レイオニクスウィーズ   作:暗愚魯鈍

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さてあと一、二話でこの章も終わり新しい章に移るつもりです…さてバスの中で書き終わり学校について投稿しました…今度は日曜日か月曜日に送るつもりです

では待望のクライマックス…怪獣大決戦をどうぞお楽しみ下さい!


八十三話黙示録の結末 終焉の最終戦争(アルマゲドン)

赤いドラゴンとなったキリエル…いなキリエルドラゴンはヘキサニオンとキングユネルタンを引き連れ神無に迫る…そんな中、神無を守ろうとイズマエル・コローネが立ち塞がるがキリエルドラゴンは鼻で笑う

 

キリエルドラゴン「は、貴様如きが私を止められるとでも?馬鹿な話だ!」

 

キリエルドラゴンはそう言うと七つの首の内端っこの左右二本の首からデストロイド・マグマを放ちイズマエル・コローネは翼を広げ空を飛び避け超絶火炎光弾を全身から放ちキリエルドラゴンの体を少し焼き傷を負わせるがすぐに再生してしまう…

 

キリエルドラゴン「無駄無駄!私にはデスギドラの不死とモンスターXの身体能力が混ざり合った最強の姿なのだ!貴様如きでは傷一つつけられんぞ!」

 

キリエルドラゴンはそう言うと中央の首を除いた全ての首からデストロイド・マグマを放ちイズマエル・コローネを吹き飛ばす

 

ーーーグルルル!?ギャオオォォン……ーーー

 

イズマエルは吹き飛ばされた後地面に叩きつけられるがそのまま起き上がろうとする…がその前に中央の首…キリエル本体がデストロイド・マグマを放ちイズマエルを痛めつける

 

キリエルドラゴン「無様だな!宇宙の獣よ!この神である私に跪け!」

 

キリエルドラゴンは容赦なく灼熱の火炎と天をも焦がす雷撃を合わせた光線 雷炎龍重撃波を放ちイズマエルを吹き飛ばしていく…がイズマエルもこのままでは終わらない…

 

ーーーグルルル!ギャオオォォン!ーーー

 

イズマエルはゴルゴレムの腕を伸ばしキリエルドラゴンに攻撃するが轟砲一閃によって防がれ雷炎龍重撃波を放ち今度こそイズマエルを気絶させる

 

キリエルドラゴン「どうかね?私の真の力は!勿論ヘキサニオンとキングユネルタンも先程の怪獣とは比べ物にならないほど強い!そしてまだ暴食の大罪獣も残っている…勝てるかな?」

 

キリエルドラゴンは挑発するかの様に神無の方を見て笑っていた

 

神無「……で今からすぐに戦うのか?」

 

キリエルドラゴン「まさか!まだ私もこの力を完全に使いこなしてなどいないし君も変身を解き終わった後だろう?なら決戦は後ほどだ!私はお前を真っ向から叩きのめしたいのでな!ではデモンストレーションを終わろうか!ではここは一時撤退しよう」

 

キリエルドラゴンはそう言うとモヤの様に消えていった…ヘキサニオン達も消えていったことから完全に撤退したと分かる…神無はそれを見届けるとイズマエル・コローネをギガダークナイザーに回収し鏡花達を連れ撤退する

 

そして神無達が消えた後ジャグラーを攫っていった後それきり姿を現さなかったゲファレナーが姿を現わす、そして空の怪獣カプセル

を地面にかざすと辺りに黒いモヤが現れ怪獣カプセルに吸い込まれカプセルにデモンゾーアの絵柄が描かれる

 

ゲファレナー「……駄目ね…デモンゾーアじゃ物足りないわ…融合獣には使えるけど…私にはふさわしくない…その為にも…キリエルには一働きしてもらわないとね…それにこの星に来てから手に入れたカプセルもあるし…後一つね」

 

ゲファレナーはそう呟くと消えていった…ゲファレナーはデモンゾーアのカプセルを捕まえてどうするのか?そして手に入れたカプセルとは?

