美少女たちと飛蝗~バッタ人間でなにが悪い!~   作:たまごサンドDX

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遅くなってしまいすみません<(_ _)>

|д゚)<…… ✨お気に入り72件✨

|д゚)<ナニガオキタン?



※これだけは絶対に読んでください。ネタバレですが今回の話では、飛鳥と諏訪子様が戦います。
その際、諏訪子様が少し傷つく場面があります(物理)そのことをご了承ください。諏訪子様推しの方、本当に申し訳ありません<(_ _)>




第10話 目覚める英雄、時は神々の時代へ……

 

 

 英雄は目覚める、神々と同等、いやそれ以上の存在として…………

 

 

 

 

 

 ――――――――――――

 

 

 

 

「……―――ッ!うっ、ここは、どこだ……?」

 

 日の光を眩しく思いながら俺は目覚めた。

 長いこと眠りについていたせいか、体は硬くなっていた。

 俺は硬くなった体を無理やり起こし周りを見渡した。

 

「俺のいたところってこんなだったか?」

 

 俺の周りを木の根が囲っており、まるでZOの麻生勝が眠っていたところようになっていた。

 立ち上がり根の外に出てみて、俺は理解した。

 

「ああ、やっぱりそうだよな……ここは俺の過ごした都市…だったところだ……」

 

 爆弾の爆発の影響により都市の建物の全てが壊れていて見る影もなかった。そして壊れた建物を野生動物たちが住処にしていた。

 植物は都市の中にまで侵食していて俺が過ごしていたころよりも自然が溢れていた。

 

「さて、起きたはいいがこれからどうするか……」

 

 都市が機能しない以上、ここに居ても仕方ないな。雨風は凌げるだろうし、食べ物にも困らないだろうが、永琳たちといたせいか一人では孤独死してしまいそうだ……俺、死なないけど。

 死なないにしても永遠という長い時を一人で生きたら気が狂ってしまいそうだ。早く人を見つけなければ。

 そう思い、俺は都市を後にした。

 

 

 

 

 

 ――――――――――――

 

 

 

 

 

 都市を出発してから一週間が経とうとしていた。

 俺は村などを探しながら、ちょっとした修行のようなものもした。

 すると修行の効果はすぐに表れた。人間の姿での身体能力の向上、火などの仮面ライダーシンの弱点となるモノへの耐性、自然治癒の速度の向上などだ。

 一度、焚き火で火傷をしたのだが一瞬にして治ったのだ。

 流石の俺もそれには驚いた。

 仮面ライダーシンの弱点である火さえも克服してしまった今、俺の弱点とは何だろう?

 

「そのうち神様すら殺せるようになるんじゃないかって思えてくるよ……」

 

 実際、俺の変身できるライダーの中で二人ほど神と同等になれるかもしれないやついるし。

 そんなことを言いながら歩いていると人工物が見えた。一週間歩き続け、ようやく見つけた人がいるであろう場所。

 俺は嬉しく思い近づくが、殺気と視線を感じ取りすぐに立ち止まった。

 

「誰だ…バレてんだから出て来いよ……」

 

 すると子供が現れた。

 現れたのは子供だったが、俺は警戒を解かずに話しかける。普通の子供にあんな殺気出せるわけないだろ。

 

「なぁ、この辺に住んでんのか?」

 

「………」

 

 子供は無視をした。

 俺はその子供を観察して気づいた。

 その子供が被っている帽子が異様だった。帽子には二つの目玉がついており、その目玉がギョロギョロ動き、こちらを見ているのだ。

 

「その帽子かなり特徴的だな。どんな仕組みしてんのか、お兄さんに教えてくんないか?」

 

 こうやって子供に話しかけてると、俺が危ない奴みたいだな。

 

「キミこそどこから来たのかな?」

 

 ヤバイ……今までの経験とかから分かる。コイツはヤバイ!殺気とかは問題ないのだが、それ以外だ……コイツと話してると今にも呪われそうな感じがする。

 

「シャーッ!」

 

 そんなことを考えていると、いつの間にいたのか白い蛇が俺に向かって、飛び掛かってきた。

 

「ちょっ、あ、危なっ!」

 

 あれは絶対に俺を噛むつもりで飛び掛かってきた。

 俺は何とか避けたが、あれからも嫌な感じがしたってことは……

 蛇は子供のそばに行くと止まった。

 

「へぇ、最近の子供は蛇なんて飼ってるんだな。まぁ、飼うのはいいが、しっかり躾とかないとダメだろ」

 

「あれ?絶対に避けられないと思ったんだけど……なんでかなぁ~?」

 

 そろそろ身の危険を感じた俺も殺気を漏らし、威嚇する。

 

「……なぁ、こんな茶番いつまでやるんだ?」

 

「ふーん、そう……じゃあ終わらせよっか?」

 

 子供は何もないところからフラフープに刃を付けたような武器、輪刀を出してきた。

 そして、その輪刀で俺を斬りつけてきた。が、俺はそれを避け、子供から再び距離を取った。

 

