人類最後の砦に、『人間兵器』と呼ばれる一人の男がいた。トウマ・フォートレス。立体機動戦において、無類の強さを誇り、巨人討伐数、討伐補佐数共に抜きんでた戦績を叩きだしている彼は、転生してこの世に生まれた自らを、戦うべくして生まれた人間だと理解し、「ただ巨人を殺す」ことを信条として、今日も戦場を駆ける。これは巨人を喰らう、餓狼の戦場を描いた物語である―――――
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