太陽とひまわりの仲間達との暗殺教室   作:籠野球

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皆さんどうも籠野球です。

とりあえず間に合ったー!!ここまでは何とかストックがありました。

さて・・・タイトルでも分かる通り、いよいよやってきました。ちゃんと書けてるといいんですが・・・

それでは、どうぞ!!


五十四時間目 告白の時間

大賀side

 

「「「「暗殺・・・肝だめし?」」」」

「先生がお化け役を務めます。1日動きませんでしたし、たっぷり分身して動きますよぉ」

 

 聞き返した俺達に、殺せんせーは腕を伸ばしながらそう言った。てか、伸ばす関節あるんだな・・・

 

「もちろん先生(お化け)は殺してもOK!!暗殺旅行の締めくくりにはピッタリでしょう」

「面白そーじゃん。昨日の晩、動けなかった分の憂さ晴らしだ!!」

 

確かに面白そうだなー、前原の言葉に皆も乗り気みたいだし。

 

「場所はこの先の海底洞窟。300メートル先の出口に男女ペアで抜けて下さい」

「ん、男女ペア?」

「ええ、こういう時は男がエスコートしてあげるのが当然ですから」

 

ふーん・・・まあ、そういうモンなのかな。

 

・・・わざわざ、男女ペアって指定してくる辺り、何か企んでるなありゃ

確かに・・・

 

? 何か威月と太陽がボソボソ喋ってるな、どうかしたのか?

 

「まあ、いいや。んで、そのペアはどうやって決めるんですか?」

「クジ引きにしようとは思ってますが、もしお互いに同意してるペアであれば構いませんよ」

「じゃあ、たーくん。一緒に行こーよ!!」

「ああ、勿論」

 

まあ、この2人はそうなるよな。

 

(さて、俺はどうすっかなー・・・)

・・・くん

(といっても、俺は彼女いないし、)

大賀くん

(ま、クジ引きでいっかー「大賀くん」) 「え?」

 

腕を組みながらそう考えていた俺は、神崎さんに声をかけられている事にようやく気づいた。

 

「あ、ごめん。何、神崎さん?」

「えっと・・・」

 

神崎さんは少しだけ言い淀んだ後、覚悟を決めたかのように顔を上げると、

 

「私と一緒にペアになってくれないかな?」

「・・・え、俺と?」

「う、うん。あ、誰かとペアの約束してた?」

「いや、それはしてないけど・・・」

 

何で急に俺を誘ったんだろ、神崎さん。

 

おぉ~・・・

積極的だな~神崎ちゃん

(? 積極的って皆どういう事だ?)

「・・・やっぱり迷惑・・・かな?」

「え!?」

 

皆の声に集中して無言になっていた俺に不安になったのか、神崎さんは悲しそうに笑いながらそう言った。

 

女の子のこういう顔が苦手な俺はテンパりながら返した。

 

「そ、そんな!?神崎さんに誘われて迷惑なんて思う奴がいたら、俺が片っ端から蹴っ飛ばしてやるよ!!」

「ほ、ホント?じゃあ・・・」

「う、うん。俺で良ければ」

「ありがとう、大賀くん!!」

 

満面の笑みでそう言ってくれた神崎さんが可愛くて、俺は思わずドキッとなった。

 

 

 

「へー、やっぱ中は少しひんやりしてるんだな」

「・・・ん、やっぱり少し怖いね」

 

 洞窟の中に入った俺達はそんな事を話し合っていた。

 

「大丈夫大丈夫、何かあったら俺が守るって!!」

「うん、頼りにしてるね」

 

・・・まあ、幽霊に物理攻撃効くのかは分からんけど。

 

「・・・あ、そういえば神崎さん」

「何?」

「ここに入る前、威月と何か話してたみたいだけど、何、話してたの?」

 

順番待ちをしていた最中、神崎さんは威月と何やら話していたのだ。その時、神崎さんの顔はこれ以上無いくらい赤かったし、威月は楽しそうな笑みを浮かべていたのが気になったのだ。

 

「う!?え、えっと・・・ちょっと水守君にアドバイスをしてもらったんだ」

「へー珍しいな。何について?」

「そ、それは言えないかなー」

「そっか、ゴメンね」

 

別に言いたくないのを無理に聞き出すつもりは無かったしな。

 

「ううん、気にしないで。

・・・そういえば、大賀くんはこういうお化けとか幽霊とかって平気なの?」

「うーん・・・いきなり来られたらビビる程度かなー。でも、当然いるって信じてるよ」

「! そうだよね・・・いつか会えるといいね、ご両親に」

「ああ!!(ペンペンペン・・・)・・・ん?」

 

その時、洞窟の奥から何やら変な音が聞こえてきた。

 

「な、何だ?この音」

「楽器・・・かな。でも、何でこんな所で・・・?」

(ま、まさか本当に出たのか!?)

