理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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第3話 課せられた任務

マレの大地を壊滅させてから数ヵ月の月日が流れる。7つの大罪達は最後の大地となるソルへと侵入しそこにある街に拠点を構えていた。

 

アス「バレルは良し…次にシリンダーを……」

 

レビ「あぁ~ーここ間違えた!!」

 

ルシ「はぁ~この世界は本当に鬱になりそう」

 

サタ「本当にその通りだ…つまらん……」

 

マモ「ベルゼブブ君それ気に入ってるよね」

 

ベゼ「まぁな♪俺の相棒だからな♪」

 

ベル「………………」

 

と、いった感じで拠点でゆっくりとしている時だった。中央のテーブルに設置してある水晶に顔が写りだした。その顔は皆から見てもわかるムサイおっさんだ。

 

? 「七つの大罪達よ!」

 

と、その口を大きく開いて言うと7人の悪魔はその水晶をちらりと見るとまた各自の趣味へと没頭し出した。するとその水晶に映った顔は眉間にシワを寄せながら、

 

? 「七つの大罪達よ!!」

 

今度はもう少し大きく声を出すが全員まさかの全員無視だ。そしてとうとう……

 

? 「いい加減に聞け!!」

 

と、大声をあげた時だった。その場の7人はというと……

 

サタ「FU○KYOUー!死ねクソ野郎!」

 

ルシ「爺なんかよりロリ出しなさい!ロリ!」

 

レビ「おめぇのせいで修正箇所がまた出来ただろ

   憎たらしい!!」

 

アス「カエレw」

 

ベゼ「ブー!ブー!ブー!ブー!」

 

マモ「うわっ…皆この反応だよ……」

 

ベル「………………………………」

 

流石のこの反応のためか水晶に移るおっさんはイラ立を覚えても仕方はない。

 

? 「貴様ら!これでも王だぞ!!」

 

アス「知るかよバーカ」

 

ルシ「ロリじゃないなら失☆せ☆ろ♪」

 

サタ「マジで帰ってれてか死ね!」

 

ベゼ「お前に興味なしやはりしロリだな………」

 

ここまで言われると目の前のおっさんの堪忍袋はもはや決壊すんぜんだ。

 

? 「ぐぐぐっ………俺の話を黙って聞くのはマモン

   とベルフェゴール以外で居ないのか!」

 

その言葉を聞いたマモンはある言葉が引っ掛かった。その言葉とはベルフェゴールという言葉だ。マモンはよくベルフェゴールを見ると、

 

マモ「えっと…ソロモン王……ベルフェゴール君その

   寝てます………」

 

ソロ「何!?」

 

水晶に写る顔もといソロモン王と今この場にいる6人はベルフェゴールをよく見ると、

 

ベル「……zZZ……zZZ……」

 

まさかの爆睡だ。目を瞑って黙想しているかと思いきや寝ているのだ。するとソロモン王は更に怒りを覚え怒声をあげて、

 

ソロ「起きろベルフェゴール!」

 

バチンッ!!

 

ベル「ちっ…うっせぇな……」

 

ソロモン王の怒声でベルフェゴールが起きた。だがベルフェゴールの顔は結構イライラしていたが、

 

マモ「えっえっと……ソロモン王その用件は?早く

   済ませる事をお勧めしますが?」

 

マモンの言葉を聞いたソロモン王は確かにと思うとさっさと終わらせようとする。

 

ソロ「あっあぁ‥‥それではゴホン!七つの大罪よ

   マレへの侵略ご苦労だったお前らの活躍で

   残る大地はここソルだけとなった」

 

サタ「つってもよ‥‥全能神討伐するのにだいぶ兵

   を使っちまったからな………」

 

ルシ「最終的にはマレ辺りから私達だけで侵略す

   る羽目になったのよね…はぁ……」

 

ソロ「それでだ君らの新たな任務はおい‥‥まさか

   ベルフェゴールまた寝てのるか?」

 

ベルフェゴール以外の七つの大罪とソロモン王はベルフェゴールを見ると……

 

ベル「…zZZzZZ……」

 

またもや寝ていた。そしてソロモン王は水晶で顔色は分からないがあっちでは顔は真っ赤なのは水晶を通してでも良く分かる。そしてその口を開いて、

 

ソロ「貴様…起きろ!!」

 

ブチッ!!