「ホント危ねぇなぁ……俺だって、できれば穏便にすませたかったのによ。そっちから仕掛けたんだからな」

 

 俺は構えをとり、念じた。

 

 

 

 

 

 ―――――変……身………

 

 

 

 

 

 すると体が発光し、俺はバッタの姿をした戦士になった。

 全身が濃緑色の外殻状生体装甲に包まれており、繋ぎ目には黄金のラインが駆け巡っていた。腹部にはレッドコアがあり、その姿は仮面ライダーJのように見えるが違った。

 真紅の瞳が発光し口腔部分からブレイク・トゥーサーを露出させると、後頭部の黄金ラインから気を放出した。

 変身した戦士の名は……

 

「仮面ライダー……ZO」

 

 ネオ生命体第一号と生み出された存在だ。

 

「やっぱり……人間じゃないんだね」

 

「やっぱりってことは、気づいていたんだな」

 

 子供は俺のことを無視し、輪刀で斬りつけてくるが

 

「甘いな……」

 

 俺は腕で受け止める。

 

「なっ……!?」

 

 輪刀は俺の腕に傷をつけるどころか、徐々にヒビが入り砕け散った。

 子供は後方に飛び距離を取ると再び輪刀を作り出した。

 俺は子供に急接近すると、パンチを放った。

 

「くっ……!」

 

 子供は輪刀でパンチを防ぐが再び砕けた。

 

「ハァッ!」

 

 俺がキックを放つと子供はさっきの俺と同じように腕で防いだ。

 ヤバイと思ったが、子供の腕は傷つくことも折れることもなかった。

 俺はいったん距離を取り、会話を試みる。

 

「なぁ、お前はなんなんだ?妖怪なのか?」

 

 以前、都市で人の姿をした妖怪がいると教えてもらったが、コイツがそうなのか?

 

「……違うよ、私は神様さ」

 

「か、神様!?神様って見えるものなのか?」

 

「ん?普通の人は見えないんじゃない?まぁ、君は明らか普通じゃないけど……」

 

「見ての通り、普通の人ではございませんよ」

 

「キミの方こそ妖怪なんじゃないの?」

 

「えーっと…俺って何の部類に入るんだろう……?」

 

 俺がそう言うと神様は笑っていた。

 

「アハハハハハッ‼ハァー……君、面白いね。自分が何なのかすらわからないの?」

 

「いや~この世界では自分がどういう存在なのかわからなくて」

 

「この世界……?」

 

「い、いや!こっちの話だ」

 

「あっそ…君、面白いけどそれとこれとは別……私、一応この王国の神様だから……守らないといけないから……」

 

 神様がそう言うと、俺の腕に一瞬だが痛みを感じた。

 右腕にはさっきの白い蛇が噛みついていた。

 

「私ね…王国ではミシャクジさまって呼ばれててね、祟り神を束ねてるんだ……」

 

「あ?それがなに―――ッ!?腕が…う、動かない………」

 

「あれ?それだけなんだ……死んじゃうと思ったんだけど、やっぱり君は色々と違うね」

 

 俺の右腕は完全に反応しなくなっていた。

 

「なにをしたんだ?」

 

「ちょっと祟っただけだよ……普通の人だと死んじゃうぐらいだけど………」

 

「ちょっとの感覚で祟んなよ!ていうかさっきから物騒なこと言ってるよな!?」

 

 そんなやり取りをしている間にも、神様は攻撃をしてくる。

 

「ほらほら!さっきの余裕はどこに行ったかな~?」

 

 痛くはないが、神様の一方的な攻撃に俺はだんだんとイラついてきた。そしてイライラが頂点に達した俺は

 

「調子に乗るなよ、クソガキがァァァッ‼」

 

 神様の持っていた輪刀を掴むと、思いっきり引っ張り、神様に頭突きを放つ。

 直撃した神様は痛そうにしていたが構わず、次の攻撃を繰り出す。

 

「オラァッ!」

 

 俺の放ったパンチを、神様は輪刀を離した腕をクロスしガード。

 その結果、かなりの距離後ろに下がった。

 

「痛いなぁ……どんだけ力あるの?」

 

 恐らく腕が痺れたのだろう。神様はガードを崩した。

 その隙に俺は距離を一気に詰め、もう一度パンチを放った。

 

「…………え?」

 

 腕が痛くて俺の接近に気づいていなかったのだろう。神様は素っ頓狂な声を出した。

 

「ちょっ、ちょっと待って!」

 

 涙目になりながら待ったをかける神様に向け、俺は腕を振りかぶった。

 

「い、いやぁぁぁッッ!!!!」

 

 目を瞑った神様。だがいつになっても衝撃は来ない。恐る恐る目を開けると、拳は目の前で寸止めされていた。

 

「………ハ、ハハハハ」

 

 神様は安心して腰が抜けてしまったらしい。

 俺は寸止めした拳を引っ込めた。

 

