投稿が遅れてしまい申し訳ありません。
m(_ _)m
アイディアは浮かんでいるのですが、仕事の疲労からパソコンに打ち込むやる気が起きませんでした・・・
でも後2週間でGWですし、気合入れていきたいと思います!!
それでは、どうぞ!!
太陽side
「ふわ・・・おっと」
「たーくん、随分眠そうだね」
朝、欠伸が漏らしそうになった俺に、陽菜乃が不思議そうに聞いてきた。今日は2人きりでの登校だ。
「ああ、ちょっと昨日は遅くまで勉強してて、寝るのが遅くなっちまったんだ」
「へ~!!私も勉強しなきゃなあ。テストまでもう1か月位しかないし」
「俺で不満がないなら、また今度教えるよ」
「ホント!?
・・・って1学期の中間テストで1位のたーくんに不満なんて私が言えないよ!!」
(フー・・・何とか誤魔化せた)
頬を膨らませながら返す陽菜乃に笑みを浮かべながら、俺は心の中で安堵した。勉強してたなんて嘘だしな。
(威月達にもバレたくもねえが、何より陽菜乃にだけはバレる訳にはいかねえからな)
「? どうしたの、たーくん」
「いや、俺の彼女は可愛いな~って」
「!! えへへ」
本心100%の誤魔化しをしながら頭を撫でてあげると、陽菜乃は嬉しそうにはにかんでくれた。うん、やっぱり可愛い。
「おーい、そこのバカップル。イチャつくのは勝手だが、遅刻してもしんねーぞ」
「!! そ、そうだな。行こうぜ、陽菜乃」
「あ、ありがとね。水守君」
威月は鋭いからな・・・話してる最中にボロ出さねえ様にしねえと。
「え!?そうやって読むんだったの!?」
「ん?」
「何か盛り上がってるね~」
教室の近くまでやってきた俺達の耳に、そんな驚いた様子の話し声が聞こえてきた。どうしたんだ?
ガラッ 「おは~」
「おはよう。何か盛り上がってるけど、どうしたんだ?」
「おう、2人共。お前らさ、木村の下の名前って知ってるか?」
? 何だ前原の奴、いきなりそんな質問してきやがって。
(えーっと、確か"正義"って書くんだったよな)
「確か・・・"まさよし"じゃなかったけ?最初の日にそう言ってたと思うけど」
「あー・・・実は、それ読み方違うんだ倉橋」
「え?」
「読み方が違う?てことは・・・"せいぎ"か?」
「あ、いや・・・それも違え」
あれ?でも、他に読み方なんてあんのか・・・?
「うーす」
「威月、丁度良い所に来てくれた。木村の名前の呼び方って何か分かるか?」
「あ?んだよ、入ってきたとこだってのに。んーと、確か正義って書くんだったな」
入ってきた威月は、そのまま顎に手をやると、
「太陽も分かんなくて問題になるって事は、普通の呼び方じゃないんだから・・・まさか英語読みの"ジャスティス"とか言わねえだろうな?」
「いや、流石にそれはねえだろ威月「・・・正解だ」・・・は!?」
思わず俺は木村の方を向き直った。威月も半分冗談だったのか驚いた様子で木村を見ていた。
「嘘だろっ!?じゃあお前って本名"木村
「おー・・・俺の親って警察官でさ。正義感で突っ走ったみたいなんだよ。
・・・公共の場所じゃ変えられねえから、せめて学校では武士の情けで"まさよし"って呼んで貰ってんだ」
「それはきっついな・・・」
病院の待合室で「木村 ジャスティスさーん」って呼ばれてるって事だもんな・・・
「親の付けた名前が不満なんて何事だ!!なんて言うけどよ、その名前のせいで子供にどんな迷惑掛かってるか考えた事もねえんだろうな・・・」
「そんなモンよ、親なんて」
その時、珍しく狭間が会話に入ってきた。
「私なんてこの顔で"
「お、おう・・・」
