問題児達は異世界から来るそうですよ?~ショタは問題児に入りますか?~ 作:+無音+
今回のギフトゲームは春日部の変態さが足りないと思った作者が書こうとおもったのが始まりでした......
ギフトゲーム《狐の嫁入り》 ①
とある日にノーネーム本拠に一枚の羊皮紙が送られてきた。
ギフトゲーム名“狐の嫁入り”
・参加条件 未婚の男女。
契約書に名前を記入。
・勝利条件 指定された物をペアで見つけ身に着ける。
教会で神父に誓いをたてる。
誓いのキスをする。
※以下の条件の二つを満たすこと。
・敗北条件 指定物を破壊、紛失した場合。
支給された服を破壊された場合。
上記の勝利条件を満たせなくなった場合
・ルール概要
一.謎を解き進め。
二.クリアしたペアはそれに見合うギフトを授ける。
三.他の参加者の妨害を許可。
四.致死にあたる攻撃は禁止。行った場合、呪を譲渡した後、退場。
五.希望があればその場で結婚を行うことも可能。
六.結婚を行ったペアが離婚する場合、ペナルティが発生。
宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗の下、“サウザンドアイズ”はギフトゲームに開催します
“サウザンドアイズ”印
こんな内容だ。どうやら白夜叉がノーネームに送ったもののようだ。ギアスロールと共に契約書
このギフトゲームは、婚期を逃した者の結婚のチャンスを与えるために開催されるギフトゲームである。
未婚の男女が嘆き悲しむのを哀れみた何処かの誰かが開催したのがきっかけで婚期を逃した人々に人気がかなりある。
別に、結婚をしなくてもかなり上位の恩恵を与えられるため、結婚以外の参加者も参加する。
ルールは男女二組となり、他の参加者と共に一斉にスタートする。最初から二人組みにならなくてもゲーム中に作ればクリアとなる。
妨害する参加者が毎年いるのだが直ぐに下着のみにさせられリタイアさせられる。
そのときの参加者は口を揃えてこう言った。
『人の結婚(戦争)に手を出すやつは馬に蹴られて世界の果てに消えろ!』
主に三十路近い女性から発せられたもののようだと、参加していた男性一同が震えていたとか。
それは兎も角。
ギフトゲーム《狐の嫁入り》が開催されるのだ。そんなギアスロールがノーネームに送られてきたのだ。
そこまでは問題ない。問題なのは、誰が受け取ったのかだ。
窓から入ってきたギアスロールは、一人の目に入った。
その人物は、ギアスロールを手にとり内容を読むと目を見開き、さらに目を開き一文字一文字逃さないように二度見る。片手で抱いていた猫を落として。
手は振るえ、身体も振るえ、ゲームクリアした後の事後を脳内に作り上げていく。
ギアスロールを綺麗に折り曲げ、大切にポケットに入れた後意気揚々とスキップをしながらとある部屋に向かっていく。その少女を追いかける猫。
向かう部屋は、ウサギのような白さと紅を持つ少年の自室。
息を荒くしている少女は、最近成果を出せない自分と少年と共にこのギフトに参加し、見事クリアすればみんなに貢献できるのではないか。
そして、そのまま勢いに任せてけっこ―――
その瞬間、少女の目の前が赤く染まった。否、自らの鼻血で目の前を染めたのだ。
結婚のその先を考えたため、刺激が強すぎたのか興奮のあまり鼻の血管が切れた。
鼻栓をしたあと不気味な笑みと声を出しながら、その歩みを進めていく。
少女がいた場所は、血溜まりができどこかの殺人現場のような惨劇となっていた。その血溜まりを避けながら追いかける猫。
少年の部屋には直に付いた。
ノックをしようと上げた手を止める。何故か。扉が開いたからだ。
中から出てきたのは、雪を思わせる銀が混じる白いふわふわでさらさらの白髪に赤にさらに赤を染めた紅色の瞳、腰くらいしかない小さな伸長の少年が目の前に出てきた。
その顔を見た瞬間、ドクドクとなる心臓がさらに大きく音を出して動いていく。もしかしたら聞こえてしまうのではないか。そう思えるほど心臓は高鳴る。
少年は、驚いた顔をしたあとに花が咲いたような太陽のような笑みを向けてくる。
思わず、動いてしまう手を片手で抑える。ここで欲望に流されるな。そう言い聞かせる。
少年は何かようかと聞いてくる。その声を聞くだけで癒される。和む......はっ、いけない。忘れかけていた。
今回の目的である持っていた羊皮紙を少年に見せ、名前を書くことを説明する。内容を読んだ少年はあることを聞いてきた。それを聞いた時、頭が真っ白になった。別に彼と同じ白髪になったわけではない。なったらなったで嬉しいが。
それは、
『結婚って何?』
と言った。
その言葉に、またもや身体が震える。心が震える。
その純粋な問いに、純粋すぎて眩しい回答を教えてあげることにした。
『結婚ていうのはね、男女が仲良く(ベットで)一緒に(合体する)ってことで、例えば毎晩一緒に寝たり(意味深)とかだよ』
我ながら、素晴らしい回答を教えたものだ。
彼は、ふむふむとうなずきもう一度笑顔を見せる。ああカワユス...
『解かった!じゃあ、黒ウサギのお姉ちゃんにも名前書いてもらうね!』
彼は、ウキウキした足取りで半皮紙を持ったまま駆け出していった。
その後姿を呆然と見つめる。......はっ!しまった、つい笑顔がかわいくて意識がっ。
しまったぁぁぁああっと叫ぶようにその場に膝と手を着く。
うおぉぉと嘆きの声を上げる耀を見たものはきっと同情はしないだろう。
と、突然嘆きの声は止み、ふらりと立ち上がる。
「...ふ、ふふふ。あっははははははは!」
突然笑い出すその姿は某蝉が鳴く頃にの鉈ヒロインのようでその目はハイライトとなっていた。
――くっくっく、この私が失敗するとでも思ったか読者諸君!既に、契約書に私の名前を書いてあったのだ!!
とでも言っているかのような態度を出していた。
少年、七の後を追い少女、春日部 耀(変態)は駆け足でいった。
自分の夢を叶えるために。
ああ、七よ。その笑顔で何人の女性を虜に......
七「何を言っているんですか?」
ぐふふ、SAN値は増やすものではない。減らすものだ!
七「死んだほうが良いんじゃないですか?というか死んで下さい」
だが断る!
七「ふぇぇ......」
さてさて、春日部の変態度がぱねぇことに。今回のギフトゲームはどうなることやら......楽しみだね!
七「もうやだこの作者」