 

 

白鯨で神無はキリエルドラゴンの対策を練っていた

 

神無「あいつは確かにモンスターXとデスギドラの融合獣と言っていた…つまりデスギドラの生命のない完全な負の存在となり、死という概念が存在がなくなった可能性もある…」

 

ヤプール「ならモンスターXのゴジラと互角以上のパワーとスピードを持ち水爆以上のエネルギーと衝撃に耐えられる程の防御力を持ち合わせていると考えられる…厄介だな」

 

神無はそう言うとヤプールもキリエルドラゴンの厄介を考え首を捻っていた

 

鴎外「それに最後の大罪獣も気になる…最後に残ったのは暴食…ベルゼブブか…」

 

ジャグラー「ベルゼブブといえばサタンに次ぐ地獄の実力者だよな…やっぱり強いんだろうな」

 

鴎外は最後に残った大罪獣が気になりジャグラーもそれを気にしていた…

 

神無「まあいい…勝てばいいから…さてヘキサニオンとキングユネルタンの対処だかヘキサニオンはスーパーグランドキング達に、キングユネルタンはガタノゾーア達に任せる…もしキリエルが他のことを仕掛けてきた時用に鴎外達は待機、ジャグラー達も待機で頼む」

 

ジャグラー「任せろ」

 

鴎外「うん任されたよ」

 

二人はそう言った後神無は鏡花の方を振り向く

 

神無「……もしもの時があったら頼むぞ…期待してるから」

 

鏡花「!……任せて下さい!」

 

鏡花は神無に期待の言葉をかけられ嬉しそうに微笑みながら頷いた…そして時間が経ち白鯨でキリエルドラゴンの出現を待っていると何処からかキリエルドラゴンの声が聞こえてきた

 

キリエルドラゴン「待たせたな!では決戦を始めようとするか!」

 

キリエルドラゴンは街に姿を現しヘキサニオンとキングユネルタンも姿を現わす

 

神無「現れたか…頼むぞお前達」

 

神無はギガダークナイザーからガタノゾーア、ミズノエリュウ、Uキラーザウルス、ワイバーン、ネオバルゴン、ガメラ、マザーレギオン、デストロイア、スペースゴジラ、鎧モスラ、ギルバリス、グランドギドラ達を召喚しネオバトルナイザーからスーパーグランドキング、カイザーギドラ、イリス、スラターン、キングベムラーを召喚する

 

神無「じゃあ…始めるか」

 

神無もラグナレクに変身しキリエルドラゴンに向き合う

 

キリエルドラゴン「現れたか…では貴様を殺し私がこの世界の神となろう!」

 

ラグナレク「かかってこい…返り討ちにしてもう二度と復活できないようにしてやる」

 

ラグナレクとキリエルドラゴンはそう言うと距離を詰め攻撃を開始する

 

キリエルドラゴン「生命力を奪われよ!」

 

キリエルドラゴンは全ての首の口を開けてそこから何かが吸い込まれ始める…よく見ると街の中にあった木々が枯れ始め地面もヒビが入っている…アスファルトも崩れ出しビルも倒壊する…これはデスギドラの生命力を奪う力…強化された今生命力を持たぬビルなども破壊する恐ろしい力となっていた

 

ラグナレク「マガ迅雷!」

 

だがラグナレクはキリエルドラゴンにマガ迅雷を発射、キリエルドラゴンはマガ迅雷のエネルギーを吸おうとするがその前に胸に当たり火花を散らす

 

キリエルドラゴン「む!小癪な…ならばこれならどうだ!」

 

キリエルドラゴンはラグナレクが足を置いている地面から超高熱のマグマを吹き出させラグナレクを包み込む

 

ラグナレク「あつ……!水よ!」

 

ラグナレクは水を丸い球体状に展開しマグマを防ぐ…だが完全には守りきれず球体の所々がマグマに当たり水が蒸発する

 

ラグナレク「ギガダークナイザー!ダークデスサイズ」

 

