!?ーーー
ゴモラはファイヤーゴルザを押し返し殴りつける
レイ「ゴモラ!超振動波だ!」
ゴモラは超振動波を怪獣に当ててその怪獣はそのままダウンするがまだ生きていた…すると
ケイト「流石だな、レイ、あの男の言う通りあの地球人達とあの男といた方が強くなるのかもしれないな」
レイ「何者だ!…いや俺と同じレイオニクスだな!やはりあの怪獣はお前の手持ちか!」
ケイト「ああ、私はケイトファイヤーゴルザのレイオニクスだ、だが敗者は必要ない!」
ーーーバトルナイザー・モンスロードーーー
ーーーキョ〜キョキョキョ〜イィ〜ーーー
ケイトと言う奴は目玉がたくさん体にある化け物…神無が前に言っていた百目と言う妖怪?というものに似ていた
ケイト「行けガンQ!奴を殺せ!」
レイ「!?ゴモラ!ファイヤーゴルザを守れ!超振動波だ!」
ゴモラは超振動波を放ちガンQの怪光線を防ぐ
ケイト「何故守る?奴はお前の敵だぞ?」
レイ「神無から学んだんだ、無抵抗の奴は殺さないてな!お前の手持ちだろうがお前の勝手で殺すわけにはいかない!」
ケイト「なるほど…確かに強くなってきているよう「バトルナイザー・モンスロード」「キュピピピ!」何!?」
現れたのは怪獣、俺達と同じレイオニクスの手持ちだろうが神無からあんな奴は見せられたことがないので第四のレイオニクスの手持ちだとわかった
ケイト「まさかあの男の…?」
レイ「あの男とは知らないが俺の仲間の神無ではない!」
ケイト「ならば何者だ?」
どうやらあいつの仲間ではないようだな…
ーーーキュピピピピ!ーーー
その怪獣はファイヤーゴルザにプラズマ光弾を放ちファイヤーゴルザを殺そうとするが何者かによって防がれる、それは神無がゴモラとレッドキングから変身するスカルゴモラという怪獣だった
スカルゴモラ「大丈夫か?ファイヤーゴルザ?」
ーーーゴガァァァァ…ーーー
ファイヤーゴルザは頷く
スカルゴモラ「そうか…お前はケイトさんに見捨てられたのか…だったら僕の手持ちにならないか?」
ーーー!?ゴガァァァァ!ーーー
すると一瞬だけ驚いた顔をし次に嬉しそうな顔になったファイヤーゴルザは喜んで頷き、ギガダークナイザーに回収された
スカルゴモラ「さて…あの怪獣…変形怪獣ガゾートは誰の手持ちなんだ?(原作に出てこなかったよね?)」
やはり神無の手持ちでは無いようだ、やはり第四のレイオニクスの手持ちか…するとガゾートは姿を消した
ケイト「邪魔が入ったな…「レイ!」む…」
するとボス達が走ってきた、するとあの女がオキに近づきこう言った
ケイト「あいつがペラルゴシティを破壊したの!あの怪獣で!」
レイ「何!?」
あいつ…俺をペラルゴシティを破壊した犯人に仕立て上げようとしてるな…!
どうでしたか?さて本当にガゾートは誰の手持ちなんでしょうね?そして次回メタルリンクさんが考えたオリキャラと「あの怪獣」が現れます!ぜひご覧ください!誤字脱字、感想をお待ちしております!