レイオニクスウィーズ   作:暗愚魯鈍

95 / 134
さて今回は漸くクズ親父が死にます!そして最後ら辺にこの章のラスボスが出てきます!

そしてジャグラーはピーチ姫みたいな役割になってしまった…いつも雑ですみません…駄文ですみません…わかりにくくてすみません

台風の影響が凄いですね、うちも物が飛んだり壊れたりして大変です、皆様もお気をつけて



八十二話黙示録の始まり

武「……嫌な天気だ…まああいつが死ぬにはうってつけか…」

 

カミーラを側に待機させながら武は今にも雨が降りそうな暗雲を見て舌打ちをして嫌な顔をするが自分の息子…神無が死ぬにはいい天気と鼻を鳴らしていた

 

武「…まさか息子と思っていなかったとはいえこうも簡単に殺す気になるとは…感慨深いと思わないかね?」

 

武は息子を殺すのに何もためらいがない様でそれを自分の近くにいた人物に尋ねた…その人物は…

 

ジャグラー「………地獄に堕ちろ」

 

武「おお怖い、怖い…だがそうは思わないかね諸君…」

 

その人物はなんとジャグラーだった…だがジャグラーは十字架に磔にされ周りにいる民衆に石を投げられていた…

 

何故こうなったのか、十五分前に巻き戻る…

 

 

ジャグラー「…雲の下からは嫌な天気でも雲の上から空を見るといい天気なんだな」

 

ジャグラーは白鯨の甲板でコーヒーを片手に雲を見下ろしていた…その時だ後ろから何者かの気配を感じた

 

ジャグラー「!……誰だ!」

 

ジャグラーはすぐさま魔人態になり蛇心剣を構え背後にいる人物に刃を向ける…背後にいた人物は白い翼が生えた女性…一見天使に見えてしまう…がジャグラーは気配だけで分かる、こいつは天使なども言う美しい存在ではなく…堕天使…いや悪魔の様な存在だとして

 

ゲファレナー「やあね、レディに刀を向けるなんて…こうしてしまいましょう」

 

ゲファレナーはそう呟くと念動力でジャグラーを吹き飛ばす…エンペラ星人の念動力なんか目じゃないほどの念動力がジャグラーを拘束し宙に浮かせる

 

ジャグラー「離せ!」

 

ゲファレナー「残念だけど…今から武て奴にあんたを渡しにいくのよ…はぁ、自分で考えたことだけど面倒臭いわ…まあその後がお楽しみなんだけど…」

 

ゲファレナーはそう言うとジャグラーを捕まえ片手を軽く挙げて念能力で拘束する…とゲファレナーはそこで後ろを向く

 

ゲファレナー「………そこにいる貴方はメッセンジャーを頼むわ…お嬢ちゃん」

 

ナオミ「ジャグラーさん!」

 

ジャグラーと一緒にコーヒーを飲もうとしていたナオミにゲファレナーはメッセンジャーを頼む

 

ゲファレナー「いい今から言う場所にジャグラーを磔にするわ…そこで武て奴が待ってるわよ…民衆を引き連れてね…場所は……」

 

ゲファレナーはナオミにジャグラーを磔にする場所を教えると一瞬でジャグラーを連れたまま消えてしまう…メッセージを聞いたナオミは急いで神無にそのことを知られる

 

 

神無「しかしジャグラーさんが拐われるとは……でもジャグラーさんが油断するわけないしな…攫った奴は凄い実力者てことになるな…」

 

鏡花「あの人は強いてわかってる分簡単に倒したその翼が生えた女性の強さに疑いますよね…」

 

神無と鏡花そしてナオミは指定の場所までラルゲユウスに乗って移動する…指定した場所まで飛んでいくとジャグラーが十字架に磔にされておりその周りにはラルゲユウスを睨みつける人間達…そして武の姿があった…

 

ーーーピギャア………!ーーー

 

神無「心配するな…あのオーブ大好きジャグラーさんを取り返して来るからさ…」

 

ラルゲユウスは心配そうに神無を見つめるが神無は心配ないとラルゲユウスの頭を撫ぜる…そしてギガダークナイザーに回収し鏡花と共に地面に降り立つ…降り立った瞬間聞こえたのは人間達の醜い声だった

 