ラグナレクはギガダークナイザーを取り出しダークデスサイズでキリエルドラゴンの肩を切り裂く…がすぐに再生してしまう

 

キリエルドラゴン「ははは…言っただろう?私は不死身だと!不死身となった我には攻撃は通じない!」

 

ラグナレク「なら再生が追いつかないぐらいの傷を負わせてやるよ!」

 

 

その頃ヘキサニオンはスーパーグランドキング達と戦っていた、スーパーグランドキングがスーパーグランレーザーを放ってもヘキサニオンはメタシサスの空間移転能力でスーパーグランレーザーの射線から消えカイザーギドラのデストロイド・カイザーもメガフラシの力で無効化されてしまい、イリスが超音波メスで腕を切り落としてもゴドレイ星人の再生能力のある腕の所為ですぐに再生してしまう

 

ーーーバルグゥゥゥゥゥゥキキィィィィ!!ーーー

 

ーーーフシュオオオオオオォォォォォ!!?ーーー

 

キングベムラー「……不覚」

 

ヘキサニオンはグランテラの尻尾でキングベムラーを締め付け尻尾の先端から火球を吐き近づいてきたスラターンにはヘルズキングのヘルズガンを放ち牽制する

 

ーーーグゥエエエエエ!ーーー

 

ーーーギイャアアアァァァァッ!ーーー

 

ーーークゥウウウウ!ーーー

 

スーパーグランドキング達は合体光線三位一体・カイザーグランレーザー・メスを放つが光線無効化で打ち消される、キングベムラーは瞬間移動で尻尾の拘束から逃れ暗黒の穴から無数の暗黒エネルギー弾を放つがヘキサニオンは光り輝く六個の光球を生み出しそこからヘルズガンを放ち相殺する

 

ーーーフシュオオオオオオォォォォォ!ーーー

 

スラターンは電撃ビームを放ちそれは光線ではないため掻消せないと判断したヘキサニオンは両腕でガードし腕が破壊されるがゴドレイ星人の力ですぐに再生してしまう…これがヘキサニオンの厄介性、メタシサス、ゴドレイ星人、ヘルズキング、サイドバクター、グランテラ、メガフラシという厄介な怪獣達の力が使えるためスーパーグランドキング達は大苦戦していた

 

ーーーグゥエエエエエ!ーーー

 

スーパーグランドキングは口から紫色の破壊光線スーパーグランブレスを放ちヘキサニオンはそれを無効化する…が透明化したイリスに背後を取られオーバーブースト・プラズマを放ちヘキサニオンに命中する

 

ーーーバルグゥゥゥゥゥゥキキィィィィ!?ーーー

 

ヘキサニオンはまともに攻撃を受け苛立ったのかメタシサスの空間転移でスラターンの背後に現れる…だがスラターンはそれに気づき地面を走る衝撃波を放ちヘキサニオンは慌てて無重力光線で無効化しメガフラシの力で空を飛び逃げる

 

キングベムラー「油断したな!」

 

キングベムラーは無数の暗黒の穴を開けそこから暗黒エネルギー弾を放ちヘキサニオンを墜落させる、そして墜落した瞬間にカイザーギドラが全ての首ならデストロイド・カイザーを放ちそれを複合させヘキサニオンを撃ち抜く

 

ーーーバルグゥゥゥゥゥゥキキィィィィ!?ーーー

 

だがヘキサニオンの防御力は高くまともに食らってもまだ先頭が続行できようで融合している怪獣達の必殺技を全てスーパーグランドキング達に放ちながら応戦し続ける

 

キングベムラー「……メガフラシの技さえ防げば我らでも倒せる」

 

キングベムラーはそう言うと時を止めスーパーグランドキング達と共に停止した世界で動きをヘキサニオンの背後に回り必殺技の準備をする…そして時が再び動き出すとヘキサニオンは怪獣達が目の前から消えたことに気づく

 

ーーーバルグゥゥゥゥゥゥキキィィィィ!?ーーー

 

