仮面ライダー ダイナ   作:四季咲暦

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だいぶ遅れましたが僕は元気です。放送中のジオウ、最初は見た目が変だと思いましたがだんだんくせになってきますよねあれ。
さらにレジェンドキャストの使い方が絶妙ですよね。今期の特撮はあたりが多くて嬉しい限りです。

過去に戻れるならもっと文才磨けと過去の自分に言いたいです…


10、チェンジ!新たなフォーム!

健太は熱さにたまらず、石を手放す。ついていた石は剥がれ、中からは紫色の琥珀が現れる。

 

「これって・・・」

「アッツ!?何だなんだ!?」

 

ダイナもドライバーの右側についていたコアホルダーから熱くなったコアを取り出す。中にはディノニクスの模様がある。

 

「これ・・・前にもらった奴・・・」

「健太少年!彼にそれを渡すんだ!」

「う、うん・・・お兄ちゃん!これ!」

 

投げ渡されたコアには巻貝の模様がある。ダイナは今付けているアロとトリケラのコアをはずし新たなコアを装填する。

 

「ちっ・・・させるかYO!」

「お前の攻撃はいやらしいが・・・威力は低いんだよ!」

 

『ディノニクス!』

『アンモナイト!』

 

ペンキ攻撃を耐えつつ解析レバーをスライドする

 

『解析中…解説中…』

 

『ニューレコード‼︎』 

 

ニューレコードアナウンス、ダイナは意を決してピッケルレバーを3回はじく。

 

『トン!』

 

『テン!』

 

『カン!』

 

「変身!」

 

『お待たせいたしました!水中に忍び寄るニンジャスター!』

 

『ディノナイト!』

 

今までのアロトプスのゴテゴテとした赤色のボディーとは真逆にすらりとした紫のボディー、右肩には小さな肉食恐竜ディノニクスの頭部を模したアーマー、左肩には大き目のアンモナイト型のアーマー。首にはマフラーのように触手のような物が腰あたりまで伸びていた。腰には2本の小さなダガーが携えていた。

 

「なんか前より・・・」

「地味・・・ですね。前の姿がパワフルだっただけに・・・」

「YOYOYO!ずいぶん地味になったな!こいつを食らえYO!」

 

ペイントから放たれるペンキ攻撃、その一撃はダイナに直撃する・・・が受けたはずのダイナの体が倒れるとその場に丸太が置かれていた。肝心のダイナはペイントの後ろに立っていた。

 

「・・・」

「な・・・いつの間に!?」

「どうした?いつもの口癖がきえてるぜ?」

 

『タスクツヴァイダー!』

 

腰元から二本のダガー『タスクツヴァイダー』を取り出し柄に付いているトリガーを一回押し込む。

 

『フウ!』

 

『旋風の術!ビュービュー!』

 

二本のダガーに風が纏い、竜巻とも呼べるの風でペイントを吹き飛ばす!

 

「ノォォォォォォォォォォ⁈」

「さらに駄目押し!」

 

『フウ!リン!』

 

『林隠れの術!コソコソ!』

 

「ドロンと消えるぜ!」

 

ドロン!と煙が上がるとともにダイナの姿が辺りと同化し完全に消え去る!まさに現代に蘇ったシノビ!

 

「こ、こうなったら辺り一面を吹き飛ばしてやるYO!」

「そんなことさせると思うか!」

 

二本のダガーを一つに合体させ『ナギナタモード』へと変形させさらにトリガーを長く押し込む!

 

『フウ!リン!カ!ザン!エイ!ライ!』

『究極忍法!』

 

透明化を解除したダイナの姿が10、20と次々と増えていくのがわかる。その一つ一つのダイナの持つダガーを振りかぶり一斉にペイントへと襲いかかる!これぞ究極忍法!その名も!

 

『エンシェントラッシュ!』

 

「まだもっと描きたかった…よ…」

「セイ・バイバイ!」

 

ドゴーン!

 

…。

 

「グフッ…」

「隊長!」

「テメェらは来んな!」

 

ディープはファンクの前に膝をつく。体はすでにボロボロ、ドライバーのコアはすでに光を失いかけており変身解除手前まで追い詰められていた。

 

「これじゃ張り合いないぜ、ま、メガロエラスでよくここまでやったもんだ。」

「んだと…舐めやがって…」

「おいおい!これでも褒めてるんだぜ?奇襲・狙撃用のフォームでよく持った方だよ、お前がほかのフォームに変身すりゃいいのによぉ」

「くっ…」

「あ、ひょっとして変身できないのかぁ?そいつぁ悪かったなぁ!」

 

ディープは怒りに震える拳を強く握りしめファンクへと叩きつけるもあっさりと受け止められる。

 

「ほいっと!」

 

ファンクは腹部に蹴りを放ちディープの変身が強制解除される。地面に倒れ伏せる倉木。その近くポトリと何かが飛んでくる。

 

「そいつはおれからの選別、精々強くなれよ!仮面ライダー!ひゃひゃひゃ!」

 

その場から煙のように消えるファンクを尻目に倉木はただ悔し涙を流すほかなかった。

 

…。

 

とある会議室にてスクリーンにはファンクとの交戦記録が映し出されており、席にはスーツを着た国の役人達が鎮座していた。

 

「錦君、説明を頼む」

「はい、今回交戦したティラノイド、個体名『ファンク』ですが。幹部クラスに成長した個体『超越体』と思われます。超越体とは知識を持たないブランク体が進化し『進化体』となりますがそこからさらに知識を深めることによりより強力な個体へと…」

「御託はいい」

 

ぴしゃりと、髭を生やした老人が有紗の説明を止める。

 

「現状その超越体に戦闘員2名で勝てるか否か、そこが重要だ、どうなのかね?」

「今2人が発揮できるのは進化体ほどのパワーしか出せませんので勝つことは難しかと思われます」

 

『なんだと⁈』

『これでは勝ち目がないではないか!』

『軍部は何をしているのだ!』

 

「静まりたまえ諸君、現状勝てないのであれば方法は1つ、戦闘員を増やせば良い」

「ですが!彼は性格に難があります!まだ実戦投入には早いと思われます!」

「君の意見は聞いていない。これは決定事項だ。」

 

『戦闘員3号、コードネーム『グラン』を実戦投入することをここに決定する』

 

 

 

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