話しの進み方では今後も出番有る予定でございます☆
「五重塔!」
燕さんに連れられ最初に来たのは、東寺にある国宝の五重塔! 過去に数回の焼失で造り直されているものの、その高さと美しさは素晴らしいものがある。
ここにある五重塔は全国にいくつかある五重塔の中でも一番高く、木造建築では一番の高さらしい。
「海人君はこういった歴史的建造物に興味合ったりするの?」
「ん~普段はあまり意識したりしないけど、こういった場所に来ると興味は湧くし、色々見て回りたくはなるね!」
東寺を出るところで、燕さんが声を掛けられる。知り合いのようだ。
「あれ~? 燕じゃん! こんなとこで会うとは珍し――い……」
「舞ちゃんに、紅葉ちゃん!?(そういや、二人の家ってこの辺だったっけ)」
「燕さんのお知り合い?」
「あぁ~海人君。うん。友達で、クラスメートなん――『燕、ちょっと!』って、わわわぁ~」
舞ちゃんと呼ばれた少女に連れて行かれる燕さんを見ていたら、隣に居たもう一人の女の子に声を掛けられる。
「もしかして、布仏海人さんですか?」
突然名前を呼ばれた事に驚き、その子を見るものの……ダレだ?記憶に無――いや、何となくだが見覚えはあるぞ!
「さすがに分かりませんよね。私、近衛紅葉です。双子の兄の近衛葵を覚えてますか?」
「近衛……葵――あぁ!前回他流試合で京都来た時の!! ごめん! 気づかなかったよ!」
「はい! 私は挨拶程度でしたので、覚えていなくても仕方ないですよ~私も名前聞いて思い出しましたから」
「そっか~葵君は元気かな? 武術は続けてるの?」
「布仏さんに負けて以降、更に修行して実力をつけてますよ!」
「そっか~次に会うのが楽しみだなぁ~」
和やかな海人サイドをよそに……
「ちょっとアレ誰よ燕!! アンタが男連れとか!! 彼氏? 彼氏なの!?」
「ちょ、ちょっと! 舞ちゃん落ち着いて! べ、別に彼氏とかじゃないから!!」
「なら何よ! 難攻不落とも言われるアンタの隣に立つ彼は!?」
「難攻不落……(私、そんな呼ばれ方してるの?)次の対戦相手よ。おかんが迎えに行くはずが、仕事の都合で私に回ってきた感じ」
「なるほど~けどそれにしては楽しそうに東寺から出てきてたよね? まるでデートしてるカップルが如く~」
「デ、デート!? 違うから! これもおかんが時間掛かりそうだから、少し観光するか聞いて案内してただけで!!」
「並み居る男子のお誘いを断ってきた燕様がお誘いをだと!?」
「あぁ~! もぅ堪忍して~舞ちゃ~ん!!」
「ニヤニヤ(燕をからかう機会なんてそうそう無いからね~)」
向こうと違い、こちらは和やかとはいかない現状。うぅ~まさかここで舞ちゃんたちに会うなんて……しかもここぞとばかりにイジってくるし……この鬱憤は海人君との試合で晴らさせてもらおう! 彼も無関係ではないから良いよね?
「ねぇ? そろそろ向こう止めなくていいのかな?」
友達からの質問責めに軽く涙目になっている燕さんに助け船を出そうと言ってみると――「そうですね~そろそろ止めに入りますか」と返事が返ってきた。
「舞ちゃん。程ほどにしとかないと、2人にも悪いよ! 私たちもそろそろ帰ろう?」
「えぇ~むしろここかr――『舞ちゃん』……むぅ~はぁーい」
「…………(助かった……)」
「あっ、燕! 続きは学校で聞かせてもらうからね~じゃっ!」
「……えぇ~!?」
「それじゃあ私も失礼します」
「うん、じゃあね! 葵君にもよろしく言っといて下さい」
「はい。ではまた」
2人を見送り、疲れ顔の燕さんの下へ行く。恐らく彼女の苦難はまだ続くのだろうが、俺がどうこう出来るわけじゃないからなぁ~
「も~助けに入るのが遅いよー!! しかもそっちはそっちで和やかムード出してるし……」
「あはは……前に京都来た時の相手の妹さんだった」
「……紅葉ちゃんのって事は前回の相手、葵君だったんだ。私も何度か試合した事あるよ~」
「そうなんだ――因みに結果は?」
「私の全勝V!」
笑顔でVの字を作る燕さんを見て、試合への期待が高まる……良い試合が出来そうだ。
その後は引き続き燕さんの案内で、西本願寺、東本願寺と見て回り、伏見稲荷大社へ行こうとしたところで、ミサゴさんから連絡が入り合流する事となった。
海人「さ~て今回の後書きは~」
近衛 葵
海人が以前他流試合で京都に来た時の対戦相手。燕とも何度か試合していて、2人に追いつくべく修行に励む好青年である。
因みに燕にホの字であるが、燕からは現状友達レベルにしか思われていないようである★
近衛 紅葉
近衛葵の妹で燕とはクラスで良くつるんでいる友達。落ち着きのある真面目タイプの女の子。兄同様、武道を嗜んでおり、それなりの実力者でもある。
因みに筋肉フェチだという噂★
花京院 舞
紅葉同様、燕のクラスメートで友達。紅葉とは逆で活発なスポーツ少女で、学校ではバスケ部に所属。燕程ではないが、男子からの人気も高い。武術は嗜んでいない。
因みに紅葉には秘密にしているが、兄の葵を狙っているとか★
仏「仏です。とまぁ、人物紹介を入れてみました」
海人「へぇ~ってか『因みに』の部分が物凄く気になるんだけどマスタ~」
仏「こほん。私から言えるのはここまでで御座います」
海人「この3人が後々どう絡んで来るのか……」
仏「それも含め、今後も期待して頂けたらと思う次第です」
海人「そっかぁ~」
仏・海人「それでは次話もまた見て下さいね☆ジャンケン…………」
↓
↓
↓
↓
↓
グ~
あはは~~★