美少女たちと飛蝗~バッタ人間でなにが悪い!~   作:たまごサンドDX

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先週は投稿できずにすみません<(_ _)>

疲れすぎで寝てしまいました(;^ω^)



第8話 都市に迫る魔の手!飛鳥、決断の時‼

 あれから1か月ほどが過ぎた。

 俺は輝夜の所に通った。とりあえずBLACKまで話したが、あのお姫様すごいな……もう半分ほど書き終えている。文におかしなところがないか永琳がチェックしていたが、今のところないらしい。

 久しぶりに軍の方へと行くと、雫が来なかった間何をしていたのか問い詰めてきたので、正直に話すとわかってくれた。と思ったんだが、何か気に入らないところがあったらしい。特に永琳や綿月姉妹、輝夜の名前が出てきたときは敏感に反応していた。

 そして俺は今

 

「雫、そっちに異常はないか?」

 

「うん、ないよ」

 

 毎度御馴染のパトロールをしております。

 そういえば最近やたらと優遇されるため、気になり綿月姉妹に聞くと

 

「飛鳥様はもっと優遇されるべきなのです!」

 

「今、飛鳥様の地位を上げようとしているのですが、上層部の頭が固くて……いっそのこと消してしまおうかしら」

 

 なんて物騒なことを言っていたので、ちょっとお仕置きと注意をしておいた。

 全く、俺は目立ちたくなんてないんだよ。余分なことしないでくれると助かるんだが……善意からの行動や発言だってのはわかってる。だからその気持ちをもっと別のことに向けてやってほしい。

 それと最近、永琳の様子がおかしい。何か焦っているようにも見える。

 

「……にしても」

 

「ん、どうかした?」

 

「いや、なんでもない……」

 

 この気持ち悪い感じはなんだ?不純物が混ざったようなこの感じ……少し辺りを調べてみる必要があるな。

 

「雫、先に戻ってくれ。俺はもう少し辺りを見てくる」

 

「え、じゃあ私も付き合うけど」

 

「俺一人で十分だ」

 

 俺は走ってその場を離れた。

 

 

 

 

 

 ――――――――――――

 

 

 

 

 

「ハァ、行っちゃった……それにしても、そっかー八意様だけじゃなく綿月姉妹に姫様かぁ……チッ、面倒だなぁ。飛鳥君は私だけのヒーローなのに……」

 

 どうすればいいかな?うーん、やっぱりゴミは邪魔だから捨てないとダメだよね?捨てるだけじゃ、まだ邪魔だからちゃんと土に還してあげないと……生ゴミだから、きっと栄養ぐらいにはなってくれるよね。

 

「あ~あ、早ク早くハヤくハヤク‼私だけのものにしたい‼もう我慢できないよぉ!!!!アハッ、アハハ!アハハハハハハッ‼」

 

 早く帰ってきてね?『ヒーロー』?

 

 

 

 

 

 ――――――――――――

 

 

 

 

 

「やっぱりか……」

 

 この気持ち悪い感じの原因が分かった。

 

「なにをしてやがる?」

 

 俺の目の前には大量の妖怪がいた。今まで見てきた量とは比にならない位の妖怪が……

 

「ガルルルッ!」

 

「グワァッ!」

 

 どいつもこいつも、人の言葉を理解できるような知能を持っているようには見えない。

 

「ったく面倒だ。どうせこのまま放置しとくと都市周辺に来るんだろ?なら今殺してやるよ」

 

 俺の腰には赤いベルトが巻かれていた。

 しかし、いつものとは違う。風車の部分が少しコンパクトになっている。

 ベルトの風車が回ると俺の体はスーツを纏っていた。そして脇にはマスクが抱えられている。

 

「さぁ、掃除の時間だ……」

 

 俺はマスクを被る。

 すると、茂みから続々と俺と同じ姿をした奴らが出てきた。

 森の木々の影の中で、緑の複眼が次々と光った。

 グローブとブーツは金色系のオリーブドラブ色、複眼はダークグリーン、首には黄色のマフラーが巻かれていた。

 

「フンッ!」

 

 まず俺は近くにいた妖怪の頭を拳で粉々にした。

 妖怪の頭から血液や脳汁が噴き出し、スーツを汚した。

 

「あ゛がぁぁぁぁッ!」

 

 仲間が殺られたことにより、妖怪たちは戦闘状態になった。

 

「……殺れ」

 

 俺が指示を出すと残り5人のショッカーライダーが行動を始めた。

 

「フンッ!」

 

「ハァッ!」

 

 見事な連携で妖怪たちの数を瞬く間に減らしていった。

 俺も戦闘に参加する。

 

「ハッ!」

 

 妖怪の腹部に突き刺すように蹴りを放つといとも簡単に貫通した。

 他のショッカーライダーも連携しながら数を減らしていた。

 だが中には

 

「グガァッ!」

 

「グッ……!?」

 

 妖怪に足を喰いちぎられた奴がいたが、全くもって気にせず戦闘をしていた。

 戦闘ができるような状態でないものは下がらせ、次々と変わりを入れる。

 

「この調子ならすぐ終わるか……ッ!誰だ‼」

 

 俺は妖怪とは別の気配を感じ取りその気配のした方に叫んだ。

 すると茂みから人の姿をした何かが、俺に向かって飛び掛かってきた。

 

「チッ!来いッ!」

 

 俺は余裕のありそうな2人を呼び、3人同時にその何かに向かって蹴りを放った。

 蹴りが直撃した何かは吹き飛んだが、空中で体勢を立て直し地面に着地した。

 

「うっ、ショッカーは……裏切り者を決して許さない……」

 

 俺は驚きを隠せなかった。

 俺が蹴りを放った相手は、『仮面ライダーThe First』に登場した蜘蛛男ことスパイダーだった。

 

