エグゾス戦は普通なのに後半が酷い
ラ・エグゾスは自分を囲む様に出した円盤状の武器を神無達に放つ、だがその円盤状の武器が届く前に神無が召喚した超ドラゴン怪獣キングギドラ、オオタチ、インペライザー、ギャラクトロンがその攻撃を防ぐ、そして神無もラグナレクに変身し海中に静止するラ・エグゾスにマガ迅雷を放つがラ・エグゾスは新たな円盤状の武器を展開しそれを盾にして防ぐ…そして防ぎきるとその円盤に載って高速で移動する
ラグナレク「面倒い…ギャラクトロン達はあの円盤状の武器を叩き落として、鏡花達はあのトカゲを倒せ」
ギャラクトロン「御意」
ーーーピィギキキキィ……ーーー
ギャラクトロンは頷き、キングギドラ達は鳴き声をあげる…キングギドラは自信がなさそうに鳴き声をあげるが臆病なので仕方ないだろう…
ラ・エグゾス「「「し、笑止!わ、私がこの程度の戦力で、か、勝てるなど…な、な、舐めすぎではないですかな?」」」
ラグナレク「舐めてるんじゃない、数が多いと指示が通りにくい…これくらいがちょうどいいんだよ」
ラグナレクはそう言うと持っていたギガダークナイザーをラ・エグゾスに振り下ろすがエグゾスは剣でそれを防ぎ口から火炎を吐く、それをラグナレクが避けるもエグゾスが操作する円盤状の武器が背後から迫る…がキングギドラが引力光線を放ち円盤状の武器を破壊する
エグゾス「「「か、か、か…中々目敏い…わ、私が背後から攻撃をし、仕掛けても怪獣が、が防御するか…だ、だから貴方は戦闘にし、集中できる…中々の慧眼だ…」」」
エグゾスはラグナレクが立てた作戦を見破り思わず笑いながら褒める、まさか本当に舐めておらず本気で戦っていたことに…エグゾス自身もラグナレクにははるかに劣っている事ぐらい分かっている…それでも勝負を挑むのは創造主に消されぬため、だが自身はラグナレクより劣る…それゆえどっちらを選んでも死しかない…がラグナレク…神無は自分より弱い雑魚とも言えるエグゾスに対し本気で挑む…それをエグゾスは愉快そうに笑う
エグゾス「「「か、か、か!ゆ、愉快愉快!ま、まさかこの様な奴に本気を出してくれるとは!?う、う、嬉しい限りですな、な、な!ならばこちらも死力を尽くしますぞ!」
エグゾスはそう言うと新たな円盤状の武器を十五も生み出す、そしてその十五の円盤は高速で回転しながらラグナレクを切り裂こうと迫るがラグナレクが両腕から展開したメビュームブレードとナイトビームブレードで円盤を切り裂いて破壊する
背後から迫る円盤も尻尾にマガ迅雷を流し叩きつけ破壊しマガクリスタルからフォトンクラッシャーを伸ばしエグゾスに命中させる
エグゾス「「「ぬ、ぬ、ぬ……ヌオオオオ!?」」」
エグゾスはフォトンクラッシャーに当たり骨にヒビが入り爆散し骨の欠片が地面に落ちる…呆気ない最後と思いラグナレクが後ろを向いた瞬間ラグナレクの背中に火炎が当たる
ラグナレク「ぬお!?……なんで生きてるとか言わないぞ?…だって元からゾンビなんだから…」
エグゾス「「「か、か、か…死に損ないの老体をな、舐めては困りますな、な、これくらいで死ぬなら、このと、年まで生きていませんぞ、ぞ」」」
エグゾスは胴体の骨を破壊されてもなお生きていた…何と頭蓋骨だけが宙に浮き剣を持った腕の骨も宙に浮いており欠片になってバラバラになったはずの骨すら空中で浮いている…元よりエグゾスは死んでいる…この程度では死なない偽りの不死身なのだ
エグゾス「「「か、か、かつて私は死に直面した時我が身を死霊術にてよ、蘇らせ全身の骨が無くならぬ限り死なぬよ、様になった…そ、それの副作用がこ、この声だ、だがし、仕方あるまい」」」
エグゾスはそう言うと円盤を新たに出しラグナレクに飛ばす…ラグナレクはギガダークナイザーからダークデスサイズで円盤を破壊しダークショットでエグゾスの頭蓋骨を狙うが避けられ全身の骨が集まり元に戻る
