温かい目で読んで下さると助かります。
~side 華琳~
先ほどまで暴れていた少年は今は私のうでの中で小さな寝息を立てている。
「華琳様!! 直ぐに怪我の治療を!」
「衛生兵! 衛生兵! 何している早く来い!!!」
「春蘭、秋蘭少し静かになさい。この子がまた起きるわよ。」
「「うっ!!」」
「わかったら静かにしてなさい。治療もいいけどまずこの子を.....あら?」
「?...どうしましたか華琳様?」
「この子、どうやら離してくれる気がないみたい......まぁいいわ。このまま治療してちょうだい。」
「は、はぁ」
駆けつけた衛生兵は少年を抱いたままの華琳に治療を始めたのだった。
「それにしても錯乱してくれていてよかったのかも知れんな。」
「? どういう事春蘭?」
「この子供錯乱しているときはただ暴れているだけでしたが今見れば小さいのにかなり良い体付きをしている」
春蘭の言葉で部屋にいるすべての者が彼女から少し静かに離れていった。
「「..........」」
「どうしたんですか? なんで二人とも私から離れるんですか?」
「まさか春蘭にそんな趣味があるとは......」
「はい華琳様。私もずっと一緒にいて知りませんでした......姉者が...小児性愛者だとは!!」
「な、なに!? 私は小児性愛者だったのか!?!?......ところで小児性愛者とはなんだ秋蘭?」
「小児性愛者とは特殊な性欲の一つで、幼児や小児を対象とした性愛・性的嗜好をする者の事よ。」
「なっ!私は違っ!!」
「ごめんね春蘭。そうとは知らずに今まで閨に呼んだりなんかしてこれからは秋蘭だけ呼ぶことにするわ」
「そんな華琳様!! 誤解です! 誤解なんですよ~(泣)」
「華琳様そろそろ本当のことを聞いたらどうですか?さすがに姉者がかわいそうに思えてきました。」
「でもそこがまた良いのでしょ秋蘭?」
「それはもう...」
「ふふっ。ほら春蘭も固まってないで何がそこまでいいのか教えなさい。」
「........はっ!そ、それはで、ですねか、華琳様....」
春蘭はまだ混乱が解けぬようであたふたとしながらも説明しようとしていた。
「この子供どこかで鍛錬でも積んだのか子供にあるまじき武の才能を持ちえています。私と同等かそれ以上かと...」
「そんなに? まぁあなたが言うんですから本当なんでしょう。これは力不足を思い知っただけじゃなく良い拾い物ができたということかしら?」
「ですがもしこの子供が本気で暴れ始めたらかなり危険です。」
「それは多分私がそばにいれば問題ないわ。こうも懐かれてるみたいだし。」
「まぁそれもこれもこの子が起きてからですね。華琳様はどうしますか?政務室にお戻りになりますか?」
「いえこうも前から抱きしめられた状態じゃまともに政務ができないわ。もうこのままこの子と寝る事にするわ。」
「なっ!? (羨ましい~!!!)」
「春蘭(姉者)顔と声に出てるわよ(ぞ)」
「まぁそのうちまた可愛がってあげるから今はがまんしてなさい。」
「は、はい!!!」
そう言ってから二人は部屋を後にし華琳は少年と眠りに着いたのだった。