問題児達は異世界から来るそうですよ?~ショタは問題児に入りますか?~    作:+無音+

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早めの投稿!!
今回はノーネームの女性陣と仲良くする巻

「ちょ、私が出てないわy」

はいはい、赤い人はひっこんでねー

「どんまい、飛鳥さん・・・」

今回の絡みは黒ウサギと耀だ。

「ん~?」

耀が何故ああなったのか、明らかに!
ではどうぞ!!

因みに駄文注意






第九話

七は身体が軋むように痛むを感じて目を覚ます

気づくと何処かの部屋知らない部屋だった。

 

一体どこだろうと思い起き上がると、電気が流れたような痛みが身体を襲った。

変な声が出そうになるのを堪えて、また横になる。

特に足、ふとももが痛い。

 

長い間、運動しなかったため、七の全身が筋肉痛となっていた。

 

しばらくすると痛みはだいぶ和らぎ、起き上がれるようになった。

そこで、寝台の傍で誰かが寝ていることに気が付く。

小さな寝息を立て寝ている人物。

 

「黒ウサギの・・・おねぇちゃん?」

 

黒ウサギはしっかりと七の手を握り寝ている。少し引っ張ってみるが離してくれそうにも無い

苦笑いを浮かべ、黒ウサギの前に座り、片方の小さな手で黒ウサギの頭を撫でる。

透き通るようなブルーの髪が指の間を引っかかることなくするすると落ちていく。

なかなかの触り心地におおぉと思わず声に出ししばらく、七は黒ウサギの頭を撫で続けていた。

 

 

 

□■■■■

 

 

 

黒ウサギは頭に違和感を覚え、ゆっくり意識を覚醒させる。

 

―――また、問題児様方が悪戯を......

 

ゆっくりと意識が覚醒していくと誰かに頭を撫でられていることがわかった。

 

確か黒ウサギは七さんの様子を身に来て......そのまま寝てしまったようで......

 

顔を上げ重たい瞼あけてボヤケル瞳を擦り、撫でている人物を確認する。

 

そこには全てが白で統一されいるかと思っていしまうほど、白い少年。

七さんが私の頭を撫でている・・・・撫でている?

 

「ぁ、起きた?」

 

「へ?」

 

な、何故黒ウサギは七さんに?

放心している黒ウサギの事など構わずただただ撫で続ける。

ただ撫でるだけではなく髪をすくうようにしたり、黒ウサギの素敵耳を撫でたりと様々な撫で方で攻める七。

そんなテクニシャンに黒ウサギは思わず目を細め、七のされるがままに。

次第にまた、睡魔が襲ってくる。

重たくなってくる瞼を閉じ、その居心地に身を任せ夢の中へと旅立った。

 

 

 

□□□□□

 

 

 

「黒ウサギのおねぇちゃんが起きたと思ったら寝ちゃった」

 

撫で続ける七。撫でていると黒ウサギは嬉しそうな安心した表情を見せ寝ている。その表情を見ると自分まで嬉しくなりつい、撫で続けてしまう。

 

黒ウサギは色が溢れている世界に戸惑いと不安で心細い中、優しくしてくれた人……人?兎人間?

あとで話を聞くと、自分のコミュニティのためだけに七たちを呼び出したそうだ。だが、七はそれでも嬉しかった。

 

あの白き牢獄から出してくれた。あの世界だけだと思っていた自分にまだ、世界はこんなに広いと教えてくれた。おいしい物を教えてくれた。

 

感謝してもしきれないほどに。だが、空に召喚したことは根に持っているようだ。

 

まだ出会ってから一日も立っていない。それでも黒ウサギの役に立ちたい。頼りにされたい。恩返ししたい。

勿論、十六夜にも感謝している。世界の果てを見せてくれたこと。あの光景は今でも鮮明に思い出せる。といってもまだ一日も経っていない。

 

と、その時。

外から何かが衝突したような音が聞こえてきた。

一体なんだろうか。気になり様子を見てこようと思い大分痛みが収まった身体で起き上がる。

黒ウサギも何時の間にか七の手を離していたので部屋から出ることにした。

 

廊下に出て、特に目標もなく歩き回る。多分、十六夜さんが何かしたんだろう。きっとそうだ。

 

会ったら色々と大変そうなので今日は会わないでおこうと思いうんっとうなずく七であった。

と、よそ見しながら廊下を曲がった時誰かにぶつかってしまった。小さな身体の七は跳ね返され後ろに倒れる形となった。

倒れる寸前、ぶつかってしまった相手が七の身体を抱き寄せたお蔭で転ばずにすんだ。

 

「ぁ、ありがと・・・う?」

 