その頃鏡花達はハボネス数十体と応戦していた…ハボネスは口から青い炎を吐き鋭き足の爪で切り裂こうとするが全員戦い慣れているため誰も傷を負っていない…唯一戦い慣れていないナオミはジャグラーが抱えて逃げ回っていた
鏡花「はぁ!……うわ頭蓋骨割ったら石化しましたよ…どう言う原理ですか?」
フィッツジェラルド「こちらも心臓をくり抜いたら石化したぞ…どう言う原理だ森先生」
鴎外「……ふむ?人間でいう死後硬直の様なものだろうね…まあ戦闘力も結構高いから気をつけてね」
鏡花は狼化した腕でハボネスの頭蓋骨をカチ割りフィッツジェラルドも心臓をくり抜きハボネスは人間でいう死後硬直の様に石化して死亡する
ラヴクラフト「ああ…面倒くさい…だが…神無君との…契約は…守らねば…」
ドストエフスキー「……ぼく達に挑むとは…所詮は魂なき獣畜ですか…」
ラヴクラフトは触手化した腕でハボネスを絞め殺しドストエフスキーはハボネスに触れただけでハボネスは血が吐き出し絶命する、アガサの近くで戦っていたハボネスは十匹がお互いを攻撃しあい鴎外は手に持った日本刀でハボネスを切り裂く、紅葉も仕込み傘である日傘から刀を抜きハボネスを切り裂き、ヤプールも右手から光線を発射しハボネスを撃ち落としグローザムもフローズンブレスを吐き凍らせデスレムもハボネスを焼き尽くす
ヤプール「どうしたこんなものか蜥蜴どもよ!」
紅葉「この程度なのかえ?大した事ないのう…」
ハボネス達は簡単に屠られ数を減らしていく…そして最後の一匹が鏡花に引き裂かれてハボネスの群勢は全員倒された、残るはエグゾスのみ
エグゾス「「「か、か、か…ハボネス達はや、やられましたか…し、し、しかも人間に…お、お強い部下をお持ちの様で、で羨ましいか、限りですな、な、な」」」
ラグナレク「お褒めに預かり光栄だ…」
エグゾス「「「………ああ…う、羨ましい…わ、私達もあ、貴方のよ、様な人が創造主だ、だったら…良かったのに…」」」
エグゾスは嘆く様に言うと百を超える円盤を生み出し放つがキングギドラが全ての首から引力光線を放ち、インペライザーがバニシングサークルを放ち、オオタチが毒液を吐き、ギャラクトロンが右腕を飛ばし円盤を破壊しラグナレクは口から無数のマガ火球を放ち円盤を全て破壊する…がエグゾスはそれを読んでいたかの様に約一キロはある円盤を生み出す…先程の円盤とは違い切る為の円盤ではなく相手を押し潰す為の円盤らしくエグゾスは剣でこちらを指すと円盤が動き出しラグナレクを押し潰そうと迫るがラグナレクはメビュームシュートを、ギャラクトロンはギャラクトロンスパークを、キングギドラも引力光線を放ち円盤を破壊する
エグゾス「「「こ、こ、これも破壊するか!なら最後の足掻きで、で、ですぞ!」」」
エグゾスは最後の足掻きとばかりになって火炎を吐くがラグナレクがマガクリスタルに手を触れそこからマクシウムソードを放ち火炎を真っ向から切り裂き頭蓋骨を一刀両断する…だがこの程度ではエグゾスは死なず即座に骨を再生させる…がその前に神無がメビュームバーストを放ちエグゾスを骨を残さず破壊する
エグゾス「「「か、か、か……実に無念…け、結局はわ、私も創造主のす、す、捨て駒に過ぎぬな…だ、だが知っているか…?じ、実は貴方も…掌…で、で踊らされている事に、に、に…」」」
ラ・エグゾスはそう呟いて全身の骨を焼き尽くされ消滅した…ラグナレクも敵を倒し終えたと思い変身を解こうとすると
武「ほうあの骨を倒したか、本当に貴様は親不孝だな…お前を殺す手間を我々がせねばならぬとは…」
ラグナレク「……!武…何の用だ踏み潰されたいのか?」
