真剣で布仏家長男に恋しなさい!   作:仏のマスター

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あと数話で完結予定?……マジ恋で連載書く人流石に減りましたね……


学園編 六話 VS空手部&弓道部 +無駄コラボ(笑)

「あと二人」

 

 海人が振り向きざまにそう言うと、残った二人はビクリと反応をみせた後に…………

 

 

 

 

「空手部部長は辞退しちゃったんだよね……しょうもない」

 

 場所は変わって島津寮。海人の歓迎会を終え、居間に残る海人と直江大和、椎名京、クリス、まゆっちがテーブルを囲うように座っている。

 京のツッコミに始まり、他のメンバーも各々の感想を言い合う。

 

「海人さんの実力を考えれば先の三人はともかくでしたが、弓道部副部長の方にも普通に勝たれたのには驚きでした」

 

 弓道部副部長とは決闘したものの、百代達の心配を裏切り、完勝とは言わないが、普通に勝ってしまったのだ。

 

「イメージのモデルにしてる人が素晴らしいからね。それに元天下五弓に指導してもらったこともあるし」

 

「それってまさか……」

 

 大和の発言に海人は頷いて返す。海人のイメージモデルとなっているのは誰を隠そう大和に寄り添うように座っている椎名京その人であり、現天下五弓の一人であり、指導したのは京の父である。

 

「弓を構えた時の京さんはキッとした美しさの中に、構えも正に見本の中の見本というべき綺麗さがあって凄くお手本になるんだよね」

 

「そんなに褒めちぎっても私はなびいたりしないよ〜だから結婚して大和♡」

 

「俺も二人の仲を邪魔する気は無いから〜お幸せに大和君☆」

 

「お友達で……って、海人さんまで!?」

 

 大和の腕に抱き着きながら、愛の告白をする京。しかしその道はまだ遠いようだ。

 

「…………(私も京さんみたいにスッと海人さんに告白できたら…………)」

 

『まゆっち、諦めるんじゃねぇ! 海人坊だって直ぐにまゆっちの魅力に気づいてくれるさ★』

 

 心の中で京を羨ましく思う由紀江……それを励ます松風であった。その思いが届く日は……? 

 そうこうしていると、今まで黙っていたクリスがテーブルを叩き立ち上がり、海人の前まで歩み出る。

 

「むぅ〜皆は既に親しそうで羨ましいぞ! 私とも決闘しろ、海人殿! 先のルールでフェンシングでどうだ!?――『そうです! そして、私とも決闘なさい、布仏海人!』――この声は!!」

 

 バタンとふすまが開き、そこには赤い髪を靡かせ、軍服を着た一人の女性が…………

 

「マーールさぁぁぁぁん♡」

 

「お嬢様!」

 

 飛び込んできたクリスを抱き締め、殺気混じりに殴り込んできたさっきまでの表情は緩み、今は優しい表情でクリスの頭を撫でているマルギッテ・エーベルバッハの登場である。

 

 

 

 

 無駄コラボ(笑)

 

「海人……お前のひいおじいちゃん(曾祖父)※だぞ!」

 

 仏の喫茶店で海人がバイトをしていると、突然中学生くらいの子にそんな事を言われるのであった。

 

「えっ?……もしかしてBad★Endの方の主人公の有川大和さん……ですか? アレッ? 何か若返ってません!?」

 

「アッ……そうか、前回会った時は本来の年齢の時だったもんな」

 

「????」

 

 かくかくしかじかうまうまやっほい……(詳細説明中)

 

「はぁ……それでひいおじいちゃんってのは?」

 

「最近カシンに聞いて……あぁ、カシンっていうのは代々有川家の守り神をしてくれてた……まぁ、幽霊みたいな者でね」

 

『ふむ。ちゃんと力を使いこなせておるようじゃの』

 

 会話途中でカシンが大和の影から海人の背後に移る。

 

「――! この感覚って……」

 

「そういえば海人は何となく気づいていたってカシンが言ってたね。今海人の後ろにカシンが居るよ」

 

『ムゥ……やはり感じても、念話は出来ぬようじゃな』

 

 カシンが再び大和の方へと戻り、思念体化する。

 

「まさかのカシンさんですか?」

 

『うむ。そうじゃ。こうして海人の前で思念体化するのは初めてかのぅ』

 

「そうなんだ。それでね、そのカシンが言うに俺の曾孫が海人になるんだとか。母さんの旧姓は有川だろ?」

 

「えぇ……って、ホントにひいおじいちゃん!? けど自分より若い人にひいおじいちゃん言われても違和感しかないよ!!」

 

「間違いなく有川様は海人君の曾祖父に当たる方ですよ」

 

 買い出しから帰って来たウォルターが会話に混ざる。

 

「マジっすか?」

 

「「『マジ』」」

 

「海人君が高1の時、時空転移の術を完成させたカシンさんが力の一部を残し、有川様の所に飛び立ったって話でしたね」

 

「高1……じゃあ、あの時の急なパワーアップはそういう事だったんだ……」

 

 話しを聞いた海人が少し残念そうな顔をする。

 

『因みに能力を与えたとは言っても、潜在能力を底上げする力を授けただけで、それは海人自身の力じゃよ』

 

「いわゆるあれだ……トラコンボール(虎魂球)のラメック星人の最長老に潜在能力を引き出されたアレとおなじだよ。守護霊として離れる時に心配したカシンが海人の潜在能力の一部を開花させただけだからそんなに落ち込むことはないって!」

 

『むしろ海人には未だ伸びしろがあるからの』

 

「まだ海人伸びしろがあるのか!?」

 

「そっか」

 

 大和とカシンの話を聞いて、納得したように頷いた海人。

 

「因みに御先祖様は室町幕府の足利ヨシテル将軍だぞ」

 

「マジで!? 俺の御先祖様が超偉人!」

 

 そんなこんなで賑やかに仏の喫茶点の日々は過ぎていった。

 

……

 

…………

 




「私は子孫達との交流に混ぜて貰えなかったノdeathネ…………」

 私(作者)が振り向くとそこには黒いオーラを纏ったヨシテル様が……ガ…………

「天剣一刀 雲切!」

 フギァァァァァ!!

…………

※高祖父(こうそふ)←曾祖父(そうそふ)☆←祖父←父←本人→子供→孫→曾孫(ひまご)→玄孫(やしゃご)→来孫 (きしゃご)→昆孫 (こんそん)
だそうです。曾祖父と曽祖父のソウの違いは旧字体と新字体の違いで、意味に違いは無いとの事です。

「私は離れ過ぎてるので御先祖様ですね★」

 ピクッピクッ……マルさんは素敵☆……パタリ。

「ラメック星人をナメッ――クッ!?」
「クッコロさぁぁぁぁん!!」

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