紅魔館の主レミリア・スカーレットには妹のフランドール・スカーレットがいる。
成り行きでかくれんぼをする事になるがさてさてどうなるか。
フランと館の中でかくれんぼをすることになったが・・・。
レミリア「退屈ね・・・。何かひまつぶしがしたいわ、以前のように異変を・・・って軽はずみな行動はできないわね。霊夢が黙っていないわ。」
レミリアは咲夜が入れた紅茶を飲みながらリビングを眺めていてひまつぶしは何かないものかしらって考えていた、いい事が思いつかないから主としてやるべきことに考えを切り替えようとした時・・・。
レミリア「主としてやるべきことをやろうと考えていたのにどうしてここに来るのよ、フラン?」
フラン「だって暇なんだもん。」
レミリア「私はあなたにかまっている時間はないのよ?」
フラン「ふ~~ん、お姉さまそういう事言うんだ?
だったら右手でぎゅ~~~っと・・・。」
レミリア「わ~~~!!わかったわ、わかったから!! 力の暴走は勘弁して!!」
フランが力を出そうとしたのを見て折れるレミリアだった、レミリアの頭には咲夜のある一言がよぎった。
咲夜「お嬢様、妹様とケンカ(遊びの意味である)をするたびに館の修復にはどのくらいの金がかかると思っているのですか?従者という立場であることを知ってて言います、主という立場をよく考えてください!!」
咲夜がこういう事を言ったから過激な遊びは慎まなければいけないと思う、さて館を壊さない遊びは何かないかしらと考えるレミリア・・これなら咲夜に怒られず、フランに壊される事もない遊びを思いついた。
フラン「お姉さま、何を考えているの?
細かい事考えないで本気の遊び(弾幕ごっこの意味)をしましょうよ。」
レミリア「フラン、本気の遊びじゃない遊びをしようと思わないかしら?
本気の遊びをすると咲夜が黙っていないと思うから。」
フラン「それもそうだね、お姉さま一体どういう遊び方をするのよ?」
レミリア「館の中のかくれんぼ、その名も隠紅魔(いんこうま)よ。」
そのまんまじゃんって思うフランだが細かいツッコミは入れないでおこう、これがお姉さまだから。
フラン「それでどうやって遊ぶのお姉さま? 私早く遊びたいんだけど?」
レミリア「せっかちな妹ね、フラン、あなたは少しは落ち着きを覚えなさい。
ちゃんと説明するから。 せっかちは好まれるものじゃないわよ。
それはさておき・・・。」
自分の言った言葉に責任が持てない言動、行動はないように自分に言い聞かせて説明する。
レミリア「シンプルな事よ、私とフランのどちらかが鬼になって鬼じゃないほうは・・・。」
フラン「鬼になったほうはこんぺいとうで攻撃するわけ?」
レミリア「物騒な考えを出して話の腰を折らないの!最後まで聞きなさい、鬼になったほうは数字を百まで数えて鬼じゃないほうは数え終わるまでどこかに隠れて数え終わったら隠れた場所を見つけるものよ、わかりやすいでしょう?」
フラン「お姉さまのいいたい事はわかったわ、それで鬼はどちらが先にやるの?私?それともお姉さま?」
レミリア「そうねえ、あなたが先でいいわよフラン。
ただし、お互いが守るルールを提案させてもらうわよ。」
フラン「どんなルールよお姉さま?私、はやくやりたいんだけど。」
レミリア「シンプルよ、お互い弾幕禁止で能力の使用もダメ、隠れていい範囲は館の範囲内よ?」
フラン「わかったわ、お姉さま。私が鬼でスタートよ。」
レミリア「発見できるように健闘を祈っているわよ、フラン。」
フランがリビングから1から数えている間にここなら見つけるのは困難でしょうと思いつつ絶好の場所を閃いた、レミリアはフランが予想しないところに隠れようと考える、あくまでも館の範囲内だから・・・。
~フラン・カウントダウン中(中)~
フラン「57,58・・・。」
レミリア「あそこなら最適だわ!! 広い場所だから」
速攻のブーツを履いたように急ぐレミリアであった。
親しい友人が静かを好み静かに読書がしたいという事をわかっていながら。
~フラン・カウントダウン(大)~
フラン「98,99,100!!