何と武が海底に現れていたのだ…しかもその手には何やら怪しい剣が握られておりラグナレクは本能的にあの剣はヤバイと理解した…そして透過してからその剣を見ていたススルーシィがやはりと声をあげた
ススルーシィ「やはり貴方が持っていなのですね…オーブダークカリバーを」
鏡花「!オーブダークカリバー!?じゃああれが…」
武「ふふふ…ふははは!聞こえるぞ!未来への足音!希望への鼓動が聞こえるぞ!私が全宇宙を支配する時が来た!」
武はそう言うとオーブダークカリバーを掲げオーブダークカリバーから闇色の光の輪が広がり武が光に包まれそこから闇の劔を握った黒い巨人…ウルトラマンオーブダークが現れた
オーブダーク「我の名はオーブダーク!闇を広げ邪魔をする者を殺す!」
オーブダークは名乗りをあげるとラグナレクに突進し突然現れて油断していたラグナレクの装甲を切り裂く
ラグナレク「グ!?」
ラグナレクは突然切られたことにより驚きのあまり後退するが自分の体は暗黒の鎧アーマードダークネスに守られておりその装甲が切られているだけで自身の体には何の問題もないと確認するとオーブダークに使いマガ穿孔を放ち胸に穴を開けようと思うがダークカリバーシールドで防ぐ
オーブダーク「セヤァ!」
オーブダークは一旦オーブダークカリバーを地面に刺しカラータイマーの前で両手で円を作り十字に手を組んでダークオリジウム光線を放ちラグナレクをシールドで防ごうとするがその前に命中し吹き飛ぶ、そして襲いかかってきたインペライザーの砲撃を避け再生装置を破壊し二度と再生出来なくしてから剣で叩きつけ吹き飛ばし上空から襲いかかってきたオオタチの翼を切り落とし地面に落としキングギドラもダークスペリオン光線で吹き飛ばし赤黒い斬撃を飛ばしてギャラクトロンの右腕を破壊する
ヤプール「何!?何だあの戦闘力は…!?キングギドラ達があっさりと!?」
ジャグラー「おいあのパクり野郎!ガイの真似しやがって…!許さねえぞ!ガイはなぁ…闇を抱いたんだ!お前みたいな小物がガイの力を真似んじゃねぇ!」
ヤプールはオーブダークの戦闘力に驚嘆しジャグラーは自身のライバルを愚弄する行為に腹が立ち怒声を浴びせるがオーブダークはそれを聞かずラグナレクの前に立ちラグナレクを思い切り蹴り飛ばす…何度も何度も蹴り飛ばしラグナレクが何かしようとするたびそれを妨害するかの様に攻撃し思う様に行動させないようにする
オーブダーク「ふははは!どうだこの力は!素晴らしい!まさに私に相応しい力だとわ思わんか!」
ラグナレク「……何が相応しい力だ…お前なんかには勿体なさ過ぎる力だな…そのまま力に溺れて死ねば?」
オーブダーク「ふん…畜生以下のお前には分かるまい…そんなに死にたいならこの手で殺そう!」
オーブダークはオーブダークカリバーで切り裂こうとするがそれをギガダークナイザーで受け止め逆にギガダークナイザーを当て電流を流しオーブダークを吹き飛ばす
オーブダーク「ぬおおお!!?おのれ!よくも傷をつけたな!」
ラグナレク「傷つく覚悟がないなら戦うな!僕は魔王になった時から死ぬ覚悟がある!」
ラグナレクはそう言うとギガダークナイザーを振り上げオーブダークを攻撃しようとするが突然上空から五つの光線が放たれそのまま吹き飛ぶラグナレク…すると上空から五つの光の柱が降り注ぎ、そこから五人の巨人…ティガダーク(泉美)、ウルトラマンダーク(潔)、セブンダーク(麗子)、レオダーク(孝明)、アストラダーク(珠名)が現れる
ティガダーク「あらやだ武さん怪我してるじゃない!?許さないわよ化け物!」
ウルトラマンダーク「たく!何やってんだよ親父!こんな化け物にやられたらヒーロー失格だろ!」
セブンダーク「そうよ!私達がこの化け物を殺してこの世界の支配者…ひいては全宇宙の支配者になるんだから!」