 

と、ソロモン王が言った瞬間、何かがぶちギレた音がした瞬間だった。

 

 バリン!!

 

ベルフェゴールは水晶を片手で掴むとそれを壁に向かってスパーキングもとい思いっきり投げ飛ばした。勿論そんなことをすれば水晶は粉々だ。

 

ベル「ギャーギャーギャーギャーうっせぇな発情期

   の猫かてめぇはこの野郎!!こっちは徹夜続

   きなんだよ!!寝かせがれ!!長年独身王の

   クソジジイ!!」

 

睡眠を妨害されたベルフェゴールの怒りは頂点に達した。ここ最近は徹夜続きが多く寝る暇もあまり無いためよりいっそうイライラしていた。

 

マモ「いやベルフェゴール君!もう壊れてるからね

   しかも聞こえてないからねそれ!」

 

ルシ「あちゃ~…粉々……」

 

サタ「やりやがったぞ彼奴♪」

 

アス「ハハハハやっちまったな♪」

 

ベゼ「彼奴もストレスが貯まってるからなこいつも

   溜まってるけど……」

 

レビ「そりゃね……」

 

と、言っていたがルシファーがベルフェゴールに、

 

ルシ「しょうがない‥‥ベルフェゴール貴方は食料な

   どの調達してきて」

 

ベル「はぁ?何でだよ?」

 

ルシ「水晶壊したから♪」

 

流石のベルフェゴールも少しやり過ぎたと反省しているのか頭を掻きながら、

 

ベル「ちっ分かった…行ってくるからその間に水晶

   は直しておいてくれ………」

 

そう言うとベルフェゴールは軍服の上着を着て自身の武器である大鎌を背負うと扉を開けて外へと出ていく。

 

ベル「マジでイライラするあの爺が……」

 

ベルフェゴールは階段を登っていきやがて路地裏へと出る。七つの大罪達の今の拠点は町の路地裏にある隠れ家的な地下店だ。そこはかつてはコジャレてる喫茶店でもやっていたのか蓄音機にソファーやテーブルも充実していた。そのためベッド等の代わりにもなるので良い隠れ家だ。だが少し不満な所もある。それは、

 

ベル「…ちっガキ共もうるせぇな……」

 

ここソルでは貧困が激しい。理由は自分達が丹精込めて作り上げた食べ物の内9割方は全能神の供物として捧げている。聞こえは言いが実際的にはここの住人達の殆どは天使達の家畜みたいなものだ。何せもう全能神はいないのだから。天使達は大人達を上手く洗脳して宗教へと没頭させ子供は汚い泥の中を這いずり回りながら生きろとそんな感じだ。そこに天使が救いの天使を演じればそれに感化されてまた信者が増える。それは最早悪循環としか言いようがない。

 

ベル「薄汚ねぇ街だ………」

 

ドスッ……

 

子供「ごめんなさいそれじゃ………」

 

子供はベルフェゴールに当たり謝るとその場からそそくさと逃げるかのように歩こうとすると……

 

ガシッ!