「お前のせいで化け物が出て来る様になったんだ!」 「もう騙されないぞ悪魔が!」「死んだ皆の為に死ね化け物!」……そんな罵詈雑言が神無に一斉に放たれる…神無と鏡花は今まで守ってもらっておいてちょっとした嘘をそのまま鵜呑みにし手の平を返す屑(人間)達を何の感情もない目で一瞥した後武の方を向く

 

武「は、これが人間の力だ…人間が結束すれば化け物すら殺せるのだ…」

 

神無「……虫ケラが魔王に何匹集まっても勝てないと分からせてやるよ」

 

鏡花「神無、それ悪役のセリフです、しかも負けるフラグの」

 

武は強気に発言し神無は殺気を出すが鏡花は少し呆れる…がここで武はジャグラーから奪ったある物を見せつける

 

神無「ダークリング…?」

 

武「そう私が前々から欲していた闇の輪だ…最初は前座でも出すか」

 

【パンドン!】

 

【ゼットン!】

 

【超合体!ゼッパンドン】

 

ーーーガカァッ!ピポポポ!ーーー

 

現れたのは合体魔王獣ゼッパンドン…かつてジャグラーがオーブに挑みそして共闘した怪獣が目の前に現れたのだった…だがゼッパンドンを出してもダークリングを掲げたまま武は残ったカードを出す

 

武「さてカミーラ…最終段階に移るぞ」

 

武はカミーラを背後に立たせるとダークリングにジャグラーから奪った怪獣カードをリードしカミーラの胸にに怪獣カードを撃ち込む…するとカミーラの体が紫色に点滅し膨張し始める…そして闇を纏って空へと上がっていく

 

神無「何をする気だ武」

 

神無は感情が見えない瞳で睨みつけながら武に言葉をかける…すると武は笑いながら言葉に応じる

 

武「お前なら知っているだろ?確か…デモンゾーア?だったか?あれを呼び出すんだよ…あの黒スーツが持っていたカードの中でも特に闇の力を持つアークベリアルとマガオロチとか言うカードとその他の怪物のカード…そしてデモンゾーアの誕生に関わるカミーラを融合させ…この星の生きている人間達の負の感情を集め…デモンゾーアを誕生させる!」

 

神無「……成る程ガタノゾーアの怨念がないからそれを補う為にお前らの醜い感情を糧にするのか」

 

武は熱がこもった声で熱弁し神無は納得がいった様に頷く…すると人間達が再び怒声を上げ始める

 

「何喋ってるんだ化け物が!元々はお前のせいだろうが!」「死ね!悪魔!人の皮を被った化け物!」「俺達が何したってんだよ!俺達は平和に暮らしてただけだ!」…そんな罵言が神無に降り注ぐがそれを無視し、武はオーブダークカリバーを振り上げオーブダークに変身し神無はラグナレクに変身しギガダークナイザーからビースト・ザ・ワンとイズマエルを召喚しゼッパンドンと戦わせる

 

ーーーグルルル…ギャオオォォン!ーーー

 

ーーーピギャアアァァ…グルルル!ーーー

 

ザ・ワンはゼッパンドンに超絶火炎光弾を放ちイズマエルはゴルゴレムの半透明化を使い不意打ちを企む

 

ーーーガカァッ!ピポポポ!ーーー

 

対してゼッパンドンはゼッパンドン撃炎弾を無数に放ち半透明化しているイズマエルに当て超絶火炎光弾を相殺させザ・ワンにも炎弾を命中させる…半透明化を解除したイズマエルは胸にあるバンピーラの顔から強靭な糸を吐き出しゼッパンドンを拘束する…ゼッパンドンはその糸をパンドンの口のような器官から紫色の破壊光線を放ち糸の拘束を解く

 

ーーーピギャアアァァ!…グルルル!ーーー

 

その隙にザ・ワンは超絶火炎光弾を三発放ちゼッパンドンはそれをゼッパンドンシールドで防ぎ、即座にテレポートでその場から消えザ・ワンの背後に現れ鉤爪でザ・ワンを切り裂く

 

その頃オーブダークとラグナレクはどちらも動かずにお互い牽制しながら睨み合っていた

 

オーブダーク「どうした?怖いのか?」

 

ラグナレク「……別に…どう殺そうか悩んでいるだけだ」

 

