美少女たちと飛蝗~バッタ人間でなにが悪い!~   作:たまごサンドDX

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少しタイトルを変更しました

ライダー、変身ッ‼



第1話 変身ッ!美女を救え1号ライダー‼

 目を開けるとそこは森の中だった。

 

「えぇ~二度目の人生のスタート地点が森の中とは聞いてないんだけど?」

 

 俺は少し絶望していたが、ジャージのポケットに違和感を感じ、ポケットの中を調べてみると一通の封筒が入っていた。

 

「あの神様からか……」

 

 封を開け、中を見てみると

 

「あぁ、そういうこと……」

 

 俺の変身可能なライダーやこれからのことなどについて書いてあったのだが

 

「マジでバッタモチーフのライダーだけじゃん!」

 

 え、なに?シンとか他の人から見たら怪人だよ!?どうするんだよ!なにが衣類の再生だよ!そんなところに気を配る余裕があるならもっとほかのことにしてくれよ!

 

「だぁーッ!ホントに戦闘方法が徒手空拳だけって……」

 

 絶望から救われたと思いきや、あの神様また絶望の淵まで突き落としやがった。

 

「まぁ、まだシャドームーンとかBLACK RXがいるからサタンサーベルやシャドーセイバー、リボルケインが使えるけど」

 

(それでもなぁ~)

 

 と俺は思った。

 大体なぜバッタ縛りなのか。バッタじゃなくて昆虫縛りにしてほしかった。

 

「さて、どうしたものか「――――――ッ‼」……さすが改造人間。遠くの声までしっかり聞き取れるとは……んじゃ、声のしたほうに行きますか!」

 

 そう言い、全速力で走り始めたはいいが、人間の頃とは比べ物にならない速さだったためちょっと漏らしかけた。

 

「自分の走る速さで漏らしかける俺って……」

 

 少し自分が情けなく思えた。

 

 

 

 

 

 ――――――――――――

 

 

 

 

 

 研究に必要な薬草を取りに来ただけだったのに、こんなめんどくさいことになるとは思わなかった。

 

「一匹だけならまだしも、これだけの数どうすれば……」

 

 私を取り囲むようにいる、二足歩行の狼のような妖怪たち。

 防衛用に弓を持ってきたが、この数を相手ではとてもじゃないが応戦できない。

 

「ガルルルゥゥゥ……」

 

 今にもこちらに飛び掛かってきそうな状態だ。

 

「仕方ないわね!」

 

 持ってきていた薬品を妖怪たちの真上に投げ、持っていた弓で射る。瓶に入っていた薬品が飛び散り、妖怪たちの目に入った。薬品は一時的に視力を奪い目を使えないようにする。

 

「ウゥゥッ!ガァァァァァッ‼」

 

 妖怪たちの視力が戻らないうちに逃げようとするが

 

「あっ!」

 

 石に躓き、足を捻ってしまった。

 

「こんな時に!?くっ!」

 

 足の痛みを我慢し逃げようとするが、走れないため距離を稼ぐことができない。

 

「ウウウゥゥゥゥッ!」

 

 視力の戻った妖怪たちが私を睨んでいた。

 

「ひぃっ!こ、こないで‼」

 

 こんなに恐怖を感じるのは初めてだろう。

 自分の声とは思えないようなひどい声が出て、目からは涙が溢れてくる。

 

「いやぁッ‼」

 

 私の声に反し、妖怪たちは近づいてくる。

 そして、そのうちの一匹が私に目掛け飛び掛かってきた。

 

「ガァアアアァァァァッ‼」

 

 私は目を瞑り、一言

 

「誰か助けてッ!!!!」

 

 そう叫んだ。

 もう終わりだと思った、その時

 

「オラァッーー!」

 

 一人の男が妖怪を殴り飛ばしていた。

 

 

 

 

 

 ――――――――――――

 

 

 

 

 

 声のしたほうに行くと化け物が女性に飛び掛かっていたので、思わず殴り飛ばしてしまった。

 自分が人間だったら無理だっただろうが、今の俺は人外と言っても過言ではない。

 殴った化け物から何かが砕けたような音が鳴り、血を吹き出しながら吹っ飛んでいった。

 

「ふぃー、なんとかなった……って、まだこんなにいたのかよ」

 

 俺は女性に近づく。

 妖怪たちはどうやら俺を警戒しているようで、近づいてこない。

 

「あの、大丈夫ですか?」

 

「え、えぇ……」

 

 とてもきれいな人でスタイルもとてもいい。

 俺が見とれていると

 

「どうかしたの……?」

 

 と心配したような顔で言ってきた。

 

「い、いえ!?大丈夫です!……ここは俺が何とかするので安心してください!」

 

 俺は女性と化け物の間に立つようにし化け物を睨み付ける。

 

「ダメよ!あなた一人でどうにかできる数じゃない!」

 

 そう言われるが、俺には自信があった。

 俺は女性の方に振り向き、言う。

 

「大丈夫です。だって俺、仮面ライダーだから……」

 

「仮面ライダー……?」

 

 再度化け物を睨み付け、構える。

 

「最初はやっぱりあの人だろ!」

 

 俺の腰には赤く中心に風車の付いたベルトが出現する。

 

「ンッ‼」

 