 

俺達は音のする方へとゆっくりと近づき、そして恐る恐る覗いた。

 

ボウッ・・・ 「出たあぁぁぁ!?」

「きゃあぁぁぁっ!!」

「(ペンペン・・・)ここは血塗られた悲劇の洞窟。琉球・・・かつての沖縄で、戦いに敗れた王族達が非業の死を「うおぉぉぉ!!(ブンッ!!)」(スカッ!!)にゅやぁぁぁ!?大賀君、いきなり蹴らないで下さい!!」

 

いきなり出てきた幽霊に俺は反射的に蹴りを放つと、幽霊―――に扮した殺せんせーはそんな叫び声と共に逃げていった。

 

「ハァ・・・ハァ・・・な、何だよ、殺せんせーか。ビックリさせやがって・・・」

「こ、殺せんせーがお化け役をやるって言ってたんだし、当然といえば当然だったね・・・」

 

あーくそ、素でビビった・・・てか、対殺せんせーナイフ使うの忘れてた。

 

「フー・・・ちょっと落ち着いてきた(ギュウゥ)!?」

 

その時、俺は今の現状に気づいた。神崎さんは俺の背中に抱きついていたのだった。

 

「か、神崎さん?」

「!! ご、ゴメンね///!?実は私お化けってちょっと苦手で・・・」

 

神崎さんは慌てながら俺から離れた。

 

(た、助かった・・・神崎さんみたいな綺麗な人に抱きつかれたら心臓に悪い・・・)

「大丈夫なら、行こう大賀くん」

「・・・」

 

俺に迷惑をかけないようにか笑顔で神崎さんはそう言ったけど・・・

 

スッ 「えっ?」

「その・・・怖いんなら、俺とで良ければ手ぇ繋いでみる?そんなんで怖さが紛れるかは分かんないけど」

「大賀くん・・・ありがとう」

 

神崎さんは一瞬だけキョトンとした後、微笑みながら俺の手を握り返してきた。夏休みの最初に感じた通り、神崎さんの手は小さかった。

 

 

 

「そこちょっと段差あるから、気をつけて神崎さん」

「うん、分かった」

 

 洞窟らしく多少足場が悪くなってきていたが、俺達は手を離す事無く歩いていた。

 

足場の悪い場所では手を離してもよかったのだが、「出来たら繋いでいてほしいな」と神崎さんが言った為そのまま歩いていた。まあ、別に少し大変なだけだしな。

 

「さて・・・大体、半分位は進んできたのかな?」

「うん、でも殺せんせー全然出てこないね」

 

神崎さんの言った通り、さっきから殺せんせーは全く出てきていなかった。

 

(まさか、俺が蹴りで迎撃したからか?でも、あれは不可抗力だし・・・)

ボウッ 「うおっ!!」

 

いきなり出てきた殺お化けに俺はそんな声を上げた。少しだけ足が出そうになったのは内緒だ。

 

「ビックリしたー・・・大丈夫?神崎さん」

「うん。むしろ、大賀くんにビックリしたかも」

「うぅ・・・」

 

クスクスと笑いながらそう言った神崎さんに少しだけ恥ずかしい思いをしたが、手を繋いでる効果があったと思って割り切る事にした。

 

「落ち延びた者の中には、夫婦もいました。ですが、追手が迫り・・・椅子の上で寄り添いながら自殺しました」

(意外と設定がしっかりしている・・・)

「その椅子がこれです」

(何であるんだよ!?)

 

そう思いながらも俺と神崎さんは殺お化けが指差した方向を向いた。するとそこには・・・

 

「「・・・」」

 

後ろにハートマークが付いたベンチが置かれていた。・・・何だ、あの椅子?