ヘキサニオンは一瞬戸惑うが背後に気配を感じ振り向くが時既に遅し、スーパーグランドキングはスーパーグランレーザー、カイザーギドラはデストロイド・カイザー、イリスは超音波メス、スラターンは雷鳴のような咆哮を、キングベムラーは超高熱の青い火炎を吐きヘキサニオンに直撃する

 

ーーーバルグゥゥゥゥゥゥゥゥキキィィィィィィ!!!??ーーー

 

ヘキサニオンは断末魔を叫ぶと大爆発を起こしその場には肉片すら残らなかった…そして勝利を確認しスーパーグランドキング達は勝利の雄叫びを叫ぶ

 

ーーーグゥエエエエエ!ーーー

 

ーーーギイャアアアァァァァッ!ーーー

 

ーーークゥウウウウ!ーーー

 

ーーーフシュオオオオオオォォォォォ!ーーー

 

一方キングユネルタンとガタノゾーア達の戦いも悪戦苦闘だった、ガタノゾーアのシャドウミストもキングユネルタンには皮膚がピリピリする程度であらゆる攻撃もキングザウルス三世のバリヤーで防がれ真上からワイバーンが攻撃してもザンボラーの能力で光線が曲がってしまい冷凍光線は十万度の高熱により溶かされる

 

ーーーピギャオオオォォォォォォン!ーーー

 

ーーーグルルルルン!グワッ!ーーー

 

だがワイバーンとネオバルゴンは炎と氷の合わせ技を同時に放ち合体光線として放ちキングユネルタンのバリヤーを破壊してキングユネルタンの体に命中する……がその時負わせた凍傷と焼け跡…そして破壊された体がすぐに再生していく…これはゴルゴレムの再生能力だろう…するとキングユネルタンの体が消えていく

 

ーーーバルルルルゥゥゥゥゥ!!!ーーー

 

これはネロンガの透明化でありその所為で姿が見えなくなったガタノゾーア達はどこにいるか必死に探す

 

ーーーバルルルルゥゥゥゥゥ!ーーー

 

ーーーバオオオオォォォォォォォォォォ!?ーーー

 

ーーーキュオオオオォォォォォォン!?ーーー

 

ーーーピュアァァァ!ピアアァァァァァ!!ーーー

 

ガタノゾーアとミズノエリュウ、鎧モスラにケムラーの毒ガスを噴射させガタノゾーア達はあまりの悪臭に悶える

 

ーーーギィガアアオォォォン!ーーー

 

ーーーキシュィィィ!ーーー

 

スペースゴジラとデストロイドはオキシジェン・デストロイヤー・レイとコロナービームを放つが毒ガスで拡散してしまいキングユネルタンはレヴィアタンの力で体を拗らせて口から炎を吐く…それを避ける怪獣達を見てキングユネルタンは笑い鼻から煙を吐き出す

 

ーーーキュオオオオォォォォォォン!ーーー

 

ーーーキシュィィィイイィィ!ーーー

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ!ーーー

 

ミズノエリュウは水圧レーザーをマザーレギオンはレギオン・ビュートをガメラは空を飛びながらハイ・プラズマ火球を放つが別位相に転移し半透明化し攻撃を避ける

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ!ーーー

 

ならばとガメラは空中からキングユネルタンに飛び乗って馬乗りになり殴りかかろうとするが……

 

ーーーバルルルルゥゥゥゥゥ!ーーー

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ!!?ーーー

 

キングユネルタンはザンボラーの超高熱で身身体中が焼けるように熱くなり熱を吸収できるガメラも突然のことで吸収できずキングユネルタンの背中から転げ落ちる、マザーレギオンは突進するがバリヤーで接近を防ぐ、そしてレヴィアタンの力で体を拗らせ四方八方に光線や毒ガスを吐きまくる

 

グランドギドラ「我ら十二体がかりでも勝負が決まらぬとは…中々やるなこいつ」

 

ギルバリス『…この強さは並のウルトラ戦士に匹敵するな』

 