 

ベル「おいガキ俺から盗みをしようといい度胸だ

   なぁ?お前のお手ての爪を全部剥ぐぞ♪」

 

子供の肩を一瞬で掴みそう発言した。敢えて言う。基本やる気は出さない理由は至極簡単で面倒くさいからだ。だが自分に降りかかる火の粉となると話は別だ。その火の粉は振り払え、根本を根絶しろ。それが自分の心情だ。そのせいかベルフェゴールは笑顔だったが殺気を放っていた。子供はそんな殺気を感じて涙目になっていた。

 

子供「ごっごめんなさい!!」

 

そう言いベルフェゴールから盗んでいった物を落として去っていった。

 

ベル「度胸もねぇクソガキが………」

 

ベルフェゴールは落ちたもの物を拾い上げてそれをポケットにしまうと、

 

ベル「さて何処を物色するか……」

 

そうしてベルフェゴールは街を散策し家へと入り食料を持てるだけ持っていく。この世界は9割方を供物とし捧げるため自分達が食べる分とは別にして管理している。そのため盗るのは何ら難しくはない。

 

ベル「やっぱり量は少ねぇな………」

 

本当なら大聖堂の食糧庫を物色すればもっと沢山盗れるが今日は週に3回程行われる礼拝の義があるらしく人が集まりすぎているため避けてきたのだ。

 

ベル「まぁこんだけありゃ何とかなるか……」

 

そう言うとベルフェゴールは食糧の入った袋を持つと家から出てすぐに路地裏へと向かう。通るルートは大聖堂の壁側面を歩いて行くルートが早いためそこを通ろうとすると……

 

少女「止めてったら!!」

 

ベル「まったくここでもガキ共はよ………」

 

そこへと歩いていくと子供達は自分の存在に気づくと鬱憤を込めて、

 

ベル「邪魔だ失せろクソガキ共が……」

 

そう述べると少女を囲んでいた子供達はそそくさと逃げていったが少女だけはそこに残っていた。ベ面倒くさいと思いながら、

 

ベル「……おいガキ……てめぇも失せろと言った筈だ

   が?」

 

そう言うと少女は強気にベルフェゴールにもの申した。

 

少女「ガキじゃない!私にはオルビスっていう名前

   があるの!!」

 

ベルフェゴールから見てその少女もといオルビスは中々この辺じゃ見ない度胸のあるガキだと思ったが寝起きがまだ悪いのかオルビスを睨み、

 

ベル「けっガキがしゃしゃるなイラつくから朝の寝

   起きがキツくてイライラしているのによ殺る

   ぞ?」

 

その言葉を聞いたであろうオルビスは冷や汗が流れ一瞬だが動きが硬直したのが様子を見て分かったがすぐに食って掛かってきた。

 

オル「言うわよ!言いたい意見はしっかりと言うの

   が私の心情よ!それに貴方の言っている事は

   ただの八つ当たりよ!」

 

それを聞いたベルフェゴールは反論できなかった。何せ目の前でオルビスが言ったことは全てその通りなのだから。完敗だと言わんばかりに舌打ちをしてしまう。

 

ベル「ちっクソガキが……興が削いじまった…運が良

   いなおいクソガキ」  

 

オル「何よ?」

 

男性「さっさと帰れここはお前の居て良い所じゃな

   いこれは忠告だ後せめて通るなら表通りを歩

   け………」

 

ベルフェゴールはこの面倒な少女と関わるとより一層面倒になると思いすぐに隠れ家へと帰ろうとすると……

 

ガシッ!

 

その少女はベルフェゴールの軍服の上着に掴まった。ベルフェゴールは面倒くさそうに、

 

ベル「まだ俺に何か用があるのか?」

 

オル「……迷子…」

 

ベル「はっ?」

 

オル「だから私…迷子……何処から来たのか分から

   なくなっちゃって……」

 

それを聞いたベルフェゴールの内心はただこう思っていた。

 

ベル(関わるんじゃなかった……)

 

あまりにも面倒くさい。だからこそベルフェゴールは、

 

ベル「誰かに聞け俺は用が終わったばかりだから

   帰って寝る……」

 

ベルフェゴールはそう言うとそそくさと歩いてオルビスから逃げようとしたが……

 

ズズッ……ズズッ……

 

一向に服を離そうとしない。それどころか引きずってでも止めようと踏ん張っていた。流石のベルフェゴールもしょうがなく思い、

 

