レイオニクスウィーズ   作:暗愚魯鈍

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さて次回は遅れます!すみません!テスト勉強があるので!…でも感想が頂けたら嬉しいです!

さて今回は決着とスラターンの強化です、あと文字数少ないです、最近割とスランプ気味です…あれ?アイデアてどう出すのだっけ?…筆が進まない…


八十一話異次元の色彩 後半

火炎がキングシルバゴン達に迫りかけた瞬間神無がギガダークナイザーをキングシルバゴン達に向ける

 

神無「お前達戻れ、そして頼むぞスラターンとスペースゴジラ、モスラ、デストロイア」

 

ーーーバトルナイザー・モンスロードーーー

 

ーーーフシュオオオオオオォォォォォ!ーーー

 

ーーーギィガアアオォォォン!ーーー

 

ーーーピアァァァ!ピアァァァァ!ーーー

 

ーーーキシュィィィ!ーーー

 

神無はすぐにキングシルバゴン達を戻しスラターンとスペースゴジラ、鎧モスラを召喚する、キングシルバゴンはとっさに戻され怒りかけたが実力差が分かっているのかスラターン達に軽く吠えると黙る…応援のつもりだろう

 

ーーーフシュオオオオオオォォォォォ!ーーー

 

スラターンは現れた瞬間、同じKAIJUとしてライジンの扱いに怒りスラターンは雄叫びをあげてファナティカーを睨みつける、が、そんなこと知った事かとファナティカーは巨体を動かし足で踏み潰そうとするがスラターンはそれを受け止め逆にファナティカーの動きを封じる

 

ファナティカー「な!?…くそ!舐めた真似を!」

 

神無「スペースゴジラ、コロナビームだ」

 

ーーーギィガアアオォォォン!ーーー

 

スペースゴジラは稲妻状のビームを吐きファナティカーの腹に当たりファナティカーは思わず足の力を抜きスラターンはその瞬間にファナティカーの足を投げ飛ばしファナティカーは倒れてしまう

 

ファナティカー「ぬお…水晶トカゲめが…!ええいこれでも喰らえ!」

 

ファナティカーは掌からハイパーマグマレーザーを出すがスペースゴジラは高出力の光子バリアを張るフォトン・リアクティブ・シールドでハイパーマグマレーザーを完全に防ぎ跳ね返す

 

ファナティカー「ぬ!?おのれ!」

 

ファナティカーは全身からバリヤーを出し跳ね返ったハイパーマグマレーザーを防ぐ、ならばとファナティカーはジャンボキングの目から怪光線を放ちスペースゴジラはそれを避ける

 

ファナティカー「これで終わりと思うなよ!」

 

ファナティカーは口からミサイルを何発も撃ち出し目からも怪光線を放ちそれを鎧モスラがシャイニングシールドを張り防ぐ

 

ーーーキシュィィィ!ーーー

 

凄まじい勢いで口からオキシジェン・デストロイヤーを吐き出す「オキシジェン・デストロイヤー・レイ」を放ちファナティカーの体を溶かす…がすぐに再生してしまう

 

ファナティカー「無駄なことを!この姿の私に勝てるはずがないだろう!私のエネルギーは無限なのだから!」

 

ーーーキシュィィィ!ーーー

 

ならばと角の分子間結合を一時的に解き、巨大な剣のように変化し、ミクロオキシゲンを高圧で噴出しながら切り裂く「ヴァリアブル・スライサー」を使いファナティカーの体を一刀両断する…が

 

ファナティカー「無駄だぁぁぁ!私は不死身!何度でも蘇る!」

 

ファナティカーはそう叫ぶとハイパーマグマレーザーを両手から放ち鎧モスラとデストロイアを吹き飛ばす

 

ーーーピアァァァ!?ピアァァァァ!?ーーー

 

ーーーキシュィィィ!?ーーー

 

ーーーギィガアアオォォォン!ーーー

 

ーーーフシュオオオオオオォォォォォ!ーーー

 

吹き飛ばされた鎧モスラとデストロイアを見たスペースゴジラとスラターンはコロナビームと電撃ビームを放ちファナティカーを攻撃しようとするが後ろに待機していたメガ・カイジュウが衝撃波を放ちファナティカーを巻き込みながらもスラターン達の攻撃を消滅させ衝撃波の影響でスラターンとスペースゴジラを後ろへ押し返す

 

ファナティカー「無駄だ!特にカテゴリー5!貴様のような神に逆らった昔の玩具の癖に私にに勝てると思っているのか!」

 