グランドギドラとギルバリスは喋りながらグランドギドラは引力光線、ギルバリスは破砕電磁光弾バリスチオーネで攻撃する…別位相にいるキングユネルタンは高を括るがギルバリスはセンサーで何処にいるか分かりグランドギドラにそれを教えキングユネルタンに攻撃しキングユネルタンは初めてまともな攻撃を食らった

 

ーーーピュアァァァ!ピュアアァァァァァ!ーーー

 

ーーーピギャオオオォォォォォォン!ーーー

 

ーーーグルルルルン!グワッ!ーーー

 

そして素早く鎧モスラが接近し角を折りバリヤーを張ることを防ぎネオバルゴンとワイバーンが冷凍光線と冷凍ガスを放ちキングユネルタンの皮膚を凍らせ超高熱を氷を溶かすことに使用させ屈折を一時的に使用不可にする

 

ーーーバルルルルゥゥゥゥゥ!?!ーーー

 

そしてキングユネルタンが倒れバリヤーが張らない、光線を屈折できない隙を狙って全身が必殺技を放つ、マザーレギオンはマイクロ波シェルを、ガメラはハイ・プラズマ火球を何発も吐き、ガタノゾーアは貫通レーザー、ワイバーンは二本の首から光線を合体させた氷炎レーザー、ネオバルゴンは虹色光線、グランドギドラはトリプルトルネード、ギルバリスは三本の首から引力光線を吐きそれを纏めたバリスダルフィティー、鎧モスラは全身を光らせ突進するエクセル・ダッシュ・バスターを、ミズノエリュウは八本の尻尾の首から八頭激衝光を放ち、デストロイアはオキシジェン・デストロイヤー・レイを、スペースゴジラはコロナービームを、Uキラーザウルスは両腕からエネルギーを集め究極怨念光線砲を放ちキングユネルタンに命中する

 

ーーーバルルルルゥゥゥゥゥ!!!!?ーーー

 

キングユネルタンはバリヤーを張る間も無く十二体の必殺技に命中し大爆発を起こす、そして爆煙が晴れるとキングユネルタンの死体が残っていた…それを見た怪獣達は勝利の雄叫びを上げる

 

ーーーバオオオオォォォォォォォォォォォ!ーーー

 

ーーーギィィィ!グガァァァァァ!ーーー

 

ーーーキュオオオオォォォォォォン!ーーー

 

ギルバリス『勝ったな』

 

ーーーピュアァァァ!ビュアアァァァァァ!ーーー

 

ーーーギィガアアオォォォン!ーーー

 

ーーーキシュィィィ!ーーー

 

グランドギドラ「強かったが…我らには勝てるまい、当然の結果だ」

 

ーーーキシュィィィイイィィ!ーーー

 

ーーーピギャオオオォォォォォォン!ーーー

 

ーーーグルルルルン!グワッ!ーーー

 

ーーーゴアアアアアアァァァァ!ーーー

 

 

その頃胸騒ぎがして地上に降り立った鏡花とジャグラー達は街の中央に佇む黒い闇を見つける

 

ジャグラー「あれは……カミーラか?」

 

そうそれは神無が倒したはずのカミーラが人間大で佇んでいた…そしてカミーラの背後にジェロニモンが立っていた

 

ジェロニモン「ふむ…ゲファレナー様の命で誰か来るのを待っていたら…ようやく来たか…」

 

デスレム「貴様…何が目的だ?」

 

ジェロニモン「…最後の大罪獣と死んだ大罪獣を蘇らす事だ」

 

ジェロニモンはそう言うとダーラムとヒュドラ、ゼブブの魂を呼び出しカミーラに取り込ませる……するとカミーラの姿が変わり大きさはそのままでカミーラの背中に蝿のような羽が生え腹が妊婦の様に膨れ上がる…そうこれこそが最後の大罪獣にして暴食を司るベルゼブブと黙示録の666の獣と共に現れる大淫婦バビロンをモチーフとした暴食の大罪獣 バビロンカミーラである…そして暗雲の中から赤、青、黒、白の光が降りて来て光が消えると現れたのは……