「なぜお前が……」

 

「裏切り者……ううぅぅああぁあぁぁぁぁッ!ホッパーァァァァッッ‼」

 

「これが神様の言ってたイレギュラーってやつか面倒だな」

 

 理性がないように見えるが、奴の言動はおかしかった。

 

「我々ショッカーが世界を支配するのだ、邪魔をするなぁ!」

 

 もし奴の言う通りショッカーが存在するならば俺に目を付けるはずだ。だがこれまでそんなことはなかった。もしかしたら奴は死ぬ前の前世の続きをしているだけなのかもしれない。

 

「フフフフッ、もうすぐだ……もうすぐで計画が開始される。そうなれば人間たちは我々にひれ伏すことになる」

 

 スパイダーは俺に攻撃を繰り出しながら、独り言言っていた。

 それにしても、我々だと?さっきからコイツは我々と言っている。そうなるとコイツ以外にも改造人間が存在する可能性がある。

 

「化け物どもを我々の戦力として使うことで、計画の成功率は上がる……計画のためにも貴様には死んでもらうぞ。ホッパー」

 

 もしかしてこの大量の妖怪はコイツの仕業か!?ったく、コイツの発言がめちゃくちゃすぎるせいでよく理解できない。前世と今の記憶が混濁してるのか?

 

「まぁ、倒すことには変わりないがな!」

 

 俺はスパイダーの顔にパンチを直撃させる。

 

「ぐうぅっ!?」

 

 スパイダーが怯んだところに、すべての妖怪を処理し終えたショッカーライダー2人が左右から腹部に蹴りを入れる。

 

「グハァッ!うぎ、ううぅ」

 

 さらに蹴りを入れたショッカーライダー2人を踏み台に残り2人がジャンプし、パンチをする。

 

「うぐぉぁッ‼」

 

 スパイダーはパンチの威力を殺すことができず、地面を転がった。

 

「取り押さえろ……」

 

 俺が指示を出すとショッカーライダーたちはスパイダーを拘束した。

 俺はスパイダーの目の前に行き、質問した。

 

「計画とは何だ……お前たちは何を企んでいる?」

 

「どうせ貴様一人では止められない…………いいだろう、教えてやる。我々は化け物を戦力として使用し、この付近にある都市を攻めようとしている」

 

「なぜだ?」

 

「決まっているだろう。我々ショッカーの悲願である世界征服のためだ。そのためにもまずあの都市を我々の拠点とする。都市に住んでいる人間には全員改造手術を施し、成功者は我々ショッカーの駒となってもらう」

 

「―――――ッ!?……首領はいるのか?」

 

「今は居られない。だがいつか我々のもとに来てくださるはずだ!」

 

 首領はいないようだな。

 

「お前以外の改造人間は?」

 

「私以外にはあと5人だ」

 

 やたらと少ないと思ったが、FirstとNEXTの改造人間を合わせたらそんなものか……恐らくいるのは、バットにコブラ、スネークとシザーズジャガー、チェーンソーリザードだろう。ホッパーシリーズはいないらしい。

 

「貴様には絶対止められない」

 

「もういい……聞きたいことは全て聞けた。お前は用済みだ……」

 

 俺はスパイダーのマスクにダーツ型の爆弾を複数突き刺し、その場を後にした。

 

「ショッカーに栄光あれええぇぇぇぇぇーーーーッ!!!!」

 

 スパイダーがそう叫ぶと頭部が爆散した。

 

 

 

 

 

 ――――――――――――

 

 

 

 

 

「ただいま……」

 

 俺は家に着き借りている部屋に行こうとしたが

 

「飛鳥、ちょっと…いいかしら……」

 

 永琳に呼び止められた。

 

「どうした?」

 

 真剣な顔の永琳。最近様子がおかしかったのと関係があるのだろうか?

 

「近々この都市を放棄して、月に行くことが決まったわ」

 

「どういうことだ?なぜこの都市を放棄する……」

 

「地上に穢れが溜まってしまってこのままでは生命への悪影響も考えられる。そのため穢れの全くない月への移住が決まったの」

 

「だからか。最近、永琳は様子がおかしかったのは……で、どうやって行くんだ?」

 

「月へ行くためのロケットが今作られているわ。それができればすぐにでも…………」

 

 月へ行く。それはいいが月に酸素ってあるのか?……スパイダーが言っていたことが本当なら、アイツらがすんなりと行かせてくれるわけがないだろうな。恐らく、移住を行うときに襲撃してくるだろう。そうすれば住民はパニックに陥るからな……

 

「……飛鳥は」

 

「ん?」

 

「飛鳥はどうするの?」

 

「えーっと、どうする?ってどういうことだ?」

 

「一緒に来てくれるの?」

 

「…………」

 

 一緒に行ければどれだけよかっただろうか……俺は……

 

「当たり前だろ?まさか俺を置いていくとか言うなよ?」

 

「そ、そんなことするわけないじゃない‼」

 

「ハハッ、悪い悪い。んじゃ、俺は部屋で休んでるから……」

 

 俺は部屋に行くとベッドの上で横になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「悪い、永琳………俺は一緒に行けない………その代わりと言ってはなんだが、絶対に守るから…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 分かれの時は刻一刻と迫っていた。

 

 

 

 

 




はい、ということで初のイレギュラーはFirstとNEXTの怪人たちによる都市襲撃作戦です。

そして今回登場したライダーはNEXTver.のショッカーライダーでした。

次回が都市編、最後の話になると思います。あくまで予定ですので変更する可能性もあります。

誤字脱字やおかしな日本語がありましたら感想か誤字報告にてお願いします。

次回!「さらば飛鳥!英雄は長き眠りにつく‼」

でお会いしましょう。

次回もよろしくお願いします。
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