ファナティカーはそう言うとスラターンの倍近くある体を動かしスラターンの頭を踏みつける、それにスラターンが憤りの鳴き声をあげスペースゴジラがそれを見て両肩のクリスタルから緑色の反重力光線を発射するグラビ・トルネードでスラターンを踏みつけている足を持ち上げスラターンはその間に脱出する

 

ーーーピアァァァ!ピアァァァァ!ーーー

 

鎧モスラは額から青い光線 鎧・クロスヒートレーザーを放ち迎撃としてファナティカーが放ったハイパーマグマレーザーを押し返し腕を破壊するが即座に再生する

 

ファナティカー「無駄無駄無駄!私は不死身だぁぁぁぁぁ!」

 

ファナティカーはそう言うとミサイルをジャンボキングの口から無数に放ちスペースゴジラのフォトン・リアクティブ・シールドで防ぐ…その頃スラターンはメガ・カイジュウを倒そうと近づいていた

 

ーーーフシュオオオオオオォォォォォ!ーーー

 

スラターンはメガ・カイジュウに斧を振り下ろすがメガ・カイジュウは六本ある手足の一つで受け止めもう一本の手足でスラターン殴りつける

 

ーーーフシュオオオオオオォォォォォ!!?ーーー

 

するとスラターンが吹き飛ばされる…メガ・カイジュウは攻撃力、防御力が凄まじくスラターンの攻撃は歯が立たずメガ・カイジュウの攻撃はスラターンにかなりダメージを与える…これだけでカテゴリー5とカテゴリー13の差が分かる…

 

ーーーヴガアアアアァァォァンッ!ーーー

 

メガ・カイジュウは衝撃波を飛ばしスラターンを攻撃するがスラターンは衝撃波を堪え電撃ビームで反撃する…がそれをメガ・カイジュウはライジンの力で吸収し反射してスラターンに返す

 

ーーーフシュオオオオオオォォォォォ!?ーーー

 

スラターンは自分の攻撃で吹き飛び近くにあった建物を壊しながら転倒する…さて何故メガ・カイジュウがライジンの能力が使えるのか?実はメガ・カイジュウは合体怪獣…ならぬ合体KAIJUでありライジンやその他様々な怪獣と合体して生まれたのだ、そのため他の怪獣の力が扱える

 

ーーーヴガアアアアァァォァンッ!ーーー

 

メガ・カイジュウはスラターンを嘲笑いながらお前には決して俺には勝てないとばかりに六本の手足のうち四本でスラターンを挑発するがスラターンは電撃ビームをメガ・カイジュウが合体しているそれぞれの怪獣の副脳皮質のうちの一つに当たり爆発を起こす

 

ーーーヴガアアアアァァォァンッ!?ーーー

 

油断していたあまりに弱点を突かれ攻撃力、火力が落ちてしまうがメガ・カイジュウはならもう破壊されないようにまだある複数の弱点を庇う様に副脳皮質を隠すがスラターンにはどこにあるか直感的に分かる…がそれを破壊するための火力が少ない…とスラターンは歯噛みする

 

ーーーヴガアアアアァァォァンッ!ーーー

 

スラターンの歯噛みを見て攻撃できないと悟ったメガ・カイジュウは嘲笑うとともに安心する…何せメガ・カイジュウ自身がファナティカーの強さの源なのだから…そんな中ライジン達は後ろでスラターンが戦う姿をずっと見ていた

 

 

戦いは戻って鎧モスラ達は必死にファナティカーに攻撃するが自分達の倍以上ある大きさのファナティカーには足元程度しか届かず即座に再生してしまう…とここで鎧モスラ達は何故こうも再生が早いのか怪しむ…何かタネがあると思い鎧モスラ達は遠巻きに攻撃する

 

ファナティカー「ええい!さっさと捻り潰してやる!そろそろあの方が御出でになるのに…」

 

ファナティカーはあの方「プリカーサー」がそろそろこの世界に来るため異世界からゲートを開こうとしているのを知っているため少し焦っていた

 

ファナティカー「ええい!メガ・カイジュウ!こうなったら貴様もこちらに来るのだ!」

 

ファナティカーがそう命じるとメガ・カイジュウはそれに応じて鎧モスラ達を攻撃しようとするがそれをスラターンが必死に止める、それに苛立ちメガ・カイジュウは何度も何度もスラターンに衝撃波を飛ばすが…それを堪えながらメガ・カイジュウの方に進むスラターン…そんなスラターンをバカを見る目で見るファナティカーとメガ・カイジュウ

 

ファナティカー「ふん、雑魚めが…これでも喰らうがいい」

 

ファナティカーはハイパーマグマレーザーを放ちスラターンを狙うが何とライジンが前に出てそれを吸収し反射する、それを見て驚くファナティカーとメガ・カイジュウ…それにスラターン

