バトルシーンは読んで頂いた方は御存知と思いますが苦手な為、簡潔にしてます……スンマセン(;´∀`)
「「いらっしゃい! 海人(君)☆」」
教室に入ったところで百代と燕さんからの歓迎を受け、そのまま自分の席となるのであろうところまでズルズルと引っ張られて行ってしまう。
「さっきの模擬戦は流石と言ったところだったな」
「結局、一撃も決定打入れられなかったし!」
燕さんの言葉にもあるように模擬戦は五分間耐えきった俺の勝ちで終わった。正直ギリギリの勝利だった……二人共々、以前試合した時よりも強くなってて、特にまゆっちの剣速の速さには驚いた。今でこそ見切れる様には成ったけど、当時の剣聖黛十二段と遜色無い速さだったしね。
「攻撃力に関しては周りに被害がいかない様に抑えてたけど、他はほぼ全力でしたよね? 燕さんもまゆっちも……」
「な、なんの事かなぁ〜??」
「ほぅ、あれが燕のほぼ全力か……」
自身の実力をなるべく隠している燕にとって、今の情報は熱くなってしまったとはいえ、あまりよろしくないものである。特に百代に関しては九鬼紋白からの依頼の件もあり、なるべく秘処したいところであった。
「フッフッフ……勘違いしているようだね! さっき見せたのが本気だと思ったのかな!? 私にはまだニ段階の変身が残っているのですよ海人君?」
「「なに!? そのフ○ーザ様的発言!?」」
海人と百代のセリフが被さる。
咄嗟に出た燕の発言。これはある意味本当であり、嘘でもある。場を有耶無耶にする為に咄嗟に出たセリフであるが、現状の燕では確かにほぼ全力であった事に間違いは無いが、彼女には秘密兵器があるのだが、それはまた別のお話で…………
「それよりさ海人君……まゆっちやモモちゃんはニックネームやタメ呼びなのに私だけ『燕さん』で敬語なのはどうなのかなぁ?」
困った時は話題転換……ですよね?
まゆっちは武者修行以降、たまに相談や雑談を交わす友人で、松風から「ヘイ! 海人坊、なんならお前もまゆっちって呼んでやってイイんだぜ☆」と言われ、それからはまゆっちと呼んでいる。燕さんは連絡先は交換したもののあれ以降一度だけ交流試合をしただけだったからなぁ…………
「とりあえずクラスメートになった訳だし、これからは敬語無しでいこ〜なんなら海人って呼び捨てより何かニックネーム付けたほうが良いかな? 例えば【カーくん】とか?」
「それはやめて! 普通に海人でお願いしま……お願い!」
呼び方を【カーくん】と呼ばれ、それを必死に止めた海人である。
一人の人物が頭に思い浮かんでしまった……それを許せば恐らく宇宙規模で天災なス○ーカー兎※が突撃して来る未来が見えたからである…………
「何か分からないけど、じゃあ海人って呼ぶね★」
「ムムム…………(なにやら海人に謎の女の影が…………)」
場が一旦落ち着いたところで、三人のところに近づく二つの影が現れる……それはまた次回のお話。
※宇宙規模で天災なス○ーカー兎
元の原作IS(インフィニット・ストラトス)に登場するキャラ。人外の戦闘能力と頭脳を持った綺麗なお姉さんこと篠ノ之束の事で、少年期の海人と出会っていて、数少ない認識対象で可愛がられている。
とある兎ラボ→
「んっ?」
「束様? どうされたのですか?」
「いや、一瞬だけど私のカー君レーダーが反応した様に感じたんだけど……」
「そういえば今日川神学園に転校の日でしたね海人さんは」
超絶な感覚で反応していた束……やはり人外……
「いっくんと違ってカー君はISに反応しなかったからなぁ〜ゼロのこの子なら反応するかと思ったんだけど……」
束が手に持つのは海人と初めて出会った時に持っていたISコアNo.000である。
一つ違えば海人がISに乗っていた未来があったかもしれない……→布仏家長男のIS物語(笑)
「そういえば最近カー君のスイーツ食べて無いよ〜」
「そうですね……最近忙しそうですし……」
二人の頭に海人作のスイーツが思い浮かぶ……話が面倒くさくなるから突撃は止めてくださいよ? エッ? 一応タグにインフィニット・ストラトス入れてるから大丈夫だろう? マスター、それはイケマセン!
「仕方ない。また仏の喫茶店に殴り込みにでも行こっか★」
「海人さん達のは別格ですが、ウォルターさんのスイーツも中々ですしね――って殴り込みは流石にもう止めましょうと何度も言ってるではありませんか」
グッ……やはりあの二人にはまだまだ勝てませんか…………
しかし来る度来る度にたまには運動とか言って喫茶店内を暴れ回るのは止めて頂きたい。物を壊さない様に糸を這わせ、振るうのは中々に難しいのですよ? 勿論向こうが壊した物は会計時に加えて請求させて頂いておりますが(ーー゛)
ドカァァァァン!!!!
「というわけで来たよ〜☆」
「私もいます」
言ったそばからドアをぶっ壊して入って来るとは……
「神にお祈りは済ませたか? 蓑虫のように雁字搦めに縛られた状態で暗い倉庫でスイーツの甘い香りにバタバタ震えながら寂しく閉じ込められる準備はOK?」
天災兎にそう告げ、私は腕を振るった。
あっ、因みに縛るのは天災兎だけで普通にお客様として来られているクロエ様は別ですよ?