思わずお礼を言って相手の顔を見る。その時初めて気づいた。相手は『春日部耀』だった。

黒ウサギの二番目に優しい人で、始めて話しかけた時にお菓子をくれた人。あと、よく頭を撫でてくる。

 

そして何故かその耀に抱えられている。

別に嫌ではないが、少し恥ずかしがっている七。無表情な耀だが、その口元は少し釣りあがっていることに七は気が付いていなかった。

そのまま耀は軽い足取りで走りながら七を抱きしめ、撫でりながり先ほどの音の発生元である十六夜の元へ向かった。

 

 

□□□□□

 

 

突然だが、聞いて欲しい。

私こと春日部耀は、外から大きな音を聞き寝ているミケ猫を部屋に置きて急いで部屋を出て廊下を走っていた。多分十六夜あたりだろうと思うけど取りあえず行って見ることにした。

私の部屋から音の発信源までの距離は少しある。だから走っている。

せっかくお風呂に入ったのに汗をかいてしまうと思いながらも走っていた。

もう目の前のところで、廊下の角で誰かにぶつかってしまい思わず手を引っ張ってしまった。

その時、私は何故か抱きしめてしまった。何故私は抱きしめてしまったのか、疑問に思うより先に納得した。

 

 

 

 

相手があの『マイエンジェル』だったからだ。

 

 

 

 

初めてその姿を見たとき不思議な感覚に襲われ、笑顔を見たときには心臓は高鳴り胸は苦しくなり、きゅんきゅんして眩暈がしてきた。これは一体何なのか・・・その時の私にはその感情は知らなかった。

そんな私のことを心配したのか「大丈夫?」と声を掛けてくれた。声を聞いた瞬間、今度はお腹の辺りがきゅんとした。

大丈夫だと彼に言い、この症状のことを気にせず話をした。いや、出来なかった。

症状は酷くなる一方で彼を見るたびにより酷く苦しくなる。その時の私は彼が何かしたんじゃないかと疑わなかったのか?否、彼がそんな事をする訳ない。

話が続かない気まずさに私は、ボーっとする頭を必死に動かし何か無いのか考える。ふと、ポケットに飴があることを思い出し彼に上げることにした。

飴をもらった彼は、不思議そうに飴を見ていた。聞くとどうやら飴、お菓子というものは知らないそうだ。

彼から飴を取り、封を開け口に入れてあげる。口に入れた途端、驚きの顔になった後、花が咲いたかと思わせる笑みを見せる。

思わず私は、膝を付いてしまいそうになった。もしかしたら鼻から出血していたかも。......花だけに。

と、同時に頭の中にある言葉が出てきた。

 

―――これが......燃え、いや萌えだ!

 

その瞬間、私の全てが変わったかのように思えた。彼、いや『ラブリーマイエンジェル』さえ居ればもう何もいらないとに思ってしまいそうで・・・・!!

 

話が反れた。

抱きしめた彼は私の腕の中できょとんとして顔を見てくる。今すぐ押し倒すか部屋にお持ち帰りの衝動を理性で抑えながらそのまま彼を抱え、十六夜君の場所まで連れて行くことにした。

もう少しで着いてしまうが、その間に彼の温もり匂い髪肌声を堪能して行くことにした。

着く前に別の意味で逝ってしまうかもしれないが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

□□□□□

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、耀に運ばれ十六夜の所まで行くが既にことは済んでおりとぼとぼと歩いている。

余談だが、耀が私の部屋に来ないかと鼻息荒く聞いてきたが断り、少し外の空気を吸いに散歩に出かけると告げた。

本当に残念そうな顔をしていた為、今度遊びに行くと約束した。

今度は嬉しそうに、詳しい日にちや時刻などを聞いてきた。そんなに楽しみなのかな?

 

 

 

ノーネームの居住区画まで歩き、その光景をみる。視界一面に廃墟が広がっていた。

白地の街路は砂に埋もれ、木材の建設物は軒並み腐って倒れ落ちている。要所で使われていた鉄筋や針金は錆に蝕まれ折れ曲がり、街路樹は石碑のように薄白く枯れて放置されていた。

そんな有様を見て、七は首をかしげるばかり。

 

「これが、魔王との戦いの傷跡です......」

 

後ろを振り向くと黒ウサギが暗い表情をして立っていた。あの後、起きたときに七がいなかったので探しにきたんだろう。

 

「魔王との戦いは、僅か三年前。我々ノーネームは魔王に挑まれ、そして・・・・敗れました」

 

七は徐に土を拾い上げると、砂のように指の隙間から流れ落ちた。

土は栄養も何も無く、この土地自体が死んでいる。何年掛けても復帰はできないほど。

 