「メルヘン脳のくせに気に入らない事があったらヒステリックに喚き散らす。そんな母親の家庭で、名前通り可愛らしく育つ筈がないのにね」
「皆、大変だねー。変な名前付けられてさ」
そう言いながら入ってきたカルマに、全員が顔を向けた。お前が言うのか・・・
「あー、俺?俺は結構自分の名前気に入ってるよ。ま、たまたま親のヘンテコなセンスが子供に遺伝したんだろうね」
「先生も名前には不満があります」 ずいっ
「うおっ!?ビックリした!!」
カルマの背後にいつの間にか立っていた殺せんせーは、不満げにそう言った。
「殺せんせーは茅野が付けたその名前、気に入ってるんだろ?」
「だからこそですよ。気に入ってるのに、未だに2名、私を名前で呼んでくれない方がいるんです」
((ギクッ))
殺せんせーに恨みがましい目で見られ、烏間先生とビッチ先生は言葉に詰まった様子だった。
「烏間先生なんて「おい」とか「お前」とか・・・熟年夫婦じゃないんですから・・・」
「だって・・・大人が「殺せんせー」って、正直恥ずいし」
まあ、気持ちは分からなくはないかなー・・・
「あ!!じゃあさ、コードネームで呼び合うってのは?」
「コードネーム・・・ですか?矢田さん」
「うん、南の島の殺し屋の人達は皆コードネームで呼び合ってたじゃん。私達もやってみない?」
「確かに、殺し屋っぽくていいかもしれませんね」
「ええ、あの頭の固い2人に仇名を呼ばせる良いきっかけになるかもしれません」
登志同様、殺せんせーも賛成な様子だった。まあ、面白そうだし、たまにはいいか。
「では、クラス全員分のコードネームを皆がそれぞれ書いて、それを先生が無作為で引いたのが皆さんの今日のコードネームとしましょう」
クラス全員分か・・・大変だな。
「"
「まだだ、"
「了解!!」
1時間目・・・今日は実践を想定した射撃訓練だ。背後から貧乏委員達が距離を詰めて、飛び出した所を"
ジリジリ・・・ バッ!! 「「なっ!?」」
「甘いぞ、2人共!!包囲の間を抜かれてどうする!!特に"
「クソッ!!悪い、
「任せろ!!陽菜・・・"
「おう!!」
「うん!!」
2人に指示を出しながら俺も堅物に向けて銃を構えて、引き金を弾いた。・・・が、
パンッ!! 「フッ!!」 ダダンッ!!
「あっ!?」
(クソッ!!方向転換が早すぎる!!)
崖上に跳んで、俺の銃弾を躱しながら逃げていった堅物に、俺は舌打ちをしながら毒づいた。余りにも速い動きに、2人も反応すら出来なかったみたいだな。
(やっぱり単発で当てられる人じゃねえ、複数人で狙わねえと・・・)
「そっち行ったぞ、"
「あいよ!!"
「「「おうっ・・・(あぁ)」」」
・・・!! 3人が囮になってる間に、木の上から・・・
パンッ!! ビシィ!!「む!!
・・・やるな、"
ガッツポーズをしている鷹岡もどきにそう返しながら堅物は近くの茂みに目を向け、
「"
「くっ・・・バレてたか。そっちでお願い、"
「オッケー!!行くよ、"
「「了解!!」」
凜として説教の指示で、射撃の場所を悟られないように堅物に対しての射撃が始まった。やはりアイツは指揮能力が高い、1番重要なポジションを任せて正解だったな。
("
「行こう"
「うん!!」
「う、うん・・・!!」
「えぇ・・・」
"
(出番だぞ、"
ビシッ 「・・・」
「っ!!」
何っ!?狙い通りの完璧なタイミングだったってのに、木の板で防いでやがる!!
「ギャルゲーの主人公!!君の狙撃は常に警戒されているという前提で動くように!!」
(そうか・・・アイツからは常に警戒を外してなかったのか・・・だが、)
甘いっすよ、堅物。アンタなら、ギャルゲーの主人公の狙撃でも無理かもしれないのは全員想定済みだ!!
