申し訳ありません・・・何故か急にアイディアが全く浮かばなくなってしまい、ここまで時間が掛かってしまいました(前話で1か月のペースを守ると言っときながらすみません
m(_ _)m)
年末までにもう1話頑張って投稿出来たらいいなぁ・・・
それでは、どうぞ!!
太陽side
「こんなのでいいのかしら?太陽君。うちの子が読まなくなったお古なんだけど・・・」
「いえいえ、充分ですよ」
「ありがとうございます!!」
わかばパークで働き始めてから1週間程経った日曜日・・・近所のお母さんから絵本を受け取りながら、俺と陽菜乃は頭を下げた。全然綺麗だし、まだまだ読めそうだしな。
「結構一杯になったね、たーくん!!」
「あぁ、交渉上手な陽菜乃や矢田のお陰だよ。ありがとな」
「ううん、たーくん達が過去にわかばパークに通ってた子供達の家を知っていたからだよ。お陰でいらなくなった物とはいえ、皆さんすぐにくれるんだもん」
段ボールを抱えて帰る途中、俺達はそんなやりとりをしていた。まあ絵本とかって結構重いから捨てにいかないんだよな。俺達も裕樹達が来るまでは居間の隅っこに山積みになってたし。
「・・・あ、太陽と倉橋さん」
と、わかばパークの入り口に着いた俺達に、同じく段ボールを抱えた矢田と一緒の登志が声をかけてきた。
「登志、それに矢田も。その様子だと、そっちも順調だったみたいだな」
「うん、これだけあれば充分かな」
ま、金を使わずに段ボール4箱なら上等だろう。とはいえ、別に古本屋に売りに行く訳ではない。
(まさか、近所から絵本をかき集めて図書館もどきを作ろうと考えるなんて、良い考えしてるな千葉の奴)
「おー!!」
そう考えながら中に入った俺達の耳に、そんな興奮した声が聞こえてきた。その方向を向いた俺達の目に入ってきたのは、
「いつきにいちゃんたち、そんなおもそうなのにすげー!!」
「危ねえから近づくなよ。どこに置けばいい?皆」
丸太3本を右肩で担ぎながら上を見上げる威月の姿だった。流石の怪力だな、威月は。
「よいしょっと(ドサッ)フー・・・後、何往復だろうな」
「お疲れさま、威月」
「ん?おう、帰ってきてたのか」
「無理すんなよ、威月。いくら金を使えないとはいえ、E組の裏山から木を伐採してここまで運んでくるのは骨が折れるだろう」
まあ、そうしないと材料費を抑える事が出来ないからな・・・
「構わねえさ、松方さんにはずっと世話になってきたんだ。それに、俺にとっちゃ筋トレやってるのとそんな変わらねえよ」
「威月、そろそろ行こうぜ」
「はいよ。んじゃ、また昼飯前に戻ってくるわ」
村松や寺坂に促され、威月は再び裏山へと戻っていった。手が空いたら、俺も手伝いに行くかな。
「それにしても、だいぶ形になってきたな。枠組みは終わってるし」
「松方さん、ビックリするだろうね。帰ってきたら2階建てになってるんだもん」
千葉を中心にドンドン完成に近づいていく新建物を見上げながら俺と登志はそれぞれ呟いた。今回、俺達が作り上げたのは他でもない、ここわかばパークの新しい家だ。廃材と威月達が取ってきてくれた木材を利用した、律のコンピュータによる計算で元の母屋を補強する形に作られた物だ。
(ホントの鳶職人を使ったら金もかかるが、俺達E組ならこの程度、簡単だな)
「鵜飼さんのお陰だよね。建築士の資格を持ってくれてるあの人がいてくれなかったらここまでは上手く出来なかったし」
「あぁ、烏間先生の部下の人達もホントに多彩だな」
「4人共、とりあえず集めてきた本は中に置いといてくれるか?図書館が完成次第、運び込もう」
紙を片手にそう言ってきた千葉に俺達は頷き返し、中に入った俺達の前ではイトナと吉田が何やら自転車を前に話し合っていた。
「チッ・・・前輪が完全に曲がっちまってんな。荷物、積み過ぎだぜ、あの爺さん」
「いっその事、前輪を2輪をしてみるのはどうだ?3輪ならば安全性も向上するし、積載量も上がる筈だ。電動アシストのシステムは俺が作る」
(なるほど、松方さんの自転車を・・・確かにあの自転車は限界ギリギリだったし、名案だな)
・・・中学生でそんな修理&改造を考えて実践出来る奴がいる辺り、何だかんだいって
「・・・お前達か。悪いが、今からコイツの修理を行うから此所には立ち寄らないでくれ。部品がどこかに転がってしまっては困る」
「おう、悪い。皆にも伝えとくよ」
振り返ったイトナにそう返しながら、俺達は勉強を教えている部屋の隅へと本を4つ並べて置いた。
「・・・ここまでは大丈夫?さくらちゃん」
「う、うん。大丈夫!!」
「分かった、じゃあ次は・・・」
おっと、渚とさくらちゃんが勉強中だったか・・・にしてもさくらちゃん、渚の言う事を素直に聞くようになったな。俺らですらまともに言う事、聞いてくれるようになるのにかなり掛かったのに凄えな。
「・・・あれ?ねえ渚君。教科書、算数しか無いけど、他の教科は教えないの?」
登志の疑問に改めて見てみると、確かに2人の周りには算数の教科書やドリルしか置いてなかった。いくつかの教科を教えるつもりは無いのか・・・?