ベル「あぁ~!分かった!!お前は何処のゲートか

   ら来たんだ!ゲートまでなら送ってやるから

   いい加減離せガキが!」

 

それを聞いた少女は服を離して嬉しそうに跳び上がり、

 

オル「やった~♪」

 

ベル(本当面倒なのに関わっちまった……)

 

ベルフェゴールは嫌々ながらもしょうがなく道を案内することとなった。そして肝心の目的地について聞く。

 

ベル「だからまず何処のゲートから来たかってのを

   教えろ……」

 

オル「えぇとねゲートから白い壁が見えるゲートだ

   よ?」

 

ベルフェゴールはそこを知っていた。恐らく自分達の最終目標…四大天使達が居座る城なのだから……

 

ベル「そういうことなら彼処か…行くぞ……」

 

ベルフェゴールは後ろを向いてすたすたと歩いて路地裏へと入っていく。それを、

 

オル「あぁ~待ってよ!!」

 

そう言いながらオルビスもついていくのだった。

 

オル「ねぇお兄ちゃん私はオルビスって言うんだ♪

   ねぇ名前は?」

 

名前を聞かれたベルフェゴール。だがあまり名前を答えるわけにもいかない。それに出会った当初で名前を名乗るなど馬鹿馬鹿しいとしか考えていない。故にベルフェゴールは、

 

ベル「名乗る名はない…黙ってろクソガキ……」

 

そう言うとオルビスは更に質問をしてくる。

 

オル「うぅ~んならさここって良い街?」

 

と、あまりにもバカ丸出しの発言をオルビスはするとベルフェゴールは

 

ベル(こいつアホか?)

 

そう内心で思っていたが仕方なく答える。

 

ベル「はぁお前から見てここが良い街なんかに見え

   るか?」

 

オル「えっ?」

 

ベルフェゴールは今の惨状を貧困を少女に答えた。

 

ベル「ここは吐き溜まり達が集うような街だここの

   大人はカス………しまいにはお前を襲ったガキ

   共あいつらはよただ単に食べ物に餓えている

   せいであそこまで性格がギスギスしてるとき

   た………」

 

オル「食べ物がないの?」

 

ベル「あぁそうだ全部、神の供物神の供物って奉納

   ってしてんだ………聞いてるだけで吐き気がし

   てくる………」

 

そう言うとオルビスは何とも言えないような表情をしだした。どうやら相当今の話がキツかったのだろう……するとオルビスはキョロキョロと辺りを見渡して、

 

オル「ねぇ大人の人は………子供なら大人がいるよね

   ……?」

 

オルビスの言葉を聞いたベルフェゴールは内心「こいつは本当にバカだな」と思いながら話をしだした。

 

ベル「お前はまだ分からねぇのか?大人がこんなん

   だからこうやってガキ共が盗みやらやってい

   るんだろ………ここの大人達は全員は下らない

   信仰に夢中になって子育てを放棄し故にあい

   つらガキ共には道徳心何てものも教えて貰っ

   てすらないんだよ………いい加減覚えろ」

 

オル「………………………」

 

ベルフェゴールはオルビスを見ると顔をうつ向かせていた。

 

ベル(言い過ぎたか?まぁこの現実を教えるのも

   年配者の勤めか……)

 

そうしてベルフェゴールとオルビスはしばらく会話をしないで歩き続けるとベルフェゴールは立ち止まると、

 

ベル「ほらあそこだろ?」

 

それを聞いたオルビスはその光景を見て顔が少しだが明るくなった。

 

オル「ありがとう…ここまで送ってくれて……」

 

そう言われたベルフェゴールはあの忌々しい城を見て少し不機嫌になり、

 

ベル「ちっ…さっさと帰れ……ここはお前には汚な

   過ぎるからよ……」

 

後ろを向いて歩き出した。その間にオルビスが後ろ姿を見ていたような気がしたがまた面倒ごとが増えるのはごめんだと思い振り向かず隠れ家へと帰った。

 

