真剣で布仏家長男に恋しなさい!   作:仏のマスター

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更新遅くてすびません(ToT)



十四話 京戦開始!

「はぁ……」

 

 深い溜め息をつく。ホテルのベットに横になりながら、さすがに刀奈達もちょっとやり過ぎかなと思う今日この頃。まぁ夏休みが増えるのは嬉しいんだけどね!

 

 明日は朝から椎名流弓術道場へ。弓使いとの試合は初めてだけど……あれ? 弓使いとの試合ってどんな形になるんだろう? いきなり至近距離から開始なんて無いだろうし、勝敗基準も……

 

「ふわぁ」

 

 欠伸とともに眠気が襲ってくる。まぁその辺は最初に話し合うだろうからその時で良いか……今は寝よう…………

 

 

 

「ヤバイ……」

 

 私、布仏海人ただいま全力疾走中でございます。一度起きはしたものの、ホテルの朝食バイキングの時間までベットでゴロゴロしてたら…………はい。二度寝です。

 

「くそぉ~朝飯食べれなかったよ~~」

 

 空腹を主張してくるお腹を叩きながら、走る……走る。

 

 

 

「ハァ……ハァ……着いた……」

 

 6時58分。なんとか約束の7時00分までには着くことができた。呼吸を整え、呼び鈴を押そうとしたところで、玄関が開き一人の男性が現れる。

 

「ん? 布仏海人君かな?」

「はい! 布仏海人と申します。本日はよろしくお願いします!」

「うむ。早速だが、道場へ案内しよう」

 

 椎名さんの後に続き、中へと入る。

 

「息が荒いようだが大丈夫かね?」

「すみません。直前まで走って来ていたので……」

「そうか。遅刻なぞしようものなら、門前払いしてやろうかと思ったが……危なかったな?」

 

 ニヤリと笑う椎名さんの言葉に、冷や汗を感じながら、なんとか笑い返す。

 

 

 

 少し歩いたところで的のある練習場へと入る。中に入ると、一人の少女が弓を構え、先の的を見つめ……放つ。

 矢は見事に的の中心円を射抜く。視線を少女へと戻し、射抜いたままの姿を見ると……

 

「きれいだ……」

 

 自然と言葉が出ていた。それほどに的を射抜いた少女の立ち姿は見惚れる程に美しく、様になっていた。

 

「どうだ? なかなかのものだろう?」

「はい。私は弓は嗜む程度にしか習ってはいませんが、それでもレベルの違いがはっきりと分かります」

「だろ!? 今はまだ俺が【天下五弓】を名乗っちゃいるが……正直、既に娘の方が上だと俺は思っている」

 

 そんな話しをしていると、少女が弓を下げ、こちらへと歩いてくる。

 

「紹介しよう。娘の京だ」

「……椎名京です」

「布仏海人です。本日はよろしくお願いします」

「……始めましょう」

 

 京さんが椎名さんへと目で合図を送り、試合を始めるよう急かす。

 

「あぁ~試合形式だが、ウチのやり方で良かったのかな?」

「はい。構いません」

 

 確認した試合形式は至って簡単なものだった。練習場の両端からスタートし、京さんに一太刀入れればこちらの勝ちで、それまでにクリーンヒットと判定される弓の一撃を貰うと負けというものだ。

 

「両者準備は良いかな?」

「「はい!」」

「では――始め!」

 

 




次こそ次こそラストでございますぅ!!
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