続・みんなと艦娘日和   作:SAMICO

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スピンオフ小説(ID151577)の始末記です。
そっちを読んでない人にもわかるようにしました。

表向きのお話となります。
そしてショートショートです。

私の基準
ショートショート:~2000
ショート    :~3000



Sハウンドの終焉

ある日、いずも改二リペアが太平洋上で、突然の事故で沈んだ。

()()()()()()()()()()()()()()

 

司令官の我那覇陽子少将は、最後まで艦に残り、殉職した……とされている。

そして、島風もMIAとなっている。

両者共に二階級特進して、()()()()が我那覇陽三に支払われるだろう。

陽三は、そのお金をこっそりと、()()()()()()()()()()

 

アメリカ・シアトル。

そこで、島風が暮らしていた。

島風は、常にサングラスを掛けて、島風型の制服も封印し、

ファッショナブルな()()()()として、暮らしている。

ポケットには、常に陽子妖精さんが共にいる。

「島風、今日も良い天気だぞ」

「うん、そうだね」

父親(陽三)にだけは真相を話し、匿名口座に送金を受け、そのお金で悠々自適な生活を送っている。

普段はカフェに通い、アメリカでも妖精化した仲間達と交流を深める。

()()()()()なるものが、シアトルにあるのだ。

軍公認の施設の為、陽子や島風の行き先は、()()()()()()()()()なのである。

外務省ルートで、こっそり二人の永住権を認めてもらったりしている。

それも、大淀首相の外交手腕に依るものである。

 

次に艦長の高天原智紀。彼は、司令官を救えなかったことと、自身が最後に退艦しなかったこと、いずも改二リペアを失ったことで、

査問会に掛けられ、一階級降格。

更には、軍を退職(退役)することになった。

まだ名誉除隊で許されたのは、大垣守防衛大臣の指示に依るものである。

()()()()の、全ての責任をとったことになる。

本人は、黒幕のいい幕引きだ、と納得ずくである。

 

軍を辞めた智紀は、家庭に入って()()となった。

智子の給料と退職年金で、十分暮らしていけるのだ。

今まで、外に任せていた生まれたばかりの第二子の長男(さとし)と、家に居座っている海防艦四人娘の面倒を見ながら、呑気に暮らしている。

「ま、元々俺には、軍人なんて向いてなかったんだよ」

―――確かに、お前は軍人向きではなかったな。

新井田博士が囁く。

そんな主夫生活の中、智紀は今まで得た知識を利用して、小説を書き始めた。

そう。後にベストセラーになる、「多元世界戦争」の著者『新井田智紀』は、彼なのである。

 

次に、副長の村井杏奈は軍に残った。

こちらは、司令官を救いに最後まで艦に残ったことで、一階級昇進して中佐になった。

そしてそのまま、特別教導隊の管理官となった。

今では、新米で入隊した()()()()()()()()()()()()と云う少女と共に、

有事に備えて日夜鍛える特別教導隊、通称()()()()の集団のお世話をしている。

日本でテロ事件が起こったら即座に駆け付けて、犯人を叩っ斬るであろう集団と共に、

既に引退した母親の異名を継いで、「東富士のオカーチャン」と呼ばれることとなった。

 

高梨千里は、軍を退役した。

元々、足が不自由になっていたのでこれを機に退役、ということになった。

昇進は見送られたが、その後は東富士近辺に住居を構え、皆の帰りを待つ主婦となった。

複雑な家庭に育ち、両親に裏切られた彼女は漸く、()()()()()とは言え、

()()()()()()()というものを持てた、

そう口にしていた。

 

各務原結有と吹雪も軍に残り、特別教導隊の一員となった。

特別教導隊で知り合った夕立と親密な関係になり、ハーレムがまた一人増えた。

吹雪はちょっぴり嫉妬したが、正妻(?)であることには変わりない。

再び、親子から上官と部下になった、裕二と結有。

「結有、吹雪!お前の素質はこんなもんか!?もっと声出せ」

「サーイエスサー!」

いずれは、日本防衛の一翼を担うことになるだろう。

 

 

ほっぽちゃんは、北海道の神南牧場へと帰って行った。

元々、任期性の軍役だったので、任期満了という形である。

そこで隠居した大村の両親と、神南のおじさんおばさんと共に、酪農をして暮らして行く。

 

瑞希は、智紀を最後まで弁護して軍を退役した。

元々、軍務に嫌気が指していたし、()()()()()()()()()()()()()()()()()なのだ。

だが、特別教導隊に残るのではなく、人間社会に入る決断をしたのだ。

この決断には、結有ハーレムズのみならず、皆が驚いたが………

 

日向と榛名は退役して、艦娘本部解体庁に入った。

「まあ、そうなるな」

と謎の名言を残し、軍を去った日向と榛名は、

今度は、退役した艦娘の健康管理を担う部署に入った。

尊敬する三笠元帥の死を無駄にしない為にも。

 

こうして、(シンギュラリティ)ハウンドは解散した。

 

 

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