魔王移動中……

 

ベルフェゴールは拠点へと帰るとそれを皆が迎える。

 

マモ「お帰りベルフェゴール君♪」

 

サタ「帰ったか……」

 

ベゼ「おぉ…お帰り……」

 

アス「うっす……」

 

レビ「お帰り~」

 

ルシ「あらお帰りなさい」

 

ベル「あぁ…それで水晶修理できたか?」

 

ベルフェゴールは先程寝起きの怒りに任せて自分でスパーキングして壊した水晶について聞くと、

 

ルシ「えぇもう終わってるわ♪マモン君繋げて

   くれない?」

 

マモ「いいですよ♪」

 

そう言うとマモンはチャンネルを会わせる。するとそこに先程のムサイおっさんことソロモン王が水晶から顔を出す。

 

ソロ「やっと繋がったか…ベルフェゴール貴様!」

 

と、ソロモン王が文句を言おうとするとベルフェゴールは食料の入っている袋を広げる。

 

ベル「ほら飯持ってきたから持ってけよ…」

 

全員「わぁ~い」

 

6人はそれぞれ食べたい物を持っていこうとすると、

 

ソロ「貴様ら!!」

 

ソロモン王がまた大声で怒鳴り散らす。だがやはりそれについて文句が飛んできた。

 

ベゼ「食事ぐらい静かにしろ!!

 

サタ「うっせぇ!黙れヘボ魔法使いが!!」

 

ソロ「こっこいつら……(!!)

 

マモ「えっえっと……食べながら聞くんでお話をお

   願いしますね……」

 

マモンに諭されたソロモン王は悔しそうにしながら説明を始めた。

 

ソロ「くっ………まぁ良いでは色々あって言いそび

   れたが今回の任務はある計画を潰して四大

   天使達を始末してほしい」

 

ルシ「ある計画?」

 

ソロ「あぁそうだその計画の名は全能計画だ」

 

アス「全能計画?」

 

七つの大罪達がどういうことか分からなかったがソロモン王はそれについて詳しく説明をした。

 

ソロ「その計画は新たな全能神を誕生させる計画

   とでも言っておこう」

 

サタ「おいそれマジな話か?」

 

ソロ「無論‥‥そしてその内容は全能神の細胞から

   新たな全能神を造り出すことなのだが‥‥」

 

マモ「だが何ですか?」

 

ソロ「最悪な事にその新たな全能神は誕生してしま

   っている」

 

ルシ「……そう…………」

 

ソロ「だが良いことと言えばまだその新たな全能神

   まだ幼いそのため七つの大罪達よりまだ弱い

   故に討伐は簡単に可能だろう………」

 

ベゼ「…はぁ~ん……そうかい……」

 

ソロ「あぁこのまま野放しにさせれば奴等は新たな

   全能神を迎えその力でお前らを潰し自分等の

   良いように世界を作る事だろう………さすれば

   こちらの世界にまで侵食されるのも時間の問

   題となる」

 

レビ「つまりそうなる前に潰せって事だよね?」

 

ソロ「その通りだそこでお前らに与える最終任務の

   内容は全部で3つある………1つの任務は四大

   天使達を全員抹殺しろ2つ目は全能神復活に

   使った魔術道具及びにその魔術道具の設計図

   を破棄し抹消しろそして最後は新たな全能神

   を殺せ………それが貴殿らに送る最後の任務の

   内容だ」

 

ソロモン王からの最後の任務を聞いたこの七つの大罪の隊長ルシファーは代表として返事をした。

 

ルシ「………了解したわ」

 

ソロ「貴殿らか贈られる吉報を期待しよう」

 

そう言うとソロモン王は通信を切断した。

 

ルシ「まぁ大体は分かったわアスモデウス明日から

   情報収拾して頂戴」

 

アス「了解~♪」

 

ルシ「後はここの街で待機よ!」

 

そうして七つの大罪達は任務を貰いそれを実行するために動き始めるのだった。


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