レオダーク「そうですよ父さん、こんな雑魚に構う暇などありません…さっさと殺しましょう」
アストラダーク「全く私達に手を煩わせるなんて生意気ね!まあ私達に殺されることを光栄に思いなさい!」
ラグナレク「く…が…!ウルトラリンチかよ…!巫山戯んな…」
オーブダーク達は構えラグナレクを取り囲み光線を放ったりラグナレクを蹴ったりと見た目はヒーロー(ウルトラマン)の姿だが完全に悪役がすることをこのダークウルトラマンはしていた…そしてレオダークとアストラダークがラグナレクの両腕を掴み持ち上げ他のウルトラマンに攻撃の指示をする
ウルトラマンダーク「よっしゃ!良くやったお前ら!行くぜゴミグス!今までの恨みだぁぁぁ!」
ウルトラマンダークは拳を振り上げ思い切りラグナレクを拳で叩き蹴り飛ばしそして赤色のスペシウム光線を撃つ…そしてセブンダークがアイスラッガーを右手に持ちラグナレクに斬りかかる
セブンダーク「きゃはは!どうよゴミグス!私の力は!これが選ばれしものの力とゴミの力よ!」
セブンダークは思い切りマガクリスタルにアイスラッガーを叩きつけマガクリスタルを破壊しラグナレクの口に黒ずんだ緑色のエメリウム光線を放ち歯をボロボロにし体内にエメリウム光線が入り口から血が出る…そして少しよろめいたラグナレクをレオダークとアストラダークが思い切り蹴り倒れない様にする
レオダーク「あんたは生まれてきただけでも罪だ…さっさと死ねこのゴミ」
アストラダーク「全くこんなのがよく生まれてきたわよね…しかもあんた髪の色もキモい目も化け物だったわよね…今とは違う色だったけど今のあんたもキモいわ」
レオダークとアストラダークが吐き捨てる様に言うとティガダークが駆け寄ってきて思い切り蹴り飛ばしそして馬乗りになりラグナレクの両目を潰す
ティガダーク「穢らわしい化け物が汚い体で息子と娘に触れるな!」
悲痛な声を出すラグナレクを他所に勝手に触ってきたウルトラマンダーク達を正当化しティガダークは殴り続ける…そしてティガダークが離れるとオーブダークが腹に剣を突き刺して胸を貫く
ラグナレク「グアアア!?」
オーブダーク「五月蝿いぞ化け物、人間がわかる言葉を出せ」
オーブダークはそう言うと剣を思いきり抜き紫色の血がドバッと出る…そして背後には八つ裂き光輪とアイスラッガーを持ったウルトラマンダークとセブンダークがおり、その二人は同時に尻尾に八つ裂き光輪とアイスラッガーを振り下ろし尻尾を切断し又しても悲痛な叫びを上げたラグナレクに煩いとばかりに尻尾を投げつけその尻尾の重さでラグナレクが地面に倒れる
オーブダーク「トドメといくか…死ね化け物」
オーブダークは赤黒い光線のダークゼットシウム光線を、ティガダークは黒ずんだ紫色のゼペリオン光線を、ウルトラマンダークは赤色のスペシウム光線を、セブンダークは青ずんだワイドショットを、レオダークとアストラダークはダークウルトラダブルフラッシャーを放ち、ラグナレクはマガ迅雷を放つが当然五つの光線に簡単に押されラグナレクに命中しラグナレクが先程貫かれた胸の傷に当てラグナレクの潰された目と口から紫色の光が溢れ鎧が崩れ始め…そして光を放ち壊されたマガクリスタルが光り始め…そしてそのまま爆散した
鏡花「神無ぁぁぁぁぁぁ!!?」
鏡花はラグナレクが爆散するのを見た瞬間絶叫し鴎外達も信じられないものを見る目でラグナレクが爆散する姿を見てジャグラー達もあのラグナレクが倒されたことに驚きを隠せない…がドサとすぐ近くに神無が落ちてきた…鏡花は死んでしまったのかと一瞬泣きそうになり神無を見るが手を動かし立ち上がろうとしていたので死んではいない…と鏡花達が安心した途端神無の胸にオーブダークカリバーが突き刺さり神無が口から血を吐く
神無「が…は……!?」