 

ーーーフシュオオオオオオォォォォォ?ーーー

 

何故敵である自分(スラターン)を庇うのか疑問に思ったがライジン、シュライクソーン、ハクジャ達が囲みスラターンの体に触れると段々とスラターンの体にライジン達が同化していく

 

ーーーフシュオオオオオオォォォォォ!?!ーーー

 

ーーーヴガアアアアァァォァンッ……ーーー

 

スラターンはそれに驚き止めようとするが彼らの覚悟は決まらずライジンは「これでいいんだ、必ず勝ってくれ」と言い完全に同化する

 

ーーー…………フシュオオオオオオォォォォォ!ーーー

 

スラターンは同化していったライジン達のことを思ってから直ぐにライジンの能力を応用しメガ・カイジュウの様に衝撃波を放ちメガ・カイジュウが油断しているうちに体に当てメガ・カイジュウの体を横転させる

 

ーーーヴガアアアアァァォァンッ!?ーーー

 

メガ・カイジュウが倒れた瞬間副脳皮質が隠されている部位をプラズマの槍と化した尻尾で破壊していきメガ・カイジュウのパワーをそぎ落としていく…それと同時に何故かファナティカーの再生スピードも落ちていく、それを見て鎧モスラ達がファナティカーの再生能力の秘密が何か分かり…ファナティカーがそれを肯定するかのようにメガ・カイジュウに怒声を浴びせる

 

ファナティカー「何やってやがんだメガ・カイジュウ!?パワーを…エネルギーを寄越せよォッ!?」

 

ーーー!?ヴガアアアアァァォァンッ!?ーーー

 

ファナティカーの怒声により遠くで見ていた鏡花ですらメガ・カイジュウがファナティカーにエネルギーを送っていたと分かりメガ・カイジュウも「何言ってるんだ!?バレしてどうする!?」と言わんばかりの顔をする

 

ーーーフシュオオオオオオォォォォォ!ーーー

 

ーーーピアァァァ!ピアァァァ!ーーー

 

ーーーギィガアアオォォォン!ーーー

 

ーーーキシュィィィ!ーーー

 

スラターンはファナティカーの方に向かい、鎧モスラ達がメガ・カイジュウの方へ向かい倒そうと近づくファナティカーはそれを阻止しようとするが時既に遅く、鎧モスラが体全体をフラッシュエネルギーで光り輝かせて敵の体を突き破るエクセル・ダッシュ・バスターで下半身を消滅させ、スペースゴジラがテールスマッシャーで尻尾の結晶体から相手に高エネルギーを流しこんで残った上半身もバラバラに壊し残った部位をデストロイアがオキシジェン・デストロイヤーで溶かしていく

 

ーーーヴガ……ア………ア……ォァ…ッーーー

 

メガ・カイジュウは完全に溶かされもうファナティカーにエネルギーを送れない…その為もう再生できないファナティカーはアワワと慌て始める…がスラターンは確実にファナティカーに近づいて来る

 

ファナティカー「ちょ、ちょっとタン……マァァァァ!?」

 

ファナティカーは「タンマ」と言おうとするが問答無用でスラターンが斧でジャンボキングの頭部を殴り斬りジャンボキングの首を伐り倒す…それを見てファナティカーが慌てる

 

ファナティカー「ま、待ちたまえ!暴力はいけない!話し合おうではないか!」

 

ファナティカーは慌ててそういうが時既に遅くスラターンは同化したKAIJUの力を使う、まずはシュライクソーンの尻尾の棘を飛ばす力で三本の尻尾から棘を生やしプラズマエネルギーを纏わせ棘を飛ばす…シュライクソーンよりも威力が高い棘を喰らいファナティカーは後退する…がそれを上空から空いた穴…その先にある異世界から見ていたプリカーサーが呆れていた

 

プリカーサー「何をやっている!ファナティカー!我等にこの星を差し出すのではなかったのか!?」

 

ファナティカー「!?プリカーサー様…申し訳ありません!今直ぐ倒し終えますので…」

 

ファナティカーは恭しくし早く決めなければとスラターンを踏み潰そうとするがスラターンが斧と槌の腕を変化させハクジャの脚部の鉤爪に変え自身の皮膚を切り裂き自身の青い血…怪獣ブルーをファナティカーに振りかけを全身を溶かす

 

ファナティカー「グァァァァァア!!?」

 

神無「……トドメだ」

 