 

「琉球伝統のカップルベンチです。これに2人で1分座ると呪いの扉が開きます」

「いや、どんな呪い!?」

 

仮にそんな呪いがあったとして、何でこんな場所で時間まで設定されてるんだよ!?

 

 

ヌルフフフ。やはり今1番恋人に近いのは間違いなくこの2人。ここらで良い感じにくっつけてあげるのが担任の粋な計らいというもの!!さあ、お二人共。ここに座ってもっと仲を深めましょう!!」

(何か鼻息荒いな、殺せんせー・・・)

 

片手にメモ帳持ってるし、何がしたいんだ?

 

「えーっと・・・」

「とりあえず座ってみよっか」

「まあ、そうしてみるか」

 

俺達はとりあえずベンチへと座った。・・・これでいいのか?

 

「お二人共、もっと会話を弾ませて!!男女の仲の良さを見せれば見せるほど、呪いが解けやすくなる筈です!!」

「いや、だからどんな呪いですか・・・」

 

とりあえず分かったのは、殺せんせーがこの状況を楽しんでるという事だな。

 

「・・・どうしようかな」

「どうしたの、神崎さん?」

 

いきなりの呟きに思わず聞き返すと、神崎さんは少しだけ困った表情をしながら、

 

「・・・ここには、私なりに覚悟を決めて来たから」

「?」

 

いくらお化けが苦手でも、そんな覚悟してまで来る必要あるのか?そう考えていたその時だった。

 

にゅやあぁ・・・もう一押し欲しいですねぇ、大賀君。例えばギュッと抱きしめたりとか(ヒュウゥゥゥ・・・)・・・にゅや?」

(な、何だ?いきなり不気味な音が・・・殺せんせーじゃ無いのか?)

 

神崎さんも不安そうに周りを見渡し始め、全員に緊張が走ったその瞬間だった。

 

ドロロロ・・・ 「う~ら~め~し~や~」

「にゅやぁぁぁ!?」

「本物が出たあぁぁぁ!?」

「きゃあぁぁぁっ!!」

 

白いお化けが脇から登場した事で、俺達3人はそれぞれそんな声を上げた。

 

ガラッ 「お助けー!!」 ビュンッ!!

「(ギュッ)だ、大丈夫。俺が何としても守ってみせるから!!」

「た、大賀くん・・・」

 

殺せんせーも扉の先に逃げて行っちゃったし、最悪神崎さんだけでも・・・そう考えていたその時、

 

「こんな単純な手に引っかかるとは・・・」

(・・・え?この声・・・)

 

お化けが喋りだしただけでも驚いたのに、その声に聞き覚えがあった事にまた驚いていると・・・

 

ゴソゴソ・・・ 「フー・・・あのタコ行ったぜ、中村」

「オッケー。しっかし、1番ビビりなのにお化け役やろうとするからダメなんだよね~」

「威月、中村さん!?」

 

白い布を脱いだ威月がそう言った事で、脇から携帯を手に持った中村さんが現れた。

 

「ビックリした・・・てか、俺ら歩くの遅かったか?」

「いや、俺らが走ってきただけだ」

「? 何でだ?」

 

すると、威月は笑みを浮かべながら神崎さんを見て、

 

「神崎の手助けをしようと思ってな。どうせあのタコが野次馬根性全開でお前らに注目するだろうと予想してみれば、思った通りって訳だ」

「み、水守君・・・!!」

 

手助けって何をだろ?神崎さんも慌ててるし。

 

「と・こ・ろで、お二人さん」

「な、何?中村さん」

 

その時、中村さんがニヤニヤとした笑みを浮かべながら口を開いた。威月が悪だくみをする時の様な顔に少し淀みながらも俺は聞き返した。

 

「2人はいつまで抱き合ってるのかな~?」

「えっ・・・!?」

 

言われて、さっきからずっと神崎さんを抱きしめ続けていた事に気づいた。

 

バッ!! 「ご、ゴメン、神崎さん!!」

「う、ううん///・・・ありがとう、守ろうとしてくれて」

 

顔を赤くしながらも上目遣いでお礼を言ってくれた神崎さんがあまりにも可愛くて、心臓の鼓動がヤバかった。

 

「いや~青春だね~」

「見てるだけで胸焼けするな・・・」

 

