うたわれていくもの   作:病弱マン

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長い時を経て

ハル「よし、こんなものか。チィ!こっちは準備できたぞ〜」

 

シューニャ「うん!こっちも大丈夫、後はハクさんからの呼び出しを待つだけだね」

 

オシュトルの力になれる喜び、ムネチカとミカヅチ、ネコネにまた会える楽しみにシューニャはワクワクがとまらなかった

 

 

変わってハクサイド

 

ハク「さて、用意はできたようだな」

 

クオン「ん?ハクどうしたの?」

 

ハク「なに、死者の世界から呼び出したい者がいてな。兄貴、シューニャとハルを呼び出す」

 

帝「何!?あの者らをか、しかし、、いやそうか、時間の概念をこちら側だけ動かすのだな、余も死んでから様々な記憶が蘇って驚いたものよ。お前が決めたなら異論はないさ」

 

ハク「あぁ、クオン、アトゥイ、今から呼び出すのはな、、」

 

ハクはシューニャの事を2人に話す

 

クオン「へぇ、あのオシュトルにそんな過去が、、いや無かった事にされてるのかな、なんというかオシュトルらしい、彼の強さの秘密がわかるような話だね」

 

アトゥイ「せやなぁ、ととさまからも聞いた事あるぇ、オシュトルはんほどの武士はそうはおらんって。そんな冒険をしてきたんなら納得やなぁ」

 

ハク「そうだな、さて早速呼び出すぞ」

 

ハクの呼びかけによりシューニャ、そしてハルが現れ

 

シューニャ「ここが、、狭間」

 

ハル「よぅ!マスター!順調かい?あとジイさん、そんな若返るほどの時間を巻き戻しやがって、気軽に使うなと言ったろうに、死人とは言え時間をそんなほいほい変えると因果律が歪むとあれほど」

 

帝「世界の危機ゆえにな、まぁ細かい事を気にするでない」

 

ハル「まったく、そしてそっちの2人の嬢ちゃんがマスターの伴侶かい?よろしくな!」

 

クオン「ほんとにハクそっくりの喋り方、見た目はかわいらしいけども」

 

アトゥイ「ほんま不思議やねぇ、ちっちゃいおにーさんや」

 

ハク「自分の人格をそのまま移したようなもんだからな、そしてシューニャ、よく来てくれた。早速全員の時間を動かしてもらいたいところだが、再会の時間、ゆっくりしたいだろう。まずは動かしたい人物のみでも構わない、幸いな事に時間はたっぷりあるからな、いきなり全員動かすと混乱も起きよう」

 

シューニャ「あ、、うんありがとうハクさん、それじゃまずはやっぱり」

 

シューニャはまずオシュトル、ミカヅチ、ムネチカの時間を動かす

その後シューニャは少し物陰に隠れ

 

ハク(やれやれ、仕方ないな)

 

ハク「3人とも!少しこっちに来てくれ!」

 

オシュトル「どうしたいアンちゃん?というかなんか皆止まってないか?」

 

ムネチカ「うむ、どういうわけか小生達だけ動けているようだが」

 

ミカヅチ「また貴様の神の権能とやらだろうどうせ」

 

ハク(なるほどミカヅチとムネチカの記憶はおそらくシューニャと会う事で蘇るようだな)

 

ハク「何、いろいろ問題が解決しかけていてな。例外中の例外、とんでもない人物を呼ぶ事ができたんだ」

 

オシュトルがミカヅチとムネチカが動けている事実に対し瞬時に誰が呼び出せたか理解した

 

オシュトル「可能になったのか!?ハク!?」

 

ハク「あぁ、小難しい説明は省くが簡単に言うと、なんとかなった、だ」

 

オシュトル「そうか、、そうかっ!」

 

ミカヅチ「なんなのだ一体」

 

ハクが一声かける

 

ハク「もうもったいぶる必要はない、出てきてよいのではないか?」

 

シューニャが顔を出し3人の前に姿を現す

その瞬間ミカヅチ、ムネチカは全てを思い出した

 

ムネチカ「シュー、、、ニャ、、」

 

ミカヅチ「これは、、夢か、、いやハクならば、可能だったのか、そうだ、思い出した、、全てを」

 

シューニャ「ムネチカ、ミカヅチ、、久しぶり、覚えてるかな?私の事、オシュトルとはもうあっちで会えてるんだけど」

 

オシュトル「因果律を狂わすわけにはいかないと、最悪マヤカゥアが蘇るゆえ話せずにいた、すまぬ」

 

2人はゆっくりシューニャに近づきムネチカはシューニャを抱きしめ泣き出す、ミカヅチは近くまで来たのち顔を手で覆い涙を堪えていた

 

ムネチカ「シューニャ!シューニャ!そうだ!やっと思い出せた!小生は!なんて大事な事を、、!」

 

ミカヅチ「、、、手から零れ落ちた何か、、それが、これだったのか」

 

シューニャ「また会えて嬉しい2人とも、ムネチカはすっごく綺麗になった、ミカヅチは見違えるほど頼もしくなったね、会いたかった、会いたかったよ2人とも、ほんとに、、グスっ」

 

シューニャも我慢できずに泣いてしまう

 

オシュトル「しかしアンちゃん一体全体どういう事になってんだ?因果律の話はわからないだろうから説明はいらんがこの状況は」

 

ハル「そこの説明はこのハルにお任せってな!」

 

ハルとの再会も喜びつつ事の顛末を3人に説明する

 

ミカヅチ「ならばもうマヤカゥアが現れる事はないのだな」

 

ハク「あぁ、実際シューニャが生まれるきっかけはマヤカゥアではあるが必ずしもマヤカゥア経由じゃなきゃ生まれる事はない、というわけでもない。刻の種さえ見つかれば可能な事だからな、それぐらいの因果ならばこちらで都合がつく、マヤカゥアの因果が絡みついて来ようものなら容易く切れるくらい状況がこちらに有利だ」

 

ムネチカ「そうか、だが、やはりシューニャの存在は死者という扱いなのだな、、」

 

シューニャ「うん、存在の証明はされたけど死人を生き返らせるものではないから、、ごめんなさい」

 

ムネチカ「よい、何よりオシュトル殿がそちらにいるのだ。シューニャはそれが幸せなのだろう?ならば小生達も生を全うした後また共にいろいろな事、やろうではないか」

 

ミカヅチ「だな、またこの面々で冒険しても良い」

 

シューニャ「うん!楽しみにしてる、それまでオシュトルと待ってるから、精一杯生きてねミカヅチ、ムネチカ」

 

4人はそれからも楽しく今までの事を話し合った

 

 

 

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