「あぁ、うん。僕にちょっと考えがあるんだ。さくらちゃんは僕に任せてくれないかな?」
「そうなんだ、分かった。さくらちゃんはお願いね、渚君」
(まあ、渚なら上手い事やってくれるだろう。後は手が空いた奴がそれぞれを手伝っていけば松方さんが戻ってくる頃には全部終わらせられ「♪~」お、もう昼か)
もうそろそろ来る頃かな・・・そう思っていると外から元気の良い声が聞こえてきた。
「太陽兄ちゃーん!!」
「お、来た来た。ベランダから入ってきなー」
ガララッ 「あー、お腹すいたー!!」
予想通り、そう言いながら中に入ってきたのは裕樹だった。 その後ろには手を繋ぐ彩子と華の姿があった。
「彩子ちゃんもこんにちは!!」
「こ、こんにちは」 ススッ・・・ギュッ
この前、手を握ってあげてから、彩子は少しだけ昔の様に甘えてくるようになってきたのだ。今も俺と自分から手を繋いでくるし。
(ま、別に嫌な訳じゃ無いし、別に構わないけどさ)
「よいしょ、実徳さんがいてくれて良かったね。洗濯物とかもやってくれたし」
「何だったら別に実徳さんにご飯作って貰えばよかった「「「やだ!!」」」・・・そっか」
(実徳さん・・・今更だけど、大賀か岬さんに料理本格的に習った方がいいんじゃ・・・)
登志に抱っこされた華にすら即答で断られるなんて・・・・・いや、実徳さんのあのレベルじゃ当然か・・・
(何せ、大さじと小さじの判断が付いてるのかも不安だからな・・・)
「2人共、そろそろ出来るから準備してくれるか?」
「「はい!!」」
その時、台所から大賀の声が聞こえてきたと思ったら、小学校高学年の1番年上の男の子2人がご飯を食べる部屋へと走っていった。そのままバタバタと音がしたと思ったら・・・
「「終わりました!!」」
「ありがと。皆に声をかけてきてくれるか?2人にはちょっとおまけしとくよ」
「「ありがとう!!行ってきます!!」」
「・・・何で「ひまわり」の皆が良い子なのが何となく分かったかも・・・」
全員が無言になる中、ポツリと呟いた矢田の言葉に全員が同意した。というか、たった1週間でどんな躾をしたんだ、大賀の奴・・・
「太陽、しっかり抑えとけよ」
「おう」
1週間後・・・完成した新建屋に上り、俺は寺坂が打ち付けようとしている屋根材を押さえていた。
トンッ・・・バンッ・・・ 「・・・うし、こんなモンだろ」
「「「「出来たー!!」」」」
汗を拭う寺坂のそんな呟きに、下で見ていた子供達を含めた全員が歓声を上げた。フゥ・・・何とか間に合った。
「結構良い感じじゃねーか。こりゃああの爺さんも驚くだろ」
「殺せんせーの話じゃ、もうこっちに向かってるらしいが「何という事でしょう!?」・・・お、来た来た」
「どうだよ?爺さん。怪我した分の慰謝料くれーにはなってねえか?」
どこかのリフォーム番組のナレーションみたいなツッコミを入れた松方さんに、横の寺坂は得意げにそう言った。
「こ、コレは・・・」
「素人だからって手抜きじゃ無いですよ。ちゃんとプロやコンピュータに基づいた設計ですからね」
「とりあえず中へどうぞ。色々、紹介しないといけないですしね」
威月や登志達に促されて松方さんは中へ入っていった。さて、俺もさっさと降りて加わるか。
「・・・たった2週間でここまで・・・」
「凄かったですよ、皆。あちこち飛び回って」
二部屋ある2階の内の1つ、図書室もどきの部屋を見渡しながら呟く松方さんに、田中さんが感心した様子で相づちを入れていた。しっかし、改めて見てもシンプルだけど分かりやすい設計だな。千葉のセンスは凄いな。
「ここは室内遊技場。床にマットやネット敷き詰めてますし、室内だから錆や腐食も心配いらないですよ」