2人はからかうようにそう言った後、

 

「んじゃ、私達は先行くからお二人さんはごゆっくり~」

「あ、最後の登志達にはかなり時間空けてから入ってこいって言っといたからな、頑張れよー」

 

そう言い残して先に進んでいってしまった。

 

(ゆっくりって・・・もう扉開いてんだし、別に進んで問題ないんじゃ・・・)

・・・ありがとう、2人共

「え?」

 

小声で何かを呟いた神崎さんに聞き返すと、

 

「大賀くん。良かったら、もう少し話さない?」

「えっ?まあ、構わないけど。」

「ありがとう。じゃあ、もう1回座ろっか」

 

そう言いながら神崎さんが再びベンチに座ったので、俺もとりあえず腰を下ろした。

 

「えっと・・・」

「改めてだけど、昨日は助けに来てくれて本当にありがとう。ちゃんとお礼言いたかったんだ」

「それなら気にしなくていいよ。大切なクラスメイトを助けただけだしね」

「大賀くんからしたらそうかもしれないけど、指切りをして約束してくれて、傷だらけになりながらも私達を守ってくれて本当に嬉しかった」

 

うーむ、面と向かって言われると照れるな。

 

「・・・だから、これからもずっと守ってほしい」

「・・・へ?」

「私は大賀くんにずっと守ってほしいです。これからも、誰よりも私の近くで」

「・・・」

 

上目遣いで顔を少しだけ赤くしながら神崎さんはそう言ってきた。そんな神崎さんに俺は―――

 

 

 

「いや、無理だよ。俺、神崎さんみたいに頭良くないし、高校とか一緒は無理だろうし・・・」

「・・・・・え?」

 

俺の言葉に神崎さんはキョトンとなった。

 

「俺の頭じゃあ、神崎さんの足元にも及ばねえし、傍で守ろうとしたら神崎さんに高校のレベル下げて貰うしか・・・」

「・・・」

 

・・・あれ?神崎さん何も言ってこないな。でも、事実だしなあ。

 

「(クスッ)アハハハ・・・」

「か、神崎さん?」

「いや・・・水守君のアドバイス通りだなぁと思って」

 

神崎さんは笑いながら立ち上がると、振り返りながらそう言ってきた。威月のアドバイス・・・?

 

「"あの鈍感バカには、変な搦め手使っても無意味だ。真っ直ぐぶつかっていった方が、きっと応えてくれる"って。だから、もっとシンプルにいくね」

「? どういう・・・」

 

意味と聞こうとした俺の口を・・・

 

 

 

チュッ・・・ 「ん・・・」

「!?」

 

神崎さんの唇が塞いできた。神崎さんの突然の行動に、俺は硬直してしまった。

 

「プハッ・・・」

「えっ・・・・・神崎さん、何を「好きです」!?」

 

数秒後、唇を離した神崎さんに思わず問いかけた俺の耳に聞こえてきたのは、そんな言葉だった。

 

「え・・・あ・・・」

「ゴメンね、急にこんな事しちゃって。でも、今言わなきゃ後悔すると思ったんだ」

 

いつの間にか、神崎さんの顔はこれ以上無いくらい赤くなってはいたが、表情は真剣そのものだった。

 

「いつどんな時でも明るい貴方が好きです」

「只の口約束を守ってくれる義理堅い貴方が好きです」

「どんな時でも助けてくれる強い貴方が好きです」

「怖い人にお金を出せと言われて、300円を出してしまうちょっと間の抜けてる貴方がちょっと可愛くて好きです」

「そして何より・・・家族や私達の為に必死になれる、そんな優しい九澄 大賀くんが私は大好きです」

 

「私と、お付き合いしていただけませんか?」俺を真っ直ぐに見つめながら、神崎さんは最後に微笑みながら告白してきた。

 

(嘘だろ・・・だって神崎さんだぞ!?E組で1番人気のある女の子が俺の事を・・・)

「あ、えっと・・・まずはありがとう、俺に告白してくれて」

 

でも・・・

 

「俺、暴力事件起こすような奴だよ?」

「それだけ強いから、私達を守れたんだよ」

「頭だってそんなに良くないし・・・」

「私もE組だから、一緒だね」

「家事しか出来ないし・・・」

「うん、オムレツ凄く美味しかったよ。また作ってほしいな」

「夢見がちなバカだし・・・」

「誰よりも信じる強さを持ってるって素敵だと思うな」

「・・・えっと・・・」

 

俺の言葉にすぐに返してくる神崎さんに、俺は言い淀んだ。

 

(てか、何で俺はこんなに抵抗するような事、言ってるんだ?)

