太陽とひまわりの仲間達との暗殺教室   作:籠野球

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皆さんどうも籠野球です。

今回は転校生が進化した続きからです。

しかし、他の方の作品を読ませてもらうと、作者のセンスの無さを感じます。OTL
でも、読んでくれる方が少しでもいてくれるなら、素人なりに頑張っていこうと思います!!

それでは、どうぞ!!




十六時間目 自律の時間

太陽side

 

「庭の草木も緑が深くなってますね。春も終わり、近付く初夏の香りがします!」

「たった一晩でえらく変わったな・・・」

「これ一応固定砲台・・・だよな?」

 

 時間ぎりぎりに登校してきた威月や大賀もそう言いながら転校生を見ていた。何か箱から音楽も流れてるし、殺せんせーすげぇ改造したな・・・

 

「何ダマされてんだよおまえら、全部あのタコが作ったプログラムで動いてる只の機械。どーせまた空気読まずに射撃すんだろ、ポンコツ」

ウィィン 「・・・おっしゃる気持ちわかります寺坂さん」

 

寺坂にそう言われた転校生が、そんな言葉と共に寺坂の方を向いた。てか、動くんだなあの箱・・・

 

「昨日までの私はそうでした。ポンコツ・・・そう言われても返す言葉がありません」 ぐす、ぐすんっ・・・

「あーあ、泣かせた」

「寺坂君が二次元の女の子泣かせちゃった」

「なんか誤解される言い方やめろ!!」

 

泣き始めた転校を見て、片岡と原がそう言って寺坂がそうツッコんだ。確かに何かヤバい奴に聞こえるな。

 

「いいじゃないか2D(にじげん)・・・Dを1つ失う所から女は始まる」

「「「竹林。それお前の初ゼリフだぞ、いいのか!?」」」

 

竹林のその言葉に杉野達がそうツッコんだ。確かにそれでいいのか・・・

 

「でも皆さんご安心を、殺せんせーに諭されて・・・私は協調の大切さを学習しました。皆の合意を得られるようになるまで、私単独での暗殺は控える事にしました」

「そういうわけで仲良くしてあげて下さい・・・ああそれと、もちろん先生は彼女に様々な改良を施しましたが、彼女の殺意には一切手をつけてません」

 

その言葉に転校生は手を挙げる仕草をすると、そこから銃が飛び出してきた。

 

「先生を殺したいなら、彼女はきっと心強い仲間になる筈ですよ」

(機械まで生徒にしちまうのか、何でも出来るな殺せんせーは)

 

ま、新しいクラスメイトが増えたのは嬉しいな。

 

 

 

昼休み・・・

 

「へぇーーっ、こんなのまで体の中で作れるんだ!」

「はい、特殊なプラスチックを体内で自在に成型できます。設計図(データ)があれば銃以外でも何にでも!」

 

 作られた美術品を見て呟く様にそう言った岡野に、転校生がそう返した。

 

「面白ーい!じゃあさ、花とか作ってみて」

「わかりました、花の(データ)を学習しておきます。それと、王手です千葉君」

「・・・三局目でもう勝てなくなった。なんつー学習能力だ」

 

矢田の言葉にそう返しながら、千葉とやっていた将棋で勝ったらしい。やはり凄いAIだな・・・

 

その時、大賀が笑いながら俺と威月に近づいてきた。

 

「思ったより大人気だな、転校生」

「まぁ、1人で同時に複数の事が出来るし、自在に変形出来るからな。迷惑さえかけなきゃああなって当然だろ」

 

大賀の言葉にそう返していると、近くに来ていた殺せんせーが冷や汗をかきながら呟いた。

 

「・・・しまった」

「は?何がっすか?」

「先生とキャラが被る」

「いや、被ってねえよ1ミリも!!」

 

殺せんせーの言葉に威月がツッコんだ。逆にどこが被ってるんだ?

 

「このままでは先生の人気が・・・皆さん、皆さん!!先生だって人の顔ぐらい表示できますよ。皮膚の色を変えればこの通り」

「「「キモイわ!!」」」

 

そう言いながら顔に男の顔を作った殺せんせーに、クラス全員がツッコんだ。そりゃそうなるだろうよ・・・

 

「あとさ、このコの呼び方決めない?自律固定砲台っていくら何でもね」

 

教卓に膝を抱えて座る殺せんせーを無視して片岡がそう言った。

 

「だよな」

「自律固定砲台だから・・・」

 

そう言いながら皆が考え込む中、登志が口を開いた。

 

「じゃあ1文字取って"律"はどうですか?」

「安直だな~伊勢」

「でも、分かりやすくていいんじゃない」

「お前はそれでいい?」

 

