真剣で布仏家長男に恋しなさい!   作:仏のマスター

8 / 35
 とりあえず、リハビリも兼ねてこちらを更新!

 そろそろ復帰予定です。


三話 黛流剣術道場

 空が夕焼け色に染まり始めた頃、俺は目的地に到着した。

 

【黛流剣術道場】

 

 確実に格上の相手……勝てるなんて思わないけど、一矢報いたいところだな。

 

「すみませーん! お電話差し上げていた布仏です!」

 

「――はーい!」

 

 若い女性の声ととともに扉が開かれる。

 

 

 

 お父さんの言ってた対戦相手が来たみたい。

 

「さ、沙也佳! どうしましょう!? 布仏さんが来てしまいました!!」

 

「お姉ちゃん……どうしたもこうしたも、さっさと準備して道場に行ってお父さんとウォーミングアップでもしてたら?私が対応しとくからさ」

 

「は、はい!じゃあ私は先に道場に行ってますね!!」

 

「いくぜ! まゆっちぃ。試合に勝って、更には宿敵と書いてトモダチもゲットだぜぃ!!」

 

「はい。松風!! 私頑張ります!!」

 

 後ろから聞こえる姉の発言に……大丈夫だろうか? と心配になる私だった。

 

 

 

 扉を開けると、私たちとさほど変わらない男の子が立っていた。何か弱そう……これなら、お姉ちゃんの圧勝かなと思っていた。そんな私を叱ってやりたいと、後の私は思うのだった。

 

 

 

「こんばんは。父から話しは聞いています。案内しますので中へどうぞ」

 

「失礼します!(かわいい子だなぁ~話しに聞いてた娘さんだろうか? それにしては闘気はあまり感じられないけど……)」

 

「(何か見られてる?)えっと~何か?」

 

「あぁ~ごめんなさい! 黛十一段の娘さんですよね? ウチの父から娘さんも武術を習っていて、かなりの腕前と聞いていたので」

 

「あぁ、私は妹の方で、武術はたしなむ程度です。本格的に学んでいるのは、この後あなたと戦う姉の方ですよ」

 

「あっ、姉妹だったんですね――ん?この後戦う?」

 

「どうしました?」

 

「今日の試合って、誰と誰が戦うって聞いてます?」

 

「布仏さんと姉が戦うと聞いてますが?」

 

 ここに来て勘違いに気づく海人。

 

「いや、俺は黛十一段と試合のつもりだったんだけど……」

 

「――お父さんと!? それはさすがに無謀ですよ! 危ないですって!!」

 

「確かに勝てるなんて思ってはいないけど、何かその反応ひどくない……?」

 

「お姉ちゃんならともかく、お父さんとは――いや、布仏さんの為を思って!!」

 

「大丈夫。こう見えて結構強いから俺!」

 

 そうこうしている内に道場へと到着する。

 

「お父さーん。布仏さんを連れてきたよー」

 

「うむ。入りなさい」

 

「ドキドキ『落ち着け~まゆっち。オラが付いてるぜぃ!』」

 

 

 

 道場内へ入ると、写真で見た黛十一段と道着を着込んだ一人の少女が居た。

 

「いらっしゃい。何だか賑やかだったけど……早速、沙也佳とは仲良くなったのかい?」

 

 笑顔の下に黒いオーラを感じるのは気のせいか? うん。気のせいだ!

 

「い、いえ、ちょっと勘違いがあったみたいで……あっ、布仏海人です! 本日は急な対応ながら受けていただきありがとうございます!」

 

「夏休み中に来るとは聞いていたからね。もしかしてウチが最初?」

 

「はい。一番自信のある剣術でどこまでやれるかを知りたかったので、まず黛先生のところに行こうと思いました!(さすがにコイントスで決めたなんて言えないよ~)」

 

「ふむ、では早速やるかね? アップは終わってるようだし」

 

「はい! 駅から走って来たので、いつでもいけます!」

 

「由紀江も良いかい?」

 

「は、はい! 大丈夫です!」

 

「あ、あの! よろしければ由紀江さんの後に、黛先生とも一戦お願い出来ますか!?」

 

「構わないが…試合となると私も甘くはないぞ?」

 

 急に剣気を向けられ一歩さがってしまう。あれ? 微妙に怒気を感じるのは気のせいか? うん。気のせいだ!

 

 負けじと剣気を出し押し返す。これぐらいで飲まれるわけにはいかないからね。

 

「はい。よろしくお願いします!」

 

「…ふむ。由紀江、始めから全力で行きなさい」

 

「はい。(悔しいですが……どうやら彼の方が、遥かに格が違ったようです……)」

 

「両者前へ――試合始め!」

 

 武者修行第一戦の始まりである。

 

 因みに武器は真剣ではなく木刀です。

 




仏「今回はだいぶ間空きましたね……マスター」

 いや~読み専に戻ってしまって……また書けるか不安だったけど何とか書けたよ~相変わらず駄文なのは否めないけど……

仏「溜まりに溜まってた読み待ち小説は完読出来たのですか?」

 八割方ね~まだ読めてないのあるけど……さすがに一ヶ月以上は空けたく無かったからね。

仏「まぁ、じわじわ頑張っていきましょう!」

 うん……む? お客さんの気配が! では引き続き頼んだぞ!!

仏「畏まりました」



 からんからん

仏「いらっしゃいませ! お好きなお席へどうぞ!」

 再起動近し
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。