ブラック・ブレット 何が為の力か(仮)   作:終夜 猫

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滅亡の使者

タイミング悪いなぁ。

国家元首様の話を遮るわけにはいかないし、いつでも動けるようにしておくしかないね。

 

 空はパネルに写った純白の少女、聖天子(せいてんし)に目を向けながら現在進行形で近づく怪しい2人を感知していた。

 

足音の反響からして大人と子供。プロモーターとイニシエーターの可能性は高い。

少し前に足音が消えたり、テンポが変わったりしたから何人か犠牲になったかもしれないなぁ。

ホントこんなことしてる場合じゃない気がするね。

 

『楽にして下さい皆さん、私から説明します。』

 

 その言葉を聞いて着席するものの、皆緊張の面持ちを崩していなかった。

 

『といっても依頼自体はとてもシンプルです。

 民警の皆さんに依頼するのは、昨日東京エリアに侵入して感染者を1人出した感染源ガストレアの排除です。もう1つは、このガストレアに取り込まれていると思われるケースを無傷で回収して下さい。』

 

 ELパネルに別ウィンドウが開かれ、ジュラルミンケースと今回の報酬であろう金額がポップアップさせられた。

 その額10億円。

 あまりにも高額な報酬に周りの社長達は驚き、疑問を持った木更が手を挙げた。

 

 空は顔をパネルに向けたまま、意識は今会議室に入ってきた2人に向けていた。これ程近づけば、目を向けなくとも空には姿形がはっきりと分かった。

 タキシードにシルクハット、笑顔を浮かべた仮面とふざけた格好をした長身の男。もう1人はドレスを纏い腰に小太刀を2本携えた少女。

 

 男はゆっくりと空席へ近づき、座って足を組んだ。まるで、初めからそこに存在していたかのように。

 少女はその席の後ろで立ち止る。

 聖天子の話はケースの中身を教えることができないという内容だった。

 木更はそれに納得がいかず、最終的にはペナルティを承知の上でこの件から手を引く気でいるようだ。

 

「そんな不確かな説明でウチの社員を危険にさらすわけにはまいりませんので。」

 

 木更と聖天子の視線が肌がピリピリする程交錯し、沈黙が降りる。

 そのタイミングを待っていたかのようにタキシード姿の男が動いた。

 突如、部屋中に響く程の笑い声を上げ一気にこの空間を支配した。

 

『誰です。』

「私だ。」

 

 全員の視線が突然現れたかの様に見えた男に集まった。

 空もそのフリをする。

 今は変に目を付けられたくないからだ。

 

「お前は……そんな馬鹿な!」

 

蓮太郎君は知ってるみたいだけど、マズイなぁ。

2人の侵入に気付いたのが僕だけだなんて。

実力差がありすぎて、何かあった時に全員守るのに苦労しそう(・・・・・)だ。

 

「私は蛭子(ひるこ)蛭子(ひるこ)影胤(かげたね)という。

 お初にお目にかかる無能な国家元首殿。」

「お前っ!どっから入って来やがった!」

 

 蓮太郎は木更の前に出て銃を構える。

 

「フフフ、その答えは正面から堂々と、と答えるのが正しいだろうね。もっとも、小うるさいハエみたいなのがいたから、何匹か殺させたけどね。

 丁度良いので紹介しよう。小比奈(こひな)おいで。」

「はい、パパ。」

 

 黒いドレス姿の少女も動き、机の上に立った影胤の横へ移動する。聖天子の方へ優雅に一礼すると自己紹介を始めた。

 

蛭子(ひるこ)小比奈(こひな)、10歳。」

「私のイニシエーターにして娘だ。

 今日は私もこのレースにエントリーすることを伝えに来た。」

「エントリー?なんのことだ。」

 

 蓮太郎が全員の疑問を代表して投げ掛ける。

 

「『七星の遺産』は我らがいただく。」

「七星の遺産?なんだよ、それ。」

「あのジュラルミンケースの中身だよ。」

 

 影胤は不気味に嗤うと、両手を大きく広げた。

 

「諸君っ!ルールの確認をしようじゃないか!

