特に【大和】って名前が(笑)
「じゃあまず俺はどうなのよ?」
キョトンとした表情でこちらを見る大和君の幻想を打ち砕く!
「俺は風間ファミリーの一員でもないし、同級生でもないけど以前から京ちゃんとは友達だよ? ちょくちょく大和君や百代の事で話す仲だし」
「海人さんは姉さんの婚約者だし――『ちょっと待て』――はい?」
今何かおかしな事を言われた様な気がしたが……勘違いじゃない? えっ? もうそこまでの話しになってるの??
「百代とはあくまで【お友達からの】清い関係であってだな……」
「リベンジ戦で勝った後の金曜集会で『布仏海斗ゲットだぜ!』って姉さんが珍しく照れた顔で戦勝報告してたからてっきり……」
俺はポ○モンか!?――あっ、でも連絡先は交換したものの、京ちゃんとメールし始めたのはそれくらいだったか。
「そういえばその後からだったね。京ちゃんから『モモねえ泣かせたら弓矢千本撃ち込むから#』って言われたの……それからメールで大和君の事で惚気……相談にのるようにもなったし」
「なるほど、そういう経緯でしたか……(京が何話したのか聞くのが怖い)」
あの時の通話越しに感じた殺気は正直身震いするレベルだったからなぁ……京ちゃんが大和君とファミリーをどれだけ大切にしてるかも伝わってきたし……まぁだからこそ応援しようとも思ったんだけどね。
「それにさ、確かに京ちゃんは普段無口であんまり人と接触しないタイプだとはいってもさ、それなりに中学時代の友達も居たみたいだし、今でもたまに連絡取ってるみたいだよ?」
「えっ、そうなんですか? 俺にはそんな事一言も言ってなかったのに…………」
多分、その友達も惚気話や相談ばかり受けてたんだろうなぁ……(笑;)
「この際だから言うけど、もし大和君に少しでもその気があるなら京ちゃんをちゃんとそういう対象として見てあげてほしいかな……俺としてはくっついてくれたら万々歳だけど☆」
「……うっ……その、俺……京の事、ちゃんと考えてみます!」
ニヤリと笑顔で大和君に話すと、彼は照れながらも真面目な顔で走り出した。
それから暫くして、何がどうなったのかは知らないが、京ちゃんが「直江大和、討ち取ったりぃ!♡!」と交際報告をしに部屋に雪崩込んで来るのにそう日にちは掛からなかった。その後、大和君から「次は海人さんですね……姉さんかそれとも……」と酷く疲れた表情で言われたのは我ながらグサリとくるものがあった。
因みに、大和君がマネージャーとなり、弓道部に顔を出す様になった京ちゃんは後輩達の良き見本となり、両部長と俺、京ちゃんと一年のムサコッス(武蔵小杉さん)で挑んだ三年最後の団体戦は無事決勝まで登りつめ……
川神院 vs 天神館
大前 部長 部長
2番 ムサコッス 二年部員
中 海人 副部長
落ち前 副部長 三年部員
落ち 京 元親
の順番で行われ、延長にもつれ込む接戦ながら、皆中を決めた京ちゃんの活躍もあり、川神学園が毛利元親率いる天神館を破り、部長達念願の優勝を果たす事となる。
泣きながら京ちゃんに抱き着いた馬場部長が次期部長を京ちゃんに打診していたが、そこは断る京ちゃんなのであった。次期部長は一年ながらムサコッスが引き継ぐ事となるのは後の話…………
京ちゃんと大和君の間に何があったか……それは原作をプレイされた方なら分かりますよね? 笑
R-18の仏のイチャエロ作品集にそのうち書かれるかもですね( ̄ー ̄)ニヤリ