そこに現れたのは……。
そして、再び深海棲艦が現れだした……。
『艦娘』が誰もいない中、結有の名刀『時雨』が火を噴く
すべての時雨は結有になった
今回は短めです。
智紀は、軍事コンピュータで今までの事柄を把握しようとした。
結有は、島内の調査を始めていた。
大垣湊のIDを使い、アクセスする智紀。
「最初から食い違ってるな……」
硫黄島の事件は、
しかし、高菜結衣。彼女は
全てに絶望した高菜春江は、幼い娘と共に、車で海に飛び込んだ。
奇跡的に助かった結衣は、その後孤児院に行き、そこで足取りが途絶えている。
「そこに、軍神として三笠が降臨したのか………」
智紀は
「高梨提督は、
当初、三笠と共に戦い、
その事実を隠蔽する為に、軍は子供がいなかった日野家に、養子に出したのだ。
その後、高梨三佐は三笠の担当を外され、片桐二佐が担当したのだった。
それから数年後、第二世代艦娘計画が発動された。
そう『ここで』
この
「そういうことか……結局、この世界は俺達の世界と『
「クックック、そのとおりだ。優秀な少年よ」
振り向いた彼が見たものは、
身体はボロボロで、ゾンビのような白い肌、
「あんた……」
「死ねぇ!!」
襲いかかった
「ぐはっ……!!なぜだ!?」
ダメージを受けたことに、驚愕していた
「
腰に帯びていた、拳銃のマガジンを換える。
艦内戦を想定して、少数のみが作られた、明石脅威の技術力で開発した『
霊子の強い人間しか使用できないが、智紀は
タァン!タァン!タァン!
「なぜだあああああああ!?!?」
銃弾が数発頭を貫くと、
「くっそ、クソがぁ!」
「湊さんは、実験で記憶をなくした為、高梨家に養子に出され、未来さんは日野のままで軍に残った。ここはおおよそ一緒か……」
智紀は、散策前に結有が淹れたコーヒーを飲んでいた。コーヒーはいつもより苦く感じられた。
智紀は、それ以降の出来事をざっと頭に入れていった。
湊の第13泊地の奪還、そして同泊地の悲劇と陥落、
台場での独立連合艦隊結成、ハワイでの撤退戦。
そして、最大の内戦と言われた艦娘大戦……
更に、その後の艦娘の疎外と絶滅。ある日、深海棲艦が
「……鍵はハワイにあるのか……?俺達がやって来たのは、
智紀は大きく溜め息を吐き、海を見ると動きが止まった。
沖合に、大量の深海棲艦が確認されたのだ。
同時に、通信機が鳴り出す。
『こちら横須賀基地、深海棲艦が確認された。高梨二尉はいないのか?』
「高梨二尉とやらは知らねえが、ここは無人だぜ?」
智紀のその言葉に、相手が悲観的に叫ぶ。
『なんてことだ、もうおしまいだ!!』
「なあ、アンタ。階級は?」
『二佐だが、そんなことは関係ないだろ!?』
その言葉に、智紀はブチ切れた。
「将校が取り乱すな!深海棲艦に対しては、『白兵戦による陸上戦』が有効だ。さっき陸でぶっ殺した。今まで艦娘におんぶにだっこだったくせに、いざ不祥事を起こしたら切り捨てる。
『なっ!?』
その後の言葉を聞く前に、通信を切った。
「室戸の戦い再び……か、やってやろうじゃねえか」
そう不敵な笑みを浮かべると、
全国の腕自慢が、海岸線へと集結した。民間の格闘家等もだ。その中には
そこに
「とうとう、
そんな笑みと共に………決死の総力戦まで、あと数時間。
周辺を探索していた結有も、深海棲艦の襲来に気づいていた。
既に北から上陸していた
その瞬間、その
「えっ……?」
そして聞こえる、
――薙ぎ払え!
「でぇやぁっ!!!」
謎の声に従い、結有は薙ぎ払うように刀を振るった。
切っ先に集まった霊子は、軌跡を描き、その軌跡が深海棲艦を襲い、真っ二つに切り裂いていった。
「凄い………」
にやりと笑みを浮かべた結有は、青い瞳になった。
「いくぞ!深海棲艦共め!!!今の僕は、
――”
最後の言葉を飲み込んで、深海棲艦の群れへ飛び込んでいった……
――……吹雪、ありがとうよ……
その頃、私室にいたこちらの世界の
「拓哉、ありがとう……そしてさよなら……」
少しだけ泣いてから、それでも
すぐさまブリッジに向かった。
「司令官、皆を呼んでください」
吹雪は、恵海の説明しきれていなかった部分や知らない部分を説明すると、恵海がふっと笑みを浮かべた。
「あなたは、
「はい。
最後にそう冗談めかしていうと、杏奈が言葉をかける。
「この世界は、順番が逆だったんだ。艦娘を受け入れてから解明しようとした」
そして、千里が横で首を振る。
「というより、『そうであることをそうであるように
瑞希が真剣に考えて、一つの結論を口にした。
「結局、
その言葉に、日向が頷く。
「まあそうなるな、ということを、
「そうですね」
その言葉に、明石も同意する。
「ねえねえ、吹雪。あっちの世界に島風はいなかったの?」
「うーん…艦娘大戦で呉側で戦死、としかわからないです」
その言葉に「
ほっぽちゃんは黙って聞いているし、榛名は少し悲しそうな顔をする。
「鍵はハワイにありそうだな。我々はハワイを目指すぞ」
陽子が、二人の情報を考えて、ハワイ行きを決断した。
両方の世界で、Sハウンドはハワイへ向かうことを決めた。
だが、どちらの世界も、日本に深海棲艦が侵攻中であり、そちらを処理してからになるが………
そんな中、DSキラーが現れた。
その瞳は、悲しみと怒りに彩られていた。
DSキラーは小さく呟いた。だがその声は、全員の脳裏に響いた。
「私は特異点を狙い撃つ存在…
その姿を遠くから見て、その言葉を聞き取った吹雪は、小さく呟いた。
「やはり、
「おそらくは、
陽子の号令に、隣の艦長代理の杏奈が、ミナに命令を下す。
『Sハンター、吹雪の情報でパターン解析完了。”第二世代”攻撃型原子力潜水艦みなと型一番艦『みなと』、いずも改二防空モードに移行』
艦娘達は出撃口に急ぎ、士官達はここに残る。
ミナのホログラフが、艦長代理の杏奈の横に現れる。
「では、ミナ。対水上・対空戦闘用意」
『了解』
Sハンターとの総力戦が、今始まった。
結有「今の僕はただの結有じゃない、そう
智紀「ベジータみたいなこと言ってんじゃねえ」
次回は外伝ものの予定
投稿予定は全開お知らせどおり再来週です
追記 抜けてた部分を追記・修正しました。
いきなり名前変わったらわからんわな