Fate/chaos   作:逸環

11 / 13
引越し完了しました。


Fight in a hotel and explode.
New home life start.


あの後一晩かけ、新居に荷物を運んだりと労働に勤しんだ。

陽動に放ったジルの海魔たちも良い仕事をしてくれ、適当に町をうろつかせて民間人を襲うフリをさせたら、セイバーやらランサーやらライダーやらが面白いように引っかかってくれた。

 

ちなみに、ジルが出した海魔共はバーサーカーが出したものと思われたらしい。

 

 

「おーし、じゃあ新居最初の朝飯だ」

 

「………引越しのお祝いということで、お蕎麦にしてみました」

 

「おお!私、日本食自体が初めてですよ」

 

「お蕎麦おいしいよねー」

 

「あのさぁ兄貴。俺だけ隔離されてるってのは、どういうことなの?」

 

 

A,子供が怯えるから。

 

そんな龍之介をダンボールの卓袱台の前に座らせ、他の俺たちはリビングのテーブルで食事だ。

あ、子供の名前訊いてねえ。

 

まあ、いいか。

 

 

「………食べ終わったら、ゴミ出ししてきますね」

 

「じゃあ、こっちは外敵対策をしておく」

 

「………お願いします」

 

 

まあ、この後の行動が決まったわけなんだが、

 

 

「あ、この、むう」

 

 

おもいっきり、箸に苦戦してる奴がいた。

ジルよ、箸を使うのが辛ければ、別にフォークでもいいんだぞ。

 

 

「ちゅるるっ。………美味しいですね」

 

 

それに対して、同じフランス人のジャンヌが、箸を使えること使えること。

 

 

「兄貴ー、俺もそっちに」

 

「ダメ」

 

「こんなの、COOLじゃないよぉ…」

 

 

知ったこっちゃない。

 

と、どうやら、ジルの海魔に紛れ込ませて放っておいた分体が、ランサーの根城を見つけたみたいだな。

今夜にでも、襲撃をかけるとしよう。

 

ククッ!

待っていろよ、色男さんよぉ。

 

 

 

 

 

 

~Sideジャンヌ~

 

 

朝ごはんが終わり、ゴミ出しに出ています。

しかし、ご飯の最中に六禄さんが見せた、あの真っ黒な笑顔は何だったのでしょうか?

なんとなく、あのワカメみたいな前髪の人が、命の危機に晒されている気はしますが。

 

あ、あそこがゴミ捨て場ですね。

どうやら、先に人が来ていたようです。

 

 

「………おはようございます。新しくこの近くに越してきた、水無月です」

 

 

挨拶は、ご近所付き合いの基本です。

 

 

「あ、これはどうも初めまして。私はこの近くの教会に間借りさせて頂いている、朝子といいます」

 

 

朝子さんですか。

髑髏の仮面で判り辛いですが、引き締まったプロポーションの、色黒の美人さんです。

仮面でも、そのくらいは分かります。

 

 

「………少ししたら、教会の方にご挨拶させていただきますね」

 

「分かりました。今日は私も暇ですし、お待ちしています」

 

 

お互いに会釈しながら、分かれる私たち。

 

 

 

 

 

で、家に着いてから、新しく会ったご近所さんのことを六禄さんに話したのですが、

 

 

「分体を通してみたが、朝子さんたぶんサーヴァントじゃねぇか?クラスは残ってたアサシンだろうし」

 

「………え?」

 

 

言われるまで、まったく分かりませんでした。

 

 

 

 

 




はい。
嫁がうっかりしました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。