さて、お姉さまはどこにいったのかしら?
禁忌(四分身)を使いたいところだけど使ってはいけないって言っていたから我慢、我慢。」
100を数え終えて姉を探そうと行動開始、お姉さまはどこにいったのかしら・・・館の中をキョロキョロ見回している間・・・。
レミリア「ここなら最適ね、あ、音を立てないように忍び足に口チャック。
静かにしないとアグニシャインを受けるわ。怒らせたらおっかないからね。」
フランが探している間にレミリアは広い図書館の中にいた、パチュリーが椅子に座って静かに本を読んでいるのを見て、【歩く音を殺しながら】そろりそろりと移動してパチュリーの機嫌を損なわせないように(静寂を好む(?)のがパチェだから)気をつかっていたレミリアだったが・・・。
パチュリー「・・・レミィ? そろりそろりと何をしているのかしら?
本に集中できないじゃない、まったく。気をつかうなら音だけじゃなくて視界も考えてほしいわ。」
レミリア「パチェ?声を出さないで、今私はフランの遊び相手に付き合っているのよ。」
パチュリー「??? レミィ、どういうことかしら?状況が飲み込めないんだけど?」
レミリアがフランとかくれんぼをしていることをパチュリーに話そうとした時、フランがやってきて。
フラン「お姉さま見つけたわよ♪」
レミリアの背後にはフランの声が聞こえた、レミリアは後ろを振り返り開口。
レミリア「どうしてわかったのよ、ここが?」
フラン「お姉さまならパチュリーを利用しようと思ったからよ。お姉さま、わかりやすいから。」
レミリア「フラン、誤解を招くような言い方はやめてちょうだい!!」
フランドール姉妹のやりとりにパチュリーから黒いオーラが出てきてそれはまがまがしく感じるものだった。
パチュリー「私を利用するなんてどういうつもりかしら、レミィ?
返答のいかんによってはアグ二シャインよ?」
レミリア「パチェ~~落ち着いて頂戴!! ちゃんと事情は話すから~!!」
パチュリーの黒いオーラをしずめようとレミリアは事情説明にいっぱいであった、アグ二シャインを出さないように。
~説明終了~
パチュリー「そういうことだったのね、レミィに妹様。
図書館は遊び場じゃないのよ、まったく。 静かに本を読めないじゃないの。」
レミリア「それならパチュリーも一緒に戯れようとは思わないの?」
パチュリー「え?」
フラン「お姉さまだけじゃつまんないし、パチュリーと一緒に遊ぶのが私は楽しいな。」
本を読むのに集中したいけど友達の誘いを断るのはいやだなって思ったがフランの表情を見て断る口実は作れない、そう思ったパチュリーは人差し指でほほをぽりぽりして顔が無意識にちょっと赤くなって一言ポツリ。
パチュリー「レミィの誘いならつきあってあげてもいいかしら。」
レミリア「持つべきものは友達ね、パチェ♪
フランが私を見つけたから今度は私が鬼ね、数字を数えている間に好きなところに隠れなさい。」
レミリアは数を数えている間にフランとパチュリーはどこに隠れようと考える。
~レミリア・カウント中:フラン、パチュリー考え中~
フラン「能力の使用はだめだからね、パチュリー。」
パチュリー「そんなことしたら子悪魔と咲夜の仕事を増やす事になるから分かっているわよ、それじゃここからは別行動よ、妹様。」
フラン「パチュリー気をつけてね。」
レミリアがカウント中、お互い隠れる場所を考える。
フラン「能力を使うのはだめだけど、物を使うのはいいよね♪
ちょうどいいのがあったわ、これで行こう。」
フランはちょうどいいものをみつける、これならお姉さまに見つけられずにすむと思い・・・同じ頃パチュリーは・・・。
パチュリー「図書館を使う事は私の立場上、考えられないわ、かといってそれぞれが使っている部屋もありえないし。」
パチュリーはさてどこに隠れようかと考えながら歩いていた、いいのが思いついて。
パチュリー「あそこなら、レミィも隠れているとは考えないでしょうね。
さてさて、レミィは私を見つけてくれるのかしら?」
パチュリーは一言つぶやいた。
~レミリア・カウントダウン終了~
レミリア「百~~~!!さてどこに隠れたのかしら、見つけるわよ!!」
広い館の探索、探索は冒険よとレミリアははっちゃけている。
さすがにないと思うけど・・・念のため日傘をさして紅魔館の門を開けて門番の美鈴に確認する。
レミリア「美鈴、お仕事中失礼するわ、フランは出ていないわよね?」
美鈴「レミリアお嬢様、フラン様は外には出ておりませんよ。」
レミリア「それならいいわ、引き続き門番を頼むわよ。」
美鈴「はい、任せてください!!」
フランが外に出ていないことを確認してほっとする。
(もう一つの目的もあり美鈴がちゃんと門番の仕事をしているかの観察もある)
広い館を探してもフランは見つからない、さてさてどこに隠れたのか?