(だから・・・今回トドメは別の奴!!頼んだぞ・・・)
「―――"
「なっ・・・」
木の上から飛び降りたジャスティスが背後から突きつけられた2丁の拳銃に、堅物は反応する事は出来なかった―――
「・・・で、どうでしたか?コードネームで過ごした1時間目は」
「「「「何か・・・凄い傷ついた」」」」
体育の時間が終わった2時間目、俺達は授業中にもかかわらず、教室でグッタリしていた。何か・・・すんげえ精神的に疲れた。
(やっぱ彼女は名前で呼びてえしな。何かむず痒いわ・・・)
「ひたすら"
「チビ剣士って・・・そのまんまじゃないですか・・・」
「誰よ!!永遠の0って書いたのは!?」
(ヒューヒュー)
・・・村松だな、書いたの。分かりやすく口笛吹いてやがるし。
「つーかさ、何で俺だけ本名だったんだよ?殺せんせー」
「今日の訓練内容なら、君の機動力はかなり生きると思ったからです。今日の様にカッコ良く決まれば、ジャスティスにも不満はないのではありませんか?」
「まあ・・・確かに」
確かにあの時は、ジャスティスがぴったりだったな。
「一応言っておきますが、木村君。君の名前は変更しようと思えば、比較的簡単に出来るでしょう」
「え?」
「極めて読み辛く、既に"まさよし"という名前で普段過ごしているという点からも、改名の条件はほぼほぼ満たしていると言えます」
「そうなんだ・・・」
殺せんせーの言葉に木村は安心した様子で胸をなで下ろしていた。
「でもね・・・木村君」
「?」
「もし、君が先生を殺したとしたら・・・「まさしく
ま、分かりやすくヒーローって感じだもんな。
「親が付けてくれた名前そのものが重要な訳ではありません。大事なのは・・・その名で何を成したかです。名前が人を造るのではない、その人物が歩んできた人生の足跡に名前が残るのです」
(さっすが、良い事言うな、殺せんせーは)
そう思っていると、殺せんせーはさっきの訓練で標的が付けていた的を取り出した。そこには、木村が撃ったペイント弾の後が何発も残っていた。
「もう少し、その名前を持っていてはどうですか?少なくとも、暗殺に決着が付くまでは・・・ね?」
「・・・そうしてみっか」
名前か・・・俺も太陽って名前には誇りもあるし、両親が残してくれたモンだからな。大事にしよっと。
「・・・さて!!今日1日コードネームで過ごすという事でしたね。皆さんが訓練の間、先生も自分のコードネームを考えておきました」
(・・・は?)
おもむろに何かを黒板に書き始めた殺せんせーに全員が?を浮かべていると、
「今日1日、先生の事はこう呼んで下さい・・・"
「「「「・・・」」」」
「「「「・・・・・」」」」
「「「「・・・・・・・・・・(ブチッ!!)」」」」
キランッ!!という効果音が聞こえそうな程のドヤ顔で言いきった殺せんせーに、言うまでもなく全員がキレた。
「ふざけんな、このクソタコが!!何、自分だけスカした名前付けてやがる!!」
「竹林!!この前一緒に作った改造手榴弾持ってこいや!!このドヤ顔ごと木っ端微塵にしてやるぞ!!」
「にゅやぁぁぁ!?い、いいじゃないですか、1日位!!」
「じゃかあしい!!おいお前ら、さっさと木村を本物の英雄にしてやるぞ!!」
「「「「おう!!」」」」
「にゅ、にゅやああぁぁぁぁぁ!?」
その後、殺せんせーは1日中"バカなるエロのチキンのタコ"と呼ばれた。
いかがだったでしょうか。
前話と今話みたいなほのぼのした回はかなり好きですね(笑)
実は4人のコードネームは正直パッと思いついたのをそのまま使って感想で聞かれるまでは理由も考えていませんでした(笑)
せっかくなので、感想に書いたのをここに書かせて貰います。
太陽→寺坂(何かこんな名前の元プロレスラーいたろ。アニマルって付くくらいだし、ソイツも動物好きなんじゃねえの?)
威月→中村(昔と今のアイツ、組み合わせたらこんな感じっしょ)
大賀→原(九澄君の家事能力なら将来こうなってもおかしくないわ。私も負けてられないね)
登志→イトナ(アイツは俺よりも小さいのにずっと強い。俺の触手を斬った程の剣の腕、少しだけ憧れる)
ところで・・・話が変わるのですが、今話で暗殺教室の巻数の内、約半分の11巻に到達する事が出来ました!!
いやあ、ここまで続けられたのはホント読んでくれる方々のお陰です!!これで何時でも失踪出来ますね(おい)
これからも頑張って書いていくので、是非読んで下さい!!
それでは、また次回お会いしましょう!!