 私と君たち、どちらが先に感染源ガストレアを見つけ、七星の遺産を手に入れられるかの勝負といこう。手に入れるには感染源ガストレアを殺せばいい。

 掛け金(ベット)は君達の命でいかが?」

 

あれは挑発、誘いだ。

乗る必要は無いんだけど……乗っちゃう人がいるんだよなぁ。

 

「黙って聞いてりゃ、ごちゃごちゃと。」

 

 押し殺した声の主は伊熊将監だ。

 

「ぶった斬れろや。」

 

 必殺の間合いで振られた巨剣だったが、弾けるような雷鳴音がしたと思うとあさっての方向へと弾き飛ばされる。

 

「なっ!」

「ざーんねん!」

 

 空の耳ははっきりと捉えた。影胤の体内から聞こえる稼働音を。

 

「下がれ、将監!」

 

 三ヶ島の一喝に意図を汲んだ将監が後退する。

 その時を見計らっていたかのように、集まっていた全ての社長とプロモーターが自衛用の拳銃を抜いて一斉射撃を開始した。

 

「2人とも撃たないで下さい。」

 

 蓮太郎も木更も卒然の空の声と手に止められ、困惑の表情を浮かべる。

 

「撃っても無駄です。見て下さい。」

 

 

 再び雷鳴音と共に3人にはハッキリと青白い燐光が銃弾を阻んでいるのが見えた。

「あれは……?」

「アイツの剣はこれに弾かれたのか。」

 

 やがて銃弾の雨は止み、中心の2人は変わらず立ったままだ。

 

「その通り、無駄だよ。

 斥力フィールドだ。私は『イマジナリー・ギミック』と呼んでいる。」

「バリア?」

「そう、ただこれを発生させるた為に内臓のほとんどをバラニウムの機械に詰め替えているがね。」

「機械……だと?」

「つまり、昨日の私は全く本気ではなかったというわけだ。すまないね。

そして、名乗ろう里見くん、私は元陸上自衛隊東部方面隊第七八七機械化特殊部隊『新人類創造計画』蛭子影胤だ。」

 

 三ヶ島が驚きに目を見開く。

 

「……ガストレア戦争が生んだ対ガストレア用特殊部隊?実在するわけが……。」

「信じるか信じないかは君たちの勝手だ。」

 

 影胤が不気味に嗤うと、空の耳が再び稼働音を捉えた。

 次の瞬間阻まれていた銃弾が全て弾き返される。

 咄嗟に蓮太郎は木更を押し倒し、床に伏せる。

 弾は会議室のいたるところへ穴を空け、白煙を上げた。

 しかし、弾は奇跡的に(・・・・)誰にも当たることがなかったようだ。

 

「フム、君たちは運が良かったみたいだ。

 まあ、それも一時の幸福かもしれないけれどね。

 絶望したまえ、民警の諸君。滅亡の日は近い。」

 

 影胤はそう言葉を残すと近くの窓から小比奈を伴い飛び降りた。

 

 2人は立ち上がって周囲の様子を見る。

 本当に怪我人さえいないようだった。

 

「里見君、説明なさい。あの男とどこで出会ったの?」

「それは……。」

 

 問い詰める木更に蓮太郎は言い淀む。

 しかしその問答は、声を全員に届かせるように話し出した空に遮られた。

 

「今はそれどころじゃありません。

 僕達はあの男より先にケースを無傷で奪うという条件が加わりました。

 そして、あのケースの中身は滅亡を現実にするだけの力があるということ。

 そうですよね?もう今更隠すことは不可能かと思いますが?」

 

 空は最終的にパネルに映る聖天子へ問いかけた。

 聖天子は目を瞑り、唇を小さく噛んだ。

 

『事態は尋常ならざる方向に向かっています。

 私からこの依頼の達成条件を付け加えさせて頂きます。ケース奪取を企むあの男より先に、ケースを回収してください。

 ケースの中身は七星の遺産。悪用すればモノリスの結界を破壊し、東京エリアに『大絶滅』を引き起こす封印指定物です。』

 

一応、入社1日目の新人なんだけどなぁ。

 

 思っていたよりも大事だったね、と空はどこか的外れなことを考えながら、手の中にあるいくつかの銃弾を転がしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん~、美味し♪」

「美味しいのだ!」

「お口に合って良かったです。」

「………。」

 

 防衛省から帰った空は、約束通り木更にビーフステーキを振る舞っており、木更よりは小さいものの、延珠も同様にステーキを頬張っていた。蓮太郎には勿論無い。

 

「空、半分いや4分の1でもいい。俺にも作ってくれ。」

「駄目です。蛭子影胤について知っていながら、報告・連絡・相談、ほうれんそうを怠った罪は重いです。」

 

 蓮太郎の必死の懇願を空は無慈悲に切り捨てる。

 

「……木更さん。」

「里見君、やっぱり社員としての常識は身につけておくべきだと私は思うの。」

 

 木更にも見放され、蓮太郎の手は行き場を失う。

 しかし、蓮太郎のイニシエーターである延珠(えんじゅ)はその姿を不憫に思い、手を差しのべた。

 

「蓮太郎、妾の分をあけるのだ。」

「延珠……。」

 

 蓮太郎は若干目の端に涙を溜め、嬉しさの笑みを浮かべたのだが、

 

「延珠ちゃん、本当に蓮太郎君を愛し、妻を名乗るのであれば、厳しさを持って接することも必要なんだよ。」

「なっ!?」

 