「・・・大賀くんは、私が嫌い?」

「そんな訳ねえよ!!神崎さんが嫌いなんて言う奴いる訳が「良かった・・・なら、お付き合いして下さい」!!」

 

安心した様な顔でもう一度告白してきてくれた神崎さんに、俺は自分の頭を殴りたい気分だった。

 

そうだよな・・・そんなこと、全部分かってて()()()()俺を好きと言ってくれたんだよな・・・

 

俺が軽く息を吐いた後、

 

「・・・最後に1つ聞いていい?」

「何?」

「・・・後悔しませんか?」

「大賀くんに私が後悔するなんて、あり得ないよ?」

 

可愛らしく小首をかしげながら即答してくれた神崎さんに、もう迷いは無かった。

 

「はい、俺で良ければお願いします」

 

今まで生きてきて、TOP3に入る位緊張した瞬間だった。

 

「ありがとう、大賀くん///」

 

そう言いながら満面の笑みを見せる神崎さんは、誰よりも綺麗だった―――

 

 

 

「えーっと・・・俺達、これからは恋人同士なんだよな?」

「うん、そうだね」

 

 何か実感湧かないなー・・・いきなり恋人になったと言われても。

 

「・・・何か、あんまり変わんないね。恋人になったっていっても」

 

神崎さんも俺と同じ考えみたいだなぁ。

 

「どうすれば恋人なんだろうな?」

「うーん・・・やっぱり、最初は名前を呼ぶんじゃないかな?」

「あ、確かに。太陽も付き合い始めてから倉橋さんを名前で呼び出したもんな。じゃあ・・・」

 

そう言いながら、俺は神崎さんと向き合ったが・・・

 

「・・・っ」

(名前呼ぶだけでこんな緊張するのか!?太陽と倉橋さんはこれを乗り越えたってのか!?凄いな、あの2人!?)

「大賀くん?」

 

っつても、神崎さんはもう俺の名前を呼んでくれてる。次は俺が呼ぶ番なんだ!!

 

そう覚悟を決めた俺は・・・

 

「ゆ、有希子・・・」

「!! うん///!!」

 

とびきりの笑顔で返事をしてくれた神崎さん―――有希子に俺は限界だった。

 

「う・・・うわあぁっ!!」

「た、大賀くん!?」

(いや、無理だろ!!どんだけ可愛いんだよ!?てか俺、こんな可愛い人とさっきまでよく平然と話せてたな!?)

 

いきなり叫びだした俺に有希子も慌てた様子だったけど、気にしている余裕なんて俺には無かった。

 

(しかも、こんな人が俺の彼女になった・・・俺、大丈夫かなあ?)

「だ、大丈夫?大賀くん」

「ハァ・・・ハァ・・・何とか・・・でも、ゴメン。俺、有希子とどうやって付き合っていったらいいのか分かんな(スッ)・・・?」

 

有希子は俺に片手を伸ばし、

 

「ゆっくりいけばいいんじゃないかな?10組カップルがあったら10組違う付き合い方があるんだもん。私達は、私達のペースでいこっ、ね?」

「・・・ありがと」

 

そう微笑んでくれた有希子の手を、俺は受け取った。そうだな・・・太陽達みたいなカップルとは違うかもしれないけど、俺達らしく付き合っていこう。

 

ギュッ 「行こう、有希子!!皆、待ってるしさ!!」

「うん!!」

 

俺達は恋人らしい握り方に変えながら、洞窟の外へと再び歩き出した。洞窟の外で冷やかされまくったのは言うまでもない。




いかがだったでしょうか。

いやぁ、とうとうきましたね!!ここまで長かった~!!

初々しさが書けてたらいいなと思ってます(笑)!!

只、真剣に書きすぎて7000文字超えちゃいました(笑)太陽の時に比べて大分長くなっちゃったなー・・・と思ってます。

ま、後悔はしてませんが(笑)

それでは、また次回お会いしましょう!!
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