オーブダーク「は、人間の思考ではないな…親不孝者が」

 

ラグナレク「お前を親と思ったことはないよ…だが最後に聞く…お前達は誰からその力を貰ったんだ?」

 

ラグナレクはずっと前から何故武達が闇のウルトラマンの力を持っているのか疑問に思っておりそれを聞いてみる…するとオーブダークは笑いながら言った

 

オーブダーク「ゲファレナーとか言う女がくれたんだよ…世界を支配する力とな…そしてデモンゾーアの生み出し方も教えてな…これで全宇宙は私の物だ!」

 

オーブダークはそう断言すると不意打ちでオーブダークカリバーのリングを回し氷の紋章の所で止め氷のエレメントの力を解放しオーブダークカリバーを振るうと辺りが冷気に包まれ凍りつきカリバーを上に振るうと凄まじい冷気が真っ直ぐ地面を走りながら鋭い氷柱を生やしながらラグナレクに向かってくるがラグナレクはそれをマガ迅雷で相殺する

 

オーブダーク「チ、無駄話で油断させるつもりだったが…まあいいオーブダークアイスカリバーを防ぐならこうするまで」

 

オーブダークは次にオーブダークカリバーの岩の紋章の所で止め岩のエレメントを解放しオーブダークロックカリバーを発動し地面に突き刺し爆発を起こし無数の岩を雨のように降らすがそれをラグナレクはダークルギエルに変身しルギエルファイヤーボールで全て相殺する

 

オーブダーク「燃え尽きろ!」

 

リングを回し炎の紋章で止め炎の輪を描きラグナレクに向けて放つオーブダークインフェルノカリバーを発動しラグナレクに放つがルギエルハイパーバリアで防ぐ、反撃にダークルギエルビートでオーブダークを攻撃するがオーブダークカリバーを振るって闇の光輪ダークオリジウムソーサーを放ち相殺する

 

ダークルギエル「剣から放つ技はやはり強いな…でも本人の力はクソだから剣さえ使わせなければいいか」

 

オーブダーク「舐めるなよ…!私の真の力はここからだ…そうお前から奪った力を使ってやる!」

 

オーブダークはオーブダークカリバーを近くの地面に突き刺しダークルギエルに向かって意地汚く笑いながら光線を放とうとする

 

オーブダーク「ウルトラマンメビウスの力!メビュームシュート!」

 

オーブダークは何と神無から以前奪ったウルトラマン達の力の一つ、ウルトラマンメビウスの必殺光線メビュームシュートを放ちダークルギエルはメビュームシュートを放ったことに驚き防ぐ間も無く吹き飛ばされる

 

ダークルギエル「グオ……!?」

 

オーブダーク「まだだ!ウルトラマンマックスの力!マクシウムカノン!」

 

オーブダークは更にマックスの必殺技マクシウムカノンを放ちダークルギエルを攻撃する、更にはナイトビームブレードで切り裂いたりデスシウム光線を放ちアグルブレードで切り裂きフォトンクラッシャーでダークルギエルを攻撃する

 

ナオミ「ジャグラーさん!無事ですか!?」

 

ジャグラー「……ああ何とかな…だが俺を倒したあいつ…トンデモねえ強さだったぜ…俺達や…ウルトラマンでも…勝てるビジョンが浮かばなかったぐらいのな…しかもあれが人間サイズてのもまた絶望的だ…大きくなれるならどれ程強くなれるのやら…」

 

ナオミは磔にされたジャグラーを解放し安否を確認する、ジャグラーは無事だと言った後自分を攫ったゲファレナーの恐ろしさを呟く…鏡花も何か言おうとするがその前に人間達の声に阻害される

 

「なああいつらさ、化け物の仲間だろ?殺さね?」「そうだな…俺達は正義の味方だからな!」「正義は何してもいいもんな!」…そんな声が聞こえ鏡花はそれを聞こえないように意識を逸らそうとしたその瞬間…ある女が言った言葉が耳に入った

 

「てかあの神無て奴なんで生きてんの?産まれて来なければよかったのに〜マジあり得なくね?あんなの居なかったら…」

 