「・・・っ「あぁ、あの遊具覚えといてくれな」・・・何じゃと?」
そう言いながら吉田が指差したのは、公園とかでよく見る回転遊具だった。吉田とイトナが何か細工してたみたいだったが、何をしたんだ?
「さ、次はガレージ兼職員室へどうぞ」
「ガレージ・・・じゃと?」
「えぇ、今回のリフォームの目玉です」
磯貝に促され、1階に降りた松方さんの目に飛び込んできたのは・・・
「―――何という事でしょう。前輪が曲がった自転車を3輪に改造、電動アシストを搭載した安全性や積載量を両立する事に成功しました。しかも自転車の充電器は上の回転遊具と繋がっており、その動力で補えます。つまり子供達が遊べば遊ぶ程、園長さんが助かるというシステムとなっています」
「う・・・上手く出来すぎて逆に気持ち悪い!!何なんじゃ、お前さん達は!?そんなビックリ人間は太陽達だけで充分じゃわい!!」
律のそんな説明に遂に松方さんはキラキラとした顔をしている皆にツッコんだ。まあ、普通とは言えないからな。後、誰がビックリ人間っすか、松方さん。
「あ、松方さんが大事にしてた前の入れ歯は、イトナ達に頼んでベルに再利用して貰いましたよ。いわゆる匠の粋な気遣いですね」
「要らん、そんな気遣い!!というか、若干、馬鹿にしとるじゃろ威月!?」
(そりゃそう言うだろうよ、威月・・・いくら松方さんでも怒るって言ったじゃねえか・・・)
内心、笑いを堪えているであろう威月にツッコんでいると、松方さんがフンと鼻息を立てながらベルを鳴らした。
「(チリン)そもそもここで大事なのは子供達とどれだけ心を通わせ正しい躾をしてあげられるか。いくら物を充実させようが・・・それが出来なきゃ何の意味も無いと言う事じゃ」
(まあ、松方さんならそういうわな)
確かに俺もそうだとは思うが、ここまでハッキリ言いきってくれる人なんてそうはいないだろう。
「「園長先生、お帰りなさい!!」」
「お、おぉ!?」
と、その時、大賀の僕とも言える2人の男の子が松方さんの横で気をつけをしながら口を揃えてそう言った。
「ど、どうしたんじゃ2人共?何か性格が変わっとるような・・・」
「今まで我が儘言ってすいませんでした!!」
「これからもどうかよろしくお願いします!!」
「うーん・・・いくら「問題ばっかり起こすから躾けて構わない」ってお母さんに言われたからってちょっと厳しくし過ぎちゃったかな・・・」
「ま、感謝されてっしいいだろ」
頭を下げながら口々にそう言う2人の姿に、大賀は頬を掻きながら呟いた。でも、威月の言った通りだし、優しい大賀の躾だったからあそこまで素直になったわけだし、結果オーライだろうな。
「た、確かに良く躾けられてはおるが、大賀ならこれくらい出来る事は知っとる。まさか他の者は何もやっとらん訳じゃ(ガララ・・・タタタッ)ん?」
「渚!!見て見て!!」
と、その時、玄関が開く音がしたとと思ったら、さくらちゃんが紙を掲げながら現れた。
「テスト、クラスで上から2番目だったよ!!」
「おー、凄い!!頑張ったね」
「渚の言った通り、算数のテスト
「これが
「だ・・・だったら、またアンタが教えなさいよ・・・?」
「うん、勿論!!」
(なるほど・・・1教科だけを徹底的に教えたのはこの為だったのか。これなら自信も付くし、無理に学校に行く必要も無い。渚の奴、教える才能があるみたい「・・・くく」! 松方さん)
誘いを即受けした渚にパアッと顔が明るくなったさくらちゃんを全員が微笑ましく思う中、突然松方さんは笑うと、俺の方へと向き、
「最初の出会いから思っとったが、お前達の級友は面白いな、太陽。これじゃあ文句の付けようが無いわい」