 蓮太郎は空に驚愕の目を向け、延珠はその言葉に葛藤するかのように空と蓮太郎を交互に目を動かした。

 

「うぅ~、すまん蓮太郎!」

 

 延珠は残っていた半分を一気に平らげ、食べ終わった食器を持って台所へ逃げて行った。

 

「……この悪魔め。」

「蓮太郎君は常識をもう少し知るべきです。

 何もなければご希望するの物を作りますよ。」

「くそっ………。」

 

 蓮太郎は今度こそ床に崩れ落ちた。

 

「容赦無いわね、神代君。」

「何を言ってるんですか木更さん、貴女も同様ですよ。あまりにも非常識な事をすればご飯抜きです。」

「え?」

「妾もか、空?」

「延珠ちゃんはまだ育ち盛りなので、そこまでのことはしません。抜くのは休日のおやつくらいです。」

「おやつ、抜くのか!?」

 

 空の厳しいルールに蓮太郎も木更も若干の後悔を覚え始めた。

 

「里見君、私は選択を間違えたのかもしれないわ。」

「俺もだ。」

 

 この間も延珠はおやつについて悩んでいた。

 

「そういえば、蓮太郎君。」

「次は何だよ?」

 

 蓮太郎はまた何か言われるのではないかとうんざりした表情で空の顔を見上げたのだが、目が隠れていてもその顔が真剣であると分かった。

 

「いや、やっぱり後にしましょう。」

 

 空はその表情を破顔させた。

 

「何だよ?気になんだろ。」

「確認のようなものなので、後程でも問題ありません。

 それよりも、貴方の分の食事は用意してます。」

「え、俺の分は無いんじゃ?」

「ステーキはありません。

 しかし、いざという時に動けない、なんて困りますから。」

「……何か複雑な気分だ。」

 

 様々な出来事があり、空の民警活動は波乱の幕開けとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 翌日、空は木更から昼からの暇をもらった。あまりにも早い休日に空は初め遠慮したが、木更が言うには、そう簡単に感染源ガストレアは見つからないということらしい。

 

松崎さんにも出ていってすぐには会いづらいし。

こんなことなら蓮太郎君について行けばよかったなぁ。

 

 そこでふと昨夜のことを思い出す。

 

追い込みすぎたかなぁ?

でも、可能性としてはかなりあり得るから念のためだったんだけど………あっ、いた。

 

 空は「まぁ、なるようになるか。」と思考をそこで終了して蓮太郎達の姿を視界に捉えると、足早に向かった。

 

「放せぇ!」

 

 空は歩いていく途中で、騒ぎが起こっている事に気が付いた。

 見ると蓮太郎達もそれを見て立ち止まっていた。

 果物やパンを抱えた少女が男数人にその場で殴打され、少女は必死に助けを求め延珠へ手を伸ばしている。

 延珠はそれを唖然として見つめ、ゆっくりと自然にその手を迎えようとしていた。

 側にいる蓮太郎は咄嗟に少女の手をはたき、睨めつける。

 空はそれを見てしまった。

 

ああ、だから話しておいたのに。

君は選択を間違えちゃいけないって。

 

 空は布の奥で目を据わらせ、蓮太郎の側にいた。

 突如現れた空に蓮太郎達は勿論、万引きをしたのだろう少女を取り押さえている男達も動きを止めた。

 

「空!?どうしてここに?」

「そんな事はどうでもいい。

 君は何故動かない?彼女の手を取らない?」

「……アイツは犯罪を犯した。外周区の環境が劣悪だからといって犯罪が許されるわけじゃない。」

「追い込んだのはこの世界なのに?」

「っ!それは……。」

 

 蓮太郎は拳を固く握りしめたまま俯き、それ以上言葉を発することがなかった。

 それを見て空は「残念だ。」と溢し、蓮太郎に背を向けた。

 

「もういい君には失望したよ。」

 

 呆気にとられていた男達を無視して少女に目を向ける。

 やはり劣悪な環境で生活しているのだろう。煤けた顔と汚れ、修繕の跡がいくつもある衣服。そして少女の赤い瞳は突然現れた空を見つめていた。

 

 空は財布を取り出し、お札を抜き取る。それを眼前の大人達へ差し出した。

 

「彼女が取った商品のお金です。お釣はいりません。」

 

 それは盗まれた商品の値段より明らかに多い金額だった。

 空は一番近くの男へ無理矢理お金を持たせ、まるで男達の拘束がされていなかったかのように少女を引き寄せた。

 

「えっ?」

 

 拘束から逃れた少女は不思議な出来事に困惑しながらも手を繋いでいる空を見上げていた。

 

「そ、そんな問題じゃねぇ!そいつは警備員を半殺しにしたんだぞ!」

 

 すると、漸く男の1人が何とか声を上げ、少女を非難する。

 しかし、空にとってそれはどうでもいい内容だった。

 

「僕からしたら自業自得でしかありません。貴方達が追い込んでおいて、手を噛まれたら被害者面ですか。

 貴方はこの子に何て言いましたか?