 

ーーーグギャハハハハ!ーーー

 

ーーーピギャアキィイイィィ!ーーー

 

ーーーアンギャオオオオン!ーーー

 

ーーーグルギャオオオオンッ!ーーー

 

グローザム「あいつらは皇帝が倒したはずの!?」

 

現れたのはかつて倒したはずの大罪獣達…ネオ・キングギドラX、キングゴジラ、グランドタイラント、ブラッドアルバキングだった…しかも色が変わっておりキングゴジラは全身黒色、グランドタイラントは全身白色、ネオ・キングギドラXは全身青色、ブラッドアルバキングは全身赤色に変色していた

 

ジェロニモン「此奴らは黙示録の四騎士の力が使える…勝てるかな?」

 

そうキングゴジラは黒い馬の乗り手(ブラックライダー)をモチーフとし飢餓を象徴している、ネオ・キングギドラXは青白い馬の乗り手(ペイルライダー)をモチーフとし荒廃を象徴しているグランドタイラントは白い馬の乗り手(ホワイトライダー)をモチーフとし侵略戦争を象徴している、ブラッドアルバキングは赤い馬の乗り手(レッドライダー)をモチーフとし内戦、内乱を象徴している…どうやら蘇った大罪獣は新たな力を得ているようだ

 

ジャグラー「……やるしかねえか……」

 

グローザム「そうだな…」

 

ヤプール「我らがやるしかあるまい」

 

アークボガール「鏡花殿、ここは我輩達に任せよ」

 

デスレム「すぐに片付けてやろう…カミーラは任せた」

 

ゼット「……参る」

 

ジャグラー達は巨大化しキングゴジラ達に立ちはだかる…そしてすぐに四体と交戦を始める…そして鏡花もバビロンカミーラの前に立ち腕を狼化させ権能を発動させてバビロンカミーラに挑む……そしてジェロニモンは彼らから目をそらし死亡したヘキサニオンの魂を呼び出し誰にも気付かぬようキングユネルタンの体に入れ込んだ

 

 

キリエルドラゴン「どうした?大罪獣はやられたようだがお前は私に傷一つつけれないではないか!」

 

ラグナレク「煩い!分かってるよ…くそ強すぎるだろこいつ…」

 

ラグナレクは何度攻撃しても再生してしまうキリエルドラゴンに苛立ちを覚えていた…マガ迅雷やギガダークナイザーから放つダークデスサイズやダークジェノサンダーで攻撃しても瞬く間に再生してしまいダークショットも吸収されてしまう…そもそもギガダークナイザーで切り掛かっても硬い装甲に弾かれゴジラ以上のパワーの為格闘戦になると不利になる為神無とトコトン相性が悪い相手だった

 

キリエルドラゴン「私はお前の戦い方を何度も研究し貴様の弱点…お前より攻撃力が高く防御が高い相手は苦手だろ?そして力が強い奴も格闘戦を苦手とする貴様の不得意…その為に私はデスギドラとモンスターXの力を使ったのだからな」

 

キリエルは今までの神無の戦い方を知り神無の弱点を理解し倒そうと考えていたのだ…そのお陰でラグナレクを圧倒しほぼ無傷でラグナレクを追い詰めていた…

 

ラグナレク「なら……姿を変えよう!」

 

ラグナレクはエンペラ星人に変身し剣を持ちキリエルドラゴンに挑む…

 

その頃空に翼を羽ばたかせながら微笑みながらラグナレクの戦闘を見ているゲファレナーには誰も気づかなかった……

 

 

 

 




倒した怪獣が復活する…よくありますよね?さて復活したキングゴジラ達はヨハネの四騎士をモチーフとしています…そしてのカミーラは大淫婦バビロンをモチーフとしたバビロンカミーラとして再誕!ですがまだ終わりではありません…まだイナゴの出番も考えています

さて銀色の怪獣様の考案の怪獣が早くも死にましたが…別に今回出番が終わりというわけではございません…次回大きな役割を果たします

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