「松方さん」
「ワシは子供達の世話で忙しい、お前達の秘密なんぞ気にしてる暇なんぞ無い。さっさと学校に戻れ、学生の本分は勉強だぞ」
松方さんは自慢げにテストを掲げるさくらちゃんの頭にポンと手を載せると、穏やかな笑みを浮かべながらそう言ってくれた。フゥ・・・何とか一件落着だな。
―――こうして、俺達の事故騒動からの、2週間の特別授業は幕を閉じた。俺達も自分を見直すいい機会ではあった・・・しかし忘れてはいけないのが、今日が中間テストの前日だという事で・・・
大賀side
「ぐぬぬ・・・」
九澄 大賀
英語 62点
国語 62点
数学 64点
理科 60点
社会 61点
総合 309点 (クラス32位)(学年131位)
テストが終わってから1週間経った今日、俺は思わず返されたテスト用紙とにらめっこしながら呻き声を上げた。ま、まさかクラス最下位になっちまうとは・・・
「し、仕方ないよ大賀。僕達、中間テスト前にまともに勉強しなかったんだもん。オマケにA組の皆は今まで以上に勉強してたんだし、勝てる訳無いよ」
伊勢 登志
英語 62点
国語 78点
数学 70点
理科 71点
社会 80点
総合 361点 (クラス19位)(学年90位)
「だね・・・丸腰で猛獣と戦うのと殆ど変わんないよ」
「その証拠に・・・E組の半分以上が50位圏外に弾き出されてっしな・・・はぁ。改めてマジですまねえ」
「今更、謝らなくていいですよ。もう皆気にしてなんか無いですし「ぎっしし、しっかし拍子抜けだなぁ」・・・う」
一緒に帰る渚や岡島、杉野の申し訳なさそうな声に返す登志の声を遮ったのは、後ろからニヤニヤとした笑みを浮かべて近づいてくる五英傑の皆だった。
「やっぱり前回はマグレみたいだね。棒倒しで潰すまでも無かったか」
「ふーむ、彼女の前であそこまで言いきった君には少しは期待していたんだがな」
「「「「う・・・」」」」
「言っておくがこの学校じゃ成績が全て、下のお前等じゃ上の俺等には口出しする権利なんざ「ふーん、なら俺達は少なくともアンタら4人には口出ししていいんだ?」・・・っ」
何も言えなくなってしまった俺達の代わりに後ろから近づいてくる3人が異議を唱えた。
赤羽 業
英語 98点
国語 98点
数学 100点
理科 98点
社会 98点
総合 492点 (クラス2位)(学年3位)
「ま、どーせ
神木 太陽
英語 97点
国語 98点
数学 100点
理科 100点
社会 98点
総合 493点 (クラス1位)(学年1位タイ)
「つーか、同率でも文句言ってきそうだけどな・・・くっそ、ケアレスミスが痛かった」
水守 威月
英語 100点 (学年1位)
国語 89点
数学 80点
理科 81点
社会 83点
総合 433点 (クラス7位)(学年24位)
「確か英語は100点俺だけだったよな。なら、1教科分位は俺も偉そうにしていいって事だ」
そう・・・確かに俺達は殆どが成績を落とした・・・しかし威月は1教科だけだが単独1位を獲得し、この2人に関しては現状維持か大きく順位を伸ばしていたのだ。
(太陽は勿論、カルマも期末から毎日欠かさずに勉強してたみたいだし、2人共桁違いの集中力でテスト受けてたもんな・・・)
「てか、今回は俺達が皆に頼んでたんだよ。中間テストは手加減してくれってな」
「そーそ、お前等に花を持たしてやっただけ。毎回負けてばっかじゃエリートの面子が立たないっしょ」
「な、何ぃ?」
五英傑の皆を小馬鹿にしたような口調で挑発する太陽やカルマに、五英傑は分かりやすく怒りを露わにした。