そのギャルぽい女は神無は侮辱する言葉を吐いていたが途中でその言葉は途切れた…何故なら鏡花が権能を使いその女を重力で地面に叩きつけ押し潰したからだ…人が死んだからか周りがざわめき出し鏡花を化け物を見る目で人間達が見るが鏡花には知ったことではない

 

鏡花「……黙ってればいい気になって…お前達が神無をああ言う風にしたんだ!お前達が居なければ神無はあんな風にならなかったんだ!お前達さえ居なければ!」

 

その怒りが篭った声が響くと共に何人かまた重力に押し潰される…それを見て悲鳴をあげながら逃げる人間達…鏡花は人間達が居なくなるとふっとカミーラが上がっていった空を見上げる…カミーラが静止していた場所は闇が集まりもう既にデモンゾーアの形に成りかけていた…デモンゾーアの誕生は近いだろう

 

鏡花「神無……」

 

鏡花は神無の無事を祈る…デモンゾーアが誕生してしまえば状況はかなり不利になってしまうからだ

 

ーーーガカァッ!ピポポポ!ーーー

 

ゼッパンドンはザ・ワンとイズマエルを圧倒していた…イズマエル達は傷つきゼッパンドンは未だ傷一つ付いていない…

 

ーーーグルルル…ギャオオォォン……ーーー

 

イズマエルはこのままでは勝てないと焦っいた…そんな中でザ・ワンは何か決意したようにイズマエルに鳴き声をあげる

 

ーーーピギャアアァァ!グルルル!ーーー

 

ーーーグルルル!?……ギャオオォォン…?ーーー

 

ザ・ワンが何かイズマエルに話すとイズマエルは明らかに動揺しザ・ワンに本当にいいのか?と言うかのように鳴き声をあげるがザ・ワンの決意は固く早くやれとばかりに唸り声を上げる…

 

ーーーグルルル……ギャオオォォン!ーーー

 

イズマエルはザ・ワンの鳴き声を聞くとイズマエルも決意を決めたようでイズマエルは自分の鉤爪をザ・ワンの胸に突き刺した

 

ーーーガカァッ?ピポポポ?ーーー

 

ゼッパンドンはその光景を見て血迷ったか?とでも言わんばかりに首を傾ける…が別に血迷った訳ではない…するとビースト・ザ・ワンがイズマエルに取り込まれ始める

 

ーーーガカァッ!?ピポポポ!?ーーー

 

ゼッパンドンはその光景を見て驚く…元元イズマエルは全ビーストが集まってザ・ワンに戻ろうとした結果全てのビーストの力が使える存在となった…そのイズマエルにザ・ワンは取り込まれたのだ…ザ・ワンに戻ろうとした結果更に強くなったスペースビーストでありそれにザ・ワンの力が加わったのだ…ザ・ワンを取り込んだ印にイズマエルの背中にザ・ワンの翼が生える…これがイズマエルの新しい姿フィンディッシュタイプビースト イズマエル・コローネである!

 

ーーーグルルル!ギャオオォォン!ーーー

 

進化したイズマエルは翼を広げ超絶火炎光弾を全身のスペースビースト達の顔から放ちゼッパンドンはゼッパンドンシールドで迎え撃つが呆気なく破壊されゼッパンドンは吹き飛ばされる…ゼッパンドンは今まで破壊されなかったシールドを破壊され憤慨し紫色の破壊光線を放つがイズマエル・コローネはそれをメガフラシの無重力光線で紫色の破壊光線を無力化して搔き消しゼッパンドンに当てて宙に浮かせ自身もメガフラシの力で翼を使わずに空を飛び身動き取れないゼッパンドンに体当たりする…その衝撃でゼッパンドンは吹き飛ばされる…更に体当たりした拍子にラフレイヤの黄色い花粉を付着させ大爆発を起こしゼッパンドンは地面に墜落する

 

ーーーガカァッ!!?ピポポポ!ーーー

 

さっきまで蹂躙していた相手に一方的に攻撃し怒り狂いゼッパンドン撃炎弾を放ちそれがイズマエル・コローネに当たりイズマエル・コローネは大爆発を起こしその場から消えてしまう…

 

ーーーガカァッ!?……ピポポポ!ーーー

 

ゼッパンドンは呆気なく死んだイズマエルに驚いたが倒したと思い一瞬気を抜いた瞬間

 

ーーーグルルル!ギャオオォォン!ーーー

 