「ったく、そんなに怖がらなくてもいいじゃねえか……神様とはいえ見た目は子供だから……そんな風にされるとこっちも困るんだよ」

 

 俺は手を頭に当てる。

 

「………」

 

「………」

 

 お互い一言も喋らないため、その場を静寂が支配する……そして

 

 

 

「いやッ!?こっちに来ないでよ!化け物‼」

 

 

 

 建物の方から女性の怒号が聞こえてきた。

 

「くそがッ!」

 

 俺は急いでその声の聞こえてきた方へと走った。

 

 

 

 

 

 ――――――――――――

 

 

 

 

 

 改造人間の聴力であれば、声の聞こえてきた方向ぐらい簡単にわかる。

 聞こえてきた方に着くとそこでは、一人の女性が蝙蝠の姿をした化け物に襲われていた。

 

「あれは!?」

 

 俺はその化け物に見覚えがあった。

 仮面ライダーZOでドラスの細胞から生まれたコウモリ男だった。

 どういうことだ……ドラスの細胞から生まれたはずのコウモリ男がいるなんて、アイツだけなら問題ない。だがもしだ、もしもだがドラスがこの世界に来ているとしたら……俺は奴に勝てるだろうか?

 俺の心には不安があったが、今は目の前のコウモリ男を倒すことが最優先だ。

 

「その人を離しやがれ!」

 

 俺はコウモリ男を蹴り飛ばした。

 

「大丈夫ですか!」

 

「ば、化け物が増えた!?―――ッ……」

 

 女性は俺の姿を見ると化け物だと言い、その場で気絶した。

 

「確かに化け物だろうけどよ……ってそんなこと言ってる場合じゃなかった!」

 

「ギャァアァァァ!」

 

 コウモリ男は俺に飛びつくと首に牙を突き立て、血を吸い始めた。

 

「おい、気持ち悪いんだよ!」

 

 俺は使える左腕で攻撃するが、あまり効いていないようだ。

 

「チッ、血を吸われ過ぎてるのか?眩暈がしてきた……」

 

 俺は眩暈がしながらも攻撃していると

 

「ソイツを離せぇッ!」

 

 遅れてやってきた神様がコウモリ男に輪刀を投げつけた。

 輪刀が直撃したコウモリ男は神様の方を向き、俺への攻撃をやめた。

 

「ナイス、神様!」

 

 残りの力をすべて込めるとレッドコアが輝き、俺はコウモリ男の腹部にパンチを放った。そして放ったパンチはコウモリ男の腹部を貫通した。

 

「ギイィィヤァァァァッ!??」

 

 腹部を貫かれたコウモリ男は驚きと痛みで俺から離れ、地上に着地した。

 そこに俺はコウモリ男の頭部目掛け、回し蹴りをした。

 

「死ねッ‼」

 

 回し蹴りが当たると、コウモリ男の頭部は砕け散り、頭部のなくなった胴体は倒れた。

 力の残っていない俺も変身が解け、その場で倒れた。

 

「ハハハッ、久しぶりの戦闘はキツイな……」

 

 そして気を失った。

 

 

 

 

 

 ――――――――――――

 

 

 

 

 

 気を失った飛鳥を見下ろすものがいた。

 

「キミは面白いねぇ、それに私の王国の民も助けてくれた。うーん、どうしよっか…このまま殺すのも惜しいし………そうだ!うちにお持ち帰りすればいいんだ!」

 

 そんなことを言うと、神様と呼ばれていた子供、いや少女は軽々と飛鳥を持ち上げ、肩に抱えると鼻歌を歌いながら自分の住む場所へと帰って行った……

 

 

 

 




というわけで新章突入です。

目覚めてからの初戦闘はケロちゃんこと洩矢諏訪子様でした。

諏訪子様が今回の戦闘で使用した輪刀はオリジナル設定です。最新の鉄製の武器を使っていたとは言われていますが、私の想像では刀とかは似合わねぇなぁ……ということで輪刀になりました。輪刀がどういうものかは本文の説明通り、鉄製のフラフープに刃を付けた感じです。

あと祟りもオリジナルです。実際イメージでは祟りって一度掛かったら死ぬって感じだったんで、それはイカン!ということで飛鳥君、見事に祟りを軽減することができるようになりました♪諏訪子様も祟りの具合を調整できるようになりました。

レッドコアが輝いたのは、フルパワーってのを表現したかっただけです(;^ω^)

え?仮面ライダーシンの弱点克服させてどうすんだって?いいじゃないですか、シンさん無双させることができるんですよ!作者が描きたいだけですハイ!!!!

神と同等になれるライダーなんて飛鳥のなれる中で二人しかいませんよ……しかも二人ともアナザーがついているというね……




誤字脱字やおかしな日本語がありましたら感想か誤字報告にてお願いします。



次回!「ロリ神様にお世話になるニートな仮面ライダー!?」

でお会いしましょう。

次回もよろしくお願いします。

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