武「ここまでやっても生きるとは…あの時殺人者をお前に向けた時お前が逆に殺した時の様にこうまでして生きるとは…さっさと死ねこの役立たず!」
武はそう言うとオーブダークカリバーを強く握れしめる…すると神無の体から何かを吸い取っているかのごとく剣が怪しい光を放ち神無の体から光の塊が現れ剣に吸い込まれる
武「ほう…これがお前に宿ったウルトラマンの力…メビウス、ヒカリ、コスモス、アグル、マックス、ベリアル…それにレジェンドか…素晴らしい力だ…私達にこそ相応しい…お前には勿体ない力だな…ここで死ぬがいい」
剣を抜くと武は汚物を見る目で神無を見つめ剣を振り下ろそうとするが鏡花達が動こうとすると剣を鏡花達に振り赤黒い斬撃となり鏡花達を振り飛ばす…その拍子に鏡花が神無に渡そうと思っていたネロンガのカードが吹き飛び…武の近くに落ちた
武「これが怪獣カードという奴か…下らん…死んだ怪獣をカードにして何になる…役に立たぬものはこうだ」
武は神無の目の前でネロンガのカードをビリビリに破く…そして神無の前で嘲笑い背後から五人の巨人が迫り神無を踏み潰そうとした途端キングギドラ達が光線を放ち阻害する
ギャラクトロン「マスター!早く逃げろ!とキングギドラ達は言っている!鴎外殿も早く逃げる準備を!」
鴎外「!分かった皆逃げるよ!」
ギャラクトロンが叫ぶと鴎外も全員に指示を出し鏡花は武に狼化した脚で蹴りつけ武を吹き飛ばし神無を背を背負って駆け出す…神無は目の前でネロンガのカードを破かれたことにショックのあまり思考停止に成りかけていたがギャラクトロン達を回収しようとするがそれよりも先にスペシウム光線とワイドショットがインペライザーに命中し再生装置を壊されていたインペライザーはそのまま爆散、オオタチはレオダークおアストラダークのダブルレオキックを喰らい首がもげ死体がグシャと地面に落ちる…
神無「あ……………ああぁぁぁぁぁぁ!!?」
神無は声にならない叫びをあげる…キングギドラは震えた声で鳴きながらも必死に主人を逃がそうとティガダークに抵抗する
ーーーピィギキキキィ……ーーー
だがそんなキングギドラの必死の抵抗も虚しくレオダークとアストラダークがティガダークの応援に入り邪魔しギャラクトロンもセブンダークとウルトラマンダークに左腕と尻尾を破壊され破壊寸前だった
ーーーピィギキキキィ……ーーー
そうキングギドラが鳴くとギャラクトロンはすまないとでもいう様にキングギドラに頭を下げギガダークナイザーに回収される…キングギドラは自分が殿になることを選んだのだ
神無「駄目だ…キングギドラ…そんなのダメだ…駄目だ!」
神無は必死にキングギドラに訴えるがキングギドラは震える体を神無に向け三つの顔で笑った…その瞬間スペシウム光線とエメリウム光線が放たれキングギドラの二本の首が宙を舞いキングギドラは悲痛の叫びを上げるが目は死んでいない…それが気に入らなかったのかティガダークはゼペリオン光線をキングギドラに放ちキングギドラは爆散した
神無「ギドラぁぁぁぁぁぁぁ!!!?」
神無の悲痛な叫びと共にティガダークが神無にゼペリオン光線を放とうとすると一匹の竜がティガダークに巻きつき噛み付く…その竜の瞳は先程まで近くにいた少女ススルーシィに似ていた…そうこの姿こそススルーシィの本来の姿マガ怪竜だ…
ススルーシィ「早く逃げなさい…そしてこの悪魔達を倒すのです」
ススルーシィはそう言うと白鯨と鏡花達の周り光らせ…地上へ逃す…それを見た武は忌々しい顔をし再びオーブダークカリバーを振り上げオーブダークに変身する…そしてマガ怪竜は締め付けをほどきオーブダークに締め付けオーブダークの喉笛を噛み千切ろうとするがオーブダークの放つストビュームダイナマイトに巻き込まれ…首だけが地面に落ちる…これでマガ怪竜の負け…と言うのにマガ怪竜は笑っていた