「辛気臭い話になってしまいました。七さん、勝手に出て行かれては心配しますヨ?」

 

無理やり笑顔を作り、七を心配する。その表情を見た七はちくりっと心が痛んだ。

七は無邪気な、何も知らない無知な笑みで黒ウサギに向ける

 

「ごめんね、ちょっと風に当たりたかったんだ」

 

「もう、行くなら一声掛けてからにしてください。何時の間にか居なくなって焦りましたヨ」

 

少し怒った顔を作り、七を連れて屋敷へと戻っていく。

屋敷に着くまでの間、黒ウサギが寝ていたことを話してからかって笑いながら帰っていった。

 

 

二人が去った居住区画。七が触った土が微かに淡い光の粒が舞っていた。

それは、意思があるかのように舞い、居住区画全体にゆっくりゆっくりと広がっていった。

光の粒の一つ一つが土に入り、その姿を消していき、最後の一つが土に入り、元の寂れた居住区画に戻った。

だが、少し、ほんの少し。土が息を吹き返したかのように潤いが戻ったようにみえた。

 

 

 

 

 

 

 

少し遅い時刻、現在七は風呂に入っている。否、入れられている。

屋敷に戻った七と黒ウサギだが、黒ウサギにまだ暖かい風呂に連れていかれ入ることになった。

だが、七は風呂というものを知らなかった。直ぐに風呂に七を風呂に入れたいが、十六夜は既に就寝。ジンも同様。

他の子供達も寝ていて、起きているのは七と黒ウサギの二人だけだった。

仕方なく、黒ウサギ自身が入ることになった。

 

つまり、つまりだ。今、七は黒ウサギとお風呂に入っている。混浴だ。

流石の黒ウサギはマナー違反だがタオルを巻いてお湯に浸かっている。七はうへぇっと親父くさい台詞を言いながらお風呂を堪能している。気に入ったようだ。

 

そんな七を見てクスっと笑ってしまう黒ウサギは七をお風呂から上がらせ身体を洗わせる。はじめは泡が目に入ったなど涙目になったりして大変だったが次からは自分でできるようになるだろう。

身体の隅々、隅々を洗った七はいそいそとお風呂に浸かる。よほど気に入ったのか完全に脱力し、浮かんでいる状態だ。

そんな光景を見て、自分に子供がいたらこんな感じなのだろうか?なんて考えていた。

何故か七を見ていると心配で落ち着かないくなる感覚に陥る。黒ウサギのコミュニティには子供達がいるがこれほど過保護になったりはしない。

 

もしや、七自身のギフトなのだろうか?と、そんな考えが浮かんだが直ぐに否定。

ギフトネームには表示されなかったが、七のギフトは破壊系のギフトなのは白夜叉とのギフトゲームを見て間違いない。他人の意識に干渉する類のものではないことは明らかだ。

ただ、自分が七に甘いだけということが分かり、苦笑する。そこで、お湯がぬるくなっていることに気がつき七を連れてあがることにした。

少し不満な七だが、黒ウサギの言うことを聞いてしぶしぶあがっていった。

黒ウサギは七を寝巻きに着替えさせ、部屋まで連れて行く。

そのときには、既にうとうとと船をこいでいた。

 

なんとか部屋までたどり着き、七をベットに寝かせまた明日と別れを告げ自室に戻る。

寝台に入った黒ウサギは明日のことについて思う。

明日はフォレス・ガロとのギフトゲーム。

 

せめて誰も怪我をしませんように。

 

そう祈りながら眠りに着いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




あったかもしれない話。



「くっ!断られてしまった・・・今度遊びに来てくれるようだしこれで・・・」

「黒ウサギとラブリーマイエンジェルがっ!?」

「・・・・・・・」

「なっ・・・・一緒にお風呂・・・だと?うらやまけしからん!」

「七たん、ハァハァ・・・」

「うっ」

「・・・・ふぅ」




はてはて、一体誰なんでしょうか?
どうだったでしょうか、黒ウサギ×七は?

「何を書いているんだ」

いや、感想にそう言うのが欲しいとあったので

「いや、そうじゃなくて明らかに不審者がいr」

では、次回予告!

「おい!無視するなぁ!」





フォレス・ガロとのギフトゲーム。
何故か七も参戦する中、ゲームは最悪な方向へと向かっていった。
大量の血を流す耀、意識が無い飛鳥。二人の容態を見るジン。
絶体絶命のノーネームに容赦なく襲うガルド。
指定武器を使わなければクリアできないゲーム。
どうする、七!!



「それっぽくなってる・・・・」

次の更新は戦闘シーンがあるため遅くなりますので








感想、誤字、脱字などの報告待ってます




※一部書き直し2015/02/21


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