 左腕をベルト横に拳を逆さまになるよう添え、右腕を左斜め上より少し下で顔が出るようまっすぐ伸ばす。

 

「ライダー……」

 

 伸ばした右腕をゆっくり回しながら、頭上より少し右に持ってくる。

 

「変身ッ!!!!」

 

 そして今度は左腕を右へ伸ばし、右腕をベルトの横へともっていく。さっきとはポーズが逆になるようにして。ベルト中央の風車、タイフーンが勢いよく回り、風圧を受ける。

 俺の周りでは風が吹き荒れ、宙には葉や木の枝などが舞っている。

 

「トウォ!」

 

 俺はジャンプし空中で一回転する。

 地面に着地をすると俺の姿は変わっていた。

 顔は赤い複眼に触覚、クラッシャー。色はメタリックライトグリーン。

 手足には銀色の手袋とブーツ、黒い体の両側に2本の銀のライン。首に赤いマフラー。

 

「ホントになれた……」

 

 そう、俺は仮面ライダー1号になった。

 

「姿が変わった!?」

 

 女性も俺の姿が変わったことに驚いていた。

 

「ガアアァァァァッ‼」

 

 痺れを切らしたのか化け物は俺へと飛び掛かってきた。

 俺は冷静に化け物の動きを見て行動する。

 

「ウガァッ!」

 

 俺に突っ込んできたところを

 

「ライダーパンチッ!」

 

 化け物の顔面に目掛け、ライダーパンチを繰り出す。

 ライダーパンチの当たった化け物の頭は、その威力に耐え切れず弾ける。

 銀色だった手袋は化け物の血で赤く染まる。

 

「あ、ああぁぁぁぁ……」

 

 それを見た俺はライダーの力が怖くなった。

 テレビでは爆発などでごまかされていた怪人の死亡シーン。考えてみれば爆発なんてものそう簡単に起きるわけがない。仮面ライダーシンにアマゾンズのようになるのが普通なんだ……

 それを俺は体感した。自分の手で命を奪ったんだ。

 そんな傷心中の俺に構わず、化け物たちは襲いかかってきた。

 

「グルアァァッ!」

 

「ッ!?ライダーチョップ‼」

 

 化け物にライダーチョップをすると、まるで豆腐のように真っ二つになった。体の内側が見え、腸などが外に出ていた。

 

「………ハァハァ……やって、やるよ……」

 

 俺は覚悟を決めた。

 これから先も絶対に戦うことになる。

 

「!俺は!この力をッ!」

 

「ガアァァァァァッ!!!!」

 

 仮面ライダーはみんなそうだ。何かを背負い、何かを守るために戦う。時には誰かを傷つけてしまうときもある。だけど絶対に絶望したり諦めたりはしない!

 俺もライダーの力を手に入れたんだ!この力の使い方を間違えたりしない……

 

 

 

 俺は…………

 

 

 

 

「誰かを守るためにこの力を使うッ!」

 

 化け物に向け、パンチを放つ。

 

「グバァァァァッ!」

 

 さっきと同じように弾けるがもう躊躇わない。

 俺の後ろにいる女性を守るためにも俺は戦う!

 

「来いよ!俺が相手してやるッ!」

 

 俺が叫ぶと化け物たちは次々と襲いかかってきた。

 

「ライダーハンマー!」

 

 化け物のうち一匹の両足を掴み、ハンマー投げのように遠心力をつけ、他の化け物たちに向かって投げつける。

 化け物たちも受け止めようとしたが、受け止めきれずに投げつけられた化け物の下敷きとなり絶命した。

 技を決めた隙を狙って化け物が来るが、それを受け止めジャンプする。

 

「ライダー返し!」

 

 空中で背負い投げのようにし地面に叩きつける。

 

「ガウゥゥゥゥ……」

 

 最後の一匹になったが、そいつは攻撃しようとせずに

 

「グアァッ!」

 

 逃げだしたが俺は

 

「逃がさない、ライダージャンプ!」

 

 上空へと高く飛びあがり

 

「ライダー‼」

 

 逃げている化け物目掛け

 

「キック!!!!」

 

 仮面ライダーで一番有名であろう技。その名も、ライダーキック!

 

「ガグアァァァッーーーーー‼」

 

 ライダーキックを喰らった化け物は地面を転がり、爆発した。

 

「あり?爆発すんの?」

 

 俺は爆発したことが不思議に思えて仕方なかった。

 

「あなたは……」

 

 そんな俺をよそに女性が喋りかけてくる。

 

「俺は……」

 

 俺が名乗っていいのかはわからない。

 だけど俺はこう名乗る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ―――――『仮面ライダー』―――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 と…………

 

 

 

 これから仮面ライダーによる伝説が始まるのであった!

 

 

 




やっぱり一番最初はこの人!仮面ライダー1号‼
そして妖怪に襲われていた女性とは!?

誤字脱字やおかしな日本語がありましたら感想などにお願いします。

変身ポーズについておかしな点がありましたら教えてください。
作者はできるだけわかりやすく書きましたが、あれが限界ですので読者の皆様、このダメダメな作者に力を貸してください!

では次回!仮面ライダー、軍に入隊!?力の2号!でお会いしましょう‼

よければ次回も読んでください。
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