オーブダーク「なぜ笑っている化け物」
ススルーシィ「ふふふ…何故て?それはあなた方の負けが決まっているからですよ…私は知っているもので…貴方方など単なる強がる弱者、最初から貴方方のはいぼ」
ススルーシィが最後まで言う間も無くオーブダークがススルーシィの首を踏み潰しグシャと血が飛び散りマガ怪竜の目玉がコロコロと転がる…それでも怒りが収まらないらしくノンマルトの都市に向けダークオリジウム光線を放ちノンマルトの都市を焼き尽くし滅ぼす
オーブダーク「これで海底と私達の物だ!くはは!これであとは邪魔者を消すだけ…!」
ティガダーク「かっこ良かったわ武さん…ねえこんな場所から離れて機械島に行きましょうお腹が減ったわ…」
オーブダーク「……そうだな、ゴミグスもあれだけの重症ではそのうち死ぬだろ…後は残党を殺せばいいだけ」
ウルトラマンダーク「なあ親父女はヤッテもいいだろ?な?最近シてねえからさ」
セブンダーク「兄さんたら下品ね!」
闇の巨人達は大笑いをあげながら空に向かって飛び立つ…行く先は機械島…彼等は弱った神無を殺す事を辞め飛び立っていく…手負いの獣がどれだけ危険が知らずに…それが彼等の命運を分けた
その頃白鯨の中に転移された鏡花達は何処とも知れぬ海岸に転移されていた
ジャグラー「くそ…あんなヒーローの偽物に負けるとは…ああ言うのは普通雑魚の癖に…」
ヤプール「そんなことよりも…キングギドラ達が……くそ!俺達が巨大化していたら…それより森!神無の治療できないのか!?」
鴎外「無理だよ!彼には僕の異能も効かないし自然治癒するしかないんだよ!幸い彼の権能は再生があるから無事だ!」
ヤプールが叫ぶと鴎外もそう言って叫び返す…最早全員がパニック状態だ、そんな中鏡花は泣きながら神無の近くにいた
鏡花「神無!?…大丈夫ですよね?!死んだりしませんよね!?」
神無「煩い馬鹿、さっきから目を開けてるだろ…ちょっと考え事をしてたんだよ…皆もしっかりしろ…」
鏡花は神無を必死に揺さぶる…するとそれを鬱陶しそうに喋りだす神無を見て安心する鏡花、神無が無事としって一同の混乱と収まる…すると神無が立ち上がろうとする
鏡花「あ、駄目ですよ無理しちゃ……」
神無「……あいつらの居場所が分かったぞ」
鏡花は立ち上がろうとする神無を止めようとするが…無理矢理鏡花の手を払いのけそう言うとマークに近づき言う
神無「月の衛星の近くにあいつの気配を察知した…あいつらは僕を倒したと思って油断している…筈だ…仕掛けるなら今だ…すぐに目的の場所まで移動しろ…あいつらは僕が殺す」
ジャグラー「まて!お前はまだ怪我をして…」
ジャグラーは止めようとするが神無の凄まじい殺気を感じビクとなり後退りする
神無「は、はは…キングギドラ達の仇は絶対とる…殺してやる…殺してやるぞお前ら…!」
そう呟く神無に鏡花達は怯える…ラヴクラフトが回収していたギガダークナイザーの怪獣達ですら主人の怒りに怯えていた…
神無「………さあ殺し合いを始めようか…乱歩、ポオ、ルイーザ…作戦を練るぞ…ついてこい」
鏡花「神無………」
神無は光無き目で乱歩達を見て流石の乱歩も怯えたのかピクとなって神無に黙ってついて行く…そんな神無を見て少し不安になる鏡花…まるで自分の知っている神無が何処か遠くに行った気がして…事実鏡花と似た考えを全員が感じていた…
これより歯車は狂い出す…仲間の死という黒幕にこの世界に来た時から仕組まれた計画によって…
はい、中編は闇の巨人達に負け怪獣達が死んでしまいました…さて次回は後編…さあ皆様待ちに待った家族殺すです、グロ注意…今度は描写を頑張るぞ…いやね脳内ではすごい面白いアイデアがでてもそれを文章にできない…それが歯がゆい…それがちゃんとできてる他の作家さんはすごい…