レミリアはお互いが決めたルールで弾幕は禁止で能力の使用はダメと言ったけど物の使用はダメとは言っていなかったのを思い出して、自分の部屋に急いで走る。
レミリア「フラン、どこにいるのかしら、出てきなさい!!」
【ドアを開けて】自分の部屋の物をひっちゃかめっちゃかにしながら見つからない苛立ちに大声でわめく、大声でわめいても見つかるわけがないというのに・・・。
レミリア「どこに隠れたのかしら、あの子は?」
どこに隠れたのか考えている最中・・・。
フラン「物を使うのはダメなんてお姉さまは言っていなかったもんね・・・。」
小声でひそひそ、フランはダンボール(なぜか木の葉◎の名前が書いてある)に隠れて移動、だがフランはレミリアの部屋のドアが【開いたままであること】を知る由もなかった。
当然、それを見て黙っているレミリアが黙っているはずもなく、ドアのほうからにやりとして勝ち誇っていた。
レミリア「フラン~~見つけたわよ~♪」
にやりとして、フランが隠れているダンボールをそっと取って持ち上げる。
フランは持ち上げたレミリアの顔を見て絶望と同時にレミリアの後ろにいる姿を見て伝えたいと思うが、伝えられない、レミリアはフランの表情がおかしかったのでレミリアは後ろを振り向いた、そこには咲夜の姿があり・・・
咲夜は怒りを顔に出さずにはいられなかった、いやこれで出さないほうが無理というものだ。
咲夜「レミリアお嬢様に妹様、これはどういうことか説明していただけませんか?」
咲夜はレミリアの部屋がめちゃくちゃになっていたのに怒っていた、レミリアはさてどう言い逃れしようかと言葉に迷っていた。しかし、咲夜にごまかしは通用しない。
レミリア「フ、フランとかくれんぼしていたのよ~。館の修復には金がかかるって咲夜が言うから~~」
咲夜「だからと言ってお嬢様が使っている部屋をめちゃくちゃにしていいことにはなりませんよ!!
私や小悪魔の仕事を増やすつもりですか!?
裏方がどういう役割をしているかをよく考えたことがあるのですか、レミリアお嬢様と妹様は?
妹様と一緒にすぐに部屋をきれいにしてくださ~~い!!」
咲夜にめちゃくちゃ怒られてレミリアとフランは部屋を厳重な咲夜の下の目で部屋をきれいにするのに追われた。
~きれいにするタイム終了~
レミリア「やっと終わったわ。」
フラン「咲夜の気持ち、分かったから許して~~~。」
咲夜「わかっていただければいいのですよ、レミリアお嬢様と妹様。
リビングで紅茶をお入れしますよ。妹様も一緒にいかがですか?」
フラン「私も一緒にもらうわ、咲夜。」
レミリア「咲夜の入れる紅茶は格別よ~フラン。」
部屋をきれいにしてリビングに向かうスカーレット姉妹と咲夜。
レミリア「ん?なんか忘れているような気が・・・まあいいか。」
~一方パチュリーがどこにいるのかというと~
パチュリー「レミィ、私を探しに来ないのかしら?」
パチュリーは紅魔館の地下牢に隠れていた、誰も探そうとは思わない場所に。
そのあと小悪魔が探したのは言うまでもない。
~東方隠紅魔(とうほういんこうま)~これにて終わり
私が初めて書いた小説です、いかがでしたか?
楽しんでいただければ幸いです、今度は妖精も混ぜてみようかな?