神無がスラターンにレイオニックバーストをかけあのメガ・カイジュウが使っていた衝撃波とスラターンの電撃ビームの力を併せ持った雷鳴の様な咆哮をファナティカーに向かって放ち、鎧モスラ達も鎧・クロスヒートレーザー、コロナビーム、オキシジェン・デストロイヤー・レイを放ち咆哮と合わさりファナティカーの腹に当たりファナティカーを持ち上げながらプリカーサーが開けた穴に向かって持ち上げていく

 

ファナティカー「な、何故だ!!?この私が死ぬはずがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」

 

プリカーサー「……な…まさか…此方に向かって……ぎゃぁぁぁぁぁぁあ!!?」

 

ファナティカーはプリカーサーが住む異世界に繋がるゲートまで飛ばされゲートの中に入る…とそこでファナティカーの体は合体技に堪えられなかったのか大爆発を起こしそれに巻き込まれる形でプリカーサーも爆発に飲み込まれる…プリカーサーが死んだためかゲートが閉じていく…もう二度と開かないだろう

 

ーーーフシュオオオオオオォォォォォ……………ーーー

 

スラターンは力を使い果たした様で鉤爪にした腕を空に向け自身に同化したライジン達の冥福を祈る

 

ーーーヴガアアアアァァォァンッ……(死んでねえよ…)ーーー

 

何処からかライジンの声が聞こえた様な気がした様な気がした…

 

 

武「……闇の力は…もうじき集まるだろう…それにこれもあるしな…後は闇の輪を奪うのみ…」

 

武は暗闇の中でボソと呟くと闇の中に消えていく…

 

 

その頃日本以外に生き残っている国にて会議が行われていた

 

「では、キリエル様の指名した日に我々が人類の叡智を打ち込めば…この怪獣が現れる原因になった…日本人の「スメラギ カンナ」を倒せるのですな?キリエル様?」

 

キリエル「ええ…貴方方人類が力を合わせれば巨悪を倒せるのです、信じなさい貴方方の力を…人類の可能性を…そして我が友プリカーサーの仇をうちましょう」

 

キリエル(ま、私がこの世界に呼んで利用してやっただけだがな)

 

キリエルはとある国の大統領に普段とは違う優しい威厳ある声で喋りプリカーサーの仇を取る様にいうが内心では死んでもなんとも思っていない

 

「で、そんな巨悪の根源の生みの親としてどう考えているのだ武殿?」

 

武「フン…あいつなど息子と思っていないよ、まあ向こうも同じだろうが…あいつは化け物だよ…昔からそうだった…髪の毛がアルビノてやつでね…目も赤かったしな…今だからこそわかるがあいつは生まれてきたことが罪なんだよ…あああの時殺しておくべきだった…」

 

「その通りだ…まあ何も与えなかったのに虫を食ってでも生き延びたんだろう?正真正銘の化け物じゃないか」

 

「だが化け物を殺すのは人間だ…殺したら我々が正義…英雄だ!」

 

「そうだウルトラマンとかいう不気味な異星人の手を借りずともこの星は我々が守り抜くのだから!」

 

モニターに映る人間達はそう言いながら頷きあう…それを聞いてキリエルと武はニショと笑う

 

キリエル「そうですか…期待していますよ…私のサポートをよろしくお願いします…まあ先に武殿が殺してくださるのなら 話は別ですが」

 

武「まあ大船に乗った気でいろ!何せ私はオーブダーク!神に等しい力を持ってくるのだから!」

 

武はそういうとオーブダークカリバーを掲げ闇の中に消える…それを見たモニターに映る人間は次々に消えていきキリエルは笑顔になっていう

 

キリエル「さあ…化け物(神無)…人間に滅ぼされるがいい…怪物は人間に殺される…そうゼットンが人間に殺されたのと同じ様に…ははははは…!」

 

キリエルは炎を床から出して消えていく…キリエルの思惑とは?そして人間達と何を話していたのか?…神無達は知る余地もなかった

 

 

 

そしてそれが宇宙を揺るがす事件に発展するとは誰も思わなかった

 

 

 

 




さてスラターンがライジン達と同化しパワーアップしましたね!因みにファナティカーとメガ・カイジュウの関係はウルトラマン超闘士激伝でのマザロンとスフィンクスの関係です(簡単にいうとスフィンクスがエネルギーを供給しジャンボキング(マザロン)の力の源になっていた)

さてプリカーサーは呆気なく退場しましたが…原作でも割とそうでしたよね?モデルがヤプールなのに呆気ない…まあ第2作でも出てきましたし粘着て所ではヤプール並みなのか?いやヤプールの方が上ですね(最近は出てこないけど)

さてテスト勉強が終わる火曜日か月曜日には送りますから楽しみに…勉強時間の合間に書きますから!感想待ってます!

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