山々に囲まれ、周囲の町ともあまり交流を持たない町、穂織。
文明の成長は主人公の住んでいた街と差が大きかった。

だが、そのおかげなのか、この町では独自の文化が生まれていた。京都を彷彿とさせる和の町並み。和服姿が私服となっている町の住人。

そんな穂織には、特別な効能を持つ温泉が湧き出る。これが、広く知れ渡る穂織のイメージ。一風変わった温泉地として、観光客の足はとても多い。その為、町の経済は交流が薄くとも、何とか成り立っていた。

だけど、この町には忌み嫌われる“伝承”がある。
それは少女たちを苦しめていた。

陰陽医になる為、研修生として穂織の町に訪れた青年【千歳真琴】。

史上最年少で資格を取得し、後はこの研修を無事に終了することが出来れば、晴れて一人前の陰陽医になれるのだ。

この場所を試験に選んだのには理由が二つあった。
自分の過去。深い、深い、因縁の元に。

長い、長い、移動を経て、遂に到着した穂織の町。
これから一年間の研修が始まるのだ。

見上げた夕暮れの空の下。木から下りられない一人の少女と出会うことになる。それは、新たな物語の序章に過ぎなかった。

自分の中で求めるのを拒絶していたもの。失いたくないもの。もう、見ることの出来ない景色だと諦めていたもの。

止まっていた時間が次第に動き始めた気がした。少しずつ、少しずつ。それはきっと、この少女と過ごすこれからの日々の中で――。

Prologue Chapter.0
  Chapter.0ー1()
  Chapter.0ー22017年12月30日(土) 23:00()
  Chapter.0ー32018年01月02日(火) 06:00()
  Chapter.0ー42018年01月04日(木) 07:30()
  Chapter.0-52018年02月19日(月) 01:30()
  Chapter.0ー62018年02月25日(日) 01:30
  Chapter.0ー72018年03月02日(金) 07:30()
  Chapter.0ー82018年03月08日(木) 07:15
  Chapter.0ー92018年03月31日(土) 01:00
  Chapter.0ー102018年04月01日(日) 14:00
  Chapter.0ー11()
X(Twitter)  ▲ページの一番上に飛ぶ