 貴方は『ざまぁ見ろガストレアめ。』って言ったんですよ。

 人とすら認めていない貴方がこの子に何を求めるんですか?謝罪ですか?お金ですか?それとも罪を償うことですか?

 ……貴方は、貴方達はガストレアに対する復讐を直接果たす事ができない代わりに、都合よく捕まえることのできたこの子を間接的な復讐対象としてその醜い欲望のままに罵声を浴びせ、暴力を加えていただけです!

 僕からしたら貴方達の方がガストレアより醜く、恐ろしい。」

 

 空は男達に睨みを利かせ、少女を伴って歩きだす。

 威圧したからか、男達はそれ以上空達を呼び止める事はなかった。

 

 暫く歩くと少女は口を開いた。

 

「ありがとう、助けてくれて。」

「うん、僕からしたら当たり前だから。」

「当たり前?」

「そう、この世界は君みたいな呪われた子供たちに理不尽に厳しい。それを僕は理解していても納得はしていない。

だから、周りが何と言おうと、自分がやりたいようにやることにしたんだ。」

 

 少女は首を傾げる。

 

「少し難しかったかな?」

 

 空は少女の頭を撫でる。

 少女は一度困惑したものの、少しずつ受け入れ気持ち良さそうに目を細めた。

 空は微笑み、少女に告げる。

 

「僕は君を決して裏切らない。何があっても僕が君たちを守るから。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 夕暮れ色に染まる事務所で木更はモデル・スパイダーのガストレアについての資料に目を通していた。過去の情報から感染源ガストレアの性質を見いだす事ができないかと考えていたのだ。何かの手がかりにならないか、と。

 初めはこれも空に任せようかと考えていた木更だったが、このままでは彼に頼ってしまうと自分を律し、暇を出し無理矢理事務所を追い出した。

 無論、視界に居るだけで仕事を任せてしまおう、という誘惑が予想されたからだ。

 

 しかし実際、木更は空がただ者では無いと気付いている。

 実力を全て見たわけでは無いが、防衛省で銃弾が弾き返された一幕。蓮太郎と床に伏せている中、平然と立ち続けていた空を見た。その姿は突然の事で動けないというよりは、当たらないので動く必要がないと確信している様だった。それに加え所々で告げられる、知り得ない状況情報。それは凄い等という言葉では到底表せない技術、力。監視カメラでの映像をどこからか聞いているような正確な情報。

 

 考えれば考えるだけ不思議な存在だ。

 気付いたらそんな事ばかり考えていた木更の携帯にコールが入った。それが知らない番号からであると木更は確認し疑問符を浮かべる。コールが続き木更は考えるようにした後、通話ボタンを押した。

 

『良かった。繋がりました。』

「神代君?」

 

 通話の相手は今しがた思考の中心にいた神代空だった。

 携帯契約したのね、と口にしようとした時、先に空から信じられない言葉を聞かされる。

 

『木更さん、僕は蓮太郎君が立ち直るまでそちらを休みます。』

「は?」

 

 あまりの言葉に木更は淑女らしからぬ、間抜けな声を発した。

 

『僕は蓮太郎君を買いかぶり過ぎていたようです。

 彼が答えを見つけるまでは出勤しませんので。

 ああ、この番号登録しておいて下さい。

 では。』

 

 空がそう言って、木更が話しを整理する前に電話は切れた。

 その後、木更のヒステリックな叫びが事務所の外にも響き、各階のヤクザ、ギャバ嬢、ゲイに心配され声をかけられたという。

 

 




ガストレア
ガストレアウイルスに感染し、遺伝子を書き換えられた生物。非常に強い再生能力や、赤い目と醜悪に変貌した身体を持つ。
通常は感染前の種にちなんで「モデル・スパイダー」等のモデル名で識別される。

再生レベル
ガストレアの生態である再生能力をレベル分けしたもので、イニシエーターにも適応される。
それはⅠ~Ⅴまでの5段階で分けられる。

Ⅰ:通常のバラニウム製の武器で殺傷できる。

Ⅱ:バラニウムの再生阻害を押し返すが、首を落とされたり、燃やされたりすると絶命する。

Ⅲ:欠損した部分、切り離れた部分が再生もしくは複合する。

Ⅳ:内臓のほとんどを欠損しても再生し、全細胞を滅却しないと倒れない。

Ⅴ:分子レベルで再生し、現代科学では倒せない。

イニシエーターは基本的に再生レベルⅠだが、因子によってはレベルⅡ以上も存在する。
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