「・・・だが、それも今回だけ。2学期の期末テスト、E組が同じ条件のテストを受けられるのは、もうそれだけしか無い」
「つまり、次が正真正銘ラストの勝負。2か月後、全ての
「・・・いいだろう」
(2人共・・・)
間違いなくあの2人は、俺達を庇ってくれたんだろう。俺達みたいな足手まといにも寄り添ってくれる、だからあの2人は信頼できるんだよな。
「おーい、何してんだ?早く行こーぜ」
「え?どこに?」
「いやいや、俺らまだちゃんと謝ってないじゃん。テスト終わったし、もっかい行っとこーよ」
・・・あ。そっか、わかばパーク行ってる間は会わなかったし、テスト中は職員室に行かなかったもんな。
太陽side
「「・・・迷惑かけてすいませんでした、烏間先生」」
「これも仕事だ、気にしなくていい」
クラスを代表した磯貝の片岡の謝罪に合わせて頭を下げた俺達に、烏間先生はいつも通りパソコンに向き合ったままそう返した。・・・正直かなり怖いが、やっぱり烏間先生に許しを貰わないと完全に解決したとは言えないからな。
「・・・それで、思いがけないロスにはなったが、君達自身に何か得る物は無かったか?」
「・・・強くなるのは、あくまで自分達の為だと思ってました」
烏間先生の問いに少しだけ言い淀んだ後、ゆっくりと渚が自分の言葉を噛みしめるように口を開いた。
「お金の為、未来の為、成績の為、その為に身につけてきたと・・・でも、その力は他人の為にも使えるんだって、今回の一件で強く思いました。殺す力は地球を救える為に、学力は誰かを助ける為に」
「・・・さー?どーだろうね」
苦笑しながらの渚の言葉に、カルマは飄々とした様子でそう相槌をうった。カルマに向けて言ったんだろうな、最後の言葉は。
「もう調子乗ってあんな使い方、2度としねえっすよ」
「あんな事がもう起きないように気をつけます。なので、また訓練をお願いします」
「ふむ・・・君達の考えは分かった。
・・・だからこそ、今の君達では高度訓練は再開させられないな」
椅子から立ち上がりながそう言った烏間先生に全員が表情を強張らせた。ま、まだダメなのか!?
「何せ、この有様じゃな」 バサッ
「・・・あ、それ俺のだ。股が裂けて使い物にもうならねえ奴」
「岡島君だけじゃなく、他の皆のもかなりガタがきている。これから更に訓練は過酷さを増していく中、学校のジャージの強度ではもう訓練を続けるのは不可能だ。ボロボロになっていくジャージを見れば、親御さんも流石に黙っていないだろうからな」
確かに・・・俺らは大賀が縫い直してくれるし実徳さんや岬さんだから特に言われないが、普通は怪しまれて当然だろう。
「そこで、君達に
そう言った烏間先生の後ろから、鶴田さん達が段ボールを抱えて入ってきた。
「コレは・・・」
「先に言っておこう。それより強い体育着など、この世には存在しない」
手渡された服を見て呟いた俺達に、珍しくニヤリと笑みを浮かべながら烏間先生がそう言った。
いかがだったでしょうか。
テストの点数を決めるのって何回もキャラクターブックを見直して順位を調べてと、結構大変ですね(そう言った意味では、太陽が1番楽です(笑))
まあ、それが楽しいんですが(笑)
そして改めて、投稿が遅れて申し訳ありませんでした!!
m(_ _)m
2か月もの間、何も言わずに投稿もしていない中、お気に入り登録を解除せずに気長に待ち続けてくれた方々や読んでくれている方には、本当に頭が下がります!!(いつの間にか100人になっていて、リアルに目玉が飛び出ました(笑))
完結までまだまだ掛かりそうなとんでもない亀投稿ですが、是非読んで頂けたら嬉しいです!!
それでは、また次回お会いしましょう!!