ーーーガカァッ!?ピポポポ!?ーーー

 

何とイズマエル・コローネがいきなり背後に現れリザリアスグローラーの熱線を吐きゼッパンドンはそれに当たり爆発してしまう…実は先ほどのイズマエルはガルベロスの幻影能力を使った偽物で本物は半透明化して好きを伺っていたのだ…イズマエル・コローネはゼッパンドンの死亡を確認し勝利の雄叫びを叫ぶ

 

 

オーブダーク「どうしたその程度か?なあ神無…いや龍彦?」

 

ダークルギエル「……その名で呼ぶなて言ってるだろ…武!」

 

オーブダーク「何だその目は?親に対する目か?だがそんなに名前を呼ばれるのが嫌なら呼んでやろう!綾辻龍彦!ここでくたばるがいい!」

 

オーブダークは神無の昔の名を呼ぶとオーブダークカリバーをダークルギエルの胸の赤い発光体を刺し貫く

 

鏡花「神無!?」

 

オーブダーク「ハハハ!死ぬがいい化け物がぁぁぁぁぁ!」

 

オーブダークは狂ったように高笑いし鏡花はダークルギエルが刺されたことに驚き叫ぶ…がダークルギエルは一向に動かない…まるで何か企むように…実は神無はとある考えがありそれを実行しようとしていた…その時神無の心に誰かが語りかけてきた

 

(……本当にいいのか?その力を使って?)

 

神無(……この体の元持ち主(ダークルギエル)さんですか?…良いんですよこの力を取り込めば武の間抜け面が拝めるし強くなれる)

 

ダークルギエル(だがそれを行えば…君の心は…もう既に君の精神は……)

 

その声の主ダークルギエルは神無の仕様としていることをやめるよう説得するが神無は聞こうともせず考えを実行させる…それを見たダークルギエルは悲しそうな声でもう声の届かない自分の体を操る少年を見て喋る

 

ダークルギエル(……ギンガ…やはり我には…悲しき子を救うことは……出来ぬようだ…誰かこの青年の闇を……晴らしてくれ……それが闇の堕ちた我が……望む……願い……)

 

オーブダーク「さっさと死ぬが良い!この化けも…なぬ?!」

 

オーブダークは剣を抜こうとするが一向に抜けず…逆にダークルギエルの赤い発光体に吸い込まれていった…そしてオーブダークカリバーが完全に飲み込まれるとダークルギエルの体が闇に包まれる…まるで怪獣のような姿へと変わり果てる…

 

ビクトルギエル「……さあ…もうこれで終わりだ」

 

ダークルギエルは強化体 超咆哮獣 ビクトルギエルに変化した…だがビクトルギエルの体は所々違うところがあり、まず背中にあるはずのライブベースの基地の一部が無くなっておりエネルギー源はビクトリウムではない為エネルギー切れはあるが神無の負の感情がエネルギー源な為ビクトリウムほどではないが神無の底知れない負の感情の所為でエネルギー切れは余程のことがない限りあり得ない

 

ビクトルギエル「……取り込んだ力を使わせてもらうぞ…ロックキャノン」

 

ビクトルギエルはビクトリウム・キャノンはビクトリウムがないため放てないが代わりに取り込んだオーブダークカリバーのエレメントの力が使える…まずはオーブダークロックカリバーの力を変換したロックキャノンでビクトリウム・キャノンから無数の岩を飛ばしオーブダークに降り注がせる

 

オーブダーク「く…調子にのるな!」

 

オーブダークはダークストビュームダイナマイトを放とうとするがその前にビクトルギエルはオーブダークアイスカリバーの力を変換したアイスキャノンを放ちダークストビュームダイナマイトを阻止しつつオーブダークを氷漬けにする…そしてインフェルノキャノンを発射しオーブダークを吹き飛ばす

 

オーブダーク「クソがァァァァ!!!」

 

オーブダークは肉弾戦を挑みビクトルギエルを殴りつけるががペチペチといった音が鳴るだけでダメージが入らない…それを一瞥したビクトルギエルは全身からダークルギエルビートを放ちオーブダークを吹き飛ばし更に腕を振るってダークオリジウムソーサーを放ちオーブダークの腹を切断する

 

