陳寿著「呉書・徐盛伝」外伝補記―徐盛さんが頑張るそうですよ?―   作:八意 暮葉

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徐盛さんは多分、2章では主軸としては出てこない。

むしろ、彼が主人公でることにき疑問を持たれてしまって悩み書く気力を無くし

生きる気力を半分なくした作者の送る徐盛伝、久々に幕開け


虎ノ背―孫堅―

「華雄、お前はこれから……陳武、字は子烈と名乗れ。」

 

「私に……名と字を……どうしてだ!?」

 

新たな名と字を付けると華雄は驚き……私の胸ぐらを掴んできた。

 

「それは・・・・・

 

 

 

 

お前は・・・華雄はすでに死んだ人となったからだ。」

 

そう。華雄は死んだこととなっている。

 

私は角と華雄の一騎討ちが終わったあと・・・陳留にある連合軍本陣に戦勝の報告の使いを出した。

 

そこで求められたのは

 

『敵将・華雄の首実検を行う。速やかに討ち取った華雄の首を差し出せ。』

 

というものだった。私は困り果ててしまった。

 

祖茂との約束は破ることはできない―そんなことをしたら部下からの信用は無くなる

 

連合軍の命令に逆らうこともできない―そんなことをすれば私は逆賊扱いをされ、討伐される

 

そこで私は陣を見回り・・・ある1つの天幕を訪ねたときに妙案を思い付いた。

 

訪れたのは一つの伍の天幕。先日、伍の一員が病で亡くなったと聞き弔問に来た。

 

そこで見たのは・・・華雄と瓜二つとはいかないものの華雄によく似た顔の兵士だった。

 

私はすぐに伍長に頼みその兵の首を取った。

 

そして、本陣に送り・・・華雄の死は大々的に発表された。

 

私はそのことを端寄ってだが彼女に説明した。

 

彼女は目を閉じたまま聞き、話終えたところで

 

「そうか・・・なら、致し方無い。」

 

と、納得してくれた。

 

「それで・・・真名は無いのか?」

 

華雄がとんでもない爆弾を落としてきた。

 

「真名は・・・もう少し待ってくれ・・・良いのが思い付かないのだ・・・」

 

実は真名を考えていなかった。

 

「そうか・・・」

 

華雄は悲しそうな顔を一瞬したがすぐに元の顔に戻った。

 

「まあ・・・良い。この華雄・・・改めて陳子烈・・・孫呉に忠誠を誓わせてもらう。」

 

「武人の御心に誓ってか?」

 

「如何にも。」

 

華雄が礼をもって接したので私も礼に乗っ取った対応をする。

 

こうして、孫呉には一人の将が加わることになった。

 

そして・・・その日。

 

私は祖茂の天幕に向かった。祖茂は静かに目を閉じ横たわっていた。

 

私はその彼の手を握り語りかけた。

 

「敬憶・・・華雄はしかと・・・呉軍に迎え入れたからな。

 

連合軍を欺いたが・・・お前との約束はキチンと守ったぞ・・・!」

 

「だから・・・だから・・・帰ってきてくれ・・・敬憶・・・っ!」

 

すると、祖茂はフッと微笑んだ気がした。

 

だが、それきりであった。

 

同時刻、夜空に浮かびし1つの星が尾を引き、筋を夜空に残して汜水関の近くに墜ちた。

 

その星は将星で、墜ちた場所は陽人。

 

星が墜ち、祖茂大栄は華雄が孫呉に迎えられた日、自分の役割を終えたかのように静かに息を引き取った。




こんばんは、八意暮葉です。

最後は雑になってしまいました。ごめんなさい。

今回も……苦難しながらも徐盛伝、投稿できました。

皆様が読んでいただいてくれるので……それを希望に何とか書いています。

今回、もしかしたら……年内最後の投稿かもしれません。

なので、皆さんに言わせて頂きます。

本年は徐盛伝を御読みいただきありがとうございます。

本作はとても拙く、視点もぶれてばかりで時間軸もおかしく読みにくいものだったと思います。

しかし、この物語を完結させながらになりますが……少しずつ修正しながら頑張るので来年もよろしければ読んでいただけると幸いです。

それでは、皆さん次回までゆっくり待っててよいお年をお迎えください!
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