前原がそう聞くと一瞬だけきょとんとした後、

 

「・・・嬉しいです!!では"律"とお呼び下さい!!」

 

()は笑いながらそう言った。

 

「上手くやっていけんじゃねえか?」

「・・・どうだろうな」

 

その様子を見てそう言った大賀に、威月がそう返した。俺も正直威月に同感だな。

 

「えっ、何でだ威月?」

「寺坂の言った通り、あくまで殺せんせーのプログラム通り動いてるだけだしな。律に意志があるわけじゃねぇ」

「おまけにあんな改造勝手にして、開発者(もちぬし)が黙ってねえんじゃねえかな」

 

威月の言葉の後に律を見つめながら俺がそう言った。

 

そんな言葉とともに今日1日は過ぎていった―――――

 

 

 

 

「おはようございます、皆さん」

(元に戻ってる・・・ということは開発者が外したのか)

 

 翌日・・・最初の状態に戻っている律を見てそう考えている中、烏間先生が口を開いた。

 

「"生徒に危害を加えない"という契約だが、「今後は改良行為も危害と見なす」と言ってきた」

 

やっぱりか・・・ま、暗殺にはいらねえ能力だもんな。

 

「君等もだ。"彼女"を縛って壊れでもしたら賠償を請求するそうだ」

「・・・それって上の連中は俺らの迷惑は何も考えてないって事ですか?」

 

寺坂からガムテープを取り上げながらの言葉に、威月は腕を組みながら烏間先生にそう聞いた。

 

「・・・すまない。開発者(もちぬし)の意向でな、従うしかない」

「いや、烏間先生のせいじゃありませんよ。気にしないで下さい」

 

政府の人間なのにホントに良い人だな、あの人は。

 

「親よりも生徒の気持ちを尊重したいんですがねぇ」

「・・・攻撃準備を始めます。どうぞ授業に入って下さい、殺せんせー」

 

殺せんせーがそう呟く中、律は初日と全く変わらない無機質な声でそう言った。

 

 

 

 一時間目の授業が始まって少し経った頃、俺は威月に話しかけた。

 

「でも、元に戻ったって事は律の奴・・・」

「そりゃあ初日みたいになるって事だろ。全く、はた迷惑な話だ」

「・・・もし陽菜乃やE組の皆に何かあったら、賠償なんか関係ねえ。俺が奴の息の根を止めてやる」

「ま、そん時は一緒にやろうや」

 

そう威月と話していると、殺せんせーが初日の様に黒板の方を向いた瞬間、一瞬だけ光り俺はおもわず身構えた。

 

ジャキッ!! 「・・・?」

 

しかし律の中から出てきたのは、花束の山だった。その光景に誰もが固まっていると、律が口を開いた。

 

「・・・花を作る約束をしていました」

(! それは昨日の矢田との約束!元に戻ったのに何でだ?)

 

そんな俺の心の中での疑問に答えるように、律は皆に説明し始めた。

 

「殺せんせーが私のボディーに施した改良のほとんどは、開発者(マスター)が暗殺に不要と判断し、削除・撤去・初期化してしまいました。

・・・ですが、学習したE組の状況から()()()は「協調能力」が暗殺に不可欠な要素と判断し、消される前に関連ソフトをメモリの隅に隠しました」

「・・・素晴らしい、つまり"律"さんあなたは」

「はい。私の意志で産みの親(マスター)に逆らいました」

 

髪を触りながら、律は可愛らしい笑顔を浮かべながら殺せんせーにそう言った。

 

「こういった行動を"反抗期"って言うんですよね。"律"は悪い子でしょうか?」

「とんでもない、中学三年生らしくて大いに結構です」

 

顔に丸を浮かべながら殺せんせーはそう言って、皆は律の周りに集まった。

 

そんな光景を見ながら俺は笑みを浮かべながら呟いた。

 

「まさか機械が反抗するなんて、開発者も想定外だろうな」

「まあな、でも丸く収まってよかったじゃねえか」

「ハハ、確かにな」

 

威月にそう返した後、俺は再びポツリと呟いた。

 

「・・・親に反抗する事も、俺は全く出来なかったけどな・・・」

「太陽・・・」

 

威月はそれ以外は気を遣って何も言わなかった。




いかがだったでしょうか。

最後はプロフィールにも書いてある通り太陽は両親と死別しているからという意味の発言です。
死別した理由などは、4人全員それぞれ後々書いていくつもりです。

次回はいよいよ「ひまわり」に渚達が行く話です。
もし出来たら間取りの挿絵を入れたいのですが、作者は絵や字が下手なので分かりません(笑)

それでは、また次回お会いしましょう!!
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