オーブダーク「うごおおおお!!?私の腹がぁぁぁぁ!!?よくも許さんぞ!」

 

オーブダークは両手で円を作り十字に組みダークオリジウム光線を放つ……がビクトルギエルが放ったダークルギエルビートを圧縮した光線 ダークルギエルビート・キャノンを放ちダークオリジウム光線とぶつかり合い…そしてダークオリジウム光線を押し返しオーブダークに命中する

 

オーブダーク「ば…バカなァァァァ!!?この私がこんな所で!!?…ば、馬鹿なぁぁぁぁぁぁ!!!?」

 

オーブダークはそのまま大爆発を起こしオーブダーク……武はそのまま死亡する…その爆炎の衝撃で周りにあったビルが吹き飛びビクトルギエルの後ろにビルが三個地面に突き刺さった…だがこれで終わりではない…上空に漂う闇の塊…デモンゾーアの成りかけにビクトルギエルはダークルギエルビート・キャノンを放ち闇の塊を霧散させていく…その闇の中心にいたカミーラもダークルギエルビート・キャノンに当たり消滅する

 

ビクトルギエル「勝ったぞ……」

 

ビクトルギエルはそう呟くと変身を解き鏡花達の目の前に現れる…その顔は笑顔だった…恐らく父親を殺して喜んでいるのだろう…がオーブダークカリバーを取り入れた所為なのか体がだるく感じた……その時空から声が聞こえる

 

キリエル「流石だな魔王よ!」

 

神無「!……キリエルか…何の用だ…」

 

現れたのはキリエル…いな炎魔戦士キリエロイドが現れたのだった…そのキリエロイドは嘲笑いながら神無達の前に現れ不気味な笑顔を晒す

 

キリエル「何……お前達に私の新しい姿を拝ませてやろうと思ってな!……その前に最後の大罪獣を見せてやろう…!」

 

キリエルは指を鳴らすとキリエルの背後から二体の怪獣が現れる…そのうちの一体は丸で海の底から引き上げられたかのような怪獣で不気味かつ気持ち悪いかつ恐ろしげな怪獣…最後の一体は四つん這いの怪獣…

 

キリエル「どうかね?これが私の切り札にして人間達の言う黙示録の第一の獣をモチーフとした憤怒の大罪獣 ヘキサニオンと第二の獣をモチーフとした嫉妬の大罪獣 キングユネルタンだ!」

 

ヘキサニオンは黙示録の獣の三体の内反キリストを司る第一の獣(マスターテリオン)と憤怒の悪魔サタンをモチーフとし、キングユネルタンは黙示録の偽預言者の化身とされる第二の獣(メガセリオン)と嫉妬の悪魔レヴィアタンをモチーフとしている最大級の大罪獣である…そしてキリエルは腕からライザーを持つ

 

キリエル「そして私は黙示録の獣の最後の一体…赤い竜となろう…!」

 

キリエルはそう言うとライザーにカプセルを入れ読み込ませる

 

【!アポカリプスフージョン・アンリーシュ!】

 

【デスギドラ!】

 

【モンスターX!】

 

【キリエルドラゴン!】

 

そして目の前に現れたのはサマエルの化身とされる黙示録の赤い竜の様な赤い巨体にキリエルの首を龍にしたかの様な顔が七つ生え巨大な翼を生やしたキリエロイドの姿が現れた

 

そしてこの世の終わりを示すかの如く世界は闇に包まれる…丸で黙示録に記されるこの世の終わり(アルマゲドン)の様に………

 

キリエルドラゴン「さあ……人間達を救済しようではないか…愚かな怪物(神無)を殺して!」

 

 

 




さてとうとう現れたラスボス…モデルは劇中でも言っていた黙示録の赤い竜、そして取り巻きは最後の大罪獣にして第一の獣と第二の獣の役割を果たすヘキサニオンとキングユネルタンです…因みにこの怪獣達は銀色の怪獣様考案なのですが…まさか銀色の怪獣様もここまで、しかもラスボスの眷属になるとは考えていなかったでしょうね…銀色の怪獣様、すみません色々と変えてしまって…因みにアポカリプスは黙示録と言う意味でつまり黙示録を解放するという意味です

そしてまだ出てきていない暴食の大罪獣は次回あたり出そうと思っています…次回もお楽しみに!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。